「無意味じゃなくなる方法、教えてやるよ」


先日も書きましたが、震えた!! まずは何よりも先に、この言葉をこそ放ちたい。
ええ、すごい漫画です。題材はというとピンボール。好きな女の子に「ハイスコアを出して」と言われて始めただけの、それ以外には何の意味もないただのゲーム。それをやってるうちに、だんだんとそれが楽しくなってる――ただそれだけの漫画なんです。
でもね、こんな風に、「ただそれだけ」と表現できてしまうようなことを、こんなにも熱く、キラキラまばゆく、スリリングに描けるものなのだろうかと驚嘆しました。
なんというか、漫画力高すぎ。すごいところ、褒めるべきところはあちこちにあるんですが、総合的に言うと、そういう表現になってしまいますね。絵のセンスも表現力も、メッセージ性も、その漫画力の賜物でしょう。
とよ田みのるの作品は、前作の『ラブロマ』から大好きだったんですが、その時感じたいい感じのセンスが、バッチリ花開いてますね。
この作品は、極めてシンプルで、そして強烈なメッセージを放っています。それは一言で言えば――「楽しむこと」。
この漫画の中に限らず、俺は常々こう思っています。――人間の持つ「楽しもうとする」力は、どんな娯楽にも勝る素晴らしいもので、それを何かに向けて放ち、迸らせること自体が、そもそも人間として生きる目的となりうるんじゃあないかと。
この『FLIP-FLAP』は、そういう「楽しさを得る」ことの魅力を、これでもかというほど濃厚に描いた、熱血ピンボールラブコメなのです。
もうね、全編にわたって名セリフ、名場面のオンパレード。ただ単に、ゲーセンに通って、片思いの女の子や仲間たちと、ひたすらピンボールに打ち込み続けるだけの作品なのに。
「違いますよ。
本気でやってる人間は、それだけで人を惹きつけるんです!!」
作中のセリフを借りましたが、要するにそういうことなのでしょうね。
主人公は、片思いの相手に振り向いてもらうために、ピンボールを始めました。最初は別にピンボールなんて好きでもなんでもなかったんです。それが、気がつくと――
別の作品の話ですが、『スラムダンク』、あるじゃないですか。あれの終盤のセリフ、「大好きです。今度は嘘じゃないっす!」。これに感動したことのある人なら、たぶん同種の感覚を味わうことができるんじゃないでしょうか。
そう。この作品は、主人公が、「楽しい」ということ、「楽しむ」ということに覚醒していく漫画なんです。
そしてその、「覚醒」を描くセンスが、もう圧倒的。絵の独特のセンス、漫画的表現、登場人物のちょっとしたセリフや仕草にいたるまで、盛り上げ方がハンパじゃあないです。ちょうど1巻で完結しているためか、その展開のスピーディさも、迫力に拍車をかけています。とても速くて、とてつもなく濃厚。
ましてね。この漫画って、ラブコメじゃあないですか。
ヒロインの山田さんは、げじげじ口の、ちょっと変な子。ピンボールが恋人みたいなもので、奇声をあげながらひたむきに打ち続けるんです。とある人が打ちたてた、異様なまでのハイスコアを目指して。
でも――ゲームのハイスコアなんて、何の意味もありませんよね?
だけど、そんな意味のないことに、山田さんは主人公を誘います。最初は戸惑う主人公。だけど、ゲームをプレイするうち、彼も悟るんです。山田さんの抱いている――心の震えに。恋心がきっかけを産み、嫉妬心が情熱を膨らませ――やがて、二人の間に生じる、圧倒的な熱量を持つ「楽しさ」の空間。そこからはもう、恋心とピンボールの楽しさなんて、だんだん区別つかなくなってしまいます。
恋愛の形って色々ありますけど、イチバン大切なのはきっと、「気持ちを共有すること」じゃあないですか。この二人は、ピンボールをいっしょに楽しみ続けてきただけで、もう何よりも強いモノを共有してしまったわけです。「楽しい」と「ラブ」が、同時に熱く激しく燃え盛るこの展開――身悶えしてしまいます。
「俺が楽しんでいなかったのは、ピンボールにじゃない――俺の人生にだ!」
この鼓舞っぷり、覚醒っぷり――! 読んでるだけで、こちらの魂も震えます。
なんというか、憧れますよね。これだけ熱く、何かを楽しめるのって。たかがゲームで、されど心が覚醒する……俺たちゲーム世代は、そのことを、どっかで知ってきているはずなんですが、日常をのんべんだらりと生きていると、なかなかそういう気持ちを忘れてしまいます。
俺なんかは、この年代の人間としてはわりとゲームをやるほうで、今でもギアーズオブウォーのオン対戦10000キルを目指して毎晩戦い続けていますから、「普通(フツー)」の人よりは比較的近いところにいるはずなんですが……いやあ、これがなかなか。
でもね。やっぱりこの『FLIP-FLAP』の二人には、すっごく憧れます。自分が目指してみたい、「楽しもう」とする姿の理想形を、これでもかってぐらいステキに描いてくれたって気がします。
――そう、俺だって大好きなんですよ。ゲームでもアニメでもなんでも、無意味なことを楽しむことが大好きなんですよ。だから、いい年したって止められない。意味も価値もなくたって、俺の心は、いつだって本気で楽しみたい――!
……と、そういう風に思ってしまう俺なのです。だからこそ、この漫画でこんなに感動してるのかも知れませんね。
<関連リンク>
揺らせ、心を揺らせ!熱いピンボールラブコメ - FLIP-FLAP(真・業魔殿書庫)
今週のトップは小雨! まだまだ梅雨時であり、この子にとっては微妙に憂鬱な季節かもしれませんが、なんか今日の日記の書き出しも、微妙にアンニュイそうな感じが――って、
昨日は――
麗ちゃん、とっても――
楽しそうでしたね。
!!!
YES! YESYES! それはもう! ――はい。とても楽しかったです(←「何か」を悟り、超越しきった人間特有の、いかんとも表現しがたい表情で)
いやあ、まさにまさに、トゥルー俺は麗とまごうことなき「おデート」的行為を楽しんでいたわけでして。当然麗はそういう認識を(表層意識においては)持ってなどいないでしょうし、事実上というか完全に保護者の役割だったわけですけれど、しかしまあ、第三者的視点からすれば、たとえ兄と妹であろうと、これがデートと映るのは明白なわけですよ。
それも、ただ単にいっしょに行動するというだけならまだしも――
少し興奮した様子で
珍しく頬を赤くして
帰ってきて――
い良し! 俺との行動によって、麗さんが興奮(kou-fun)めされた! ……とまあ、そんなダメ方向からの視点はさておき、あの気難しそうな麗が、それほどまでに喜んでくれたと思うと、それだけで問答無用の幸福感に浸ることが出来ます。家に帰ってもまだ頬が紅潮したままなぐらい楽しんでくれたわけですよ。あの子は、日ごろ気難しい分、いざ何かを楽しんだりするときには、誰よりも純粋に「楽しむ」ことに没頭できるんですよね。本当、とことんまでにピュアーな女の子だと思いますよ。
……と。ここで、こういう方向であまり麗のことばかりを持ち上げるのは、小雨にとっていいことではないというぐらいの配慮は持っております、一応。まあ、ここではしゃいでいるのは、トゥルー俺というよりはリアル俺なので、そのへんはまあ都合よくスルーと。
そりゃあ、単純にトゥルー俺とのお出かけが羨ましいってのもあるんでしょう。ただ、小雨自身には地下鉄に興味があるわけではないでしょうし、もし自分が「具体的に」頼めば、トゥルー俺が自分のこともどこかへ連れて行ってはくれるというぐらいには思ってくれていると思います。
ただ、それとはまた別の、もっと深いところで、こうやって麗の純粋さを褒め称えることが、小雨に対しては、「麗ほどには純粋じゃあないね」と言い放っているのと同じ意味になってしまうわけですよ。この後、そういう趣旨のことを、小雨自身も言っているわけですが、言われる前にも、ちょっと個人的にはきになっていたことです。姉妹の中でも人一倍、そういう方面の感受性が強い子ですからね小雨は。
ただ――
ちょっとだけ――
……
…………。
こういうどこか寂しそうな表情を見逃すようでは、トゥルー俺失格だと思うわけですよ俺は。
小雨がどうして、憂鬱そうな顔をしているか。
それは要するに、麗にとっての鉄道ほど、ひたむきで純粋に憧れ求めていけるようなものがないということ。
もっとも、小雨に限らず、そこまで好きなものがはっきりと存在している人のほうがずっと珍しいんですよね。何かを好きになるというのは、人間にとって、何よりも力になることだと思います。麗はまだまだ人間的に未熟ですが、その未熟を補ってあまるほど、鉄道への愛情があの子を人間として輝かせてくれるというのは、トゥルー俺たちが誰よりもよく分かっております。
ただ。だからといって――
小雨は読書以外にあんまり趣味が無くて――
一緒にして欲しいって、お兄ちゃんに
おねだりできるコトも思いつきません。
ダメな小雨ですね。
こんな風に思わせていて、いいわけがない。……いや、思うことそのものは、いいとか悪いとかって問題じゃあないんです。こういう小雨の性格や思考そのものを、否定したりはしません。それは何よりも人としての個性ですから。だから、この言葉そのものは否定しません。
では。ここでトゥルー俺がすべきことは何か。それは――
そんな小雨でも――
何かお兄ちゃんと一緒にできることって――
あるんでしょうか?
この、遠慮がちに差し伸べられた手を、全力で受けることじゃあないでしょうか。
といっても、別にむやみにはしゃいだり喜んでみたりするわけではなくて。ごくごく普通に、しかしそこから、トゥルー俺としても十分なまでに満足を得ることこそが、何よりも小雨にとって嬉しいだと思うんですよ。要するに、小雨といて楽しいと思えること。たったそれだけで、小雨の心を満たしてあげられるんじゃあないかと。
満足の形は、人それぞれですよね。立夏や夕凪さん、小さい子たちみたいに、全身全霊でおおはしゃぎして喜びを分かち合うのも、氷柱みたいに、ちょっと素直じゃない形のも、春風さんみたいに何かをしてあげる方の立場からのも。それぞれに合った、満足の得方というのがあるのです。
では、小雨にとってそれは何か。それは……
今はただ――やっぱり――
リビングのソファでそっと――
お兄ちゃんの隣に座って、
本を読みたいなっていうことくらいしか――
思いつけないんです……
……って、バッチリ自分で思いつけてるんじゃあないですか。
いや、「そんなこと」でいいんですよ。あとは、それが小雨という人間にとっての、自然な楽しみ方のカタチだってことを、自分で理解できるようになることですが……案外それって難しいんですよね。哲学的なことでもありますし。そういうカタチを見つけられない人、たくさんいますよ。大人にだってリアルにだって。誰だって、自分を探すのは難しいんです。
トゥルー俺としては、小雨がその難しい答えを見つけるまで、そっと傍に居続けてあげる必要がありそうですね。そしてそれこそが、トゥルー俺が求めている、楽しみ方のカタチの一つに他ならぬわけです。
気難しくてガードが固いように見えて、最近の日記での発言を見る限り、なにげに隙多すぎの胸襟開きすぎですよね。無意識のうちに完全信頼モードに近い状況というか。こういう子供らしさがたまらんわけですよ。ほら実際、今日の副都心線デートだって(以下、YU-SHOWさん内でのトゥルー話になりますので割愛)
佐々木さんはなにげに超絶俺の好みのキャラクターであり大興奮なのですが、もうそろそろ続刊が(以下略
新要素どれもステキすぎるなあ。ダウン時のはいずりとか、グレネード壁刺し&銃で起爆可能とか、スモークグレネード強化(爆風でスタンするように)とかの、戦略的に重要そうなことから、処刑方法の不必要なまでの多彩っぷりとか単純に魅せるためのものまで、なにからなにまで、一刻も早く味わいたくて仕方ありません。
ギアスの推敲&まとめスルーの書きなぐり感想ネタバレ注意!)
