2006年9月前半のお兄ちゃん大好き日記
サイト全体が見事に360版カラーに! そりゃあ、これからそちらに展開する以上は当たり前の流れでしょうが、しかしアーケード版アイマス筐体互換の脳トレゲーム(こちらに情報が。銀河万丈軍曹、皆口裕子眼鏡女教師、そしてほっちゃんツンデレ……とても分かりやすいコンセプトであります)が控えているのもあり、なにやらアーケード版の先行きが少々不安でもあり。問題は、アーケード版のバージョン2があるかどうかですが……。
荒木氏は相変わらず波紋使いか吸血鬼の如く外見的に歳をとっていませんが、それはさておき、荒木氏がジョジョ立ちに言及したりなどなど、興味深い内容です。
この中で、時間を操る系のスタンドが大抵ボスの能力になっていることについても触れられているわけですが、それを考えると、SBRのリンゴォ・ロードアゲインが、どれだけ特殊でかつ重要なキャラであったかが改めて分かりますね。それはともかく、やっぱ荒木氏は吉良大好きなのだなあ。
一時期、19800円説なども流れていたせいか、任天堂ハードとしてはいつもの価格ながらも、ちょいと高いかも……などと最初は感じましたが、しかしこれが高いなんて言ったら(略)
何よりも注目すべきは予定ソフト。ローンチタイトル多すぎ。16本て! ドラクエこそ来年になってしまったようですが、パンヤありカドゥケウスあり、何よりゼルダありと充分すぎです。
今後の予定タイトルもかなり豊富で、ソフトのムービー見ているだけでワクワクしてきますが……って、なんか何気に戦国BASARAがラインナップされてるんですけど! つか、気になるタイトル挙げていったらキリないです。ナンバリングタイトルじゃないとはいえ、しっかりとドラクエ&FFがリリース決定されてるわけですし。
やばいなあ、楽しみすぎる。バーチャルコンソールのファミコンソフトだけでもしばらく楽しめそうだし(ちょいと高いけど)、ブラウザが事実上無料というのも実に素敵。
俺個人としては、アイマスのために360も買わないといけないので、正直この時期でのWiiの発売はあまりありがたくないわけですが……それこそ、PS3買ったと思えば全然OKという事実に気がついてからは、「両方買うの上等上等!」と思えるようになりました。いや、PS3も欲しいっちゃ欲しいんですが……。
金髪! そしてなにより765プロでは貴重なおっぱい要員!(B84とのことですが、数字以上に目立つような……まして14歳だし) つか、キレイだなあ……いや、この子自身もさることながら、360版のモデリングが。新キャラということで違和感もないというのもありますし。
商業誌に行ってもおんぷの絨毯の人の変態度は冴え渡っておられる様子。つか、チェック忘れてたですようっかり。見ねば。
えらく反発力強そうな低反発枕ですねオイ。なにせ、十代の乳尻肉でありますからして。ともあれ、ルパンダイヴァー必携のアイテムか。
しかし、こうして改めて眺めると、高山氏のお尻絵師としてのポテンシャルがありありと伝わってきますね。ホント、この人の描く女の子は、下半身がいやらしいというか生々しいというか……下半身さえあればいい!(ふともも、脚のライン含めて)
ところで、キミキスヒロインの中で、お尻が一番いやらしく見えるのは、結美だと思うんです。そう思う理由はいくつもありますが、説明するには世を明かすまで言葉を尽くさなければならないので別の機会で。もしくは、上記リンクの枕画像が百聞に如かずを体現しているので、そちらを穴があくほど眺め尽くすことで納得すべし。見よ、栗生さんの「はいてない」と同等以上のこのお尻力!(←造語。女の子のお尻が持つ性的インパクトを表現した単語)
同志! 血涙を流しあいつつその思いを分かち合いたいところですが、しかし俺はすでに告白済みなのですよフハハハハ! ……虚しくなったので取り消していいですか。
それはさておき、とらドラ3巻の表紙がみのりんでないことに、俺はこらえ難い憤りを覚えております。いや、3巻表紙の大河はめっちゃ可愛いんだけど! 大河自体好きなんだけど! しかし2巻表紙が川嶋亜美ときたら、次は……と思うじゃあないですか通常は! このままスクランの高野的に永遠に表紙を飾らないなどということにならぬよう祈りたいところ。
侍関係の単語自体は、自作パーツではわりと目にしますが……しかしなんだろう、邪気眼的なこのセンス。
