2003年9月後半のお兄ちゃん大好き日記

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9月30日(火)

 今日も三國無双漬けです。うーむ、このシリーズは元々死ぬほど好きで、そもそも俺は、初代真・三國無双のためだけに、まだ当時4万円もしたPS2を買ったわけですが、これほど目がショボショボするまでプレイしているのはその時以来かも。くそっ、いいアイテムを取ってしまうと、どうしても途中で止めてしまうので、なかなか先のミッションに進めない……! ともかく、大ハマリ中。

全国の汁派の方々における朗報となるか。風車に花より)
 なんとも素晴らしい発想。しかし、やはり肝心のエロゲでこそこのようなモノは使いたいわけで。キャプチャ画面で使用するという手もありますが。

<関連しているといえば関連しているような気もするリンク>
 『真・聖堂☆本舗』さん、今回も例によってver.WHITE完備のまじかる☆ともねえ絵


あの悪魔狩人"ダンテ"が出演! 『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』発表
 うーん、嬉しい話ではあるんだけれど、さすがにデビルメイクライと絡ませるのは違和感がかなり。やはり、新悪魔の追加こそが一番嬉しい部分ですな。


マリみて最新刊のあらすじが。

9月29日(月)

でも、本当の意味での国辱はこっちのシリーズだろうなあ。MOON PHASEより)
 いくら日本でいえば大正時代を想定した時代の作品だからといって、アメリカ=カウガールというあまりにも素直な発想はいかがなものか。いや、Vの舞台がアメリカと聞いた時点で、絶対カウガールなキャラが出ると思ってはいましたけれど。「参上つかまつりーっ!」 かなりいい感じにそれっぽそうで、いい予感があります。

 <関連リンク>
 巴里華撃団の方をもっと味わいたい方はこちらを。


 ところで、『三國無双3猛将伝』修羅モード、あまりにも中毒性が高すぎて、他の事に手が付けられません。トルネコ的に面白いうえ、セーブして中断がしにくいシステムというのがまた。元々途中で止めにくいシリーズだということもありますけど。とにかく面白い。

9月28日(日)

まずは『北へ。 〜Diamond Dust〜 』のムービーを見よう。全てはそれからだ。
 道民にとっての国辱再び!
 電波ソングよーし、観光案内よーし、NOCCHI金髪キャラよーし(おでこ!)! 全てを備えて、あの『北へ』が帰ってまいりました!
 それにしても……前回のもそうだったけど、この作品のムービーが漂わす、電波とすら言えないような気恥ずかしさは……一体なんだって、こんな……! なんっとなくきったっへっ、なんっとなくきったっへっ! いーっちゃおうかなー! うわあああああああああ(AA略)


   ――買うともさ。(←犯されました)


『属 性 狙 撃 ボ イ ス』 このボイスであなたの股間をねらい撃ち!
 SCORE新作『巫女さんだーいすき!』のサンプルボイスですが、狙撃の名にたがわぬ破壊力。暴発必死につき、周囲の環境に最新の注意を払った後に試聴推奨。


HOOK公式サイトリニューアル、そしてオレポケサントラ情報が。
 そういえば、オレポケ本体に付属していたサントラは選曲が中途半端だったので、満足できぬという人も多かったかもですな。
 しかし、茂造好きですな。付属サントラのジャケットも茂造だったし。


スラムダンクflashMONKY MAGIC
 ……色々言いたいことはあるのですが、とりあえず、このキャラチョイスの微妙さはどういうことでしょう。素敵過ぎ。

9月27日(土)

 さて、唐突ですが、みなさまにひとつ質問を設けます。
 とある内気な女の子が、男の子と付き合い始めました。それからしばらくして、その女の子がこのようなことを言いました。

「私、彼といっしょにいるようになって、
 ちょっとだけふくよかになりました

 ……さて、ここでいう「ふくよかになった」とは、どのようなふくよかさを意味しているでしょう。また、その結果が、いったいどのような理由で生じたのでしょうか――って、訊くまでもない(揉んだ)ような(揉んだ)気が物凄く(揉んだ)するの(揉んだ)ですけれど(揉んだ)(揉んだ)一応(揉んだ)(胸を)(揉んだ)(揉んだ)(胸を揉んだ)(揉んだ)(揉んだ)(揉んだ)(揉みまくった)(揉みに揉んだ)(あらゆるところを)(揉みしだいた)(肉欲のままに)(揉んだ)(一心不乱に揉み果たした)

 ちなみに、単に食べすぎで太ったというつまらないアンサーは、作中にて「小食であまり食べない」という前提が設けられているので却下可能。そこまで徹底して、妄想領域の確保を行いますかこのゲームは。全く。TLSSという作品は、どこまで俺のような妄想野郎に幸福をもたらしてくれるというのか。
(もっとも、主人公と付き合ってるうちに食べる量が増えたという、素直な発想を行うのももちろん可能です。それはそれでマターリとしていて良し)

 ということで別の設問。この発言を行った時期における篠坂さんが保有する、ベージュ色の下着の比率はどのくらいでしょう。主人公のLv5助言(エロ)にそのまま従って0%か。あるいは、言葉責めを行う箇所を多くするため、あえてベージュ下着を残したままという高度な解答が用意されているのか。答えは全て、俺たちの妄想の中に。
 それにしてもこの主人公。まだ付き合ってもいない女の子(しかも男性恐怖症気味の)に対し、持ってる下着の色を尋ねたり、それどころか、それにわざわざ恥かしそうに「……ベージュ」と答えてくれたのに対し、「それは駄目だよ! 下着の色はなんとっても白! 白だよ!」と、これ以上ないほど情熱的に否定してくれるのですが。偉大にもほどがあります。一生ついていこうかと。


