2003年6月前半のお兄ちゃん大好き日記

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6月15日(日) F9

 『朱-Aka-』、プレイ完了。

 さしあたって。
 ……感想とか、思ったこととか。疑問とか、ちょっとどうかと思うところとか。どう感じたかとか。プレイを終えて、色々と書きたいことが、書かなければならないことが、色々とあったはず、なのだけれど――今の俺の精神状況ではとても無理だ。

 あの、おまけシナリオ・・ ・・・・・・・をプレイしてしまった直後では、ちょっと、朱の内容を吟味することなど――というか――不可能ではないかと――具体的には――思うのですが――――――進藤さんが――――――進藤さんが――――――やかまの方の・・・・・・、進藤さんが――――――

 スケスケの、

 スケスケ、の――

 ――■ク■■■■で■


 ス■■ク■で■■■、ピクピクと■■、■■な淫■ が■■■って、■■■とし■■■■■■■■が■■■■■■■■■■プレイ■■■お■■■汁■■■■■■■■■■■■■□■■☆■○♪★π



 一番重要なのは、やかまの方の進藤さんが、いざ床につくとなると、大変従順というか可愛らしくなるという一点に尽き――
 つい先日、DC版のみずいろを終えたばかりで、まだファンディスクなどにも手をつけていない状態のこの俺は、少なくとも、みずいろ世界を楽しむ者としては、いまだえちぃ『処女』であったわけです。
 しげき、が
 あまりにも、しげきが――
 ましてや、雪希さんえちぃ(漢道)
 が


     ぴんぷるぱんぷる                 にゃうーん                     F9              殴る→ボス        海原雄ざ     



 …………。
 ガクガクブルブルガクガクブルブル(←ベッドの中に潜り込んで)。


 ……と、とにかくっ、朱の感想等は明日以降ということで。(←YU-SHOWさんが密かに、ティッシュを所持していることを見逃さないようにしましょう

6月14日(土) 

 昨日の日記に書いた、『朱』DVD版のインストールができない事について、ねこねこソフトのサポートにメールしたところ、いくら発売日当日だったとはいえ、午前0時にメールして、返事が返ってきたのがその30分後。
 ねこねこソフトがこれだけ支持されている理由が、実感できたような気がします。嬉しかった。

 で、『朱』の進展状況はというと、恐らくは終盤といったところ。思い切りネタバレになる部分なので、詳しく書くことはできませんが、すごく楽しんでいます。
 朱のバックストーリーそのものは、あまりにも壮大すぎて、やや漠とした印象もありますが(話が分かりにくいという意味ではなく、とにかく圧倒的な「遠さ」を感じてしまうのです。この、「遠さ」を表現すること自体が、そもそもの狙いなのかも知れませんが)、それを表現しきるだけの演出――特に、ボーカル付きのBGMは素晴らしい――がきっちりと支えています。

 片岡ともさんは、今作はあんまり一般受けしないのでは……と仰っていますが、市場受けとかそういう狭い範囲での話でなければ、むしろ今回の『朱』は、ごく一般的に、普通に楽しめる内容になっているような気がします。あくまで俺の感じる「普通」ですが。
 で、その「普通」って何よ、とか考えてしまうと、ギャルゲーにとっての普通ということなのか、ギャルゲーってジャンルは普通という概念が曖昧なのだろうかとか、あちこちに考えが飛んでいってしまうので、とっととプレイに戻ることにしましょう。

6月13日(金) 

 おお、まるっきり同じ買い物をしてますなあ。ということで、『朱 -aka-』『オレンジポケット』の両作をどどーんと購入。早速プレイに没頭しているので、今日の更新はおざなりに。
 とりあえず、朱を終わらせてから、じっくりとオレンジポケットの方に着手しようかと。

 『朱』の方はただ今プレイ中なのですが、第3章がことのほか良い感じです。ヒロインのファウさんが実に生き生きとしておられる。全体的には、ところどころ気になる点がないわけではありませんが、なかなか楽しんでプレイしております。
 ちなみに、ウチの環境だと、DVD版のインストールが途中でどうしても止まってしまうので、しかたなくCD版を入れているのですが、ウチだけの不具合なのかしらん。

6月12日(木) 

『涼宮ハルヒの憂鬱』 (谷川流、角川スニーカー文庫)