いやもう、あの人は天然とかいう以前の問題だろwwwwwこの自重のなさはロロじゃなくてもキレますて。てか、くのいちwwwww そして広く広く浸透してゆくルル山=ダメ人間のイメージwwwww コーネリア様復ッ活ッ!(以下略) あーなるほど、こういう方向から絡んでくるのか。いい狙いであるとともに、某スザクはどうしてその方向を目指せないのか。皇帝に取り入るため? その皇帝の「戦争なぞ愚か者のすることよ」発言に注目。あと、そのスザクの目指すところであるナイトオブワンのお姿も。かっけー。っていうか今回ほぼ完全に学園ドタバタラブコメディだというのに、こうしてシリアス複線を着実に進行させる手際は相変わらずすげえなあ。
そうそう今日の放送の90%ぐらいはアフォラブコメですよ。そろそろシリアスから巻き込まれるのを避け得なさそうな会長の最後の一花……って、ラスト見て吹いたw この人は一般人的な視点からすると最強ですよね。心の持ちようという意味では一番強い人といっていいかも。
シャーリーシャーリーシャーリーシャーリーシャーリーかわいいよシャーリー! この子がシリアスに巻き込まれるのは、ある意味富竹さんの時報みたいなものなんでしょうね。って、こういうほのぼの回から一転して突き落とすその手腕も相変わらず。
つーかシャーリーかわいいよシャーリー。この普通に可愛らしい女の子してる女の子を酷い目にあわせたいという作り手側の意思について、俺は、俺は、心のこそから同意したいアリガトウッ! いや、酷い目に逢えばあうほど可愛く思えてしまうヒロインがシャーリーというのが俺内部の認識であり。ルル山のアキレス腱でもありますし。相変わらず情に脆いヤツだなあでもそこが大好きルル山。ルルーシュにとって、シャーリー相手に童貞を捨てられるかどうかが、彼が一般人的な意味で大人になれるかどうかという分かれ目だと思うんですよ。そして結局手が出せずじまいで、ルル山永遠に精神的童貞のまま。そしてそれがいい。
ジノとアーニャはまさにそのために生まれましたとばかりにこういう学園ドタバタには馴染みすぎですが、アーニャ絡みはなんか影武者を知ってしまったりと、色々波乱の予感。ギアスの謎にも深く関わってくるのだろうか。あと、ヴィレッタ先生から漂ってくる哀愁がますますひどいことに。
ああいう能力は、ルルギアスの制限上、絶対どこかで出てくると思ってはいましたが、よりにもよってアイツが持つのかよwwwwwwというか再登場した彼はなんか怖い。いつ壊れるか分からないという不発弾的な意味で。
リヴァルさん、今日は飲もうか……。
うむう、相変わらずたかのんSD絵は作品の楽しそうな雰囲気を倍増してくれおる……! そういえば、TG最新号(AA)
にはもう体験版が収録されているんですよね。手を出すべきか否か悩みどころです。
3のとき以上にキャラクリが面白そうでうきうき……って今回、既存キャラも着せ替え可能なのか! うわやばい、楽しみすぎる。
今までは、DLCを買ってから違う本体に乗り換えると、同一タグでかつLive接続状態でないと使用できなかったんですよね。基本的にDLCを買ってる人は常時Live接続している人が多いでしょうから、それほど問題ではなかったんですけど、ライセンス移行可能になったことで、そうしたDLCの制限問題も回避できるようになり、本体の買い替えが気安く行えるようになったわけです。普段はともかく、Liveメンテナンスのときとか、地味に困りそうでしたからね。
最近、微妙に新型などの未確認情報が見受けられるようになりましたが、これで買い換えた際に安心感が。うーむ、そろそろHDD容量も心もとなくなってきたし、いっそエリートに手を出してしまおうかなあ。そして購入直後に新型発売で涙目とか。
とよ田みのる『FLIP-FLAP』(AA)
読みました。――全身が震えました。なんだろう……この興奮と共感! 漫画を読んでこんなに打ち震えたのって、『G戦場ヘヴンズドア』以来かも知れません。すごい迫力と、感情移入度。いつも何かについて「これが好きだ!」って思いを発散していたい俺にとって、こんなに共感できる漫画は、初めてです。しかも、漫画としての技法もなんだかすごい! 一巻分ちょうどの短編で、ジェットコースターみたいな速度で展開する中、そこで表現される想いと情熱が、途方もなく濃いんですよ。
この作者の前の作品『ラブロマ』も大好きな作品だったのですが、この新作にいたっては、なんかもう、漫画作品としての覚醒具合がハンパじゃありません。才能花開きすぎですよマジで。
しかしまあ、ピンボール(ゲームセンターにあるアレ)を題材に、こんなにも壮絶な漫画って描けるものなんですね。いずれ、もうちょっと詳細に感想を書きたいところです。いや、興奮おさまりませんよこれ。
完全にオトメディウスG専用仕様のカスタムスティックで、しかもゲーム本体込みとはいえ、税込27,069円!? おいおいおいおい、コナミさん本気すぎるじゃあないですか! あまりアケ版のオトメディウスやスティックの材質などには詳しくないので、そのあたりは専門家の判断を伺いたいところですが、「タッチセンサー付き」という時点で、これがただことではない商品だということだけは理解できます。いやはやいやはや、この気合の入れっぷりは、よく知らない身であっても問答無用で興奮してしまいますね。濃い人間の期待に無茶をしてでも応えようとしてくれる漢気あふれるその姿勢、超嬉しいです。
新ヒロインがあまりにも俺のツボすぎて緊急購入大決定。いや、G'sマガジンでラフデザをちらっと見たときからすごい勢いで気になっていたのですが、この紹介を見て、なにからなにまで俺のツボって感じのところを押さえていると確信。しかもCV:池澤春菜て、どんだけ俺を狙い撃ちしてますか。
『Sugar+Spice!』自体、もともとその風評やぎん太絵の魅力、処女作『Pure×Cure』が非常にツボだったこともあって、いつかプレイしようと思い続けていたのですが、どうやらこのPS2版が、手を出すのにちょうど良い機会なようです。新キャラだけでなく、この美味しそうなお姉さん先生ズも攻略可能とあっては、ねえ?
エロ分に関しては、先日発売されたファンディスク『Party☆Party』に手を出せば良いかな、と自己内計画を立てつつ、PS2版の発売を心待ちにいたします。
ちなみに、TVアニメ版「WHITE ALBUM」の時代設定はアイドル文化華やかなりし1986年のバブル前夜になるとのこと。携帯電話も普及していない時代の、悲しく、とても優しい物語が描かれていきます。
……む、む、む。この手の微妙な設定改変には、どうも嫌な感じというか、ついぞ最近受けた心の傷がじくじくと痛むような感覚を味わってしまいます(例:疎遠になっていただけの幼馴染キャラが、フランス帰りという設定になっていた)。いやまあ、こっちに関しては、シナリオの骨子は変えようがないでしょうから、一絡げにすることはないと頭では理解できるのですが……。しかし、ゲーム版の方は、今の時代にあわせたデザインに変更しているということから、やはり不安は拭えません。
まあ、俺としてはPS3版こそが肝心要の本命で、そもそもアニメ版は多分、実放送では見られないということもあり、あまり思い入れを持つのはどうかなーという腰の引けた心境に。そもそも「PS3版とは違う、TVアニメ版ならではのストーリーになる」と、初報から言われていましたしね。
<関連リンク> TVアニメ「WHITE ALBUM」公式サイト
このシリーズどれも聞き応えがあるんですが、今回収録の伊織マッピー「乙女心盗んで!」は、原曲に聞き馴染みがあるうえ、歌詞がI型患者的に強力すぎてヤバかったです。最初はどういうシリーズになるか不安だったんですが、こうして振り返ってみると、大成功のアルバムシリーズだったと言えるんじゃないかと。アイマス関連のCDは本当にどれも驚くぐらいハズレがないですよね。
<関連リンク> 5pb. Records公式サイトトップ
味方撃ちは多くのゲームでは煩わしいものですが、このゲームに関しては必須ですよねゾンビもの的に。いやあ、読むたびに一刻も早くプレイしたくなりますこの作品。
人間がみんなロリコンばかりなら、すぐにでも平和になりますよねこのギアス世界って。少なくとも、行政特区日本と中華連邦に関してはすぐにでも。
この二人はなんだか絵になっていいなあ。姉妹の中でも、代表的なコンビの一組って感じですよね。夕凪さんの性格的ダイナモと、それをカバーする星花の良識&身体能力って感じでしょうか。
気持ちは超わかりますが落ち着け俺。ええ、トゥルー俺はみんなトゥルー的な意味で一心同体なのです。
腹筋壊れるかと思ったwwwwwお前らどんだけDAIGO好きなんだよwwwww
麗の定番・自己カウンター日記が間をおいてやってまいりました! ああ、なんといういとおしい学習能力のなさ……! 昨日は、「もしかしたら海晴姉さんに構ってもらいたいがため」って推論を出しましたけれど、それとはまた別に、単純に学習能力がないというよりも、自分の意見は正しいッと頑固に思い込み続けているからって風に、今日の日記を読んで感じるようになりました。
そう、麗の思考回路って、典型的な子供の頑固さなんですよね。
少しは短かったかもしれないけど――
でもちゃんと5行以上は書いたし、
この自分ルールっぷり! いや、5行って、それが許されるのはあさひまでですよ麗さん。でも、この自分ルールの思い込みっぷりが、いかにも子供らしい考え方で、それが実に麗って子を間接的に可愛らしく見せてくれますよね。手がかかる子ほど可愛いという言葉をこのうえなく実感できます。
海晴姉様って――私にばっかり厳しいんだから!
ひどいわ。
もっとも、この意見についてはさすがに頷かざるを得ないと言うか、昨日すでに立夏に言われていますしね。当然、「〜にばかり厳しい」=「相性良すぎ」という言い換えになっていますが、立夏に限らず、この二人の関係を客観的に見れば、だいたいそういう類の表現になりましょうて。
海晴姉さんのアイス食べちゃった一件についてはまあ、お互い微笑ましいというかなんというか。でも案外、海晴姉さんも同じように、人のを間違えて食べてしまうことがありそうって感じがするのは俺の思い込みでしょうか。いや、きっとありそう。
まあしかし、言われてる当人にしてみれば、鬱憤がたまるのも無理なからぬ話であり。どうして自分だけが――という思いに駆られるのも仕方ないことでしょう。
私になら言いやすいから言ってるのよ。
私なら少しくらいきつく怒っても――へこんだりしないから。
きっと生け贄の子羊にされてるんだわっ!
なるほど。麗的には、こういう解釈になるようです。確かにこの意見、いくらか正鵠を射ていそうな感じはしますね。言いやすいといえば言いやすいんでしょうけど、その根源には、麗の行動に一番怒りやすいものが多いからという事実があるのも間違いないわけですが。
へこんだりしないから――というのは、麗の思い込みでしょうね。打たれ強さでいえば、夕凪さんあたりは相当強そうですし、立夏なんか、その日の夜には忘れそうです。というか、麗の神経が恐らく一番繊細だろうってことは、他ならぬ海晴姉さんが一番知っていることでしょう。
まあ、そんなすれ違いはさておき、この「生け贄の子羊」って表現が、麗の心象風景を端的に現していて、なんか微笑ましいですね。麗の内部ではきっと、海晴姉さんがえらく露出度の高い悪魔コスプレで映っているのでしょう。……見てみたいかも。
まあ、そんなイメージの構築には、トゥルー俺がやってきたときの出来事も多少関与しているのでしょう。どれだけ「男なんて絶対嫌っ!」と主張しても、ママ&他のほとんどの姉妹たちが総員で大賛成した日には、押し通されてしまうでしょうから。……コレに関しては、むしろ麗が常識的な判断をしてるんですけど、まあトゥルーなので。ゴネる麗に言い含めたのは、きっと最年長者である海晴姉さんだったことでしょう。それでますます、「海晴姉様は、私にいじわるばっかりする!」ってイメージを強くしてしまったのかも。
そういう思い込みの幼さも、「あ――なんか損してる、私って」って言葉に端的に表れていますね。まあ確かに言ってみればそうなのですが、やはり麗はものの考え方や表現の仕方がいちいち子供らしくて可愛いですね。
と、そういうことはさておき、せっかく来てもらうならというケースに、京急の1000系なんて単語が出てきて、いよいよ麗のテツタイムがやってきたようです。……ってか、人間のかわりに車両て。遊べるような車両なのでしょうかコレ。
(追記)あー、こういうのが売りに出されてたんですね。搬送費が500万円ほどとのことですが、トゥルー家ならば金額的には可能な範囲でしょう。……まあ実際には、しつけの問題で、買ったりはしないんでしょうけど。
……などと思っていたら、
あっ。
それで思い出した!
私――あなたにお願いがあるの。
この土日――どっちか私につきあってくれない?
キャー!なんか唐突にでっかいイベント来ちゃった!
ついに海晴姉様からお許しが出て――
でも、やっぱり危ないからあなたと一緒なら行ってもいいって。
麗それ罠! 思いっきり海晴姉さんの姦計だから! ……ってまあ、麗にとっては、たとえそうだと分かっていたとしても、大きな問題ではないんでしょう。……どうも、そのあたりはまるっきり分かっていない(というかそもそも見えてない)という気はすごくしますけど。海晴姉さん、きっとウフフフってほくそえんでいますよねコレ。まあ、当の麗も心から喜んでいるので良いでしょう。
もちろんトゥルー俺も、体中からいろんな体液を流しかねないぐらい嬉しいので、これはもう、三方誰もが幸せになれる、実に見事な海晴姉さんのステキアイデアというべき他はありませんね。
そういえば、何か東京に新路線が開通したらしいですね今月。DOUMINであるリアル俺にはピンと来ない情報ですが、麗にとっては言うまでもなく十大イベント。「まだ小学生じゃあやっぱり――ね」ということで、となれば当然トゥルー俺の出番でありましょうとも。どうやら、目当ての地下鉄があるようで――
やっぱり乗るからにはまず急行に乗りたいわ!
ああ、これであちこちで表参道あたりでは
工事してた新しい駅の入り口も
みんな入れるようになったと思うと感無量!
東京メトロの新しい駅はみんなどこも結構キレイだから
期待できるわ(はぁと)
このはしゃぎよう喜びよう……! 自分で話しているだけで、こんなにも目を輝かせられるわけですよ、この子は。どんだけ好きなんでそうね、鉄道のこと。最近発売されたステキな漫画『FLIP-FLAP』(←そのうちレビュー書きます。漫画でこんなに感動したの久しぶり)のキャラクター達が抱くピンボール愛にだって、少しも負けていないんじゃあないでしょうか。
麗のそれは、幼稚園児のころからの筋金入りということで――うん、心の底から好きなものがあるのって、いいですよね。
アナタも――今からワクワクしてたらいいわ(はぁと)
フフフ――
わくわくどきどきが止まりませんよもう! ……リアル俺も、この週末、地下鉄でどこか遊びに行こうかなあ。
(速報) 360版『CLANNAD』は、7/17 → 8/28に延期とのこと(プロトタイプ公式)。まあさすがに、リトバスEXとブッキングするのもまずいですしね。
東雲版キミキス5人目は結美か! ああ……これで、傷ついた俺の心の傷を、思う存分心行くまで癒すことが出来そうです。実にタイムリー。太郎ならばやってくれると信じていた……!
ところで……なるみ編はやりますよね? やるって言ってくれますよね?
それはさておき、先日発売されたガンガンパワード版『キミキス after days』(AA)
のコミックスを読みました。連載のときから追っかけていたんですが、これがまた実によろしゅうございました。
そもそも、「二見さんと付き合い始めてから」の話という設定そのものからして、すでに勝利している感がありますが、まさにそういう状態のこの二人に期待した通りの、寸止めドキドキイベントのオンパレードであり、俺たちがキミキスに求めている類のものを、実に的確に提供してくれておりました。なんという甘甘、なんというオヤジ的お色気イベントっぷり……! あと、二見さんと菜々とが、嫁姑的な絡み方をしているのもいいですよね。菜々らしさが、最初から最後に至るまでバッチリ描かれており、菜々分補給という観点からも大満足です。
しかし、こうして見るとキミキスって、他メディア展開には本当に恵まれてますよね。
コミック版は、東雲版、糸杉版はもちろんのこと、黒井版もこの『after days』もそれぞれに満足できる出来でしたし、ずっと続いていたラジオも、本当に大好きな番組でした。ドラマCDもツボを押さえた心憎い出来で、こうしたクオリティの高い展開があったからこそ、『エビコレ+キミキス』なんて、廉価版なのに追加要素を含んだものまで出せたわけですから。これらの作品群を楽しんでこられただけで、俺はキミキスのメディア展開には大満足だった、と言い切ることが出来ます。まあ、欲を言えばキリがないわけですが、これらの時点でもうすでに満足と言えるほどの楽しみを得たので、これで良しとしましょうよ、と。まして、東雲版に至ってはまだまだ続くわけですから。
<AA> 7/18発売、『キミキス 〜スウィートリップス〜 (2)』
チャンピオンREDいちごで連載していたこちらも忘れるわけにはいきません。ちょうどこの巻で完結ですが、こちらに収録されているなるみ話は、なにかと不遇な彼女の印象を180度変えられるほどに良い出来でした。もちろん、他のエピソードも必見。川田センセイ可愛すぎ。
しかし実際、あの難易度の高い髪型をセットするのは、霙姉さんでなくとも難しそうで、普段やってあげているお姉ちゃん達(ホタや春風さん、時間がある日の海晴姉さんあたりでしょうね)はさすがにトゥルークオリティの凄さだなあと。
そして、観月のこの妖しいまでの色香は、はたしてトゥルークオリティの一言で済ましてしまって良いものか。この歳でもう「技:舌でチロチロ」ぐらいならバッチリ身につけているのが確実っぽいじゃあないですか!
