2006年8月後半のお兄ちゃん大好き日記
小説キミキス2巻を買ってきて、今読み始めたところですが……これはヤバいです。まだ読み始めですが、この巻はキスにまみれてます。キスだらけです。さすがはえりりん主役回……といいたいところですが……詳しくは後に。どうするどうなる相原光一!
キスイベントも含めたストーリー展開そのものも、本編の両ルート+オリジナルを上手くまとめた感じで非常によさげですし、相変わらず挿絵の加茂氏のイラストは、高山絵師に全く劣らぬ劣情を俺たちに抱かせるほどのクオリティでございます(M:NBGさん30日も参照のこと)。
とりあえず、貪るように読んでしまおうかと。
ラストを飾った結美の裾の短さに俺の心が爆発した件。ふ、FUTOMOMOが! 地味な結美のFUTOMOMOが!
結美って、クラスのみんなが盛り上げてくれたら、恥かしがりつつも、けっこうきわどい服でも着ちゃいそうな雰囲気ありますよね(特にゲーム中では、例の事情がありますし)。この絵のシチュも、もしかしたらそういうノリなのかなー、と想像を膨らませてみたり。
ともあれ、キミキス本編では、そういうのがあるという記述のみで片付けられてしまった仮装喫茶ですが、こうして豊かな想像力をもってビジュアル化してくださったにゃずい氏に最大級のリスペクトを。
すでに春香には、黒という名の立派な個性が、と思う俺はウェブマスおよびラジオでの中の人に影響されすぎでしょうか。しかし仮にどれほど黒くとも、企画書咥え顔が可愛らしすぎなので許せる気がいたします。
(昨日のアレ関係で追記) 翠星石に怒られたです! ウェーイ!(←この上なくお喜びの様子)
どうしようもないレベルの誤記である以前に、そもそも彼女らの穿いているのはパンツじゃないだろという悲しむべき事実もありますが、あいにくこのYU-SHOW、ズロースなど知らぬ、通じぬ。ゆえに、真に良きぱんちらでありました。(←翠の子の羞恥スカート押え姿を見た興奮で、「おぱんつをゴチになった」という有り得ない記憶がYU-SHOW氏の脳内にて作り上げられたようです)
俺と同じ症状だ! >真面目にやっててもヘンタイウサギにしか思えない。 つくづく、件のトロイメントドラマCDの影響力は大きいのだなあと痛感した次第。
それはともかく今回の銀ドラマCDは、翠のジュン登りや、蒼とじいさんとのシーンもとってもいいものでしたが、そんな彼らを羨ましく思っている水銀橙が、なにげに他のドールズに比べても、イチャイチャ幸せ度に関しては全く劣っていないという事実が改めて浮き彫りに。つくづく銀ちゃんはツンデレだ。筋金入りの。愛さずにはいられない。
<関連ログ> トロイメントドラマCD感想、水銀橙キャラCD感想
DVDの方は、先日行われたライブの内容を収めたものということで、すでに問答無用で買おうと思っていたものですが、CD歌姫楽園の方が予想以上に内容が充実してビックリ。新曲多いなあ! 今後のアイマスで使われていくのだろうか。しかも歌っているのが、アイマスアイドルの中でも最も歌唱力の高そうな二人ですし、これは楽しみ。
地上波の方のアイマスラジオは、聞ける環境ではないためどんな番組なのかは知らないのですが、パーソナリティがミンゴス+たかはし智明なうえ、「お風呂で、う・ふ・ふ♪」などのタイトルの時点でそそられるコーナーがあったりと、えらく素敵そうです。評判もよさげですし。
さらには、蒼い鳥ロングのソロなども入ってたりもして、こちらのCDも、DVDと同じぐらいに期待の一枚です。
<AA>9/27 DVD『THE IDOLM@STER MOVIE』
CD『THE IDOLM@STER 歌姫楽園へようこそ!』
ご多分に漏れず、俺も最近、評判の良さからFF3購入を考えているクチなのですが、しかしそんな俺に最も強く購入意欲を抱かせているのは、PCキャラのツンデレっぽい女の子の存在だったりします。いや、ゲーム自体にももちろん惹かれますが。
犯人はどうもルーターだった模様です>ADSL不調 あわわ、散々回線を疑っていたのがアフォくさい。ちゃんと速度出てます。ともあれ、助言くださった方々、どうもありがとうございましたー。
ふむ、この際、せっかくDSも手元にあるのだから、無線ルーターでも買っちゃおうかなあ。Wiiもデフォルトでは無線推奨(有線イーサはオプション)らしいし。
表面イラストもさることながら、このビックリマンシール的な裏側文章&イラストのクオリティはただ事ではありません。しかも魔神虎眼先生を差し置いてキラなのがアレと申したか。プーッ(←眼球吹いた)