最近、無線ルータを導入しまして、DSで通信対戦ができるようになったんですよ。そんなわけで、今のところ唯一稼動しているDSソフトであるテトリスでワールドモード辻対戦をやり始めたのですが、早くもレベルの差を思い知らされ、軽く凹んでおります。レート6000とか超えてる人になんて、どうやっても勝てる気がしないんですけど……。修行あるのみか。ちなみにYU-SHOWさんのレートはやっとこさ5000を超えるか超えないかってところです。頑張ろう。
この映画版X-MENシリーズの前作と初代に比べて、頭二つ三つ抜きん出てるぐらい面白かったです。迫力凄すぎ。戦闘熱すぎ。これは絶対映画館で見るべき作品です。DVDまで待ってるのは勿体無さ過ぎる。
いやもう、映像そのものも大迫力なんですが、なんというか、シリーズのクライマックスを迎えるだけあって、キャラやストーリーも盛り上がりまくりです。まさにミュータント大殲。ウルヴァリンも今回は、まさに彼こそが主役というべき活躍ぶり。逆にサイクロップスは……。
しかし今回は、なにはなくともマグニートー。例の磁力パワーを、何の遠慮も無く使いまくりでとんでもないことになっています。今回の凄まじいVFXシーンのほぼ全てに彼が絡んでますし。他にもプロフェッサーXとの関係などなど、見せ所盛りだくさんです。
マグニートー配下のミュータントたちも、どいつもこいつもイカシてる連中ばかり。その筆頭はやはりジャガーノート。うん、これはいいジャガーノートだ。いかにもジャガーノートらしいジャガーノートだって感じのジャガ―ノートらしさです。あの姿をどうやって映像化するんだよ、CG使うのか? とか最初は思ってましたが、役者の人のマッチョぶりが全て解決していました。すげえ。そして、例の追いかけっこと、その後の顛末。最高。追いかけっこ相手のキティもすげえ可愛いですし。
ストーリーも、戦闘比重高めながらも、今までのシリーズよりビシッと締まっていて良かったと思います。特に、俺の印象に残ったのは、エンジェルの存在。
<以下ネタバレになりますので反転。観た人だけ範囲指定すべし>
「キュア」を開発したエンジェルの父親が襲われた際、ミュータント(針男)が、「俺たち、みじめか?」と呟いてから、彼を彼を突き落すシーンがあるじゃないですか。そして、そのまま落とされて死を待つばかりのその瞬間――父親を救ったエンジェルの姿が。それも、あらゆる確執の原因だった、ミュータントとしての翼を使って。……この流れに、思わず涙が出そうでした。タイミングが絶妙というのもあるんですが、なによりも、ミュータントは、ミュータントとしての姿や力は、決して、みじめなものなんかじゃない。そのことを、どんな言葉よりも雄弁に即答してみせた、素晴らしい名シーンでした。
とにかく大満足でした。もう一回ぐらい見に行ってもいいかな。例のスタッフロールが終わったあとの、あのショッキングなシーンをもう一度確認するためにも。
今日、札幌のメロン&とらにて入荷確認。過去ログにあるサンプルを読めばお分かりでしょうが、ごっつい素敵なキミキス本です。見かけたら即確保べし。俺が望むキミキスがここにありました。かなりの部分で。
特に、キミキス本編での行為ではまだ物足りない、だけど、あくまで実際のえちぃには踏み込まない範囲でのキミキスが見たいという人には、全力でオススメしたい本です。あえて摩央姉ちゃん&瑛理子以外のヒロインをメインにしているその着眼が良し!
特に栗生さんには、漫画のみならず、例のファミ通広告風のページまでありますよ! ありがてえ、ありがてえ! 漫画の方も実に素敵であります。
あと、この本における主人公は、舌技のみならず、足技にも長けています。具体的には、「ぐいっ」と、挟んだり、挿入したり。そのくせ、脱がしたり、直接的な性行為は一切していないわけで。まさに真性のエロスモンスターです。もちろん変態クオリティは健在。
とら通販にもすでに入っているようなので(side:K、side:G)、気になる方は押えておくべし。キミキスのキミキスらしさが好きな人ほど満足できるはず。表紙の凝り方も素晴らしいので(サイトトップ参照)、買うなら両方とも一緒に。
ちらっとリンク先を覗いただけで憤死するところでした。マゾヒスティックな性癖のある方のみ閲覧を推奨します。どいつもこいつも自虐主義者め!