そういえば、おっぱいって(たとえ氷柱のpetaπでも)左右両方にありますよね。だから、そのぉ……(←何かものを言いたそうな表情で。しかも、思わせぶりに指などしゃぶりつつ)。
むろん縞ぱんも良いのですが、ホタのキャラを考えると、水玉なんていうのもアリではないかと徹底討論したい今日この頃、ホタの綺麗な心を前によこしまな心を薫蒸消毒せねばらなぬのではないかという強迫観念に駆られることもしばしばです。
年上組の集団でなら、案外こういう一線越えもアリだと思うのです。
突発的ルル山祭り。なんだかんだで、コードギアスが面白いのは、この人の言動のなにもかにもがあらゆる意味で面白すぎるということに尽きると思うわけですよ。あのヘタレっぷりと天才っぷり、外道っぷりと人情家っぷり、人間として傑作すぎ。シスコンなうえにマザコンですしね。
こういう姿を見ると、さりげなく客の残したサーロインステーキを本人に気づかれないように回してあげたくなる俺は、むしろ米斗さん的な視点でこの子のことを見ているのかもしれませぬ。というか、トイレ君の鈍感っぷりはあまりにもギャルゲ主人公過ぎ。それこそ王道なのですが。
確かに、シチュエーションを追求すると、ハッピーハッピのほうにより濃厚かつ生々しいエロスを感じるわけですが。あれって良く見ると、キャラごとにスパッツ部分の長さが違ったりしますし。
のび太天才すぎる。
懲りろ。
うおおおおおお立夏チャオ! アイスの話題が続いたので、野生の鼻が反応したのでしょうか。以前のG'sで、俺たちが前々から懸念していたとおり、なんだか最近太ってきちゃったかもとピンチ状態的な反応を出しておりましたが、見るとどうやら、今日はその手の話題ではなく――
あはははは――(はぁと)
昨日――
麗ちゃん、また怒られてたネー!
あー。やはり怒られておりました。もう何度目でしょうか(俺の記憶が確かならば、おそらくは4度目)。あまりにも日常的なことなので、いちいち翌日の日記の子が触れるまでもないという雰囲気になってしまっているのかも知れませんね。あたかもカツオがサザエさんに起こられるが如き風情で。
しかし海晴姉さんも、ちょっと怒りすぎかなあという気がしないでもないのですが……
ちゃんと日記書かなかった上に、
間違って海晴おねーちゃんのとっておきの
ベルギーチョコのアイス――
食べちゃったみたいで。
――って、そう来たか! この話を聞いて当然、真っ先に思い浮かぶのが霙姉さんの顔なわけですが。ああ……なんという姉妹っぷり……。霙姉さんがアンコ派すなわち和スイーツ派で、海晴姉さんがチョコすなわち洋スイーツ派ってことでしょうかね。確かになんとなくそういうイメージはありますが、しかしそれ以前に、オヤツを食べ損ねてどうしよう的イベントが起こるのが、よりにもよって長女と次女というのは、どうなんでしょうか年上としての威厳的に。
ああ、しかし、ベルギーチョコ(トゥルー家のブルジョワっぷりを現してますね)を食べ損ねて、「もーっ!私のアイスがーっ!」と怒る海晴姉さんの姿というのは、ちょっと反則的なまでに可愛らしそうで、できればその現場、直に見ておきたかったところであります。……いや、社会人的にはともかくとして。
それにしても、海晴姉さんは麗とのイベントが多いです。忙しいせいかあまり日記回数が多くないため、ますますそんなイメージを持ってしまいますが、しかしそれにしても、麗と絡む頻度が多いなあ……とは、俺も前々から思っておりまして。
そんなことを思っていたら――立夏がそれに触れてきてくれました。
も――麗ちゃんって、海晴おねーちゃんと
相性良すぎだよね?
好みも似てるし。
なんか――ヤバイくらい(はぁと)
むむむ、今なんと?
これは――いや、いっしょに過ごしてまだ半年に過ぎないトゥルー俺としては、なかなか斬新な視点であります。海晴姉さんと、麗……むむむ? そりゃあ姉妹ですから、似ているところを探せばいくらでもあるでしょうが……動物的カンの強そうな立夏には、そういう本質的なところを見抜ける力があるのかも?
とりあえず、アイスを食べてしまったところから、少なくとも、食べ物の好みが近いということは間違いないようです。バレンタインのときにも、お気に入りだったというのをくれましたし、きっと麗はチョコ好きなんでしょうね。海晴姉さんのとともども、しっかり覚えておきましょう。
して、相性は……いや、海晴姉さんが麗のことを大好きだって言うのはバリバリ伝わってきますよね。本人自身、すごく気にかけていると言ってましたし。さらに先日のおっぱい事件のときも、まっさきに麗ネタを。
麗自身はどうなのかというと……この、毎回繰り返される短い日記→怒られるのパターンですが、さすがに慎重とまで言われる麗も内心で気づかないわけがなく、これはもしかすると、海晴姉さんにかまってもらいたいという思いがあるのかもしれませんね。怒られるけど、それがなんとなく嬉しいというか。確かに海晴姉さんの叱り方って、直接見たことはありませんけど、きっと相当愛情深く接してくれると思いますよ。自分が問題児の子供だったとしたら、同じように思うかもしれません。……まあ、これはあくまで勝手な推論で、単に麗の天然っぷりが筋金入りなだけという可能性だって十分に。
まあ、相性はさておきて(なんだかんだで仲良しなのは間違いないでしょうから)。好みもヤバいぐらい似てるということは――もしかしたら、海晴姉さんがトゥルー俺のことを好んでくれているぐらいに、麗もそういう気持ちを抱いてくれる余地があるってことでしょうか。きっとそうなのでしょう。そういうことにしました。
霙おねーちゃんが言うトーリ、
2人は前世でも姉妹だったのかしら?
……と、ちょっと気になる単語が。前世で姉妹という表現は、終末論的にどうなのかなあ、と。俺はあまりそちら方面には造詣が深くないのでアレですが、輪廻転生的な考え方と終末ってどうなんでしょうね? とりあえず、深くは突っ込めないので、疑問提起までで。
立夏はけっこう好きだけどナ――
このラブラブ日記(はぁと)
さあさあ、今日の主役のスーパー立夏ラブラブタイムがやってまいりました!! もー、この子は、なんだっていつだって、これでもかっていうぐらい楽しげに行えそうですよ。少なくとも、家族といっしょなら、どんなことでも楽しくしてしまえそうです。それがトゥルー俺だと、さらにラブラブ度までが加わるわけで、これはもうウヒヒヒヒヒヒヒ(←幸せを噛み締める余りキモくなりましたが無害です)
しかし本来、立夏ほどアクティブでアフォよりの子であれば、こういう文章を書く作業を苦手としていてもおかしくなさそうであり、事実本人も、「メンドクサッ!」的な思いがないわけでもないようです。
しかしながら、日記特有の、「シークレットな感じのする」思いのやり取りが、立夏的にバッチリツボにはまるようです。ええ、こういうところ、立夏はすごくセンシティブそう。今はまだまだ子供全開ですが、案外大人になったら、誰よりもラブな空気に敏感になりますよこの子。
なにせ、こういう今日みたいなやりとりでさえ、「心臓バクバクしちゃうくらい」とのことで――
あ、なんか、も、ヤバイ(はぁと)
リッカ、ラブが高まってきた!
オニーチャーン!
大好きだよ〜っ!!
チャオオオオオオオオオンッ!(←興奮と喜びの余り、逆にトゥルー俺が立夏化) ああ、なんですかこの、辛抱たまらんとばかりの本能への忠実っぷりは! いつものことではありますが、立夏のこの、食欲とか性欲とかを満たすときのような反応、トゥルー兄としてどう対応したら良いでしょうか。……性的な方向以外で。
オトナになってもずっとずっと一緒にいるからね〜!!
……と。最後にふと、とても大切で、とても嬉しい言葉を放ってくれるあたりが、なんというかなんというか。本当に大事なこと、立夏はよく分かっていますよね。考えるまでもなく、そのステキなセンスで。
昼間に思わず速報で更新してしまうぐらいの衝撃情報でしたが、さらに詳細な内容が。
あー、なるほど……今回のリメイクって、アニメ先行の企画なんですね。確かに、いかに古参のファンの支持があるとはいえ、10年前の作品を、それもPS3という新大陸でいきなりリメイクっていうのは、ちょっと度胸がありすぎだなあと思っていたら、アニメを先に流して相乗効果を狙うという算段があったようです。
これは確かに、理にかなっている展開方法だと思います。先にアニメを放送すれば、そこから獲得した新規ファンに対してもPS3版を売り出せるわけですから。PS3の存在を軸とした、アニメ・ゲームの相乗展開として、理想的な囲い込みの形の一つではないかと。アニメとゲーム両方の資産・ノウハウ・開発力を持つ、アクアプラスならではの戦略ですね。
アニメ版については、ゲームとは少し違う展開のストーリーになるとのこと。まあ、こちらはこちらで期待するとして(←恐らくは放送が見られないであろう地域に住む者特有の、どこか諦観をはらんだ反応)、肝心のPS3版について。
当時からの待望であった、純粋なAVG化に、まずは喝采。絵師は当然のようにカワタヒサシ氏。当時の絵も好きでしたけれど、今の脂の乗り切った絵でホワルバを味わえるのは、非常に嬉しいですね。キャプに写っているゲーム中の立ち絵を見る限り、とても期待できそうです。
で、気になっていた、あの名曲に関しては……
PC版で使用した3曲(「WHITE ALBUM」「SOUND OF DESTINY」「POWDER SNOW」)は、たとえ新曲がオープニングとエンディングを飾ったとしても、どんな形でも劇中で使用するつもり。
と、嬉しい宣言が。……というか、もしこのうちどれか一曲でも切っていようものなら、その時点で俺はこのリメイクを見限っていたことでしょう。まあ、当然といえば当然ですよね。できればちゃんとOP・EDで使って欲しいという気持ちもあるのですが、せっかくのリメイクということで、新曲だって大ウェルカムですよ(←PS3ということで、くたたん的な口調に)。というか、全てのエンディングで同じ曲を使う必要は必ずしもないわけで……。
まあ、ホワルバの曲に関しては、他ならぬ下川氏自身がどんなファンよりも強い思い入れを抱いているはずなので(エピソード例)、どうあれあまり心配はしていませんけれどね。
……で。この先行発表のキャスティングについてですが――色々と思うところはあるものの、まずは一人の水樹奈々ファンとして、彼女が歌う「SOUND OF DESTINY」が聞けることを喜ぼうかと。これは正直、以前からカバーで歌って欲しいとさえ思っていた組み合わせなので、飛び跳ねんばかりに嬉しいです。CVとしても、理奈のイメージ的に、悪くはないんじゃないでしょうか。わりとしっくり来そうな気がします。
由綺:平野綾については、現時点ではあまりイメージが沸かないのですが、まあ、歌あってのホワルバなので、企画的にはそれなりに納得できるところも。どうやら今回のホワルバリメイク、アニメあっての企画ということで、そのキャスティングについては、(業界的に)なんとなくネガティブな感じの思い込みがついて回ってしまいがちですが、あんまりそういう思いに振り回されるのもどうかと思うので、ニュートラルな立場で期待することに。……いや、自分、平野綾ボイスそのものは好きなんですよ。ただ、彼女の声って、こういうアクのないヒロイン役だと、声に華がありすぎるというか、妙に甘く作った、悪く言えば媚びた感じの演技になりがちなので、そのあたりが心配で。由綺はもっとこう、素朴な感じの空気があるんで、そういところを細やかに演技指導されているといいんですが。演技力そのものは十分にある人だと思うんで(こなたを演じれるぐらいですし)、原作側の指導次第だと思います。
まあ、いずれにせよ、実際に聞くまでは、いかなる断も下すことはできなさそうですが……うーむ、早く聞いてみたいなあ。
……まあ、とにかくですよ。色々心配なところもあるわけですが……あの俺の大好きな名作に再び日の目が当たったことを、今は素直に喜ぼうと思います。アクアプラスよ、どうもありがとう! こんなにWAで盛り上がったの、初代葉鍵板最萌トーナメント以来ですよ。ああ、何もかにもが懐かしい……。
<AA> 『AQUA PLUS VOCAL COLLECTION Vol.1』
ToHeart・WA・こみパ期の名曲を収めた、俺たち世代にとって永遠に輝き続ける一枚。ちなみにこれは再販版で、中身は昔のと同じですが定価が2000円に引き下げになっていたりします。GJ!
当時からのゲーマーで、このへんの作品に思い出もたっぷりだけど、CD音源では持っていないという人、これを機に、あの懐かしく幸せだった頃にトリップするのだ。俺も今、旧版のを引っ張り出してきて浸ってる真っ最中です。ああ……間違いない、今だから言える。このあたりの曲が、間違いなく俺の青春だった……!