当初、「ぱんちらおとめちゃん」と表記していたのは、YU-SHOWさんの認識によるものです。日本語で説明すると、素で間違えていた、と。恐らく世界一恥かしい間違いなうえにオトウフ氏ら含めて大迷惑をお掛けして申し訳ありませんでしたが、こんな恥かしい俺をもっと見て!(←追い詰められすぎてMに目覚めた) ともあれご指摘感謝
例によってADSL回線が不安定すぎて、ロクに巡回もできずふてくされてます。つかこれ、ADSL回線のせいなのだろうか。モデムはフレッツ接続ツールで繋いだら健常っぽいし、ルーターが悪いのか? それともプロバイダ? いずれにせよ、この不安定さはいががなものか。速度だけなら光回線なんて全く不用なんだけど、安定するのかなあ光にしたら。
友人の付き添いで、我が地元の同人誌即売会へ参加いたしました。
札幌に限らず、地方は多かれ少なかれそういう傾向にあるようなのですが、男性向けスペースがかなり狭く(男性向けのみならず、出展サークルも昔より少なくなっていたような?)、少々寂しさを感じつつも、やはりこの手のイベント独特の空気というものは良いなあと、マターリと一日を楽しみました。
ただし、サークルが少ない分、コスプレの盛り上がりは凄いですね札幌。島中に居ても、道を歩く人の五分の一ぐらいはレイヤーの方々が占めていたような気さえ。ざっと見たところ、ほぼ全キャラに近い勢いでキャラが揃っていた戦国BASARAは、やはり今流行のジャンルなのでしょうか。お館様や島津さえいたものなあ。
待望の真アサシン氏&おじいちゃんが! ステキすぎるポーズから放たれる魅力に、思わずホロウ再インストールを思い立ちまして候。
オス! YU-SHOWは今日も前のめりに闘っております!(主に、キミキスのレアなCG差分を埋める作業などで) ぷりちーみやびの名のもとに! ウオオオオオッ!! ああ、みかん箱ごと愛したい。
……それはそうと、
>来週の更新では
>どこぞの祠に棲む神さまも出張してくる予定
なにそのステキな未来予想図。要するにそれは、この作品がみやび様&某守銭奴神とのダブル攻撃ということですか? それとも別の何かですか? いずれにせよ俺が喜死しますか?
みなさま、今月から連載開始されたヤングアニマルのキミキスはお読みになりましたでしょうか。読んでない方については、書店での立ち読みは正直オススメできませんなぜなら前かがみにならずに読める保証は全くないので。中身を確認することなく買ってOKかと。ちょうどDMCも載ってますし。……しかし、考えて見るとすごいなあ、ヤングアニマル連載陣のカオスっぷり。
それにしても、読みきり時にその力量は窺い知れたとはいえ、いやはや、この破壊力はすさまじい。今回については、ゲーム中でのエピソードをほぼそのまま漫画化しているだけとも言えるのですが、それでアレですよ。そりゃ、あのエピソード自体、キミキス本編中でも一二を争うエロテロリスティックイベントだったことも大きいわけですが、そのエロイズムを漫画的に表現する東雲氏の力量は紛うことなきホンモノです。俺たちがキミキス初プレイ時に感じた興奮を、未プレイなヤンアニ読者の方々も同等以上に感じられたことでしょう。さすが。
あと、ガンガンパワードで始まっているほうも、かなり丁寧かつ忠実に、キミキスの初々しさ微笑ましさ恥かしさを表現していてステキだと思います。こっちは未読だったという方も、ぜひ読んでおくべきかと。
ここにきて、ドラマCDも含めてキミキスのメディア展開が怒涛の如く始まり、最近暇を見つけては差分CG埋め作業に勤しんでいるキミキスファンとしては、ちょっとした嬉しい悲鳴をあげたくなりますね。
あとは、まあこれは妄言ですが、PC版とかが出てくれたらベストなのですが。別に18禁じゃなくていいので(というかむしろ、キミキスに関しては18禁要素を入れないほうが絶対に良いです。キミキスの18禁要素は、俺たちの脳の中に存在してこそなので。あとは同人誌)。
基本的にはベタ移植で、あとは菜々や栗生さんのマッチング会話を用意し、システムインターフェイスをよりプレイしやすいようにして(会話袋のカスタマイズ及びテキストのログ表示&バック再生などなど)、更には川田センセイを攻略可能、もしくは攻略キャラに近い扱いにしてくれれば(マッチング会話だけでも可能にしてくれればステキ)、それで俺の望む究極のキミキスが完成するなあとなんとなく思ったり。まあぶっちゃけ、単にPC上でプレイできるというだけでも、便利になって嬉しいですし。気が向いたときにクリックしてすぐ起動できるのは魅力。