我らが柚ねえのハイテンションぶりに、アニメ版『武装錬金』への期待度が更に増しました。熱いよ、熱すぎですよ柚ねえ! そのノリで俺を罵ってください!
ともあれ、こっちでもちゃんと放送されるとのことで一安心。楽しみだー。
「 ず る ず る 」 ……おっおっおっ!(←ピンポイントでツボにきたらしい) 見たところ、「?」とか「だらだら」的な擬音が散見されるので、ふんわり風味の年下子さんって印象ですが、着物と名前のためか、ユメイさん的なイメージも少々。
俺の動物的カンによると、恐らくこの子はいわゆる「世話焼かれ系(受動態)」とみた。主人公の梢子が、ツンツンしつつも面倒見が良さそうというイメージがあるので、ますますそちら方向に妄想が膨らみんぐnow! 具体的には、「あー、もうこの子はぁ、こんなところで昼寝して……うわうわ、涎拭いてあげなきゃ」的な。(参照)
あと、ちょいと話は逸れますが、原画Hal氏のこの数年での仕事量が、なにげにとんでもないことになっているような気が。アカイイトとアオイシロの間に、キャラがかなり多い『レッスルエンジェルス』の仕事までこなしているわけですから。だからHal氏には、どうか無理をなさらず、せめて息抜きのために落書き絵を沢山描いていただきたいなあ、と。(←気遣っていると見せかけて、単に落書きが見たいだけという高等話術)
キミキス本編では、「無いものは覗けない」という、実にコロ卵的な発想の転換により、家庭用ゲームの倫理規定を斜め上に超越したわけですが、しかしそのインビジブル方法は、「上から描き込む」という方法の前では無力であるという事実が、こちらのロールオーバーにて実証されました。攻略本読んだら、線画の段階ではしっかり書き込まれてますしね、下着全般。
ああ、この笑顔ですよ。ピュアというか爽やかというか、混じりけなしの魅力とでもいいましょうか。
そういえば、公式人気投票ではなにげに健闘していた我らが明日夏ターンですが、やはり根強いファンは多いのでしょう。あとは、せめてどのメディアでもいいから、ピンでの主役作品が欲しいですのう……。
ヤングアニマルキミキス第2話
ヤングアニマルという雑誌は青年誌の中でもエロが多く、特に今週は、表紙のグラビアからユリア100式の口と股から白濁ダラリ、倉科遼(夜王原作者)のファックから始まるお水漫画、由良さんの大股開き表紙のふたりエッチと、前半部分にエロ系が集中していたわけですが、さすがは東雲太郎氏というべきか、これらのエロ作品に囲まれつつも、ただキスするだけのキミキスが、それらの作品に全く引けを取っておりません。なんなんですか、あの気合の入りすぎたキスは。というかもう実キスですか。ともあれ、この艶かしい描写でも敵わないのは、せいぜいクラウザーさんの強制顔面射精ぐらいのものでしょう。
クラウザーさんのことはさておき、今週も大変良き摩央姉ちゃんクオリティでありました。原作のイベントを早足でガンガン消化していっているという印象ですが、なんというかこの話の流れの勢いだと、次号ではもう、キスどころか最後まで行くしかないだろう的雰囲気が極めて濃厚なのですがどうしましょう。今週の引きはもう、どう考えても「オッケー」の合図ですよ。この地球上のどんな雄でもそう思うはず。
あと、このノリだと、もう他のヒロインの入り込む余地がなさげなわけですが、これはアレでしょうか。摩央姉ちゃん編が終わった後、他ヒロインの話を行うというオムニバス形式なのかな、と。もしそうだとしたら、嬉しいながらも、明日夏ターンとか栗生さんとかが高い確率でハブられそうで不安も少々。数々のキミキスメディア展開の中で、どうにも明日夏タンは取り残されがちなわけですが、ここは一つ、漫画版でドバァとスポットを浴びせてくれたら嬉しいものなのですが。
あと、今週の『ゾクセイ』は必ず見ておくべき
素直に言います。おっきした。日焼け跡だけで破壊力バツグンだというのに……! 松山先生は、いったいどこまで高みに昇ろうというのか。
そういえば、ついつい感想書きそびれていましたが、『とらドラ!』シリーズは毎回興奮しつつ読んでおります。3巻も明日発売ということで楽しみー
……と、いきなり表題とは関係ないネタから入りますが、つい先日、電撃コミックガオ7月号付録の田村くんファーストファンブックに収録されていた、田村くん短編『ひみつメランコリー』を今さらながらに読み、このYU-SHOW、軽い後悔の念とともに大感涙いたしました。
やっべ! この短編のクオリティめっちゃやっべ!(←興奮のあまり厨房チックなテンションに) うむぅ! このシリーズ特有の、思わず身をかきむしりたくなるような甘酢っぱさがほとばしりまくっておられる!