そんな懐古作品など知らぬ、通じぬという新しい世代の方々にも、できれば一度、聞いてもらいたい一枚です。というか、「POWDER SNOW」の良さを今の世代の子たちに伝えられるというだけでも、今回のリメイクは価値があると断言いたします。
小学館の事件に端を発した、この竹熊先生によるシリーズですが、この回は特に必読。具体的な「こうしたらいいのでは」案が出ていて、非常に面白いです。自分は漫画業界に関してはあんまりピーンと来ない人間なのですが、これだけ大きく、しかも誇れる文化を生み出している市場なのだから、可能な限り洗練したシステムが出来て欲しいなあと願うばかりです。
してあげるのは得手だけど、してもらうことに対しては防御力0って感じのイメージがありますよね春風さん。「王子からひたすらご奉仕される気分はどうですか? お姫様」とかトゥルー俺が言おうものなら、その場で悦死しかねなさそう。
そういえば、初回以来とんと出番のない金獅子丸。まあ、これが日記内で振るわれるとしたら、間違いなくトゥルー俺の粗相が原因なので、むしろ良いことではあるのですが。しかし一度ぐらいは、ヒカルの戦闘力の高さを見てみたいですよね。……できれば相手はトゥルー俺以外で。
先日の日記で、アンコの匂いのするところにはどこからともなく(しかし必ず)現れる、というイメージがすっかり定着してしまった気がしますが、どら焼き事件のことを思うと、いずれ時間の問題だったような気も。
なんかこんな感じの思わせぶり映像も出てきたりで、重要度を増している感のあるアーニャですが、そういう期待感とはまた別に、学園入りが素直に嬉しいなーと喜んでしまう俺は間違いなくギャルゲ脳。コードギアスは、あらゆるジャンルのオタをひたすら喜ばせることに全力を尽くしてるって感じの作品ですよね。
ち、ち、ち、違うんです違うんです! ――と、まだ特に誰からも追求されていないにも関わらず、つい条件反射的に、こういう言い訳じみた反応が出てきてしまいました。これも、さくらという女の子の持つ魔性の一つなのでしょう――とかもっともめいたことを言ってますが、単に「棒」と「アイス」という単語の組み合わせだけで、実に典型的かつアレな発想へと飛躍してしまえる俺たちの脳が特殊仕様というだけのことかも知れません。というか、間違いなくそうなのですが……しかしだからこそ、そんな俺たちがトゥルー俺であるからこそッ! さくらのおくちに「あ〜ん」って棒アイスを食べさせてあげたいと思う俺たちだからこそっ! 今日のような、さくらの日記全般が凶悪な破壊力を持つのであります。
……と、自己弁護になってるんだかなっていないんだかな言い訳から始めてしまいましたが、さっきもいったようにそれも無理なからぬこと。さくらにアイス――これは非常に危険な組み合わせですよ。
さくらという子の魔性については、俺たち常連トゥルー兄にとってはすでに常識として理解していることでしょうが、この子の無為自然的な行動には、常に男性的に「何か」を思わせるものが漂っており、そこにこの臆病な性格による庇護欲のかきたてっぷりが加わることで、なんというかなんというか――ああああッッさくらにアイス食べさせてあげたいようッ! ……という感じに、容易にその人格が壊れます。そして、そのリアル人生さえも危機に。後悔はないですがね別に。
と、リアルからの事実上解脱宣言をしてしまったところで、さくらの反応を見ていき……い、いき……たいと……。
だって――
だってだってね。
うえーん……。
――ッッッッ!!!! ……この沸いてくる衝動はアレですかね。動物としての本能なんでしょうか。庇護欲というかなんというか、そういう何か、本能に直結していそうな狂おしい衝動は。
食べるのが遅いさくらは、アイスをいつも最後まで食べられないとのこと。ええ、アイスって溶けちゃいますからね。溶けたアイスって、なんだか白くてドロドロで……ってその方向へ思考が向かうのは全力かつ必死で避けますが、ともかく、カップアイスですら、さくらの大好きなギュウニュウみたいな状態に、コーンもドロドロ(また……いやいやいや)、棒アイスはあわれ落下……って、これは自分も悲しい経験が難度もありますが。
ともかくともかく。「さくらはいっしょうけんめい食べてるのに――」と、その言葉だけでえらいねーってなでなでなでなでしたくなりますが、それなのに報われないということに、これまた父性が刺激されてやみませんどうしよう。
お外で地面に落ちたアイスには、ありさんが群がって食べちゃうわけですが、それを見るのも泣きたくなっちゃうというわけですよ。うわわわわっさくら泣き止んで、と反射的に思うのと同時に、この感受性の強さに、なんだか嬉しさをも感じたり。いじめられ感の強いさくらですから、この子の頭の中では、アイスどころか、そのうち自分自身にまでありさんが群がって……とか、そういう感じの想像にまで至ってしまうじゃないでしょうかね。これも感性が豊かだからこそですが……ここで、さくらが思っているのとは似ているようで性的なベクトルが多分に含まれた妄想を行ってしまう自分に軽く絶望。……い、いや、虫にたかられるさくらといっても、おなじみ『淫幼蟲』レベルのことまでは妄想してませんから!(←予防線を張ろうとして逆に被害を拡大)
だから、ゆうべね、お兄ちゃんがさくらに棒のアイスを
ひとくち食べさせてくれて――
とってもとっても嬉しかったの!
……と、リアル俺がダメな妄想に悶えている間に、トゥルー俺が良い仕事をなさっておられました。ふむ……昨夜のトゥルー俺は、麗といっしょにアイスタイムだったわけですが、案の定、この子たちがいっしょになったわけですね。二人きりを望んでいたのは確かですが、この子らが来るのに、何の嫌なことがありましょうや。むしろウェルカムですよー、というわけで、実に良い夜アイスを行えたようですね。
に、にしても……さくらというか、小さな女の子に、棒のアイスを食べさせてあげる絵って……想像すると……これは、なんというか……(今日の最初に行った煩悶が再び)
どうもありがとうございましたっ(はぁと)
――と、このはきはきと可愛いお礼で、そんな邪念も一発で吹き飛びました。ああ、えらいなあかわいいなあ。「えへへ――(はぁと)」とか、普段泣いてばかりのさくらが、こういう花が咲いたような反応を見せてくれると、本当幸せになれますね。
これからは棒のアイスの時はいっつも――
あんなふうにお兄ちゃんが棒を持っててくれたらいいのにな。
OK、棒アイスはトゥルーお兄ちゃんにおまかせ! 目指せ、棒アイスの達人。しゅこしゅことね!(←本来の棒アイスには不適切な擬音です)

……どう反応すべきか、俺の脳内でいまだ統一見解が出ず。
(PS3ごと買う意思決定だけは全く揺らいでませんが)
L4Uカタログ第5号もう配信されているっぽい! というわけで即刻落とすべーし。
ラストの立てこもり→ゾンビ集団の猛ダッシュ怖っ!! いや、この迫力のあるプレイ感覚は、期待以上です。すげー今すぐやりてー!
……と、少々開発に遅れが出ていた本作『Left 4 Dead』ですが、このトレーラーを見て、超絶に楽しみになってきました。ダッシュ有りのゾンビ集団に対し、COOPで応戦・立てこもりのサバイバルという王道プレイですよ? 盛り上がらないわけがありません。
で、気になっていた発売日ですが、どうやらあちらでは11月4日で確定のようですね。こちらで無事発売するかどうかは、まあ祈るばかりでありますが、順調に移植されるとなると、なんだかギアーズ2と被りそうな気がして少々空恐ろしい気分に。できれば少しズレてくれますように……。
うおっ、意外と発売日が近い! 日ごろシューティングは敬遠しがちなYU-SHOWさんですが、こんな俺だからこそ……という気持ちを抱かせてくれる、このXbox360版『オトメディウスG』、時期的にも程よい感じであり、RAPも手に入っていることもあるので、可能ならばぜひ突貫させていただこうかと思っております。
とりあえず、『さざなみ壊変』さんのところに詳細が出ておりますので、チェックすべし。
<AA> 9/25発売決定! Xbox360『オトメディウス ゴージャス!』
……それにしても、この6月からのXbox360ラインナップは、異様なまでの充実っぷりですね。プラチナや先のCOD4特別版などを含めると、実に死ねそうな勢いのゲームスケジュールに。中でも特に、7月がヤバイマジヤバイ。でも楽しみ。
ニヤニヤニヤニヤ。しかし、この家にいると、こういうこっぱずかしい類の行動には、すごい勢いで慣れてしまいそうですよね。それゆえのトゥルー兄側は平静を保っておられるわけなんでしょうが、麗さんはその気質ゆえに染まり具合が少なく、それゆえに初心(ウブ)! これが立夏あたりだと、一本のポッキーを両側から食べるぐらいのことは日常的に誘ってきそうですしね。
まさに「ぷーくすくす(はぁと) ちっちゃーい!」! というか、なんとなく苛めたくなるオーラを漂わしているのも氷柱という子の特徴ですよね。いや実際、あの性格もそうですが、妹に対して過保護にしすぎて、それが少し……という図も、なんかありそうといえばありそうですし。
もうね、今週のロロは、可愛すぎかつ危なすぎで、色々な意味でハラハラものでした。ルル(仮)に対する釘の刺し方、兄さんの帰還に見せた輝くような笑顔、そしてvsシャーリーのあの表情。もともと他人をDIO様理論でSATSUGAIしまくれる子なだけに、もうたまりませんよ。
しかしそんなロロをまさに陥落(おと)したルルですが、なんだかんだで結局こんな感じなんでしょうね。
上のスレのお口直しに。
今日は――もう、暑くて。
いやもう全く! ……と、更新ボタンを押してみて、妙に尺が短いときは、あさひさんor麗の日であると、もう体が覚えてしまいました。麗です麗!
なんか、ずいぶんと久しぶりって感じがしますが……あ、騎馬戦のときの報告があったか。しかしまあ、この日もまた短いこと。気持ちはビンビン伝わってくる内容ではありますが、やはり麗のお声を存分に堪能できた、以前の叱られ二回連続更新の時期と比べ、ここのところ、直接的な麗分が足りないという感は否めませんね。このさらに前だと、GW前のバス嫌事件であり、これもまたインパクトは十二分なほどの出来事でしたが、やはり直接的なスキンシップが欲しいよう欲しいよう的科学的観点からすると、やはり少々。
そんな麗日照りともいえるこの時期に、ついに恵の麗がやってきた! ……と思いきゃ、今回も「じゃあ、今日はコレで終わりっ!」文脈ってうわあああああああああああおおおっ!? 海晴姉さん! 海晴姉さん出番です!
……とヘルプを叫びたいところではありますが、しかしながら、この麗の短い日記というのも、これはこれで、伝わってくるものが多いのですよね。そんなわけで見ていきましょうか。
「こんな日は――なんにもやる気がしないわ」と、いつもながら、リアル世界との強烈なまでのリンクを感じる書き出しが。いやもう、俺の住むリアル試される大地(サミット開催寸前)ですら、なかなかに暑苦しい思いをしてしまうほどでしたから。どうもこのトゥルー世界、リアル世界のを反映し、毎日毎日その日のうちに創りだされているという気がしてなりません。そうでなければ、ここまでズバリなリンク率を説明できないんですよ。だとすれば、とにもかくにもゴッド恐るべし、の一言に尽きるわけですが……まあ、それはさておき。
確かに、この暑さでやる気がなくなるというのはよく理解できるわけで――
あなただって――こんな日にわざわざ――
こんなうっとうしい日記なんて読みたくないでしょ?
否、否否否!(←命の鐘の十常寺的に) いやいやいやいやいやいや、さっきも申したとおり、今の俺はまさに麗日照りの麗分不足状態であり、そこに注がれるものであれば、どんな罵倒であろうと、至福の心境で……と猛烈な勢いで反論したいところではあるのですが。
麗は、自分の日記が、トゥルー俺が読んで嫌なものなんだと自覚的に思っているようですね。いやまあ、一般的な理解からすれば当然とも言えるのですが、これはけっこう、麗の内面が現れている気がするというか……結構、こういう自分自身に対して、思うところがあったりするんでしょうかね? 自分のことを、「かわいくない子」みたいに思っているとか。
そういう麗の内面、けっこう気になるところではあるんですが――
ね?
ほら、返事は――?
……
無言ってコトは同意ってコトよね。
俺内部の服従遺伝子が猛烈な勢いで敏感に反応! ええ、そりゃもう、何も言い返せなくなってOKですとも。本当にいざというときならともかく、普段はこのぐらいの力関係がなんか心地よいというか、自分のMっぷりを痛感した次第であります。フフフ、リアル俺とトゥルー俺のリンクっぷりもなかなかのものではないですか。「――フフン(はぁと)」と非常に得意そうな麗を見るのも、これはこれで、M属性関係なく、兄として無条件に幸せと言うか。
……とケリをつけて、日記を終えようとする麗。いや、この手の理屈で海晴姉さんが説得できないということをいまだに学習しないこの子が、なんだか非常にいとおしいわけですが、今日の締めにはなんだか、それ以上に明日以降に引っ張られる予感を覚える内容が――
キッチンにアイスでも食べにいこっと。
協力してくれたから――
あなたも、来てもいいわよ?
イヤッホォォォウ飴と鞭ィィィィッ!! いや、これは麗の表層意識的には、単なるご褒美みたいなもののつもりなんでしょうけど(あと、いざというときの責任背負わせ)、なにげに内心で、トゥルー俺のことを求めているんだなあということが感じられ、トゥルー俺としては内心非常に良い気分で御座います。それに、夜中いっしょに二人きりでつまみ食いだなんて……おっ、おっおっおっ!? これはなにげに、非常にステキなシチュエーションじゃあないですか? いや、特別ヘンなことを考えてるわけでもないんですが、ただ、夜に二人きりでアイスを食べるという行為自体が単純に魅力的というか。
ただ。一つ気がかりなことといえば、この大家族の中で、数人だけでこっそりアイスを食べたりなどできるかということであり、恐らくは誰かが嗅ぎ付けてくることでしょう。ほら、野生のカンのある立夏はもちろん、甘いものに目のない某姉さんとか。
新作来ましたよー!週末はサイトが重すぎたのですが、ようやくじっくり見られるように。
今回のテーマは「武士娘」。メインヒロインのモモ先輩が、その性格といい、ばっちり姉キャラだったりするところといい、相変わらずタカヒロ氏の個人的好み120%って感じですね。そうそう、この貫き通す拘りがいいんですよ。白猫参謀氏より原画が変更になったのも、ファンとしていくらか寂しくはあるものの、新鮮さがあっていい感じです。ただ、初見ではちょっとキャラのメリハリが弱い感があるかな? すぐに馴染むようにはなるでしょうけど。
今回はなによりも、舞台が再び学園モノに戻ったということが一番の期待要素。姉しよやきみあるのような家庭モノも、それはそれで楽しくていいんですが、あちらはどちらかというとマッタリ向きであり、青春の汗と涙的なドラマっぷりを醸し出すには、やはり学園こそが相応しい舞台。
タカヒロ作品って、毎回掲げる「姉」とか「ツンデレ」みたいなテーマに注目が行きがちですけど、本当の意味で毎回貫き通しているのは、「仲間同士の絆」の心地よさなんですよね。姉しよ・きみあるでは、それが家庭という形で表現されているわけですが、学園での友達同士というのは、ある意味で家庭にすら劣らぬ、絆ユニットの双璧みたいなもので、これが交互に来るっていうのは、流れとしても理想的かなー、などと思うわけですよ。
ほら、タカヒロ氏の作品が発表されたとき、たいてい最初に公開される絵が、仲間と一緒になってる一枚絵じゃないですか。姉しよの時は、お姉ちゃんみんなとちゃぶ台を囲んでる絵。つよきすの時は、レオの部屋で幼馴染ズがたむろってる絵。きみあるの時も、ご覧の通り。
今回のマジ恋については、特にそういう部分が強く押し出されている感じが強く(作品概要を見る限り特に)、これはいつも以上に期待できるかな、って自分は思っております。
それはそうと、今回キャラ多そうですねー。紹介欄の空きスペースといい、「豪華声優陣予定。約40名。」という文句といい。楽しみです。
……というか、紹介第一弾でもうすでにデニーロ的存在が。「知的な喋り方をする」「第2形態になると声質が異なる」といった部分を頭に刻み込みつつ、どんな声が来るかを楽しみにしておきましょう。
あと、ED曲のクレジットに早くも「氷青」の名前があることから、こちら方面でも期待感が膨らみますね。まあ、ほぼ毎回お馴染みの存在ではありますが、今回は位置づけ的に……?