(あらすじ)
 「普通ではないこと」――幼き日々、たとえば宇宙人や悪の組織や超能力etcといった非日常的事項に想いを馳せ、胸を熱くさせる少年だった主人公のキョン(なにげに作中、本名が出てきていないような気がします)は、しかして成長するにつれ、次第に世の中の「普通」ということに揉まれ、そのような不思議事象を心の中で思い描くようなこともなくなっていた。そんな彼が、ごく一般的な存在として高校に入学したところ、

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、わたしのところに来なさい。以上」
 ……このような素敵自己紹介を平然と言い放つ異様な存在と出遭う。
 奴の名は涼宮ハルヒ。黙っていれば、誰もが羨む美少女であるところの彼女は、しかしてその実は大変人であり、ある種電波的であり、ましてや傲岸不遜な暴虐無比の存在であり、「普通」なものであるはずだったキョンの高校生活を、あっという間に非日常へと導いてゆく。

 「普通」であることが我慢ならない――という強烈な信念に基づく、涼宮ハルヒの大迷惑諸活動。そう、それは、「普通」であることへの反逆。基本的には彼女のことを、他の者たちがそうするように、頭がかわいそうな人を遠巻きに見るというスタンスを保ちたがるキョンではあったが、どういうわけか――自分が小さい頃に夢見たことを、いまだに諦めてない強さに惹かれたのだろうか――そんなハルヒが気になるようになってしまっていた。(様々な意味で)

 最初のコンタクトこそ、わりといい感じに虫ケラ扱いではあったが、やはり非常識人としての素養があるのか、ハルヒの常識から大幅に逸脱した思考行動発言等々を(一方的に加害される立場とはいえ)交わすことができるようになったキョン。しかし、そんな彼に、運命(というかハルヒの超我道的思考)はさらなる試練を与える。

 同好会結成――

 具体的にどういった活動を行うのか、おおよそ学校というか社会に対し真っ当な説明が不可能な活動に従事する場を作り上げたいと主張するハルヒ。そして、物凄い力技でそれを成就する。拉致、脅迫、居直り、バニーガール……ともかく、ハルヒの望むところの、同好会的なニュアンスの「何か」は、無事結成されることと相成った(正式名称は作中にて確かめるべし)。
 萌え系、綾波系メガネ、謎の転校生――ハルヒの暴虐によってかき集められた面子とともに、キョンは更なるわけのわからない高校生活に突入することになる。

 そう、キョンは気づいてはいなかった。
 自分が実は、とっくに非日常へと足を踏み入れていたことに――



(以下、YU-SHOWの感想)
 ライトノベルを、こんなにも楽しく興奮しつつ読んだのは、ひょっとしたら生まれて初めてかもしれない。いや、ラノベにも面白い作品はたくさんあるんですよ。古橋御大将しかり、秋山ターレンしかり。(あんまり読まないので、超有名どころしか出てきませんが)

 しかし、しかし――しかし! ああ、なんだろうこの感覚は。文章を、次から次へと、貪るように読みあさりたくなるこの衝動。この興奮。この高揚。なんとなく、身に覚えがあるような――そうだ、超スゴイおもしろ系のエロゲーとか、そのへんをプレイしているときにしばし陥る、前後不覚の状態。愚地克巳が正中線四蓮撃を放って、「勝ったッッ!」と悦んでいるときのあの表情が自然と浮かんでしまう瞬間。俺の――ギャルゲーマーであるところの俺にとって、もっとも喜ばしい感情――そう、これは萌えだ。とてつもないほどの萌えだ。

 ところで、萌えってなんだろうという話になります。わかりません。わからなくて良いのです。わからないというのが正解と言っていいものなのです。しかし、わからないということで話を終わらせてしまうと困るので、あえて萌えの構成要素について考えていくと、それは精神的な快感という側面が非常に強いのではないかと思われます。そう、快感です。その快感の具合が人によってかなり違ってくるので、このことがきちんとした萌えの説明にはならないのですが、読んだり見てたりして思わず顔面の筋肉が緩んでくるようなものは、おおよそ快感をもたらしているといって良いでしょう。

 この、『涼宮ハルヒの憂鬱』という作品は、その快感度数が強烈なまでに高いのです。これは萌えか――いや、ところどころ、分かりやすいほどに萌えなのですが、この読んでて止まらない爽快感は、一概に萌えといって良いものなのかと考えるわけです。考えます。考えに考えて考え抜いた末、まあ結局はすげえ快感であることには変わらないから萌えってことでいいやと思考停止してしまいます。