キシリア様。
 問答無用。見るべし。ちなみに応用編。びっくりびっくり。

デモンベイン小説の表紙が素敵。ポーズとか半裸とか。
 イベントでPS2版のデモが流れたそうですな。キャストはまだ未定とのことですが、とにかく冬の発売が楽しみ楽しみ。

姉しょファンブックの情報が色々と。
 なんだか要芽姉様に放置プレイ状態のいるかちゃんが良い味を。(知ってる人も多いでしょうが、このページのいるかちゃんのalt文です)

9月26日(金)

 さすがに今朝は飛び起きました。
 まあ、札幌といっても、我が家近辺はほとんど何事もなかったのですが、それでも揺れてる最中はかなりガクガクブルブルものでして。怖いものです。やっぱ地震は。


 そういえば、俺はここのところ、本気でTLSSの事しか頭に無かったと見えて、昨日が『三國無双3猛将伝』の発売日だったことをすっかり失念しておりまして。さっそく本日帰りに接収し、ただ今プレイの真っ最中なのですが……。

 公孫サンがありえないほど強いのですが
 どういうことでしょう。

 てーか、CPUキャラが絶影鐙装備て(注・決して落馬しなくなるので、およそまともな攻撃が届かなくなる)。しかもボス補正がかかっているので(袁紹伝時)、難易度によっては手に負えないバケモノと化します。呂布どころの騒ぎではなく。
 しかも、修羅モードで出てくる際にも絶影に騎乗してるとか。恐らく、人類の歴史に公孫サンという人物の名が刻まれて以来、もっとも彼が輝いているのがこの3猛将伝だと思われます。ちなみに、二番目に輝いていたのはたぶん『蒼天航路』の騎乗位クンニの時

 まあともかく、今日は猛将伝三昧ということで。これとTLSSに加え、コーエー記念パックvol.3があるので、しばらくはエロゲに手を付けられないかもです。ネタバレに怯える日々に突入。


 ちなみに、昨日わざわざセーブ・リセットを繰り返してまで見た楠瀬さん水着試着イベントは、宮本屋さんrandam6《ランダムシックス》さんで触れられているとおり、主人公の、そして桑谷夏子さんの声の尋常ならざるエロさを改めて思い知らされる会心のイベントでした。思わず全パターン見ようと思うほどに。
 「す、透けちゃってるし……」とか「お、お尻が……」とか恥かしそうに囁く桑谷ボイスは、なんというか、性腺刺激ホルモン産生細胞を直接刺激してくるかのようなエロパワーがあります。シスプリ2をプレイした人なら誰もが覚えているはず。そう、例のアレとか。
 しかしながら、その発言を受け、そのたびに逐一、「透ける……!」「お尻……!」とわざわざ口に出して追随する主人公も、決してエロパワーにおいては劣っていないと思われます。凄い、まさに英雄。ちなみに英雄のHEROからHを抜くとEROで、つまりこの場合の英雄とは、HなうえにEROというアナグラムが秘められた称号だったりします。今俺が発見した。(嘘。先人います。たぶんいくらでも)

9月25日(木)

(追記)いや 、ついさっき、たった今、この6種類全部自力で見たところなんですよ。 シンクロニシティにもほどがあります。
 しかし確かに、『宮本屋』さんのTLSSのデータ集は素晴らしい。素晴らしすぎます特にこの身体検査の頁 はもはやある種の極みにすら達しておられるような。


 た、大変だ! 有森先輩が、商店街をスクール水着で闊歩していらっしゃる!?先日のアレ病的に繰り返してみたところ、幸運にも目撃) マジです。見ました、ついさっきこの目で。

 たとえプール以外でも、校舎内であればいちおう学校というつながりがあるので、たとえエロであろうとシチュエーションの想像は容易ですし、主人公の部屋というのも、まあ答えは一つという気がするので問題ありませんが、このシチュエーションは異常に過ぎます
 どうやったらこんな状況が生まれ得るというんだ。放置プレイ? 羞恥プレイ? 学校のマドンナであるところの有森先輩に、商店街をスクール水着で歩かせることで、一気に崇拝から侮蔑・欲情の対象へ貶めるという、高度な鬼畜行為!? なんという――俺の妄想すら遥かに超え――。

 <TLSS関連リンク>
 ちまわりさん、可憐&るり姉誕生日お祝いCGを。
 るり姉のエロ行為の魔の手が可憐に! しかし可憐だと、恥ずかしながらもそのままちゃんと見せてくれそうな気がするので、ある意味やっこ以上に危険です(3P3P3P3)。

 《比べてみよう!》 楠瀬さんと菜由様とのオパーイ比較検証(というか全体的な肉付き)。
 なんたることでしょう。確かに菜由様は、全体的にちんまいながらの成熟こそがエロスポイントなので問題というわけではありませんが、しかし楠瀬さんのこの肉付きたるや――! 楠瀬さんがラケットを振るCGを初めて見たとき、「でかっ!」と、エイケンばりに思わず口にした人はかなり多いはず。ぶるんぶるんします。あれは絶対。
 ただ、楠瀬さんの場合、単にオパーイが特別大きいというよりは、むしろ体全体にお肉がぷるぷるとまとわりついているような気も。肥満というわけではなく、骨格とかがまだ子供っぽいまま、大人の肉がついてしまったような状態。エロすぎます。

 しかしそれにしても、この主人公の視線のいやらしさは徹底的です。お前、そんなにスコート姿が見たかったのかと。いや、俺も見たいのだけれど。 シンクロしてます。でも、あそこまで病的に(スコートじゃないのか……)とひとりごちなくても。スク水やブルマに関してもそうですし。ここまで徹底的にエロ視点を貫き通されると、もはや彼のことが英雄のように思えてきます。秦王も慟哭するほどに。百万本の矢すらいなすほどに研ぎ澄まされたエロセンス。

 というわけで、次のプレイは、楠瀬さんのお肉を堪能しようかと思うのですが、ちょうどタイムリーに、『randam6《ランダムシックス》』さんの楠瀬さんシナリオプレイレポートが。やばい、今すぐやろう。ステキすぎる、ステキすぎるよこの主人公!