ようやく、SCシリーズ最大の楽しみである"キャラクタークリエイション"の情報が出てきましたね。いやもう、3のときの経験上、これがあるだけで延々と楽しみ続けられる自信があるわけですが、今回はまして、ネット機能があるじゃあないですか。エディットキャラで対戦できるかはまだ未確定ではありますが、さすがにこの目玉要素を活かして来ないわけがないだろってことで、凄まじい勢いで楽しみにしているわけですよ。
今回はなんといっても体格変更可能なのが嬉しいですね。これでガチムチ系と和キャラ系のメリハリをはっきりと付けられるように。
ちなみに、こちらのスクリーンショットで、どんな感じにキャラクリできるかの例が見られます。ううむ、いいなあ、想像以上に格好よさそうだ。もちろん、こういうまともなのだけでなく、思いっきりイロモノも可能なことは間違いないと思うので(アフロアフロアフロ)、ガチ方向でもネタ方向でも、今のうちからアイデアを温めておこうかと。
<AA> 7/31発売、Xbox360『ソウルキャリバー4』
そういえば、Xbox360用キャリバースティックも同時に発売するらしいですね。RAP.EXを逃していたり、安いほうが良いという方はチェックしておくが吉。
俺にとってのこの夏は、こちらのチェックリストを見ての通り、やりたいゲームの発売日密度が本気でどえらいことになっているので、シリーズ未経験のテイルズはスルーしようと思っていたのですが……体験版の評判や、このようないい新キャラの情報を見るたび、どんどんプレイしたい欲が高まってしまい、どうしようかと煩悶しております。というかバンナムは、もうちょっと自社作品の発売スケジュールというものを考えるべきだと思うんですよ。キャリバーの1週間後にテイルズて。年末とかならまだしも、この真夏の時期に。まあ、嬉しい悲鳴なんですけどね。
<AA> 8/7発売、Xbox360『テイルズ オブ ヴェスペリア 特典 スペシャルDVD付き』
Xbox360本体との同梱版ももうじき予約に出てくるはずなので、Xbox360未所有で狙っている人はもうしばし待つよう。
そら、ひとりでできるの!
うおおおおおおおお青空はえらいなああああああああああっいよーしよしよしよしよし……と、最初の一言を聞いただけで、無条件に可愛がりたくなる衝動を覚えさせる高性能一歳児・青空が、今週のトゥルー日記の切り込み頭であります。
いや実際、非常に今更ながらではありますが、青空の実年齢と比べてのハイスペックぶりは、本当に驚くべきものですよね。……というのも先日リアル俺は、親戚のところで産まれた一歳六ヶ月の赤ん坊と接する機会がありまして。
確かに、自分の足でちょこまかちょこまか動き回ることはできるんですが、喋る方はまだまだ、「マー」などの単音節の言葉がやっとですし、まだまだ立って歩ける赤ん坊、というのが素直な印象でした。可愛らしいことに関してはこのうえありませんでしたけどね。
まあ、リアルとトゥルーを比べること自体ナンセンスなのではありますが、そういう体験をしたことで、改めて、ここんちの小さな子たちの凄さが理解できたなあ、と感慨深い気持ちになったわけです。
と、そういう前フリがあったので、
そら、ひとりでできるの!
はみがき!
という青空本人自らの報告に、いつも以上の驚嘆と、それにも勝る嬉しさを感じることができたという次第であります。すごいなあ、青空。まだ歯だって、生え揃っているかどうかって時期でしょうに。
まあさすがに、普段は誰かにやってもらって、今日たまたま自分でやってみることができた……といったところなんでしょうけれども、それにしてもすごいです。えらいです。
思うに青空って、性格が非常に積極的かつ活動的なんで、こういうチャレンジにも非常に意欲的なんでしょうね。それは、この体や言語能力の早熟に手助けされている部分もあるんでしょうけど、それを差し引いてもなお、青空には将来大物になりそうな気配がアリアリです。
しゃかしゃか
しゅっしゅ。
しゅこしゅこ
しゅっしゅ。
……え、ええ。このステキな擬音の表現っぷりからも、俺たち的な意味で、将来性というか大物っぷりみたいなものを感じずにはいられないというか。
えへへへへ(はぁと)
これで――ばいきん
ないない(はぁと)
まあ、そんな俺たち的な反応要素を抜きにしても、この可愛らしい反応だけで、十二分なまでに撃滅させられてしまうんですけどね。うおおおおお俺内部での父性が奔走するッ!
それはそうと、この自分での歯みがきをしつけたのは、一体誰なんでしょうね。ママじゃないとすると、姉妹の誰かなわけですが。ホタや春風さんは、もっと何から何まで面倒を見てあげそうなイメージがあるんで、案外しつけにうるさそうな、海晴姉さんあたりでしょうかね(麗への対応を見る限り)。
歯みがきできるのがいい子、いやがるのが悪い子と、そう言って聞かせるのは簡単ですが、実際にそうさせるとなると、これは相当な手腕って気がしますね。もちろん、青空自身がすごい子っていうのもありますが。
おにいちゃんはいいこ?
わるいこ?
あ……い、いや……。
すいません、ちょっと磨いてきます。(←夕食直後だったので、つい)
……ふう。磨いてきました。リアルで。一歳児にみだしなみを諭されるリアル俺(20代男性)という構図です。実に見事な尊厳崩壊ですが、なんか……これはこれで快感なような……(←人としての「何か」が終わりかかっているのかもしれませんね)
まあとりあえず、これで悪い子にはならずに済みました。青空のお口とおんなじに、ぴっかぴかのお口にとりあえず。
そらのおくち、ぴっかぴか!
いちごのにおい。
いーにおい!
おにいちゃんにちゅ――(はぁと)
サプライズアタック直撃ッ!! わあい、青空がえらいこだってちゅーしてくれたよー!(←喜びと驚きのあまり幼児化。それも、青空より下の精神年齢に)
攻略動画につき、解法ネタバレになります要注意。
先日、前ぴー氏に強烈にオススメされていた『Portal』(『オレンジボックス』収録)をプレイしてみたのですが、これが実に楽しくて、この週末はずっとこれをプレイしていました。
この作品、パズルFPSって感じのゲームで、その斬新なプレイ感も大変よろしかったのですが……ゲーム性とはまた別に、その世界観といいましょうか、プレイ中に出てくる無機物物体の喋りやノリがアメリカ的なセンスに溢れており、なんだか病み付きになってしまいそうな魅力を感じてしまいました。……ええ、これはまさしく「萌え」ですね。
どういう連中がいるのかは、リンク先や動画を見ていただければ把握していただけると思うのですが、実際にプレイした身としては、あの殺伐とした無機質の世界の中、なんだか妙な存在感をかもし出すこれらのオブジェクトに、まるで人間に対するような感情を覚えてしまったとしても、なんらおかしいことではないと思えます。……たぶん。
というか、攻撃ロボット「タレット」については、概念的な意味ではなく、もっと具体的な形でカワイイですね。「下ろして!」とか「痛い!」とか喋りますし奴等。むやみにいじめたくなる愛いやつです。……けっこう殺されましたけど。
<AA> Xbox360『オレンジボックス』
PORTALのほか、4つのゲームが収録された超絶お買い得パッケージです。……というか、むしろHalf Life2のオマケ的扱いなんですけどねPORTALって。Amazonに飛ぶと、Z指定作品ということで「18歳以上のみ」が表示されますが、別に加重コンパニオンキューブとの濡れ場が含まれているわけではないので要注意。ちなみにPORTALだけ遊びたいならば、PC用の単品もあり
。
そのかわいいぺったんおっぱいは、小さな子のためではなく兄のためのものであることが具体的に立証されました。他の誰に必要とされなくとも俺が切実に求るので問題なし。
たくしあげ! 吹雪って案外、こういう方向での暴走をしてくれそうなところがありますよね。そういう危うさがまたかわいいのですが。
いやあ、ジャングルって感じではなくって、毛量としてはそれなりって感じでしょうけど、生えてる一本一本がわりと剛毛というかそんな感じのイメージが……ってそれはともかくとして。
ホタは嫉妬や悪意には非常に鈍感な子だと思うんですよ。善意の塊みたいな。ただし――それゆえに、無自覚にSっぽいところがあるとも思うのです。この(恐らくは)はだエプでの新婚ごっこも、そんな感じのノリではなかろうかと。
きっかけはどうあれ、異性を意識しはじめた麗――まさに究極兵器。思い込みが人一倍強そうな麗なだけに、溜まりに溜まると、とんでもないことになるという予感というか確信が。
日記のほうでは、ヒカル・氷柱の二人の組み合わせが出ていますが、この二人って結構絵になると思うんですよ。典型的な武力派と知力派ですし、お互いそれを弁えて、互いにそれを尊重しあっていそうな感じが。G'sでのイラストに、いねむりしてるヒカルを氷柱が「まったくもう」って感じの表情で見ている絵がありましたが、あれが非常にお気に入りだったりします。
これ以上ないほど現在のギアス内状況を示しておられる図であります。人はロリコンであるがゆえに争わなくてはならないのでしょうか。
うおおおおおおV4Uのジャケット絵ッ!! 毎回ジャケット絵には興奮させられることが多いわけですが、今回は夏ということで、かつてない勢いです。ってか、あずささんの水着これ、ギリギリってレベルを超えてそうなんですけど大丈夫なのか。
収録内容は以前伝えられていたとおりですが、初期の発表より、タイトル&発売日が変更になっているので、最近情報をチェックしてなかったという人はご注意を。7/9発売 → 7/23発売、『Summer for you!』 → 『Vacation for you!』ですので。
<AA> 7/23発売『THE IDOLM@STER Vacation for you!』
うむ、改めて聞いても「i」は良い曲であります。今回は完全新曲ではないからということなのか、「スクールウェア」まで付属するんですね。アイドラ付属の「サマーデイズスクール」も併せて、これは必ず押さえねば。
……っていうか、そのアイドラ自体もなんか必見っぽいです。無印の「聖白バラ女学院物語」は、やよいを高慢お嬢様役にさせると、聞いたその場で射精しかねないほど素晴らしかったのですが、今回の面子も、千早・雪歩・律子と、いかにも面白いミスマッチ配役が楽しめそうです。わくわく。
衣装については、グラビア2もいいのですが、やはりハッピーハッピが可愛らしくて良いですね。「ハートインシロップ」と「オーロラチェック」もいい柄。なんかここんところ、既存服のバージョンがだいぶいい感じですね。
そして今回も、「テーマ:エクステンド3」は実によさげで、即刻購入決定。安くていい絵柄で、しかも起動のたびに目にするものなので、コストパフォーマンス抜群すぎですよねこれ。
<AA> いつもの3500。
本日の価格相場は15%オフです。いずれにせよ、来週25日までにポイントの補充をば。
本気(マジ)ですか。 これは確かに、あこ姉りこ姉大好き弟であるところの自分には吉報中の吉報ではありますが、あの作品の内容的に(参考1、参考2)、18禁指定しなくて平気なのかという、当然抱いてしかるべき心配が。
まあそのあたりは、ギリギリ表現が何かと多い昨今のアニメ業界ですから、期待に沿った形で乗り越えてくれることを期待いたしましょう。必ずや、やりとげてくれることを信じましょう。
アニメ版に関しては、原作『Kiss×sis』3巻の限定版にDVDが付属するとのことで、まずはそちらで初披露ということになるのでしょうね。楽しみすぎ。
うわ、こういう限定版で来るとは! うーむ、いずれ参戦しようとは思っていたのですが、このタイミングでDLCパック着きの限定版というのは絶妙すぎるなあ。プラチナ化を待とうにも、CoDシリーズは今まで一本もされていないんですよね。加えて、通常のマップパック価格が800MSP(1200円)ということを考えると、こりゃ俺的にも買っておくしかないじゃないですか。よし買った。
しかし、ギアーズのときといい、遅れて参戦すると、オンでは凄まじい勢いでフルボッコにされるんだよなあ。すなわち、あの自分がウジ虫のように思えてしまう惨めな感覚を再び味わうことになるわけですが、しかしそれはそれで醍醐味というか。
ようし、頑張ろう。まずは、ジオン軍少佐の動画で研究だ!(part2)
<AA> 7月10日発売、Xbox360『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア 追加マップダウンロード特典付きスペシャル限定版(数量限定)』
通常版とは価格差数百円程度。こりゃあ買うしか。
アスラム四将軍のデザイン格好よすぎなんですけど。さすがUnreal Engine、クリーチャーを造形させると素晴らしいですね。リアルケロロさんキモカワ格好ええなあ。
戦闘は、サガっぽくシンボルエンカウントなんですね。キャラ単位ではなくユニットそのものを動かす感じのシステムで、なるほど、軍団バトルをやるのに相応しそうな感じです。以前の記事で、「最大70体ものキャラクタが入り乱れて戦う」と書かれていましたが、今回のインタビューを読む限り、だいたい20人弱程度のパーティを、ユニオンとして組み合わせていく……って感じになりそうですね。いや、これの戦闘すごい楽しそう。年内に出るのかなあ。
<関連リンク> 『ラスト レムナント』公式サイト(スクウェア・エニックス)
テイルズ体験版&L4UのDLC5弾プロモ、マーケットプレイスに来てました! うーむ、テイルズも一度味わってみなければなあ。とにかくこの夏のXbox360、いい感じの流れが続いてますね。今年あたり、そろそろ息切れするんじゃないかと危惧していた身としては、本当に嬉しい限りです。