 しかも、この「萌え」の使い方が絶妙かつ巧み極まっているのです。この作品、ちょっと読むと、「一見萌えの皮を被ったしかしその実はメッセージ的な面こそがメインな小説」という風にもとれなくはないのですが、本当はさらにその裏をかいた、ストロングスタイルの萌え系エンターテイメントの極みというのがその実態なのではないでしょうか。一見分かりやすい(つまり俺のような萌えオタが秒の速度で反応する)、萌え的な記号の数々は、単なる小道具として扱われているのではなく、これらがもたらすステキ感情をこそメインディッシュとして味わっていただきたいという明確な意図をもって書かれていると感じられます。少なくとも俺はそう確信しています。だって、上手すぎるもの、美味しすぎるもの、ステキすぎるもの――!

 本文自体のキャラ描写力も驚異的ですが、やはりこの面においては、挿絵を担当するいとうのいぢさんの力も大きいです。ただ読んでいるだけでもその超絶破天荒ツリ目系美少女なハルヒのビジュアルイメージは脳内に溢れかえって来るのですが、それがあろうことか、ハルヒといえばまさにこれとしかいいようのないほどにマッチした強烈な素敵絵で描かれているのです。
 人によって評価の差はあるでしょうが、個人的には萌え絵の最高峰であるいとうのいぢさんのステキ絵。それによって描かれる、甘美なるセクハラの世界。年上の、背の低いふんわり系美少女(+巨乳超重要)が、傲岸不遜で天衣無縫な黒髪ツリ目美少女に、揉まれたりバニー姿を強要されたりする様は、萌えにこそ最大の悦びを見出す俺をして、読んでいる最中部屋の床を転げまわらせるほどの法悦を提供してくれました。

 なんだか、とりとめのない文章というか電波文的なものになってしまいましたが、とにかく久しぶりに、萌えベクトルで「これは!」と思えるような小説に出会うことができました。是非とも読んでおくべし。


(今週の大関技)
 『涼宮ハルヒの憂鬱』の、涼宮ハルヒの台詞部分を読むとき、エロゲ声優に造詣の深い人は、脳内で「北都南」さんの声をあててみよう。萌え度が40%ほどアップするぞ!(YU-SHOWさんは、初めの台詞の部分からすでに、脳内で自動的に北都南さんの声によって再生され、終始涎を垂らして悦んでいたということです)

6月11日(水) 

 予定通りのマスターアップ、何よりの快事なり。デモンベインといい、今年は個人的に期待していた作品があまり延期されず、嬉しい限り。

 そして、ついにともねえシナリオの情報が白日の下に。ライダー姿と、モザイクのかかった例のアレ。どっちなんだ。あるいは両方? 情報文をよく読めばそのような解釈も行えるのですが、まあいずれにせよ、詳細は実際のプレイ時のお楽しみということで。
 むしろ個人的に気になっているのは、魔法少女にせよライダーにせよ、敵の怪人によってともねえの貞操が危機にさらされるかどうかという点です。敵怪人のぬるぬるの触手が! あんなことも! こんなことも! や、やめてー!(←股間を大きく隆起させながら


 >要芽お姉様との添い寝。だらしないと「零距離罵倒」が……

 ……烈先生の寸勁よりも強力そうですが、是非喰らってみたいというマゾの快感を覚えたりも。それはともかく、今回の質問コーナーを眺めていると、「えへん」と小さな胸を張ってるひなのんが可愛らしすぎて、誘拐したいという欲求に駆られて仕方がないのですが、そこはそれ、あと二週間強の辛抱を。


弟達を盾にされ、恥ずかしい行為をさせられそうなともねえ! 風雲急の次週へ続く(ことを個人的には希望)
 昨日の日記書いて、寝て、朝起きて、そして爆笑。すかさず興奮。なんて早い反応――!
 もちろん最終的にはともねえがピンチを脱出してそして和姦という展開をこそ求めているのですが、できれば、できれば際どいところまでスミスに頑張って欲しいとも思うアンビバレンツ。「こいつ! いじめられて興奮してやがる!」という台詞は、要芽お姉さまに苛められている際に言われたい台詞であると同時に、ともねえに対して放ちたい言葉でもあり。

 <関連リンク>
 お兄ちゃん大好き日記6月8日10日




 『涼宮ハルヒの憂鬱』(谷川流、角川スニーカー文庫)を読み始めたのですが、これ、とてつもなく面白いかも。これだけノリのいい、爽快感のある面白さってのは、ここ最近味わっていなかったような気がします。とりあえず現在、貪るようにして読んでいる真っ最中。いとうのいじさんの絵がまたハマってることハマってること……!