<唐突に、ちょっと微妙というか説明に困りそうな感じのステキ絵特集>

『お助けアニキ事務所』さんの可憐誕生日CG――と見せかけて実は。
 お兄ちゃんがそのまま帰ってしまって、その後大変なことになりそうな気もしますが(中国まで追っかけてきて人の顔面の皮を剥いだり)、しかし魔法滅度jrより気概のあるお兄ちゃんであれば、そのままルパンダイブを行うはずなので問題ありません。恐らく。

『姉しよ』さん、姉しよ男キャラ祭りのトリとして……。
 この壬生さんは視覚的にかなりギリギリのような気もしますが、ともかく姉しよ男祭り、堪能させていただきました。萌え空也がある意味一番危険といえば危険かも。

『真・聖堂☆本舗』さんの、これはもう、人類の語彙では説明のつけようがなさそうな感じのステキ謎絵。
 いや、なんというか、ステキ絵であることは確かなのですが……。

9月24日(水)

 TLSSで、主人公を「すけべ」タイプにすると、ゲーム中の土日が、エロ本を見て大ハッスルという過し方になるじゃないですか(注・誇張なし)。そのような行為の最中、るり姉が唐突に帰ってきて現場を目撃、というシチュを妄想するのは基本中の基本なのでしょうか基本でしょうね。(挨拶)
 その手の黄金パターンとしては、そのままエロ行為に……という流れが自然ですが、しかしるり姉の場合だと、とことんからかうだけで全く動じなさそうだしなあ。逆ギレして襲うだなんてとてもとても。だがそれがいい。
 ちなみに、あえてこの方向で妄想を押し進めるとするならば……

     るり  「瞳美ー。聞いて聞いて。
          ウチの弟ったらさあ、こないだ、家に誰もいないときにねえ……」
   有森先輩「えっ……えええっ!?」

 ……YU-SHOWさんがなにやら、ティッシュを用意してズボンを下ろし始めました。(←コイツ!いじめられて興奮してやがる!) それでも有森先輩だと、男の子なんだから……と、寛大な心で認めてくれそうな気も。それはそれで屈辱的でいいな、と思うわけですが。
 あるいは、やっこあたりが知るところとなり、「馬鹿! ヘンタイ! 不潔不潔不潔不潔!」などと、顔も真っ赤にとことんなじられるというのもちょっと素敵。レベル5「エッチな話」で逆襲してみたいので。「弥子は週にどのくらいする?」 ドキドキさせすぎたか……(←そういう問題ではないと思われます)

 それにしても、レベル5「エッチな話」で主人公が繰り出す話の内容はどれも素敵すぎです。もはや英雄と言ってすらよいかも。誰にも言えないことを言ってのける、そこにシビれる、憧れるゥ!

TLSS関連リンク(エロ)
菜由様が弟クンをパソコン室に監禁して、あんなことも! こんなことも!(Perfect Free。BBSではいつもお世話になってます)
 8/19ページ目のシチュエーションが実に素晴らしいと思うのです。いかにも菜由様的というか。



涼宮ハルヒシリーズ最新刊『涼宮ハルヒの溜息』、10月1日発売。
 前作『〜憂鬱』の頃、「足りぬ! もっと乳を! より詳細により多彩により爆発的にみくるたんの乳を!」という感じに、みくる分の不足をあちこちで囁かれていたのを受けてか、今回の表紙はもう、「No Marcy!」(訳:ストレイツォ、容赦せん!)とばかりに乳肉表現が極まっておられます。
 しかし、確かに乳分も強烈なのですが、むしろこのスカート(エプロン?)を押さえている仕草が俺的には好評価というか要するに楽しみです。


[あらゆる物をAV風に紹介するスッドレ]
 エロネタというのはかくも偉大なものか、という感じの良スレ。

9月23日(火)

 本日9月23日は、可憐の誕生日であると同時に、実はるり姉の誕生日でもあったりします。両方祝うべし祝うべし。
 そんなわけで今日は、るり姉の隠しデートイベントを見ました。これは別にエロイベントというわけではなく(他のイベントがほとんどエロがらみだからって、るり姉=エロと決め付けてはいけません。一応)、姉と弟の絆的な内容なのですが、これは是非見ておきましょう。梨が食べたくなる――。

 ところで、TLSSの主人公がかなり真性のシスコンであるというのは以前にも述べたとおりですが、俺としましては、《るり編》シナリオ後の菜由様とこの弟クンが、順調に交際していって、いざ初エッチという最中についうっかり、「るり姉……」とか言ってしまわないかといらぬ妄想を膨らまし、興奮を得ている次第です。
 でも、あのシナリオの内容だと、イヤでもそういう方向に妄想が膨らんでいってしまいませんか? 俺はもう膨らみすぎて。

 とまあ、そのような妄想こそしておりますが、やはりTLSSの中で一番エロい妄想を喚起させるのは有森先輩ではないかと。なんかこう、存在そのものが性衝動を引き起こさせるとでも言いますか。個人的には、これほどまでに黒い下着が似合いそうな人もそうはいないと思います。佐藤さん(仮)あたりが黒い下着だった日には爆発しますが。俺の体のどこかが。