小島 いままでのRPGから一皮むけたものをと考えて作ったゲームで、RPGとして楽しめるのはもちろんですが、アクションとしても楽しめます。かなり自由度が高くて、なおかつ物語もきちんと絡み合って進んでいきます。こういうスタイルのゲームってなかなかないな、と思えるような作品になっていますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
インアンの続報を読むたび期待が膨らむ今日この頃。和RPGらしさと自由度とをどう組み立てていくか、期待したいところです。
<AA&関連リンク> 9/11発売、Xbox360『インフィニット アンディスカバリー』
(公式サイト)
麗が美少女と言われる所以は、顔もさることながら、体のパーツがそれぞれ際立って美的だからだと思うのですよ。たとえば、その黒髪も、キレイな足も。あの性格も、切れ味が鋭く、そのくせ誰よりも脆くて繊細って感じで、美しい細工物って印象を強くしていますね。
そんな極上の少女細工であるところのこの子が、どんな成長をしていくのか、考えるだけでどこか切なく、そして嬉しくなりますね。
だって他に該当する男なんていないじゃないですか! はたして海晴姉さんは、それを踏まえたうえでの発言したのか、全然気にしてなかったのか。いずれにせよ、これから数日は間違いなく、麗は俺の顔を見るたびに赤面してしまうこと間違いなしであり、トゥルー俺もつられて赤面。
19人姉妹という時点で、モンスターどころの騒ぎじゃありませんよね。というか、ちゃんと白雪姫ひとりいひとりが個性的にキャラ立ちしていれば、むしろ面白いアレンジ劇になると思うのですよ。そのへん、トゥルー姉妹ならば実に面白く話を作れそうな気が。もちろん、19回のキスは当然ながら。
さすがのヒカルでも、立夏を背負って観月やマリーも、というのは無理があると思うのですが、しかしながら、そこでトゥルー俺が颯爽と現れ、二人を抱きかかえてあげるわけですよ。そこですかさず「なんでも一人で抱え込まなくってもいいんだよ」とでも言えればパーフェクトなのですが。
あれですよね。鐘成さんの気質って、野良で育って警戒心が強いんだけど、本当はすごく人の愛情が欲しくて仕方が無い猫みたいな感じ。そりゃあ耳似合いますとも。
ところで、今週号にも出ている新キャラの人もアレですか。ラブコメ要員というか鐘成さんのライバルというか。やはり『ハニカム』は一週たりとも見逃せません。
三浦先生……! っていうか、このデザインと名前が凄すぎるんですけれど。
今日の日記は今までの順的に、たぶん春風さんだろうな……と分かっていたのですが(『わしンち』さんのまとめページをチェックしていると分かります)、とりあえず昨日の「おっぱい」事件が引っ張られなかったことに、ほっと一安心しつつも――どこか期待していた自分を発見し、ニヒルな笑みを浮かべるリアル俺でありました。き、期待してたわけじゃないんだからね! ただちょっと、春風さんに「おっぱい」だと、シャレにならなそうなことを言い出しそうって戦慄してただけなんだからっ!(動揺隠しにテンプレ反応)
ええ、とりあえず、「二人でいっしょに(精子と卵子の接触物を)作りましょ(はぁと)」的なことを言われる事態は回避できたようです。できたようなのですが……なにやら、別の何かを、二人の愛の共同作業で作らなければならない様子であります。うーむ、春風さんの言動は常に、恋する乙女から若奥様の間ぐらいにたゆたっておられるなあ。ともあれ、見てゆきましょう。
トゥルー世界の終末は、どうやら雨模様であり、珍しくしょんぼりテンションの春風さん。そりゃあ彼女とて、常にイケイケなわけではなく、こうして親しむ機会が増えるごとに、実に普通の女の子という印象が強くなってきているわけですが、そんなイメージがまた一層と。
春の赤ちゃんシーズンを少し過ぎて――
ちっちゃな動物のたくさんいる動物園に、
ちっちゃな子たちを連れて行ってあげたいなって、
海晴お姉ちゃんたちとも相談していたんです。
……昨日の一件で、「赤ちゃん」という単語については、つい条件反射で身構えてしまいますが、こうして見ると、やはり春風さん、実に立派なお姉ちゃんっぷりですよね。行動もさることながら、その思考の優先順位は、間違いなく「妹たち」という点が最上位に来ているんじゃあないかと。むろん、トゥルー俺すなわち王子様に対する行動は目立ちますが、そちらに負けないぐらいの勢いはあると思うんですよ。ただ、生まれたときからずっと日常的に思っていることなので、王子様に対してほどには激しいテンションにはそうそうならない、というだけで。
ホタのお母さんっぷりはある意味別格としても、家族内での貢献度において、春風さんは間違いなく立派なお姉ちゃんであり、その最たる所以は、やはり料理。
朝早くお弁当を作るのは大変だけれど――
なんていったって!
みんなそろってお外で食べるランチはとってもおいしくて――
幸せですものね(はぁと)
このあたりのセリフにね。春風さんのお姉ちゃんらしさが凝縮されていると思います。
春風さんの有名なセリフに、「ずっとずっとこの家にいて、お嫁になんて行かないんだから!」というのがあるんですが、この言葉は、単に姉弟だから男女として結ばれないトゥルー俺に対しての言葉というだけではなく、何よりも家族が大事、ずっとここから離れたくない……という純粋な気持ちも含まれていると思うんです。比率的には、むしろこっちのほうが多いぐらいで。
そんな風に、家族との時間を大切に思う春風さんが、どれほど今までのイベントラッシュに心を躍らせていたか。……まあ、トゥルー俺たちならば、完全といっていいぐらいに共感できますよね、その思いには。
だからこそ、雨のせいで、お出かけができないのが残念に思われるわけですが――
もしかしたら、たまには“お休み”しなさいって、
神様が言っているのかもしれないですね?
――と。
ええ、まあ――こうして毎日、何があろうと必ず感想を書きつづけている身としては、かなりの勢いで同意できるところが。リアル側からの視点ではありますが、ええ、さすがに結構大変です。大変だという以上の充実があるから、辛いわけではありませんが、気持ち以前に疲労の蓄積というものが存在しているのもまた事実。……と、リアルのお話ではありますが、トゥルー家族のみんなも疲労がたまっていると言われれば、それもまたある種のシンクロかな、と解釈できて、それなりに嬉しかったりも。
まあ、そんな事情はさておき、この週末はどうやら、家でゆっくり過ごすことになったようなのですが……
蛍ちゃんと春風も明日は“お休み”――あ、うぅん。
“お休み”よりも――もっと素敵な
“ご褒美”をもらっちゃおうかしら?
うん――素敵(はぁと)(はぁと)(はぁと)
なにやら春風さんのテンションが昂ぶってまいりました!! ああ、このテンションの春風さんからは、いつも激しい危機感と期待感とが入り混じったモノを感じてしまうわけですが――どうやら春風さんは、俺に料理を作って欲しい……というか、一緒にお料理というイベントを所望しておられるご様子。
いやいやいや。普段おいしいものを毎日作ってもらっている身でありますから、たまの休日に代わりを務めるのは被扶養者の義務であり、むしろこうして言われるまで行わないでいたことを恥じるべきですらあるのですが……まあ、春風さんがすごい勢いで嬉しそうなので、良しとしましょう。
お味見は絶対に春風の役ね!
王子様の「あ〜ん 」は絶対に誰にも譲れません(はぁと)
ぬうっ……甘い! なんという甘甘度ッッ!!
一緒のキッチンでランチの支度なんて――
なんだか新婚さんみたいですね(はぁと)
うおおおおおおおおおお甘ッ!!!!
――きゅん(はぁと)
――とどめ。 この週末、まちがいなく春風さんと俺とは夫婦です。
ホワルバ関係に動きがあるとは知ってましたが、PS3ってマジなんですか!? 本当だとしたら、アクアプラスは本気でPS3に命運託す気なんだろうなあ。いや、これは決して悪い話ではなく、むしろちゃんと(技術的にも販売見込み的にも)無理なく開発ができるならば、ギャルゲー的には非常に適したハードだと思います。容量・画面解像度など、適した要素は満載ですし、動作音も比較的静か。更に、アクアプラス作品のように、初めからアニメ化までを視野に入れられるのならば、そのBD版を見るにもちょうど良かったりと、囲い込みによる相乗効果も期待できるわけで。
もちろん、普及率やコスト的な問題など、かなりの冒険であることは確かですが、でも、こういう理にかなったチャレンジ精神……いいですねえ。嫌いじゃありませんよ俺。わりといい噂も聞こえてきましたし(アテにはしてませんけど)、機を見計らいつつ、我が家にPS3を迎える準備をしなくては。
俺にとって最も大きな問題は、緒方理奈の声優が誰になるかですが――
シンクーのいじられやすさは異常。……いや、コードギアスのキャラで弄りにくい人って絶無な気がしますけど。それが作品としての魅力というか。
ともあれ、俺もあんな風に天子様から慕われることができるなら、LP上限を1ぐらいに削ってもいいと常々思っております。……イケメンで、武力知力ともに100近くないと無理ですかそうですか。
この人もまた、こういう星の下に生まれてきているとしか思えない勢いで不運というかなんというか。今のこの境遇がまた美味しすぎであり、保身と禁断の恋心をバッチリSっ気全開のルルさんに利用されまくり状態。もう完璧なまでの被虐モードですよね。コードギアスにはエロ同人誌を作るうえで美味しすぎるシチュエーションが過剰なまでに含まれている気がするのですが、邪推でしょうか否。
……失礼しました。海晴姉さん+「おっぱい」という組み合わせがあまりにもインパクト的に強力すぎて、ついぞ皇帝陛下化してしまいました。……だいたい、こう言ってる海晴姉さん自身が、恐らくはトゥルー家族の中において最強のおっぱいを保有しておられることは間違いないでありましょうに……! あのG's3月号のイラストでは、あいにく、ちょっと胸の大きさが分かりにくい感じだったのですが、しかしながら――ほら、オーラを放っているじゃあないですか、姉さんって。おっぱいの大きそうな感じの。これは予想というよりは予感であり、予感というよりは確信に近いインスピレーションであります。俺の。
しかしながら、一言でおっぱいといっても、そこには当然、雄であるところの俺たちが求めるところとはまた別の、もっと母なる魅力に基づく価値観における偉大な存在という側面も確実に存在しているのです。……というか、家族の中でおっぱいを語っているなら、普通はそっちでしょうね。……いや、海晴姉さんとかだと、普通に自分の胸の話とかもしそうなんですけれど。しかも、そういうイメージがあることをちゃんと分かっていて、今日みたいな話題を切り出している可能性が強いです。なんという――! ヒカルや麗、そして俺を可愛がることが海晴姉さんの日々の生きがいになっていそうな気配が濃厚であります。
だってねー。いかに最初に「動物の話」と前置きされようとも、
チュウチュウチュウって――
みんなが嬉しそうにおっぱいを飲む絵本。
海晴姉さんの口から、こういう言葉を言われてしまうと……(微妙に前かがみな姿勢になりましたが、気にしないで下さい)
だいたいですね。海晴姉さんの年齢なら、すでに授乳する立場だったとしても不自然ではないわけですよ。しかも、トゥルー俺とて健康な男子であり、おっぱいの話など彼女の口から聞かされた日には、それだけでもう、たまらないものがあるわけですよ。
まあ、それは一時置いときましょう(必死に煩悩を振り払いつつ)――なぜならここからは、園児以下組による、極めてピュアなおっぱい話なのでありますから――
「さくらも赤ちゃんのころ――おっぱい飲んでたの?」
……耐えるんだ、俺! いや、「にじちゃんが何とも言えない嬉しそうな顔をしたの――」のあたりで、もうちょっと耐えられそうになくなってきたわけですが(虹子の様子が可愛らしすぎて)、それはそれとして、海晴姉さんの興味の内容にも、確かに気になるところがありますね。……雄の立場だと、どうしても母乳プレイとかそういう方向に走りがちなわけですが――
――そして、青空がリアルにおっぱいの味を知っているという事実が発覚。
……普通、これだけ喋れて、まだ授乳されている幼児というのはなかなか考えにくいわけですが、そこはそれ、トゥルー家族の特権とでもいいましょうか。「おっぱいおいしかった?」って訊く方も訊く方ですが、それに大してちゃーんと、「そら、おっぱいだーいすき!」って反応が返ってくるという事実に、トゥルー家族の底知れなさをひしひしと感じてしまいました。
で、その海晴姉さんのステキ質問が小さな子たちのツボにハマり――おっぱい遊びが流行るという、YU-SHOWさんが即時昏倒してしまいかねない素晴らしい事態に。
ニコニコしながらみんなの胸のところに走りよっては
「おっぱいちゅうーってすっちゃうの!」
っていって、みんなのおっぱいをすうまねして歩いてるんだから。
あ、キミももう――言われたかな?
男の子なのに――そんなこと言われても、困っちゃうわよね?
……………………そうか。
今更ながら――地上の楽園とは、このトゥルー家族のことだと痛感いたしました。なんですかその、俺が(過興奮的な問題で)生き残れなさそうな空域は。
この状況に関しては、姉妹一人一人についてその様子を想像するだけで、過呼吸を起こして死にかねないという確信があるのであえてやりませんが、その中でも、もっとも致死量の高そうなケースが海晴姉さんの口から――
そういえば――麗ちゃんなんかも、すごく怒ってたわね。
「わ、わたしにおっぱいなんか出るわけないじゃない!」って――
真っ赤になって、すぐムキになって――
フヒヒヒヒ!! ……す、すいませんっ、ついHENTAI的な笑いが口から……うわああああああダメだガマンできないッ! フヒヒヒヒ!