 ――――――――祝ッッッ!


――お

――お、おっ 雄、   雄ッ ――!


おおおおおおおおオオオ雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄ッッッ!?











マスターアップ――












  マ ス タ ー ア ッ プ
受胎告知キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!




そして、夢がはじまる――

6月10日(火) 

>●花穂は子供のころから、毛布やタオルケットをまたの間にはさんで――ちまわり日記)
 とりあえず元ネタはこちらの素敵画像Lunatic Cylinderより)。
 かなり前から思っていたことですが、花穂には正しい性教育を施す必要があります。それも性急に。このままでは、机の角に「何か」を捧げてしまう可能性が! 否、その様子をクラスメートの男子に見られようものなら(以下妄想が膨らみつづけますが略)


悟ってどうするよ。(同じくLunatic Cylinderより)
 いくらスーパーがんばりゴールキーパーとはいえ、フランスの正ゴールキーパーアモロよりはまだマシなのですから。多分、ですが。


もの凄い勢いでお姉ちゃん達への欲望を次々と吐露していく聖☆司さんに、まるで仮面ライダータイガのような視線を送りつづける俺。(最後に生き残る弟は一人、という理論)真・聖堂☆本舗
 ともねぇがエージェント・スミスの集団では歯が立たないほど強いというのであれば、逆転の発想として、俺自身がスミスの大群にのしかかられて、「弟を解放して欲しくば公衆の面前で恥ずかしい行為を見せつけろ」などと脅迫されるというシチュエーションでは如何か。如何も何もないという気もしますがまあ良し。

6月9日(月) 

アトリエかぐや『ドキドキお姉さん』、キャラクター紹介ページを公開。
 大変です。世界は姉で満ちています! ……それも、エロステキ系の。これまでの情報だけですでに濃厚な姉甘臭が漂ってきていたのですが、こんな、こんな――「普段は母性本能たっぷりの世話焼きだが、お酒を飲むとフェロモン全開で誘惑してきちゃうドキドキお姉さんに早変わりしてしまう」という設定など、まさに珠玉の一言。甘えるだけでもエロるだけでも物足りないが、しかしてその両方を満たせるとすれば――! ましてや、平常時とのギャップを加味すれば、その相乗効果は何十倍ということに。なんて素敵極まる設定を教えられてしまったら、わたくし、ワタクシはっ、ゥゥゥゥゥゥ!(←気持ち悪く体をねじらせつつ放つ呻き声)

 そして、こども先輩ならぬこども先生(顔とか身長のみ)。でかいよ。でかすぎるよ――しかもロリ。ましてドジっ子風味がかなり濃厚ですよ!? まさに二律背反。このままドジっ子ロリ系要素と、年上巨乳お姉さん系要素と、二つの全く性質の異なった極大な萌えが完全な均衡を持ってしまったら、いったいどうなってしまうのでしょう。ダイの大冒険の極大消滅魔法の如きカタストロフィーが生じてしまったとしても、何の不思議もありません。ボクの股間もメドローア!(←書いた後読み返してみると、思わず自殺したくなるほどに恥ずかしい表現


 さあ。
 姉の夏が、近づいてきました――。

6月8日(日) 

 リローデッド観てきた後で、つい前日にこの日本においてこんな素敵行為を行った方々がおられると知った日には、なんか、滾るものがあります。


18禁同人ソフト『男湯に入ってきた女の子をどうするか』DAIさん帝国より)
 ヤベえ! タイトルやコンセプトが素敵過ぎる! 頭の中の変なスイッチが入ってしまい、衝動的にダウンロード購入しようとするも、対応カードを持っておらず血涙を流して候。くっ、畜生……!(←かなり本気で悔しがってます)
 恥ずかしがってる姉(日焼け後アリ)と、全開まるだしな妹という組み合わせってのは、なんというか、極まりすぎではないでしょうか。幼女好きでなくとも、心の琴線に触れること必死。ファンタジー。