『ハレのちグゥDX』の公式サイトがちょっぴり病的で面白い。
 こだわり過ぎです。ってか、視力検査て。できればタブブラウザではなく、IEで見ることをオススメ。ということで貼り付け用URLを( http://hareguu.bandaivisual.co.jp/ )。
 そういや、るり姉とウェダ母さんって、声まで同じですな。性格もかなり近いし。

9月22日(月)

 TLSSを起動し、なにげなく「アドバイス」を眺めていたところ、このような記述を発見。

  <おまけについて> ・なにができるか
おまけでは、各キャラクターのコスチュームを自由に観ることが出来るぞ。
まず、キャラクターを選んで次にコスチュームを選ぼう。
キャラクターがいる場所は、コスチュームにあったいくつかの候補から自動的に決定されるぞ。たまに変な場所にいることもあるので、どうしてそこにいるのかいろいろ想像してみよう!

 …………。
 「どうしてそこにいるのかいろいろ想像してみよう」「どうしてそこにいるのかいろいろ想像してみよう」「どうしてそこにいるのかいろいろ想像してみよう」

 ちなみに、さきほど試してみたところ、有森先輩がどういうわけか、教室や校舎裏、あまつさえ、主人公の部屋でスクール水着姿をご披露してくださっていたのですが……このようなシチュエーションについて、自由に想像を膨らますことを推奨なさっておられるわけですか、メーカー自ら。


 ――いいんだな。
 とことん想像してしまっていいんだな?


 エロを求めるギャルゲーマーのため、ソニーチェックと戦った。
 萌えている人々のため、露出の制限と戦った。

 あらゆるエロスを巧妙かつ鮮烈に表現した。


 18禁作品の表現力などめじゃない!!
 家庭用ゲームで許される表現のみを条件とした、絶対的妄想領域!



 TLSSは――萌え多き人々の希望だ!
 



 劇場版555をまだ観ていなかった俺の、昨日の放送時の驚きときたらもう。
 なんか話の流れが変だなー、不自然な動き方だなー、と思っていたら、まさかああ来るとは……。細やかな疑問こそいくつも残りますが、大興奮でした。
 放送も残り数ヶ月となったわけですから、あとはどのくらいストーリーを盛り上げ、いかにきめ細やかにそれを収拾するかという点にこそ気を配ってもらいたいところ。あそこまで盛り上げたからには、きちんとどこかでフォローを入れなくては。投げっぱなしのままでは、冷めてしまうのも早いので。

 一方、色々なものを投げっぱなしのまま、かなりの力技で収拾を行ってしまったSEEDですが、まあこれはこれで。あのバジルールの死に様だけで全てを許してしまいたいという気分もありますし。
 あの三人娘をあっさり死なせるというのは、まあ、最終戦争の無慈悲さ、悲惨さがうまく表現されるので、悪くはないんですけど、さすがにあの強化人間達の扱いはぞんざいに過ぎるのではないかと。何のために連中が出たかって、「無茶苦茶強いフリーダムガンダムの活躍を終盤まで押さえる戦力が必要」という意図しか見えてこないじゃないですか。せめてもうちょっと、キャラ的な役割で何か与えてやっても良かったものを。


HOOK、スタッフページにてちんまい先輩のショートストーリー公開。
 オレポケ本編のプレストーリーのようです。ちなみに、HOOKのスタッフページは、ログを残さない仕様のようなので、気になる方はお早めに。


ブル子とブル美のガタガタブルブルhearts;
 先日紹介したNavelのアレが、早くも良質のテンプレになって大活躍しておられます。お約束掛け合いがかなり面白いので、大応援すべし。
 ちなみに、ブル子(ボケの方)の声を籐野らんさんボイスで脳内再生すると、非常によろしげなのでオススメ。さらに、ブル美(ツッコミ)の方に青葉の中の人を当てると、それ散るプレイヤー的にはしっくり来るかもです。
 ……一応言っておきますが、うるさい黙れの方の青葉ではないので大注意。ようがす。

9月21日(日)

 TLSS、今日は佐藤さん(仮)に引き続き、我らが菜由様も《るり編》クリア。
 なるほど、弟クンはかなり真剣にシスコンだったのですな。素晴らしい――! プロローグにおける、「でも、僕は……」の後に続く言葉はいわずもがな、と。
 そもそも菜由様自体、ちんまい体型に天衣無縫な性格と、非常にそそるものを持たれておいでなのですが、それにるり姉へのシスコンぶりが加わることで、実に良いシナリオを堪能することができました。

 でもきっとアレですよ。るり姉のあの性格は、生まれ持ってのものもあるでしょうけど、それ以上に弟クンが、子供の頃からお姉ちゃんに構って欲しい光線を放ち続けてきた賜物なのではないかと思うわけですよ。たとえいじめられようが、わがままを言われようが、弟クンはるり姉にかまってもらえれば、それだけで歓ぶので、るり姉も弟クンの歓ぶ顔が見たくて仕方ないので、期待に答えるべく、どんどんあのような感じになってしまったと。
 確かに、るり姉ルートが欲しいという気持ちがないわけではありませんが、そのあたりの非常に微笑ましい姉弟関係を垣間見てしまうと、むしろこの現状こそが一番幸せだろうなあ、と思わずにはいられません。だいたい、攻略ルートがなかろうと、エロはすでに十分満たされているわけですから。