わりと怖いです。飛ぶ際には注意。それはそうと、PS2版では、3つぐらいシナリオ追加されるらしいですね。それで本編ほか全部って、ボリュームすごいなあ。
キミキスドラマCD結美編
も無事購入・視聴完了。
感想は以前ラジオで聞いた際に書いたとおりですが、キミキス本編のハァハァ的雰囲気が好きだという人ならば、まごうことなく必聴モノの一枚です。お話そのものも、非常に丁寧かつ真っ当に青春していていいですよー。恥かしくて身悶えすること必至。ラジオをうっかり聞き逃したという人は押えておくべし。
……ここんところ、新刊が出るたび毎回、似たようなことを言っているような気がしますが……いや、いやいやいや! 今回は、今回こそはッ! タイトルもあらすじもかなり核心に迫ってきてるっぽいし!
まあ、読者的には、どれだけ焦らされるのか、と思ってしまうのももっともですが、逆に言えば、焦らされれば焦らされるほど、確実にそこに近づいてきているというのも間違いないわけです。ゆえに、膨らんだ期待は萎めさせないままで待望いたしましょう。
そういえば明日はコミック版6巻
の発売日。ファーストデートトライアングルのあたりでしょうか。うむ、懐かしいなあ。紅薔薇さま人生最良の日まで入っているとなおステキなのですが。
究極のテロル行為。ひどい……あまりにも非道い! だがそこにシビれるあこがれ(略) 未だ野望の王国未読だった少年時代、このお二人のサルまんでの勇姿に心を滾らせた身としては、IKKI誌には申し訳ありませんが、心より応援せざるを得ません。
つか、あの「おめこすべえ」の人、そんな偉くなってたのか……。そして、相原氏の萌え絵は正直、現代でも戦力として充分に足ると思います。色々な意味で感動した。


先日のローゼン特別編の制作発表+りえりえキッスによって、世間(=我々)内での水銀燈大好き熱がピークに達したこの時期に、銀ちゃんキャラCDの発売! なんという絶妙なタイミングかと感心しつつも、過去のローゼンドラマCDのクオリティが高かったことも手伝って、迷うことなく購入いたしました。
俺がTVアニメ『ローゼンメイデン・トロイメント』に抱いた不満の一つに、「めぐ銀分が足りない! ウパー!」という思いがあったのですが、このキャラCDは、ちょうどそういう不満を補うかの如く、めぐと水銀燈との関係がテーマになってます。
めぐとの関係をしっかり描かないことには、水銀燈というキャラを描き尽くすには不十分と思う、俺のような水銀燈大好き人にとっては、しみじみと満足のできる内容でした。原作でのめぐ銀が好きという人は、ぜひ聞いておくべし。
話数の少なさのためか、アニメ版だけではまだ、めぐというキャラが充分に描かれたとは言い難い感じでしたが、このドラマCDでの彼女は、どこか心を病んでるという感じがよりしっかりと描かれており、その分だけ、水銀燈との絡みも味わいを増してます。
互いに自傷的な傾向のあるこの二人の会話は、どこか退廃的で、そのくせその内面では、互いの存在がいとおしいという思いが滲み出しており、それが実に良い雰囲気なんですよ。「百合」って言葉で表現してもいいでしょう。
このドラマCDで言えば、めぐが銀の髪を勝手に梳いてあげるシーンが、その、なんというか――たまらんのであります。
交わされる会話もいい感じだし(「汚れるわよ」「水銀燈に汚れなんてないわ」とか)、田中理恵の演技も実に絶妙で、そっけない態度で、別にどうでもいいからやらせてあげている、という風を装いつつ――心の奥底から幸せな気持ちが滲み出てきているというのが、声によく現れているんですよ。
ああ、もう、とにかくこの二人の雰囲気良すぎ。とても優しくて退廃的で。あと、このシーンでバックにかかるボーカル曲も非常にその雰囲気マッチしてますし。
……とまあこんな風に、めぐ銀の場面ではほぼシリアスのみなのですが、実はドラマ中には、ドールズ全員と各マスターがほぼ総登場しており(かずきじいさん含む)、いつものようにツンデレる翠やらカナにハァハァするみっちゃんなど、おもしろステキなシーンもしっかり押えてあるので、ローゼンメイデン全般が好きという人も満足できると思います。銀ちゃん編を聞く限り、ローゼンメイデンに思い入れのある人なら続刊全部購入もアリでしょう。
りえりえ日記を開いたら、20日の写真がいきなり視界に飛び込んできて思わず失神してしまった人手ーあーげて!(←はーい! と5歳児のようなあどけなさで挙手)
それにしても一体なんですか、この人のこのエロさこの可愛さこのローゼン銀ちゃんらしさこのツボつきすぎのファンアピールetcは。くそう田中理恵め、改めて心酔してやるからなコンチクショー!