  <関連>
  サイト復活初日にこの作品の絵を掲載する雄度あふれる御方。


SGGKの新必殺技! だが、(ryLunatic CylinderSTAR LIGHT PARADEより)
 ちょうど、今日見てきたマトリックスでも、このような吹き飛び方が多用されていたわけですが。


ともねえの独り占めを目論む方には、もれなくスミスを一個小隊分送りつけますので。トップページ
 主張そのものには唇から血が出るほどに激しく同意なのだけれども。
 ところで、例のデモムービーの1分55秒あたりに出るカット、あれはやっぱり本物なんでしょうかねえ。個人的には平成ライダーなともねえもイイかな、と思っていたので、あれがマジモンだとしたら、嬉しくもあり寂しくもあるといったところでしょうか。

6月7日(土) 

『オレンジポケット』(HOOK)の体験版をプレイしまして。
 プレイ中、「ほお! これは……なかなか……」と唸ることしばし。主に萌え方面で。発売まであと一週間を切った時点でようやく作品を知ったわけですが、思わぬ伏兵だったやも知れません。

 いや、正直に言うと、俺はもうすっかり北都南さんボイスが入っているというだけで無条件に悦んでしまう体になってしまっているわけで、それを加味した上での評価と考えるべきかも知れませんが。くそっ、お姉さま声や令嬢声、ロリ声に加え、普通のヒロイン声にまで見事に萌えのツボにはまった声質&演技を披露してくださるとは。YU-SHOWさんはすっかり信者状態です。

 キャラクターはいずれもかなり好感触。体験版をやった限りでは、このちんまい先輩が繰り出す大人のお風呂行為に涎。日常生活における傍若な態度も、俺のM心(と見せかけたS心)をビクビクと刺激してくれます。
 でもやはり、一番美味そうなのは、桐子こときりねえ。いや、別に主人公のお姉ちゃんというわけではないのですが、姉キャラとしてもそこそこ感じられる良さがにじみ出ており、俺的にはむしろこういうシャイで寂しがり屋なのをお姉ちゃん呼ばわりしたいというか「きりねえ、膝枕」(←心の声が思わず出ました) クールな恥ずかしがり屋というのは、良い。とても――!

 さて、今月末からは俺的には怒涛の期待作リリースが続くわけですが、こちらにも手を伸ばしてみるべきか否か。悩むところです。


 <おれぽけ関連リンク>
 公式サイト
 D-Dream特集ページ
 DependSpace特設ページDependSpaceトップ
 「ひぎぃ!」(←まるで乳首をつねられたような衝撃を受けたようです)

6月6日(金) 午後11時半時点にて。

 ともねえの誕生日特集はまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだかまだか……と、ただでさえ重い公式サイトをF5アタックばりにリロードしたくなる衝動を鋼鉄の意志でなんとか押さえつつ、待つことしばし。

 ……と思ったら、インターハートトップの方からデモが公開されていたことに気がついて、即刻ダウンロード。そして視聴。勃起。ねぇねぇやともねえがエロい体をしていることはとっくに承知していたのですが、このデモを見ると、海お姉ちゃんがなんか妙にエロいというか肉っぽいというか、むちぷりなお尻をこれでもかというほどクローズアップしているのですが何故なのでしょう。他のお姉ちゃん達はそんなにエロっぽく紹介していないというのに!

「おいで〜膝枕してあげるよ」HAアッ!(←雄々しくダイビング)

 などと、大興奮にむせびつつ幾度もデモの視聴を繰り返していたのですが、某スレを眺めていたところ、とある書き込みを見て、その事実を超速度にて検証してみました。そして……。



――魔ッ!?


 こッ、こう来るとは……ッ! 仮面ライダーかとさんざん思わせておいて、この逆転劇……! よく分からぬという方は、デモムービーの1分55秒あたりのカットを剥目してご覧ください。その瞬間、貴方は世界を手に入れるでしょう。

 結局、マスターアップの追い込みのため、公式サイトの更新はおあずけになってしまいましたが、その悲しみは、今回のデモや、既出の情報を繰り返し消費することで埋め合わせることにいたしましょう。あと3週間後、本当の意味での世界を手に入れるため。

6月5日(木) 