あああーっ、なんで俺は今までこれ読んでなかったんだーっ! ……って、そりゃあ俺が、この付録に書き下ろし短編が収録されていた事自体を見逃していたから。うかつ! どのぐらいうかつかというと、みのりんに某ひょうきん族ばりに○と見せかけて思い切り×を出されるぐらいの勢いでうかつ! ごめん! みのりん! 俺、君のことが大好きだ!(←どさくさに紛れて竜児に先んじて告白。はい、YU-SHOWさんは、この先何があろうと決して揺らぐ事のないであろうほどにみのりん派です。そりゃあもう、この文脈の前後関係において、みのりん及びとらドラが特に関係ないことさえもスルーしてしまうほどに)
ともあれ、短いながらも……否、短い分だけより端的に味わえる、竹宮ゆゆこテイストの一番美味しいところをギュギュっと濃縮したかのような、ほほえましくも熱く熱く切なく苦しくそしてかつ心温まる素晴らしきお話でした>『ひみつメランコリー』。
このお話、どこかの巻に収録されないものかなあ。とらドラが刊行中とはいえ、田村くん関係でも、まだ短編集を出すぐらいの余地はあると思うのですが。そんなわけで、いつかは、と期待。
つんでれ翠星石のやきたてクッキーランド!(仮) しかし、若年ながらもチンクルを超える存在のジュン(←具体的には、人形相手とはいえ既婚者という点で100万光年ぐらい超越)には通用せず。結論から言うと、ツンデレは変態の前では無力。
その一方で、銀ちゃんと蒼の子の可愛らしさもそれぞれにらしくて素敵。相変わらずグッジョブです>ONAさま
……ちょいと話が逸れますが、翠星石とチンクルって、カラーリングがちょっと似てますよね。……どっちかというと実装石か?
あーん!黒沢様が死(ry
……いやあ、ねえ……もう、なんというか……。こういうテーマの漫画としては、このバッドエンド(打ち切られた、という外面的な部分まで含めての完全敗北)も、らしいといえばらしいのですけれども。
要するに、「彼の生涯には、最初から最後まで、一切意味と言えるものはなかった」――と。最近俺このフレーズしばしば用いますね。気に入ってしまったのだろうか。気に入ってしまったのでしょう。最近読んだとあるノベルの一節なのですが、タイトル言うと致命的なネタバレになるので、ワカる人だけニヤニヤしてくださいってことで。――この言葉の反語的な意味まで含めて。
最近、もぎたてチンクルが色々な意味で気になりすぎるのですが、FF3やらルーンファクトリーやら、ちょっと前に出たサクセスのイヅナやらで、DSの欲しいソフトが目白押しでちょいと困り気味。
ちなみにそんな俺は、いまだにテトリスのソロプレイ・シンプルモードLv1でシコシコクリアを繰り返してます。あれ、後半になると任天歴代レゲーのCG&BGMが出てきてすごく燃えるんだよなあ。落ちるスピード速すぎて、正直CGの方はロクに見れないわけですが、BGMは聞いてて本当に心が熱くなりますね。マリオ終わってゼルダのテーマ出てくるところとか、一番最後に初代テトリスの音楽になるところとか最高。
つか、このお二人何話してるんですかw 摩央姉ちゃんがドM認定されているあたり、実によくワカっておられるとは思うのですが! 瑛理子・明日夏・うどんがSで、深月・結美がMというのにももちろん納得。菜々は俺も判別できないなあ。どっちにも転び得るとみた。あと、ラジオではスルーされてましたが、川田センセイと栗生さんは両方Mです。絶対に。俺が断定する。栗生さんは真性の無自覚ドMで(摩央姉ちゃんは多少自覚してるとみた)、川田センセイは、多少SもOKな本質M。これ定説。俺内部の。


今回は瑛理子の巻であり、瑛理子と言えば、彼女に我々が求めるところはすなわち――キス! キミキスヒロイン中において、最もキスの頻度が多いえりりんを描いているだけあって、今作の本文中のキスイベントの質と量はともに、俺たちキミキス本編を全プレイした者でも、「ムフゥ!」と興奮させるほどのものでありました。