……大変失礼をば。いや……しかし、いかにも麗らしいというか、またターゲットを狙い済ましたかのような行為ですよね。麗のことをなにかと構いたがる海晴姉さんも思わず大反応です。
そうですよ。今日は麗の誕生日だったんですよ。本来なら、もっと直接的な形でお祝いしてあげたいところなのに、このようなステキ事態になってしまっているとは。海晴姉さんも「大人気ないんだから――」などと言っておられますが、いや、さすがにこの状況では、その反応もやむなしかと……。
しかし、なにかと麗をいじくる海晴姉さんですが、そこにはやはり、頑ななな妹をなんとか解きほぐしてあげたいと言う切なる姉心があるのも間違いないわけで。普通に女の子として、好きな人を作って――という具合に。
海晴姉さんの目論見としては、せっかく麗がなんとか嫌がること無く接することのできる男である俺に対して、相当期待しているところがあるんでしょうね。だからこそ、あの麗日記につっかかってくることが多いんでしょう。もちろん、トゥルー俺としても、麗と仲良くしたいのは間違いないわけですが、それが将来他の男のためと思うと、複雑な思いもあり……
――と、そんなことを思っているところに、
いつかはちゃーんと――
おっぱいも出ますようにって、ね(はぁと)
フフフ――
……なんて戦術核クラスの発言をされた日には、日には……(おっぱいが出る)(それは要するに)(他の男性が必要不可欠であり)(他所の男は論外)(いや、俺的に)(となると)(それを祈るということは――)(おおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!?)
……と、俺が煩悶することを完全に想定した発言ですよね、この言葉。最後の「フフフ――」が何よりもそれを物語っていますよ! ええい、俺のそんなウブな反応すら想定済みとみたッ! ああ、海晴姉さんだっておっぱいを出せるようになったっていいのに……!
最近の小さな子たちの流行は――
「おっぱい」(はぁと)
!!??
__
. ァ -‐‐- 、`丶、
´_,ノ´ -‐==ミ、 \ 、 ヽ、
/ / -‐rf≠ミミ、 } } 、
, -‐‐…ァ′ イ ⌒ ≧込}、}ルレ' /∠厶
{ // -‐ ´ {=≠=ミミ、
\{´ / __r' 〉ト弋} }
-‐‐- 、 //, -‐ ー / ハ`ーイ
`ヽ}〉 { / 厶-‐─‐‐- 、 ⌒ヽ }
∨/{ |iル'´ ̄ ̄ ̄`丶\ i ,
}′ {|K⌒ヽ、_ 〉 〉} | 厶_
.イ |ト、_ `ヽくイ / / _≧x
`ヽ / ノ ヽー‐-- 、__ ヽ/ / / / `ヽ
マニア─く/{,ィ,イ_ >ァ=≠ミ≧′ / // ',
}/ }.イ } / { {′ ( ̄/{ ‐-ト、 rfイ { {
/ /: | j { | / ヽ{ \_j ヽi } 从 }
.' /: :/ /⌒Y´{ ‐┘ _ノ 从_/⌒ヽ /`丶、
イ /: :/ /⌒Y⌒1 _ -‐‐- _ ノ个: :{ { } / . -=ミ、
:ノ , ' : / / l └≦三三三三≧、 |: : :| トi ト- / ヽ
/: : / / } `ヽ、 斗: : | |:| | / }
(代理ブリタニア皇帝陛下 高名な演説はこちら)
『闘神都市V』ついに来たか!!! ランスもいいけど、自分のアリスソフト原点はやはりこちら。この朗報を聞き、あの若き日の思い出と興奮が蘇ってまいりました!
なんというセルフお祝い……! しかし俺も大いに祝わせていただきたく。
自分が明確に「信者」と名乗るのは、ただ一つ、このPULLTOPに対してだけなわけなんですが、それというのも、俺はこのブランドが固く保ち続けている、作品の方向性というか雰囲気がとても大好きなんですよ。PULLTOPのより面白い作品はたぶん結構あると思います。しかし、俺にとっての最優先となりうるのは、やはりここの作品なんだよなー、と思い込ませてしまうぐらいの力というか、魅力があるんですね。あの『とらかぷっ!』より確実に受け継がれている「お祭り感」と、ほのぼのと楽しげな空気。このへんが決してブレたりしないのも安心感が。
ともあれ。これからもどうぞ良き作品を。
まあ、さし当たっては、8月末の『てとてトライオン!』ですよね。上記のような思いを抱いていた俺にとって、作品の雰囲気&方向性的に、まさにジャストミートの新作であり、心から期待するものであります。
ところで、今月のTG(21日発売)
に体験版がつくということは、WEBのも案外近いのかも……?
<AA> 8/29発売『てとてトライオン! 初回版』予約受付開始!
いよいよー!
うおおおおおおッ! みはックス! ……あ、ちなみに「MIHAX」というのは、受動形動詞の名詞形です。たぶん。
や、いかに海晴姉さんでも、カラオケボックスの中では、襲うとしてもつまみ食いのとどめるんじゃないかという希望的観測がなされるのですが、この酔いどれお姉さん状態の海晴姉さんは、破壊力高すぎて困りそう。もちろん性的な方向で。
実は、男の子がエロ本を具体的にどう「使う」のかを知らなかったりしたら、俺内部で春風さんの存在がとんでもないことになりますが、どうあれ王子様のためならば――と猪突猛進する春風さんは、いずれにせよ春風さん的でいとおしく。
いや、ね。昨日あれほど俺が取り乱したのも、観月って、あらゆる言動を、「解かってて」やってるという雰囲気が濃厚すぎて。風流を解するならば、色事を解するのもまた然り、と。観月がいつC.C.ばりに、トゥルー兄の未通を言い出してくるかと戦々恐々。ええ、そういう意味でも「さくらんぼう」という理解も当然の如く。
実は、恋愛フラグが立ったら(本人的に言えば、恋心を自覚してしまったら)、一番可愛らしくなりそうなのが星花なんじゃないかという気がします。こちらの一連の漫画のおかげで。小学4年という、実に実に微妙な年齢ですしね!
ちっちゃい子たちの部屋の方から
遅くまで賑やかな気配がしてて――
何かあったのかなって思ってました。
びくうっ! ……え、えっ、あ、ああー……いやいやいやー、なんでもないんですよー。もちろんその夜はただただ園児以下部屋で、ちいさな実をふくんだりとかさくらんぼう祭りだったりとか、そんな感じの穏当な行為しかハハハ。
ええ、まあそりゃあもし仮に、一人きりの寝室とかいうロケーションだったりしたら、もっとこうアレなアレになりかねないという可能性宇宙が広大に広がるわけですが、所詮は園児以下の子ばかりのお部屋ですからね。つつがなく楽しい夜でございました。いわゆる一つの、「ゆうべはおたのしみでしたね」ってヤツですよー。……いや、それだと……?
まあ、そんな迷妄はどうでもいいのですよ。綿雪です綿雪。「ウフフ――(はぁと)」と、事も無げに笑ってくれていますが、もしかしたら、小さい子たちだけ構って、自分たちは……という思いをさせたんじゃないかと、ちょっぴり心配なトゥルー俺であります。
ホラ――綿雪は、その病弱さゆえに、他の子より寂しい思いをしがちっていうこと。ゆめゆめ忘れたりはしませんとも。……まあ、だからといって、極端に特別扱いするのも厭われそうなのですが、しかしそれでも最低限、そういうことに関しては気を使ってあげたいな、と。本人的には、もう慣れてしまっているのかも知れませんが、それでもなお。
ユキは――
小さな頃から、
本が好きです。
昔から――
お熱があったりすると、
あんまりお外に行けなかったから――
そんな時は、ユキ――
お部屋でご本ばかり読んでいたの。
……ね。いや、改めて言われるまでも無く、こういう風に過ごしてきた子だっていうのは知っているわけですが。知っているがゆえに、という心構えが大事なんじゃないかと。
お外で遊ぶのは苦手で――自分より小さな子たちにさえ勝てないだろう、と。そういうハッキリした認識を持ってしまっているユキの気持ちが、たとえもし、本人的にどうということがないんだったとしても――ちょっと、辛いわけです。見守りたい側としては。
氷柱に関してはもはや言うまでも無く、他の姉妹たちにしても、運動会のときのホタの感極まりっぷりなどからも見て取れるとおり、みんながこの子のことを、我が身のごとく心配しているわけで。
もっとも、そんなユキだって、ただただ一人でしおれているだけの弱い子じゃあないんですよ。体が動かせないから、仕方なくご本を――ではなく、いや、たとえ最初にはそうだったんだとしても、今では立派に、本を読んだりすることが、彼女の心の基盤となっているのです。
最近はユキもお姉さんになったから――
みんなにお話をしてあげるの。
みんなとっても喜んでくれます!
ああ……。いや、どうもこの姉妹の小さな子たちが、立派に「お姉さん」している姿を見ると、俺、弱いです。まだ二歳の虹子でさえ、立派にお姉ちゃんしようとしていましたしね。まして、体が妹たちより弱いといっていたばかりの綿雪に、こういうことを言われると……じんわりくるやら、ほんわりするやら。幸せな気分になりますね。
ちなみに、綿雪のお姉ちゃんっぷりに関しては、先日の青空の日記からも、しっかりやっているんだなあというのが読み取れましたね。綿雪の言うように、とっても喜んでくれているのはもちろん、そのほかにもちゃあんと、気を配ってあげられているようです。えらいなあ綿雪は。自分は今まで、他の子より面倒を見てもらうことが多かったから、今度は……という思いもあるのかも知れませんね。
そんな風に感慨に浸っているところに――(みんなの一番お気に入りな話は)「……お兄ちゃんの話です!」とか言うんですからもう。俺の頬の筋肉が、日にさらしたバターみたいになっちゃうじゃあないですか。
みんなの大好きなお兄ちゃん――
かっこいいお兄ちゃんがみんなのことを助けてくれる、
ステキなお話を――ユキはいっつも考えてます(はぁと)
さらに駄目押し!トゥルー俺、もはやふにゃふにゃです。こんな全方位的に慕われていいんでしょうか。いいんでしょう。それこそがトゥルー家族なのだから。
いつかきっと――
ユキとお兄ちゃんの2人だけのステキなお話を――
考えてみたいな(はぁと)
よぅし、じゃあ早速――とばかりに、綿雪のそばに引っ付いて、夜までいっしょに考えていたい欲が最大限に高まりました! 押さえきれぬほどに!
……と、そんな二人っきりなのも良いのですが、そこはそれ。ほら、綿雪にべったりといえば、当然、氷柱も顔を出してきそうなわけで。氷柱が綿雪と仲良くするトゥルー俺にどのぐらい嫉妬するのかっていうのは、トゥルー諸兄の界隈においても、色々意見が分かれるところなのですが、まあ大抵は、なんとなく嫌な気分だけど(不快というより、微妙な焦り的な)、他ならぬユキが幸せそうだからいっか――みたいな感じだと思われます。しかしそれでも、時には二人きりのときに、しゃしゃり出てくることもあると思うのですよ。たとえば、こんな風に二人でお話を考えてるときなら、「私もいっしょに考えてあげるからっ!」みたいなノリで割り込んでくるのも、場合によってはありじゃないかなーと。で、そこで氷柱はその優秀な脳細胞をフル回転させて物語を考えようとするんですが、例によってそれが空回りして、「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士ツララ」みたいな中二設定を熱弁し始め、だけどそんな様子が妙におかしくて、クスリと笑ってしまう俺と綿雪……みたいな妄想が今一瞬にして俺の脳内で思い浮かんだのですが、まあ、それはそれ。氷柱が絡んでくるのも嬉しいけれど、でも、たまには二人きりもいいよね!
以前からえらく気になっていたこの「inferno」ですが――想像以上のカッコよさじゃあないですか! いやいや、まさに期待通りの方向の曲でした。ミンゴスとゆりしーのデュオというのも、なかなかに合ってますね。いい迫力出てます。ツインボーカルはやっぱり盛り上がるなあ。バトル系の平成アニメ主題歌って感じ。そうそう、こういうのを聞きたかったんですよー。
こういう系統の曲、ゲーム本編のほうでも出来れば欲しいところですね。ともあれ、明日にはもう、この曲がロングで聴けるのが嬉しいです。
<AA> 明日発売!『THE IDOLM@STER MASTER LIVE 04 my song』
<関連リンク> いんふぇるのーーーー!!!と叫びました。(ゆり花日和)
かなりパワーのある歌なので、雪歩の儚い声で歌うの苦労したのですが
せいいっぱい雪歩の壊れそうな気持ちで歌わせていただきました。
いやいや、想像以上にパワフルな歌声で、いい感じになってると思います。そのくせ、雪歩の儚さもバッチリ出てますしね。最近の雪歩&ゆりしー関係の歌は、本当にいい感じというか、気合が入っていると思います。
ところで、『MASTER LIVE 04』とは直接関係ありませんが、今月のDLC新曲として、いよいよ「i」が配信されるようです。全員分のボーカルが揃っているということで、いずれ来るだろうと期待していましたが、ここに来て満を持しての登場ということに。
ひそかにすごく好きな歌なんで、振り付けを見るのが非常に楽しみなのですが、なんだかあの曲の歌詞とか雰囲気だと、これで一区切りというイメージが沸いてしまいますね。まだまだ新しい曲のDLC展開は続いていって欲しいところなんですが……。
とりあえず、これでスティック難民がなくなることを祈るばかりです。
……ところでこのRAP、Xbox360用ということで、PC用にも使えるんじゃないかという期待感が。どうやらPS3用のは使えるみたいですし、ヘンな仕様になっていなければイケそうですよね。
俺内部でゆかなといったら、あずきちゃんかほのかだったのに、なんだか最近、すさまじい勢いでC.C.のイメージが強くなってきています。どんだけギアスにハマってきていますか俺。
天子さま祭りが世間でも俺内部でも止まりませんどうしたらいいでしょう!