俺の占いは当たる。いや、占いというか予測、もしくは確信というか期待と言うか。原作でのハルヒは、キョンが無意識のレベルでハルヒにぞっこんで他の子に移り気する可能性がありえない、という前提のもとであのキャラを維持してますゆえ、二次創作にて他キャラとキョンが深く絡むと、どうしてもこのような素敵バグの如き展開が生じるわけでして。この可能性宇宙のなんと漆黒で甘美なことか――!
それはさておき、鶴屋さんの可愛らしさはガチ。
この神イベントの詳細なレポートを書いてくださったオトウフ氏もまさに神であり、そしてそれらの神成分の大本たるりえりえは神の中の神、率直に言うと女神。去年といい、どうしてこれほどまでにファンを喜ばせることが卓絶的に大好きですかりえりえは。
駒大苫小牧の決勝戦を15回裏までフルで観続けて、かなり精神的に疲労いたしました。決勝戦であそこまで泥沼の熱戦になるとは……。明日も応援しよう、うん。全国大会V3だなんて、漫画の世界でしか聞いたことのないような偉業ですが、はてさて、現実は漫画を超えうるか。
いつのまにか、毎週欠かさず観るアニメがマイメロだけになってしまったことはさておき、
今日の小暮の態度には、このYU-SHOW、100点をつけてあげたい気持ちでいっぱいです。え? ヤツは傷ついた女の子相手に、「うん」以外の言葉もかけてあげられない? いいえJOJO、それでいい、それがベスト!(←共感のあまり思わずリサリサ先生化) ああいう場面で饒舌になれる中高生男子なんてありえないし(まして小暮だ)、ありえたところで適切ではない。
ともかく、今日の内容があっただけで、小暮フラグはかなり強固なものとなった気がするのであります。がんばれ小暮、かつて、おジャ魔女どれみの小竹が辿ったヘタレ男子の運命を、お前ならば打ち破れる! ……と期待する、2X歳男子による心からのエールでありました。
だとするならば、まずはなによりもめでたきこと。ただ個人的には、変にシリアス展開へ傾倒しすぎるきらいのあるアニメ版そのままの流れよりも、ドラマCD版のようなノリをもいくらか取り入れてくれるといいのになあ、と勝手な事を思ってたりもします。せっかくの特別編なのだし。
とまあ、そのような嗜好の俺なので、もうすぐ発売の銀ちゃん主役CD
には大きな期待を寄せているのであります。以前出た二本は、以前日記で触れた通り、ドラマパートの面白さ&可愛さが飛びぬけておりましたゆえに。
ただ、ローゼンドラマCDは、シリアスな部分の魅力においても、たとえば無印版ドラマCD
最後のトラックに収録されていた水銀燈のモノローグは迫真の出来で、俺がりえりえ及び銀ちゃん大好きっ子であることを差し引いても、とても聴き応えのあるものでした。だから、そういうノリのドラマパートでもいいかなー、などとも思ったり。まあ要するに、ドラマCD版の脚本には期待できる、ということです。
栗生さんを優遇すべき論に、一分の異論の余地もなく同意。しょうがないとはいえ、メディア露出は少ないし、マッチング会話はほぼ汎用パターンのみだし、恐らくはこの娘のが一番スリリングになるであろう木造建築物イベントもなかったりと。その分、一つしかないルートの破壊力は満点を超えるのですが。
でも最終的には着るのがカナクオリティ。抱きしめていいですか。それが人間に愛玩されることを目的として作られた人形(ドール)の宿命なのでしょう。
さてさて。ほどよく興奮の熱も収まってきたので、祭囃し編の感想をつらつらと。全部書き終わらないかもですが、まあ気が向くまま気が向くまで。