 たとえば俺も男として性技を鍛えぬき、まるで『うちの妹のばあい』の怖い人の如く、高慢な要芽姉様を責め抜き、責め抜き、責め抜いたあげく、「ごめんなさい……ッ!」どころか、「妊娠させてッ! あなたの強い精子で私の卵子を犯し尽くして!」とまで言わせたいと思うのですよ。思うんだよ文句あるか!(逆ギレしつつ挨拶)

 ということで、毎週金曜の更新を前に『姉、ちゃんとしようよっ!』システムの更新です。

>「そういえば、昔からお姉ちゃん全員、抱きつき癖があったような……」

 素敵世界ここに極まれり!
 ああ、エロエロルートで肉欲に浸るも素敵、個別萌えルートで抱き枕にされるも至福……! どちらも甲乙つけがたく、どちらか片方など選べるはずもなく、つまるところどちらか選ぶ必要などなく、両方選んで肝虚になるまで楽しみつくせば良いわけで。ねぇねぇと俺の顔面との正しい位置関係は、顔面=胸の谷間か、それとも顔面=股間か、どちらが正しいんだろう! 答えは簡単、両方。しぼむー!(←もはやワケがわかりませんが、要するに海お姉ちゃんにも甘えたいらしいです)


 ――さて、ともねえです。
 このお姉ちゃんがどれほど萌えるかは、多少萌えに親しんでいる人ならば、今回の特集の立ち絵を見ただけでほとんどを察してしまえることでしょう。(というか、この発売前の『姉、ちゃんとしようよっ!』の盛り上がりは、キャラ立ちの時点で強烈な萌えが既に確定していることが大きな要因となっているわけですが)
 俺にとっての萌えのツボの一つに、「背が高くてスタイルも良くてカッコ良い女性が、実はそのことをコンプレックスに思っている」というのがあるのですが、まさにともねえはそれにジャストミート。ましてや姉という立場がそれに加わります。あまつさえ、本当は可愛いもの好きです。俺などは、このあたりの文字列を読んだだけですでにご飯3杯は軽くいけそうなのですけれども
 ともねえルートに関しては、明日(6日)の誕生日に詳しい情報が公開されるようなので、心して待つことにいたしましょう。

6月4日(水) 

 ところで、今月のG'sの双恋ですが、あまりにもエロを意識しすぎだと思います。(←前かがみになりながらも冷静を装って発言

  「おしりを持ち上げてもらわないと、……あっ、あっ……もうダメ……」
  水着の跡をつけて日に焼くべきか否か、
  ブラジャーがズレそう、
  オシリの生地がすれて破けそうに、

 いったい何事ですか。(←前かがみの体勢を必死で維持)

 最近、というかシスプリ2をプレイしてからですが、俺のシスプリを楽しむスタンスが大いに変化してきています。かつては、12人の妹という設定から生じる必然ともいうべき勃起的興奮にこそ重きをおいた楽しみ方だったのですが、シスプリ2のあまりにも多大かつ強烈なエロス・シチュエーションの山、山、山!というほどのエロさは、俺がこの数年培ってきたシスプリ=エロという連想を基にして成立していた妄想を、ついにはオーバーヒートさせてしまいました。

 読んだことのある方は、バキ特別編『バキSAGA』のラストを思い出してみてください。(知らない方は、積極的に知る必要はありません)  シスプリを前にした今の俺は、まさにこの状態なのです。シスプリを知り、シスプリを楽しんできて幾数年――その興奮は、シスプリ2という名のエロ喚起剤を目の当たりにし、ついには頂点へと到達しました。そしてプレイ中――興奮し、勃起し、そしてまた興奮し……幾度ハァハァしたのか見失う頃、いつしか俺の欲望の濁りは跡形もなく消え去り、透明な感情だけが残っていました。

 俺はもう、かつてのように、シスプリに対する雄々しい勃起を衆目に見せつけることはできなくなったのかも知れません。しかしそれで、自分のシスプリという世界に対する悦楽が衰えてしまったとは思いません。なぜなら、今の自分は、かつては興奮のあまり自分を見失うしかなかった、咲耶の胸の谷間やら可憐の水着のヒモといった興奮事象を、まるで朝食に出てきたマフィンを食すが如く享受することができるのですから。
 そう、成熟された二次元の楽しみ方へとステップアップ。何の意味があるのかと聞かれたら、素直に何もありませんと答えるしかないわけですが。しかしそれでも、シスプリにしがみついた萌え野郎としてのスタンスそのものは、今後も変わらないということで。

6月3日(火) 