ゆえに、この巻がどれほど興奮モノの内容かということをまずは語りたいところではあるのですが……実はこの巻、瑛理子シナリオを描いたキミキスノベルとしても、極めて良い作品のものです。
あんまりキスが過激でムヒョー!とかの感想ばかりだと、えちぃさに特化した巻だと思われてしまうかもしれないので、まずはこの点をしっかりと主張しておきましょう。
ぶっちゃけ、非常に面白かったです。以前に出た第1巻を読んで、「こんなもんかな」と思われた方にも、この巻は是非とも手に取って読んでいただきたい。格段に出来が良くなってますので。
ストーリーは、本編のスキルートとナカヨシルートの中間といった感じで、ラストはオリジナルのエピソードで締め、瑛理子以外のヒロインキャラも全員登場しています(先生や栗生さん含めて)。
しかしながらこの巻、これだけ欲張りつつも、構成やサブキャラの扱いが実に上手く、最後まで非常にテンポ良く楽しめる内容になってます。ストーリーそのものが単純に面白いと言ってもいいでしょうね。話の展開そのものはかなり駆け足なんですが、押えるべきところをしっかりと押えています。たぶん、キミキス本編をやりこんでいる人ほど、いい構成だと思えるんじゃないかな、と。
とにかく、他ヒロインやオリジナルエピソードがしっかりと光ってました。ギャルゲー本編そのものをノベライズしたものとしては、最高水準のものだと思います。
……とまあ、完成度への讃辞はこのぐらいにして、今度は肝心の、ハァハァ関係への称賛を。本編の瑛理子シナリオ自体もそうですが、とにかくこの巻はキスの頻度が多いです。全編、キスまみれです。しかも、それぞれのキスは本編以上に濃厚で……ぶっちゃけますが、舌が解禁されてます。シチュエーションもきわどいもの多し。いずれにせよ、過激度は本編を超えてます。それも、キミキス的な風情を一切損なわないままで。
しかしなによりも重要なのは、えりりんの可愛さが引き立つようなキスシーンが多いことです。実験絡みのキスから色々なキス含め、ストーリーの面白さとあいまってもいます。実に良い。
一方の、主人公こと我らが相原光一なのですが、こちらはこちらでまたキミキスクオリティというべきか、妄想力逞しすぎ。リアルシャドーぐらいなら可能なんじゃないかと思うほどです。バキが空想のカマキリ相手に苦戦したかのように、この巻での光一も……アッ!(←板垣漫画でよくある、次週へ引っ張る回のラストコマっぽく)
そして今回は、菜々の存在も際立っており、この妄想兄に相応しい肉食獣的な妹ぶりを遺憾なく発揮しております。その破壊力はある意味瑛理子以上。そんじょそこらの兄では、恐らくは一瞬で捕食されること間違いなしでしょう。フッ…俺たちは恐ろしい妹を持ったもんだぜ…。(←男塾の剣桃太郎っぽく)
例によって挿絵の加茂氏も、ますます良い仕事をされており、巻頭ピンナップの4人集合水着イラストはまさに快楽の花園。表面の瑛理子に関しても、ふとももや脚そのものの描写にきちんとこだわっておられるのがワカります。
しかしなによりも、加茂氏の描く瑛理子がすごいのは、ある意味高山絵師の描く瑛理子よりも瑛理子らしさが現れていることです。特に、瑛理子の繊細さとか弱々しさに関しては、文中の挿絵で非常によく表現されているな、と。それはもちろん、シーンそのものにあわせて描ける挿絵だから、というのもあるのでしょうが、それにしてもいい仕事です。……まあ、文中挿絵のほとんどはキスシーンなんですが。
とまあ、今回の巻に関しては、キミキス好きならば問答無用で買いです。えりりん大好き者のみならず、キミキスそのものを気に入ってる人ならまず満足できるはず。これの1巻に関しては、構成にちと甘いところがあり、小説としてもキミキスノベルとしてもどうかなーといったところがあったのですが、今回の巻には死角なし。オススメ。