 ちなみに今回のプレイで、るり姉のおっぱい押し付けイベント、ようやく見れました。勃起モノもいいところです。俺なら襲うなあ。絶対返り討ちにあうだろうけど。主人公のデフォルトネームが森崎だけあって、実によく吹き飛びそうです。彼こそがTLSが誇るスーパーがんばりゴールキーパー。るり姉はむしろ存在自体がネオタイガーショットというか。

 しかしそれにしても、やはり恋愛シミュレーションというのは良いものです。文章主体のノベルやAVGでは味わえない、独特の良さですよこれは。
 本当はこの路線の将来に関しては、ガンパレの系譜にこそ期待を持っていたのですが、その次作がエヴァというのは、それはそれで嬉しい反面、もっと新しいものが欲しいなあと、残念にも思うわけです。戦闘もいいけど、もっと正統派な学園生活のみのガンパレ的恋愛ゲームというのもプレイしてみたくて。

<TLSS関連リンク>
『Our Toy Box』さんにて、私的TLSS祭がまだまだ開催中
 サドだ! サドですこの人! そして弟クンはマゾ。かなり真性の。ただ、弟クンも極稀に反抗しそう。「そんなの別に興味ないよ」とか言って。そう言われてるり姉、挑発行為をエスカレート。エロゲー寸前の行為までしてしまいそう。そんな妄想をすることもまた楽しく。

『randam6《ランダムシックス》』さんにて、TLSS関連知識の解説が。
 あの絶望を味わい、そしてそこから這い上がった同志がここにも! そう、あの河原イベントのアングルで全てを許せるようになるのが、TLSSプレイヤーの通過儀礼なのでしょう。
 しかし俺は未だ、リアルな神風を未経験。祈る気持ちが足りないのでしょうか。

 それはそうと、確かに誠太郎と保健室で「エッチな話」の対策を練ってたりするのを見ると、「お前ら輝いてます」と思わずにはいられません。

夏のある日(and yet...)


 TLSS、佐藤さん(仮)のエロイベント達成――


 ……昨日の自分の了見の狭さが恥かしくなった。
 グランドキャニオン。
 佐藤さん(仮)のエロイベント。寄り道デートLV4 in 河原。そこで俺が目の当たりにしたアングルは、そのような表現を行うにふさわしいほどの雄大さで、俺のちっぽけな絶望を、根底から破壊するかのような《大きさ》を見せ付けてくれました。
 これでもか。
 これでもかというほどに、露骨かつ究極的にアップになったふとももの――それもギリギリのアングルで――! ましてやそれが、突発的に視界に入ってきた日には、単なる興奮を通り越して、何か、人として、とてつもなく大きなものを得たかのような感動すら覚えるのです。

 それはあたかも、全てを許し、全てが許されるかのような雄々しさで――俺のちっぽけな憤りなどは、露と消えはて、その後には、佐藤さん(仮)の微妙に舌足らずな萌えボイスで甘く切なくハァハァする意欲だけが美しく残り――

 ――そして。

 次回のプレイこそは、主人公を「すけべ」タイプに設定し、佐藤さん(仮)に《電動で動くアレ》に関するエッチな話を持ちかけようという、清らかな決意が新たに生じたのでした。

夏のある日(and yet...)

 だいたいにして、佐藤さん(仮)というキャラに対しては、俺はいくつも含むところがあった。

 まず、なにかにつけて、「友達に噂されると恥かしいから……」などと、藤崎詩織ばりにスルーするのが許せない。その見事なかわしっぷりが、なんとなく普通の女の子的な反応っぽく、新鮮でちょっと可愛らしく見えるのが許せなかった。
 そもそも、一般的ギャルゲーキャラ&現象に対するアンチテーゼ的なスタンスが許せない。ちょっと背景とかに出ていて、「おっ、この子なにげに可愛いような……」というキャラが実は突然攻略対象キャラになるような仕掛けも、斬新な面白さがあって許せなかった。
 ごくごく普通であることをアピールしていながら、その肉体はTLSSキャラの例によって、ずいぶんとむちむちぶりを見せ付けてくれているのも許せない。なにげに声が「うんうん」とか普通だけど妙に……というか、非常に可愛くて、それがまた許せなかった。

 要するに、全体的に許せないのである。
 俺が。俺が。俺が――俺が! 俺がどれほどの思いで神風イベントを待ちわびたと思っているんだ! それはもう、555の草加がたじろぐほどの狂気的な執念で中庭通いを続けていて、このまま神通力を鍛えればそのうち立派な風使いになってしまうというだろうというほどに願い続けたんだ!
 未だるり姉おぱーいイベントも! お着替えイベントも! 旋風機でぱんつ風イベントも!
 そのどれも、神はいまだ俺に与えてくださらない!
 そんな悲惨な境遇で、神を呪い、各所での神風目撃談を羨み、荒みきった心に、ようやく訪れた春ともいうべき、《風》が。
 それを――――


 この雪辱を拭うのは、悲しみすら消し飛ばす、一心不乱のエロイベントのみ。


 報仇雪恨。
 さあ、おしおきの時間だ。シャーペンを借りることすら躊躇してしまう佐藤さん(仮)に対し、想像を絶するようなエロいハプニングを期待しようではないか。なかなかにむっちりしたスクール水着姿を見て、(佐藤さんの水着姿……)(佐藤さんの水着姿……)(佐藤さんの水着姿……)(佐藤さんの水着姿……)と、脳の回路が焼ききれたかのような主人公の思考とまなざしで視姦しようではないか。エッチな会話技能を鍛え上げて、電動で動くアレの話をしようではないか。

夏のある日(and yet...)

in 中庭。ついさっき。



   弟クン「吹けよ、神風!」



 来た!!!



