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8月10日(日)
昨日は、さる離島に住まう友達がこちらに来ていたので、あちこちを遊びまわってきました。
例の倒産したマイカル小樽の跡地に行ってみたところ、名称が『ウイングベイ小樽』となっており、中の様子もかなり変わっていてビックリ。
マイカル時代には結構行っていたので、それなりになじみがありましたが、新しくなったウイングベイには、日本最大の大きさを誇るという本屋や、「 豆 腐 鷲 づ か み 」とだけプリントされた意図がよく分からないプリントTシャツを売っている店、アニメージュなどのバックナンバーが全部揃っているくせに何をする場所なのかまるで分からないアニメ系の店(……かどうかすら定かではない)、やたら値段が張るかわりに物凄い品揃えを誇っているレゲーショップなど、色々と俺好み系の店が入ってきており、かなり面白げなスポットと化しておりました。
そんな中、俺達はふと、『ニトロン』
なる缶飲料を発見。俺はかつて草の根ネット時代、毒飲料の収集・試飲にちょっぴりハマっていたことがあるのですが、こちらの缶はどうも、始めからマズさを追求して作られたものらしく、飲む前からすでに戦々恐々たる思いを隠せませんでした。
友人らはあまり乗り気でないようなので、せめてこの俺がたっぷり可愛がってやろうと、ガブガブと飲んでみたところ、
「…………」
なんだろう、これは。飲んだ瞬間に噴き出すような味ではなく、もっとなんかこう、飲んだ後、胸や腹をじわりじわりと侵食してくるような感じ。マズいー、と口に出すのもヤになるような、人を無口にさせる飲物でした。
ただ、そのニトロンと一緒に、
『デスレイン』
という、これまた毒系のチップスを一緒に食べていたせいか、個々の印象としては、それほど激甚なものではありませんでした。ちなみにこのデスレインは、いわゆる激辛のポテトチップスで、けっこう美味しいかったりします。ただし、
舌や唇はもれなく死にますが。よく冷えたビールのつまみとして食べるのであれば、なかなかいい感じのオヤツになるかも知れません。ただ、今回は
相棒が腐っているので。毒を毒で消し去ったところで、後には激しい胸焼けと口周辺の痛みだけが残るという結果に。その後、ハーゲンダッツのアイスをガブ食いしても収まりませんでした。
で、その日の晩飯に選んだのが激辛タイ料理という、ダメ押しな感じのオチが。いや、とても美味かったんだけど、デスレインと激辛カレーのせいか、今朝うんこしたら、
肛門が滅茶苦茶ヒリヒリしたのですが、胃袋的に大丈夫なのでしょうか。強烈なカプサイシンって、アニサキスとかの寄生虫の駆除にも使えたり、それを過剰投与したら逆に胃穿孔すら生じさせるって話も聞くのですが。
ちなみにタイ料理屋へ行く前に、例の『カフェ・プリムヴェール』にも行ってきました。全部、遠くから来た友達をもてなすという理由ではありますが、開店以来すでに3回も通っているあたり、なにげに俺は常連になりつつあるのでしょうか。ちなみに今回、『私立アキハバラ学園』の体験版CDが店内に置かれていたり、グラスに敷くコースターがGROOVERの新作『Kissing!!』の絵柄だったりと、しばらく行かない間に、色々と侵食度が高まってきていた気がしないでもなかったり。
……とまあ、こんな感じに、俺の住む札幌周辺も、それなりにはおもしろ系のスポットが多く、楽しかったりします。