どいつもこいつも小技が利いておる! あちらと両方サイトをチェックしていた俺は素で「あれ、あっちでなんかBGM鳴ってる?」などと騙されたり。ああー、なんか聴いてるだけでどいつもこいつもおもしろげで愛着がわいてきた。
――そして、お久しぶりで御座いますゆの●は様。相変わらずご健勝なうえにご守銭奴かつご可愛らしくて何より。(追記)……そして今回のお二人の属性被りすぎですよ思わず素で間違えましたですよ! ……アイスクリームゴチしますから許してください。ご指摘感謝>フォームで教えてくださった方
ヒロインより先に主人公含む男子キャラ陣が紹介されているあたりに、プロペラというブランドのカラーが如実に現れているような気がいたします。それもまたよし。
百合作品のリスト分類から考察まで、非常にためになる特集です。さすがはたまごまご氏。実は、俺が『青い花』や『ストロベリーシェイク』といった良き作品にめぐり合えたのも、そもそもは彼のおかげだったり。
で、ギャルゲーマーである俺としては、ゲームジャンルにおける百合の扱いについて色々と思うところがあるわけですが、ユーザー視点という問題がある以上、漫画やアニメのようにはなかなか上手くはいかないのかなーと歯がゆい思いが。
萌えもしくはポルノのジャンルとしてだけ見れば、百合とゲームとは決して相性が悪いわけではないんでしょうけど、やはり18禁を含めると、手軽なファンタジー百合の範疇で収めにくくなり、作品テーマとしての扱いが難しくなるという部分は無視できないでしょうね。ゲーム中のユーザー視点の問題とか、マーケット的に受けるかどうかの問題以前に、まずこの部分が根本的なネックになってると思うですよ。
『夜王』女衒編は、夜王史上の中でも最高の出来だったと思います。夜王的な意味で。
とりあえず、今週のD.Mオーナー(河童)の「シクシク……うわんうわんうわ〜ん…」は、間違いなく俺たちを笑わせ殺す気だったと思います。相変わらず立ち読みするのが危険な漫画だ。
また、このシリーズの展開もそろそろ大詰めですが、相変わらず話の流れが夜王クオリティとでも言いましょうか、高橋先輩が女衒から女を買っていた件があっさり流されたり、監禁されてジャンキーにされた女たちが「もう大丈夫です!」の一言で何事もなかったかのように帰っていったりとか、散々お騒がせした梨香があっさりと話の大筋から外れてしまったり等、数多くの突っ込みどころが残されている点においても、この作品がまさしく夜王であることを実感できました。コピーコマも面白いのが多かったし。
しかし、このシリーズが光り輝いた最も大きな要因は、なんといっても女衒のレイことアミバの存在でしょう。D.Mオーナーも夜王史上に残るであろう素敵キャラですが、アミバはそれ以上の、聖也さんに匹敵するほどの名キャラです。突っ込みどころを通り越し、もはや本気でカッコいいあたりが特に。
<夜王関連リンク>
天カジblog、9月1日 夜王感想といえばこちら。DMオーナーの「しょぼ〜…ん」は、ある意味ちゅるやさんの「にょろーん」に匹敵するほど萌えると思うのですがどうか。
このにんまり笑顔にとてもいい予感が! どういう方向でのいい予感かというと、女の子同士のスキンシップがとても大好きそうな感じが。このシリーズにおいてはある意味最も重要な要素ですよ! 今回、主人公の梢子にはなかなか攻めな雰囲気は求められなさそうですから(実際にはどうなるかワカりませんけど)、この人には色々と期待したいところです。
それはそうと、もぐらさん関係がそろそろ1ジャンルとして成立しそうになってきた件。
← 前の日記へ 次の日記へ →
→『好き好き大好きっ』へ戻る