 待った! 俺はこの日を、一日千秋の思いで待ちわびた!
 ワンクリックする時間が、数十分にすら感じられる、キャプテン翼的な時間経過!
 そうだ! そのまま、風よ! 風よ!







  佐藤さん(仮)
  「あはは、マンガじゃないんだから、
   そう都合よくスカートがめくれたりしないわよ」







 ……。
 俺内部において、佐藤さん(仮)を敵として認識いたしました。



 ふ、ふふふ……。持ち上げておいて、その後辛い現実を突きつける……。やってくれましたね佐藤さん(仮)……。期待がでかかっただけに、絶望もまた大きかったぞ……。







   <YU-SHOW氏の今日の目標>

    佐藤さんのエロイベントを見る。

9月20日(土)

Navel、マスコットキャラ名前発表!
 日記などを除けば久方ぶりの王雀孫分、を補給させていただきました。ううむ、やっぱりこれは良いものだ。変なノリのある軽快なおもしろ系テキストというか、微妙に雪村風味が入っている気も。せっかく決まった正式名称を定着させようという気がうかがえないのもまあお約束というべきか。

 <基本的には全く関連していないけれど心情的には関連させたくなるリンク>
 緒方理奈オンリーイベント『Pure Snow 理奈すぺしゃる』は明日開催です。


HOOK、スタッフページにて眼鏡なしサッキー画像を公開……
 していたのですが、あっさりページが更新されてログも残っていないので、とりあえず直リンその1その2
 ギャルゲーにしばし用意されている、眼鏡キャラの眼鏡着脱オンオフ機能は、生粋の眼鏡人(めがねびと)にとってはむしろ惰弱な発想ということで、あまり歓迎されない模様。しかし、俺のような半端眼鏡好きにとっては、むしろ一粒で二度美味しい嬉しい限りの機能です。
 オレポケ本編は、生粋の眼鏡人の理想形をこそ志向していたらしく、オンオフ選択の余地はありませんでしたが、こうして眼鏡なし状態をおまけ的にでも見られれば、俺はほんのりと幸せ気分であります。


小売店放談 ゲーム屋さんと見る2003年、夏。

 >ときメモの脈って、もう残ってないですなぁ・・・。
 >
 >絶たれましたね、3でトドメさされた。

 ……辛いよう。いやまあ、今現にこうしてTLSシリーズの最新作を心から楽しんでいるわけですから、恋愛シミュレーション(つまり、非AVG系)というジャンルそのものが枯死したというわけではないのですが。
 それぞれのシリーズ最新作、ときメモ3とTLSSを比べてみると(キャラ萌え以外の部分で)、ときメモ3の方がやっぱり意欲的で、これはと思わせる部分があったと思うんですよ。TLSSのシステムは、非常にプレイしやすくて、これはこれでいいものなんだけど、ただ、『恋愛シミュレーション』というジャンルのシステムとして考えると、ときメモ3のそれは、単に面白いというだけでなく、何か「この方向で進化していけば、もっと凄いものが将来できる」と思わせるものがありました。
 あのトゥーンレンダリングのキャラだってその「将来」のひとつ。その方向は『ゆめりあ』が継承してくれたからまあ良しとしますが、結局あのトゥーンのデザインが直接の死因となったというのは、皮肉というほかありません。俺は確かにときメモ3で問題なく萌えれるのだけれど、市場原理からすると、さすがにあれでは生存が難しいということも十分理解できます。

 ただ結局、ときメモ3が市場的に失敗となった最大の理由は、あくまで大作主義のスタンスのままで、変に意欲的なアプローチを取ってしまったことではないかと。この放談でも語られている通り、ただでさえ大作主義のゲームが厳しい時期に、さらに難しいギャルゲーというジャンルであの挑戦を行ったというのは、果敢ではあるけれど、さすがに無謀だったという他ありません。せめて、トゥーン仕様の実験作とかを経てから、本番の超巨砲であるときメモ最新作で改めて採用するとか、そういうアプローチもあったわけで。
 まあ、ときメモ3に関しては、他にもズレた部分を感じないでもありませんでしたが、しかし俺は、TLSシリーズのシステムに触れてみて、改めてときメモシリーズの、特に3のシステムの将来性が惜しいと思わされました。この両シリーズが、同じ程度の市場規模で競争を繰り広げていれば、恋愛シミュレーションというジャンルの将来にはかなり期待できたという気がするので。しかし、ときメモはあまりに巨大戦艦に過ぎた、と。巡洋艦か駆逐艦程度のクラスなら、また再出発もできたのだろうけど。

9月19日(金)

 TLSS、有森先輩《転校編》クリアー。
 俺の有森先輩への思いのほどは、BBSにて思い切り吐露したので、詳しくはそちらを参照ということにしておきますが……ああ、それにしてもお父さん子というのは素晴らしい。
 あんな優しい素敵先輩が、それと同時に、お父さん大好きっ子なわけですよ? 様々な局面で垣間見る清楚肉(造語)の傍らで、お父さんと一緒に同じりんご飴を舐めまわすとは……。
 そんなわけで、有森先輩に対しては、後輩としてひたすらエロ甘えたいという傍らで、「パパ」と呼ばれて愛し愛されたいという欲求も芽生えてきまして、二律背反に強く苦しんでおります。いや、有森先輩的には、パパよりむしろ「お父さん」か。なやむー。

<TLSS関連リンク>
『どんまい学園!』さんのトップ絵や日記絵を堪能させて頂いております。

 今作のおぱーい担当はやはり緋菜なのでしょうか。確かに緋菜が最大ボリュームっぽいのですが、しかし、全員あなどれない胸肉を誇っておられるように見えるのです。細身と言われる唯子さえ。かなり大きいであろうるり姉なんて、これでもかと見せ付けてくるし。しかも、自分から見ようとすると殴られそうな気が(だがそれがいい)。
 比較的小さそうなのはやっこと菜由様なのですが、しかしどちらも単なる大きさではない、小さいならではのむちり的情緒を漂わす、欲情に値する素敵乳と当方は認識しております。(というかそれ以前に、主人公がそう認識している)


人気投票1位記念として、ともねえの描きおろし絵壁紙が!
 むっちり! むっちり! むっちり! 
 むっちり!