(YU-SHOWさんは現在、『家族計画〜絆本〜』のおしらせをプレイし、至福の感情に浸っておいでです)

6月2日(月) 31日の小説元ネタはBBSを見ると分かるかもです。

アトリエかぐや『ドキドキお姉さん』紹介ページ公式サイト紹介ページ
 ど、童顔巨乳なロリお姉さん……!(←昨年の今ごろに同じ興奮を味わったと言うかキャラの造形からして似てる気がしないでもないのですがとりあえず勃起)
 ページ全体から姉特有の甘系の香りでむせかえるようですが、兄嫁という形での年下妹というのはなかなかに良いなと思ったり。だって、クラスメイトが兄嫁ですよ! 具体的に言うと、兄と自分のクラスメイトがやってるわけですよ! 毎日! これで主人公が、密かに兄嫁に対し気があったとかいう日には、もう、もう!(←すっかり寝取られの属性が染み付いてしまったようです) なんか違うようですが、妄想ぐらいさせろ。(命令形)

 でも、いいなあ……全般的に。スタンダードのお節介焼き、年下のいじりたがり義理姉、本人は気づいていないがえっちな体の天然ロリお姉さん、基本中の基本であるエロお姉さん。これだけのものを揃えられて、黙っていられるわけもなく。
 いざ、姉ゲージェットストリームアタック。


悪代官、再び……! 『悪代官2 -妄想伝-』公式サイト
 えーーーーー!? とばかりに驚いてしまいました。いや、これの続編出るんですか、出るんですね。ぅゎぁぃ。

<前作の悪代官関連リンク>
インターネット殺人事件さんによるレビューインターネット殺人事件
 前作を知らない人は読んでおくべし。とりあえず、「結論から先に書くが馬鹿以外はやるな」の一言だけでも。かつてはZDnetの特設ページに素敵極まるムービーが用意されていたのですが、現在は消されてしまっている様子。無念。ものすごくチープかつ頭おかしそうなムービーでした。だがそれがいい。


ドッギャアァァーンッ!! 『ジョジョの奇妙な冒険』決めポーズ教室
 凄いと感心するとともに、荒木飛呂彦キャラのポージングがいかに無茶かも再確認。DIOの本の読み方とか。


よいこのためのクリエイター入門
 ためになる内容かどうかはともかく、この変な方向にむやみやたらになノリはやや必見。あくまでも、「やや」ですが。


ほ、ホントにまな板だった……。

6月1日(日) 

 この地方で、一番でかい農場を営んでいた家(仮に伊藤さんとしておく)が離農した。

 俺は農業を営んでいた。伊藤さんちと比べれば、でかいというわけではなかった。片手間にやってる兼業農家だったが(これだけでは食っていけない)、それなりには自分の仕事に自信があったし、農業に対して喜びみたいなものも覚えていた。
 伊藤さんちが離農することに関しては、それなりに衝撃があった。ちょっとした近所づきあいがなかったわけでもない。伊藤さんちは卸に顔が利くから、ウチでふだん扱わない苗を回してもらったこともあったし、ウチで作っている作物に関しては、逆にむこうへ回しもした。

 ただ、特別親密というわけではなかった。ごく普通の、あたりさわりのない近所づきあいと言ってよかった。伊藤さんちが農業をやめることによって、ウチや、近隣の農家に影響がないわけではなかったが、突き詰めて考えれば、結局はよその事と思うべきなのだと思った。
 伊藤さんちの畑を誰が買い取ったとか、卸売りとか、農協のこととか、近所で伊藤さんの話題は絶えなかったが、根本的な変化は、何もなかった。結局は、自分の畑を耕すだけなのだった。

 その日も、俺は畑を耕していた。伊藤さんちでは、しいたけをたくさん作っていた。ウチでは作ったことはなかった。ウチは、あまり手を広げず、ウチならではの作物を作り続けてきた。
 これからも、それでいいと思った。伊藤さんという、大きな農家が近所にあった。そう思うだけでいい。

 ふと気がつくと、畑のあぜ道から、こちらをじっと見つめている少女がいた。どこの子だろうと思い、記憶をたどった。おおきなバツ印のついた、特徴的な帽子。先が丸くなったポニーテール。思い出した。伊藤さんちの子だった。
 どうしたのかと声をかけようとして、ふと戸惑った。面識はない。この子が通学している様子や、ここらから自転車で30分のコンビニにアイスを買いに行く姿を何度か見かけただけだった。俺のことは知っていると思ったが、どうしてここにいるのかは分からなかった。
 俺が戸惑っているうちに、その子がとてて……と近づいてきた。手に、中身がいっぱい詰まった、かなり大きなビニール袋を握っていた。