しかし今週、俺も含めて誰もが思ったであろう、「天子さまを使ってシンクー篭絡」という方法は、肝心のルルが「妹萌え、即ちロリコンのように見せかけて実は本質的にマザコン」という業を背負っている子なので無理だったのでしょうね(事実、苦手そうにしてましたし)。くそう、俺がルル山ならば、ここぞとばかりに天子さまに優しい言葉をかけまくって手篭めにするというのに!(←手段が目的と化しています)
……ところでここ数週で、天子さまとはまた別のベクトルで、オデュッセウス殿下に萌えを感じてしまうようになったのは俺だけでしょうか。今週の「花嫁様が誘拐されちゃって残念だなあ」的な、素朴すぎる表情がたまりません。このいろんな意味での真性っぷりは、曲者多すぎのギアス世界では癒し度高すぎでしょう。いい人というよりは、強い欲求とか劣等感とか、そういうギラギラしたところのない人なんだろうなあ。ルイ16世みたいだ。
神楽耶もこの中華編で、あらゆる面で株を上げまくっているキャラですよね。毒なところも切れ者なところも、ちゃんと天子さまを(誰よりも的確に)あやしてあげられるところも。ここにきてガチで良妻っぷりが発揮されたというか、自分こそ妻と言うだけのことはありますホント。自分もどんどん好きになってきています。
おお、本格的な政治ネタだなあ……と思ったら、前に独り言スレ立てたリアル官僚の人か! 出だしから欝要素満載に見えて、ちゃんといい終わり方してるスレでもあるので、是非読んでおくべし。
はあはあはあはあ……。お、落ち着け、クールになるんだ俺! こういうとき、慌てて我を失うのは最も愚かな行為……ッ! それも、いかにちょっぴり「誘っておられる!?」的な雰囲気が濃厚だったとしても、慌てて「観月のさくらんぼうペロペロッ!」などと早合点してしまうのは、トゥルー的にも社会的にも失格者と言わざるをえない状況に追い込まれる公算が大であり、すなわち急いては事を子孫汁――じゃなくって! そもそも「仕損じる」だったとして、一体「何」を仕損じるっていうんですか俺は観月に対して――(そりゃもう――)(ナニを)――ええい六根清浄六根清浄ッ!
――冷静になれ、いいから冷静になるんだトゥルー俺よ。
少し落ちついてから、状況を再度把握してみましょう。
まあ、事の始まりは、昨日の一件でありまして。そうそう、昨日は観月もちゃっかりあの現場にやってきてしまっていたのでした。
一体どういう目論見でこの子までもが来たのか、ちょっと疑問に思っていたところもあるのですが――理由はどうあれ、「みなで玉遊びをして楽しかったの?」という、実に子供らしい、ほっとするお言葉が。なんだかんだで、ちゃんと子供らしい子供な部分は強く残っているんですよね、観月は。
もっとも――
子供の部分もまだ残っているからこそ、
かえって「そうでない」部分が強烈になったりもするわけですが――
小学校とは楽しい所じゃ!
ラブレター遊びというのも気に入ったぞよ?
こんな――こんな無邪気な反応をされていた直後に、
試しとばかりに書いてみた文が――
小さな実
ひとつふくみて
熱き夜
彼の訪れを待つ
さくらんぼう――
……なんといいますか。
平安時代というのは、それはなかなかに、色恋事のバリエーションや激しさが豊かな時期だったと聞き及んでいますが――この恋文ならば、どんな高貴な貴族だろうと、確実に夜這いを誘える威力があると確信いたします。
いや、いやいやいや。それは確かに、リアル俺は少々現代二次元文化に汚れきった人間ではありますから、その解釈もえらく過大な方向に行っているという可能性だって否定はしきれません。具体的には、エロスな雰囲気の単語に敏感すぎといいましょうか。
しかしですよ――
わらわの気持ちじゃ(はぁと)
疾く参られるがよい!
フフフ――
今夜は――
興奮じゃ――(はぁと)
この文の後に、こんなことまで言われてしまったら、そりゃ――「覚悟完了! イッツァ光源氏ターイムッ!」とルパンダイブ的な行為を行ってしまったところで、一体この世の誰がトゥルー俺を責められましょうや!? ……いや、あっさり金獅子丸で飛ばされそうですけど。発覚したら。
いや……この文の解釈がどうあれ、一つ重要なことがありますよね。そう――文というからには、返歌をしなくてはならないわけです。どうするにせよ。
見れば、トゥルーの同胞たちも、それは見事な返歌を返している者ばかりではないですか。俺とて、この観月の風流に応えないわけにはいきますまい。
というわけで、観月の恋文について、解釈を行わなくてはなりませんね。
しかしながら……この言葉遣い……見れば見るほど、その……赤面してしまいそうなことばかりが思い浮かんでしまい……。「小さな実」「ひとつふくみて」というあたりで、もうすでにエアー舌先ころがしを行ってしまうような自分には、ちょっと難度が高すぎやしませんでしょうか。(口に含む――)(つまり舌?)(それに、小さな実って――)(観月のは)(まだ)(小さいですよね)(当然――)……って方向に妄想が暴走します。どうやっても。だいたい、さくらんぼうって――
……と。ここでふと、最初から単純に、夜、一緒にさくらんぼうを食べようって話をしているだけなのでは、というえらく真っ当な理解にたどり着いてしまった自分が、微妙にうらめしくもあり。……い、いや、決してその、「期待」していたわけじゃないんだからね? ただちょっと、エッチな気分に惑わされただけなんだからッ!(動揺のあまりツンデレテンプレに)
し、しかしとりあえず、トゥルー兄失格の烙印だけは、この解釈によって免れた気がします。危なかった――(それでもまだ、残念そうな表情のまま)
……でも、もっと深い解釈をすると、これが本質的に暗喩バリバリの意図が込められた文章だとしたら――さくらんぼうも、そのための小道具ということだったりするわけで――風流が極まってそうな観月だから、ありえるといえばありえます。
救いと言えば、観月の寝所は、他の園児以下の姉妹がみんないっしょにいる部屋だということであり、それを思い出して、改めて一安心です。……た、多分。
というわけで。今夜は俺も、返歌などを考えつつ、夜に観月のところへ赴く期待感にわくわくしていようかな、と。観月の(用意してくれた)さくらんぼうペロペロッ!(←結局そこに落ち着く)
……それにしても、たった一日だけで、KOYAMAくんショックが一瞬で吹っ飛んでしまったような気が。すげー観月さんすげー。
観月……?
今日は恋文なるモノをひとつ――
わらわも書いてみようと思う。
…………(絶句)。
……ち、ち、ちょっと待って! 待ってくださいマジで! いや、もう少し、その……意味をちゃんと理解してからもう一度読みますので!
いや、その、これって……?
(四歳児?)(四歳児……)(四歳児)(――四歳児!)(四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児四歳児)(しかも妹)
――――。
(YU-SHOWさんは現在、リアルでさくらんぼうならぬ錯乱棒と化してしまいそうな自分を抑えるのにです。小さな実をふくみながらそのままもう少しお待ち下さい)
虹子のかわいいおねだりには、男女問わず破壊力がありそうです。……いや、あの日の「あのねー、あのねー、あのねー(はぁと)」攻撃には、即時陥落させられるほど蕩けました。うおおおおかわいいよぅ虹子ー。
なるほど、氷柱を照れさせるには、「姉妹思い」なところを褒めていくのが効果的――!
ウォーズマンの素顔!? 氷柱のテンパりぷりもさることながら、案外こういうオチャメっぷりを秘めていそうな吹雪さんがいとおしいです。
うおおおおお天子さまのリアル幼女っぷりは、なんというか、人を「目覚めさせる」力のようなものすら感じます! というか、つい昨日、天子さまの中の人がリアル幼女だったということを知りまして、私現在、この方向に対してかつてない衝動を覚えてしまっています。し……しかしまあ、たまには□もいいよね?(←社会的にはダメっぽいです全面的に)
何百年も生きた猫とか狐とか、いわゆるもののけの類のイメージが強いので、例えたとしても今と対して変わらないイメージですね。それがかわいいんだけど。
…………。
……飲むか、益徳。
・
・
・
……と、読んでまず、安心したというよりもなによりも、このほのかに甘酸っぱい出来事に、しんみりと感じ入ってしまいました。それはまあ、他ならぬ星花に対してということで、色々複雑な――というか、うぬぬぬぬ的な思いも強かったわけですが、そこはそれ、トゥルー俺とて一人の男子。KOYAMAくんの気持ちは痛いほど分かるというか。
そのうえ、当事者である星花に対し、今回のこと……特に、一応部外者ではある俺たちトゥルー家族によって、色々と余計な思いをさせてしまったのではないか――という気まずさがあり、ふむ、なんといいましょうか……いや、とりあえず、謝るというのも何か違う気がするんですが……
……まあ、若いうちには、色々ありますよね。色々。それに、最終的にはまあ、楽しめてよかったと思ってくれたようで、おせっかいばかり考えていた身としては……報われますね。お兄ちゃんとして。星花は本当に、心のまっすぐな子だなあと思いました。
――というわけで、改めて今日の星花を。
案の定というか、大いに戸惑われてしまっている星花。そりゃあまあねえ、俺と氷柱が学校をさぼってまで様子を見に来たのだから、「大騒ぎになってしまいましたネ!」と、語尾がカタカナにもなってしまおうというものですよ。っていうか、俺たち現場に姿を現したんですか――って、ちょ。
星花、まさかみんなが――
それもあんなにたくさん――
来るとは思ってなかったから――
もう小学校にはいないはずの、
立夏ちゃんや氷柱お姉ちゃんや、
まだ幼稚園のマリーちゃんや観月ちゃんや――
おまけにお兄ちゃんまで――
……さすがはトゥルー家族、血は争えない子が多かったようです。いやまあ、立夏あたりは来るんじゃないかと思ってましたよ。なんせ、あの立夏ですからね。氷柱と同じ学校ということもあって、この手のことを見逃したりはしないでしょう。しかし、まさかマリーや観月まで……!?
いや、興味を持つのは大いにわかりますが(特にマリー)、まさか小学校にまで来るとは……。でもまあ時間的には、もう幼稚園は終わってると思うので、帰りにちょっと寄ってみたってところでしょうか。その点では、俺たちよりマシかも。マリーはいうまでもなくおませな子ですし、観月は観月で、マリーに連れ出されたのか、興味津々だったのかハッキリはしませんが、少なくとも行動力に関しては十分そうですしね。物怖じもしないでしょうし。
とまあ、外部組はやむなしとして、同じ小学校組で、様子を除きに来そうな面子(夕凪さんは言うまでもないですが、小雨もこういうのに興味しんしんと思われてるようですね。いやいや、まさにその通りだと思われ)には、「絶対来ちゃダメって言っておいたし」とのことなのですが、しかしながら、俺たち学外組までが顔を出している状況なのですから、きっとこの子たちも一緒にその場に居合わせたのでしょう。もしかしたら、行かないと豪語していた麗だって、ぶつぶつ言いながらも結局顔を出した可能性さえ。
俺はてっきり、様子をこっそり覗き見する程度だと思っていたのですが、いざふたをあけてみれば――高校生男子まで含む、5人以上(ヘタをすると10人近く)の付き添いで、KOYAMAくんの呼び出しに同伴したということになります。
――KOYAMAくん……その……なんというか……大変だったなあ。心底。同情します。まあ、そんだけすごい家族の子だったんだと思ってもらうほかはないですね。
星花は星花で、この事態に怒ったりしても良さそうな感じなのですが――
や、やっぱり、す、すごく――
びっくりしちゃって――
あ、あの――
その――
……えへへへへ(はぁと)
可愛らしく戸惑って――そして、この笑みですよ。もうね、この反応だけで、抱きしめてあげたくなるぐらいです。あーもー、大変な思いをさせてしまっているというのにこの子はもう!
ともあれ、星花もKOYAMAくんも、この事態にどうしていいか分からず、何も言えなくなってしまったようで。そんな状況の中、何が起こったかというと――
やっぱり、あれで――
今日はよかったのかな。
さいごにはみんなでドッジボールして楽しかったし!
なんとポジティブな! このアイデア、誰が思いついたんでしょうね。この前ドッジボールを話題に出していた夕凪あたりが言い出したんでしょうか。もし、星花本人が言い出したんだったら、とてつもなく偉いです。その可能性も大いにありそう。ともあれ、この案を言い出した子は、非常に空気を読める良い子であると俺が断じます。……いや、トゥルー俺が言い出したという可能性だって無くは無いかも?
というのも、今回のKOYAMAくんの呼び出しに、どういう思いがあったのかというと――
・「飛び蹴り」がかっこ良くって、教えて欲しかった。
・三国志も好きだった。
こう言ったようです。KOYAMAくんは。
……もちろん、この言葉には嘘なんかないんでしょうが、この二つの願望が、どういう理由で膨らんだか――その如何で、同じことでも、ずいぶんと重みが変わってくるわけです。ほら、好意を持っている子が好きなものに、自分も興味をそそられるようになったとか……そんな感じのことだったのかも。もちろん、ただ単純に、カンフーや三国志が元々大好きだったということだって十分にありえますけど。その点に関しては、追求できることではありませんし、するつもりもありません。
どうあれ、彼にとって大事だったのは――
そんなこと――
もっと早く言ってくれてたら、すぐに教えてあげたし――
きっとちゃんとお友達になれていたのにね!
……これですよね。友達になりたい。それで……その思いだけで、十分すぎるほどじゃあないですか。思えば、霙姉さんも、「ラブレターというほどじゃない、ただの呼び出しだ」と言っていましたが、今改めて思うと、まさに的確な表現だったって気がしますね。……すごいなあ、あの人は。
いやまあ、考えてみれば、小学四年生って年齢の子なら、好きという気持ちだって、友達になりたいという気持ちとそう大きな差なんてないわけですしね。
ともあれ。これでちゃんと友達になれたね……と思ったら……
コヤマくんは――
もうお引っ越しの準備があるから、
来週から学校には来ないそうです。
…………。
……そうか。そうだったのか、と。
一人っ子だから、星花がいっぱいきょうだいがいて
うらやましいって言ってました。
………………。
そうですよね。うらやましくなるぐらい、幸せな家族ですよね。……まあ、だからこそリアル俺がこんなにものめりこんでいるわけですが。トゥルー俺からほんのちょっとの間だけ意識を離し……リアル自分の視点から、KOYAMAくんの抱いたであろう思いに感情移入してしまいました。
星花も言ってますが……転校した先で、KOYAMAくんに良い友達が、たくさん、たくさんできることを、心から願いたいです。ああ、いやあ……こういうシチュエーション、弱いんですよ。本気で。最近は、歳をとったせいなのか、特に。
まあ、しかし――
星花は――
男の子は――
もう、敬愛する我が心の将軍様の――
お兄ちゃんだけで十分です(はぁと)
星花に、こんなことを言ってもらえる我が身の幸福を、ただただありがたく享受しようと思うばかりです。……俺の複雑な気持ちを、ちゃんと見通してくれていたんですね、星花。優しくて聡い、本当にいい子です。
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