 ともねえのお肉! すばらしき哉!
 構図的にも表情的にも、ガーデニング中の姿というモチーフ的にも、YU-SHOWさん的には100点をあげてあげたい!
 これだけあからさまに色気むんむんのお肉を見せ付けているくせに、純朴純粋そのままの心根で草花の手入れをしていらっしゃるわけで、それはもういっしょにお手伝いなどしつつむっちりはちきれそうなオーバーオールのふとももやらお尻やらのお肉を視姦するもよし、マターリと和むもそれはそれでまたよし。

 製作の独り言の方は、いるかちゃんプチ祭り状態になっており、そちらもいるかちゃん大好きっ子であるところの俺としては嬉しい限り。
 さらには、ファンブックは10月発売予定とのこと。期待すべし。


『CROSS†CHANNEL』(フライングシャイン)WEB体験版公開
 ……とのことですが、今現在(午後10時半)サーバーに繋がりません。ミラーを探すか、負荷が落ち着いた状況を見計らってダウンロードいたしましょう。


あの八神健氏が原画を担当する18禁作品、『もけもけ大正電動娘ARISA』(MIXWILL)
 なーんーとー!
 いや、明らかに絵としてのエロさはなさそうなのですが、しかし八神絵のギャルゲーでしかもエロありという時点で、なにやらムラムラと来るものが……というのも、萌えがすなわちエロを呼ぶの法則。
 まあそれはともかく、氏の画風にマッチした、マターリとした良作になってくれると良いなあ、と。

9月18日(木)

 「エッチな話」のレベル&タイミングを見極めるため、TLSS攻略本を購入。おかげで色々と知識はついたのですが、巻末にあるキャラクター設定画像のるり姉イベントを線画で見て、思わず卒倒。
 とある方から、るり姉エロコラCGをメールで頂いたのですが、それと本物がほとんど変わっていないというのがまた凄い。神風もよいのですが、むしろ俺は扇風機になって一生を終えたい。こんなエロアイテムだったなんて……!


 同時にバジリスク2巻もゲット。2巻といえば、お胡夷のむちむち極まるお肉ぶりこそが注目されていますが、個人的にはむしろ、霞刑部が全裸でケツをみせながらバシャバシャドタドタ走る後姿が妙に頭に残ってしまいました。連載のときにはお胡夷の方に気が行ってましたけれど。


 それはともかく、今夜もまたTLSS三昧ということで。次はやはり菜由様か。それとも、あの凛とした清純ぶりの中にたまらなく濃厚なえろりを秘めていそうな有森さんに赴くか……。あるいは、おでこの「エッチな話」Lv3を確認するというのもまた良し。

9月17日(水)

届いた。
やる。


 くっ、くぬうっ、ただ今やっこ狙いなのですが(微妙に未成熟的なのとデコなのがなかなかに健全いやらし的)、デートになかなか誘えぬのであります! すぐにエロ話に持っていきたがるのが原因か、原因なのかっ!?(電動のお話を一刻も早くしたいお人)
 ちっくしょう……デートに誘えるのだったら、俺、るり姉のぱんつ頭から被れるのに!(←何の関係もありません) つーか、その気になればいつでもかぶることができる環境じゃないですか弟クン。
 そして、るり姉のお尻アップお尻ぷりんセス状態になった俺は、攻略情報を求めて東奔西走するのでした。この世界はなにやら《神風》とか、謎に包まれているくせに人をひきつけてやまない断片情報が多すぎです。泣くぞ。

 <TLSS関連リンク>
 俺にとっては非常にタイムリーに、ちまわりさんがやっこ特集を。トップ

  >何かと「バッカじゃないの!?」などと主人公を罵倒します。
  >その度に、我々は興奮を覚えるとも知らずに

 ……今すぐ俺と桃園で義兄弟の契りを交わしましょう。俺、張飛で。
 本当は、るり姉関連のイベントが多いのではという推測で攻略を目指したのですが、このおでこはいいものだという主張を行うのに、俺はいささかもやぶさかではありませぬ。あー、るり姉といっしょになって弄りまわしたい、もしくはるり姉といっしょになられて弄られたいなあ。羽交い絞めで。

9月16日(火) 今さらながら、餓狼伝を語る。

 『バキ』の微妙な迷走っぷり(面白いことは面白いけれど)に比べ、アッパーズ連載中の『餓狼伝』の方は、バキの最大トーナメントの頃を彷彿させるかのような盛り上がりを見せており、俺としても、今最も楽しみにしている連載作品の一つです。

 この餓狼伝、夢枕獏の小説が原作であることはみなさんご存知でしょうが、しかし、こちらの原作も同時に読んでいる人となると、わりと少ないような気がします。
 是非、小説版も併せて読みましょう。
 もちろん、単に原作も面白いからというのもあるのですが、しかしそれ以上に、原作版と漫画版との相克が感じ取れるのが非常に面白いのです。