「これ」

 ビニール袋を差し出してきた。袋の裾から中身が見える。しいたけ。生ぼせの、極上物だろう。伊藤さんちの山(畑と両方持っていた)で作っていたものだ。

「おとーさんから」

 それはきっと、引越しの前の挨拶まわりのようなものだったのだろう。本人が回らず、この子に配らせるあたりが、伊藤さんらしいと思った。

「ああ、どうもありがとう。……伊藤さんは、まだこっちに?」
「今、引越しのトラックが来る」

 そうか、と返事をして、その子に、よろしく伝えてくれと言っておいた。手渡されたしいたけの袋を畑の脇に置いておくと、再び農作業にとりかかった。挨拶に伺おうか、と思わないでもなかった。しかし、それをすることは躊躇われた。
 伊藤さんは、何を思って離農を決意したのだろう、とふと思った。なぜ、耕すのか。俺は、どうして畑を耕しているのだろう。そして、どういうときに、それをするのをやめることになるのだろうか。
 そんなことを思うと、単に近所づきあいの一環でご挨拶を、という気にはなれなくなったのだった。そういうものにうるさい人ではなかった(もしそうなら、自分でしいたけを持ってくる)。気配りが足りないと思われるようなこともないだろう。

 すぐに帰るだろうと思っていたその子が、まだあぜ道に留まっていた。来たときと同じように、こちらをじっと見つめている。どうしたのだろう、と思った。
 その子の様子を見た。俺というよりは、畑や、農作業そのものに注意を寄せているようだった。畑も農作業も、家で見慣れているはずだった。なんとなく、わかるような気がした。伊藤さんがこの後、どうするのかは分からない。再び農業に携わることがあるかもしれない。しかし、今、伊藤さんは畑を手放すのだった。今まで、ひたすらに耕しつづけてきた畑を。この子は、そのことを受け止めているはずだった。

 俺の視線に気づいたその子は、少しばつが悪そうにした。帰ろうと、こちらに背を向けようとしたそのとき、俺は思わず声をかけていた。

「待て。ウチの作物を持っていけ」

 たまたま用意してあった大きいざるを持ってきて、畑に成っている作物を盛った。うまそうなところを。俺が、自信を持って人に食わせられるものを。
 呼ばれて、こちらに来ていたその子は、ちょっとぎこちなさそうにしながらも、興味深そうに作物を見つめていた。

「とれたての妹だ。うまいぞ」

 まだ洗ってもいなかったが、もう食べられそうなところを選び、俺はその子の口元に妹ネタを寄せた。少しだけ考えたようだったが、その子は、ぱくっと妹を一口にした。

「うまいか」
「うまい」

 ちょっと、微妙な顔をしていた。本当にうまいと思ったかどうかは分からない。今作っている妹は、少しだけクセがあった。苦味ばしった寝取られの味が混じる。それがいいという人も多いが、好き嫌いは分かれるはずだ。

「もういいぞ。行け」

 妹を山ほど盛ったざるを持たせて、俺はその子を追いやった。軽くおじぎをして、その子はぱたぱたと走り去っていった。それからしばらくして、滅多に人の通らない近くの国道を、一台のでかいトラックが通り過ぎていった。俺は、作業に手一杯だったので、トラックの方は向かなかった。

 翌日、農作業を始める前、俺はなんとなく、伊藤さんちの耕地に脚を寄せた。そこはもう、ただの平地だった。何もない。かつては、作物という名のネタで覆われていた、広大な畑だった。黄金色の、地の恵み。それを、伊藤さんは黙々と作っていたのだった。

 その日の晩飯は、しいたけを焼くことにした。うまかった。俺の作物は、これだけの味を出しているか。そう気になった。伊藤さんが、最後に作った作物だった。彼が、何を思って作物を作ってきたかは分からない。ただ、そこに作物がある。それだけは、確かなことだった。そして、明日から、それはもうなくなるということも。

 別れの味だ。俺は、そう思った。
 丸焼きにした、おいしそうなしいたけちゃんを、俺は貪るように頬張った。

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