 漫画版『餓狼伝』は、原作小説版の餓狼伝に対し、基本的な部分においては、忠実といってよい漫画化を行っていると言って良いでしょう。原作で描かれている格闘の迫力は、ほとんど劣化することなく、そして漫画ならではの味も加えて再現されており、これは多くの人が認めるところだと思います。

 ただし、基本的でない部分に関しては、これでもかというほど好き勝手を行っているのが板垣版です。その好き勝手ぶりを何よりも雄弁に語っているのが、もはや当サイトをご覧になっているような方の多くには、改めて説明する必要すらないであろう、漫画史に残るほどの強烈な個性を輝かす素敵キャラ、泣き虫(クライベイビー)サクラの存在です。
 原作版に、この素敵キャラは登場しません。ただし、グレート巽の過去を描写した回想シーン自体は当然存在しており、その中では、サクラが表した方向とは少々違いますが、しかしその迫力そのものに関しては決して劣らぬような、壮絶なシーンが用意されています。

 原作版のそれと漫画版のと、どちらが良いか――という議論はさておき、この、漫画版の好き勝手ぶりから伺えるのは、「これだけ凄まじい原作を、しかし、もっともっと更に激しく凄まじくしてやろう」という板垣恵介の確固たる意思でしょう。
 原作版餓狼伝は、確かにとても迫力のある良い作品なのですが、刊行ペースが非常に遅いという欠点があります。漫画版の好き勝手絶頂な原作の弄りっぷりは、まるでその遅い執筆状況に活を入れているかのような感があります。
 たとえば、闇の空手家久我重明の、突然の漫画版参戦。この久我重明、そもそも餓狼伝のキャラではありません。この素敵な空手家は、夢枕獏が80年代に書き始め、その後10年もの間ほっぽっておいた『獅子の門』シリーズに登場する男です。なぜこんな、半ば忘れ去られたかのような作品のキャラを発掘したのかというと、以下のセリフは単なる俺の妄想ですが、

 「こんな素敵な男を眠らせたままにしとくんじゃないよ。
  アンタが書かないなら、俺が勝手に描いちまうからな

 という板垣恵介の、熱い思いをこめた挑発の意図が少なからずあったと思うのです。現に、それに触発されたのか、この『獅子の門』シリーズは昨年、前作より10年以上もの期間を経て新刊が出ました。挿絵は板垣恵介。これを単に、漫画版に触発されたとか、当り障りのない言い方もできますが、これは要するに、板垣恵介の挑発を受けたということであり、すなわち――ケンカを買った、とも言える訳で。

   「板垣の好き勝手にばかりさせるものかよ――!」とばかりに、夢枕獏が反撃に出た――そう思わせたのが、原作餓狼伝の最新刊。原作餓狼伝シリーズ中、最も激しくビューティフルな戦いが、その巻には描かれていました。その戦いのカードとは――松尾象山 vs 力王山。
 そう。力王山です。漫画版餓狼伝において、グレート巽の凄まじさを描くため、かませ犬にされたと言って良いような使い方をされた、あの力王山です。

 餓狼伝の特別単行本での、両者の対談において夢枕獏は、漫画版での力王山の使われ方に、非常に悔しい思いをしたと言っていました。そのエピソード自体は、巽の強さと、背負ってきた宿業をよく表した、秀逸なエピソードでした。しかしそのために、力王山というキャラクターは、使い捨てられたと言って良いでしょう(それ自体が悪いと言っているわけではありません)。

 しかし、夢枕獏は、漫画版で使い捨てられた力王山を使って、読んでて思わず総毛立つような、とてつもない戦いを書き上げたのです。くわしくは、まあ実際に読んでみるべし。原作版を読んでないという人も、この最新13巻の冒頭だけを拾って読む価値があると俺は断言いたします。

 「どうだよ。俺は、この力王山を使って、こんなにもすげえものを書き上げたぞ。
  そっちの力王山の使い方もまあ良かったが、俺の力王山の使い方だっていいもんだろ?
  思わず漫画にして描きたくなるような戦いだっただろ?

 俺は原作版最新刊を読んで、夢枕獏のそんな声が聞こえてくるかのようでした。それはまさに、夢枕獏と板垣恵介という超雄作家同士の、同じ作品世界を巡った鍔迫り合い。
 そう。これはもはや、勝負と言ってよい。同じ作品世界において、どっちがより高みに昇れるかを競う、作家同士の真剣勝負だ。

 もちろん、両者の間で通い合っているのは、このような類の相克だけではありません。同じく原作版の最新刊においては、漫画版において、丹波文七との壮絶な試合を行った、堤城平が復活しています。文七 vs 堤城平戦は、ほとんど原作に忠実な描かれ方だったのですが、この堤の再登場は、これはまた純粋な意味で触発された結果と言って良いでしょう。

 『餓狼伝』は、漫画版も原作版も非常に熱い作品なのですが、それら個々の作品としてだけではなく、そういった事情やらを頭に入れて読むと、それはそれでまた違った面白さが感じられる、実においしいシリーズと言えるでしょう。それを味わうためにも、両方の併読をオススメするのです。



 ……さて、なぜに唐突にこのような話をしたかというと、漫画版において、そろそろ解説役の地位が不動になってきた我らが梶原が、原作版の次巻あたりで、パワーアップを遂げて帰ってくるんじゃないかなあ、とふと思ったのです。一応、復活フラグは立ってますし。「おいおい、梶原を無下に格下げするんじゃないよ。俺がこっちで活躍させてやるからな」的なノリで。もちろん長田の方にも期待。
 今の漫画版が放つ熱が、原作版にフィードバックすることを願いつつ。

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