……俺は以前、主なる悲劇の原因である鷹野さんについて、「愛があり、陵辱もあるが、悲しみがない悪役」と評したことがありましたが……そりゃあ、ラストの祭囃し編で、これだけ濃厚な悲しみを描く予定があるんだったら、前回までの時点ではそれを明かしたくはないよなあ、としみじみ思いまして候。
まさに今回は鷹野さんのためのお話でした(終盤除く)。ひぐらしという物語は、舞台の黒幕である彼女の視点から紐解けば、影の部分は全て露になるわけですから、そりゃあ最後は彼女の話になることは必然なわけですが、それにしても彼女の過去は濃厚でした。竜騎士07氏は、一人称視点でのトラウマ話をエグく描写する事に関しては天才といってさえいいでしょう。そういう部分の筆力こそが、氏の書く物語における最も大きな魅力だと思います。
いやもう、「……踏まないでぇ」の一言だけで、前回抱いた俺の不満感のほとんどは取り除けようってものですよ。彼女の目的が、雛見沢大災害を起すことそのものではなかったという点は、実に巧みなミスディレクションでした。俺も今回、おいおい、更に黒幕いたのかよ! と突っ伏したクチの一人です。実質的には黒幕というより便乗犯ですが。
ただ、やっぱ皆殺し編ラストでの描写は、そのへん(大災害が真の目的ではないこと)をもう少し思わせぶりに描いても良かったんじゃないかなーと思わないでもなく。皆殺し編だけだと、鷹野さんの後味が悪いったらありゃしない。……いや、だからこそ今回の鷹野さんが生きるということぐらい重々承知してますが。
ともあれ、今回のお話で俺は、鷹野さんについてはおおむね「納得」を得る事ができました。そう、共感とか好意というよりも、「納得」です。実際のところ、俺は彼女に対して、それほど共感とか同情心はないんですよ(同じ悪でも、目明し編の詩音に対してはけっこうそういう感情があるのに対し)。
でも、過去のトラウマゆえに雛見沢症候群と同等の精神的疾患に苛まれ、苦しみ、罪を刻みつつ、救いを求めてひたすらにもがいて生きるその姿は、非人間的な目的に向かってしまっているくせに、ひどく人間としての輝きを放っていました。それゆえの納得です。たとえもし仮に、「彼女の生涯には、最初から最後まで、意味と言えるものは一切なかった」――などと、どこぞの邪神が断じたとしても、俺は断固その主張を否定します。
ただ、今回の話で、地味ながらも一番輝いていたキャラは、なんといっても入江先生です。
ぱっと見で、今回最も活躍したのは、そりゃ誰が見ても赤坂さんでしょう。俺も、「君を、助けにきた」とか「給料いくらだ」には震えがくるほど興奮しました。でも、俺の心を真に掴んだのは、そういう待望されたヒーローの強さではなく、もっとこう、弱い一個人が抱いた強烈な思いと、それにより振り絞られた勇気でした。
カケラ紡ぎの前半、入江先生は、まさに鷹野さんと(その内面において)真正面からぶつかりあう、主役とライバルといった感じの存在感を放ってました。この二人の描写は実に好対照で、印象深かったです。
鷹野さんが、後で自分でも気づくように、実際にはただただ過去の苦痛と幸福にすがりついて生きているのに対し、入江先生は、自らの罪に苦しみつつも、たとえ漆黒の意志をもってしてでも、自ら求める輝ける道を求め続け、ついにはそこにたどり着いてしまったわけです(治療薬の開発のことね)。それも、心身ともに決して強い人間とは言い難い入江先生が、ですよ。そんな入江先生からみれば、鷹野さんなんて、最初の時点で惨めな敗残者に過ぎないとさえ言えるでしょう。
……もちろん鷹野さんとて、先述したとおり、敗残者は敗残者なりの輝きを見せ付けているわけですけれども。そもそも、彼女と入江先生の放つ魅力というのは、本質的には正反対ながらも、それが放たれる過程そのものはほとんど同一のものです。それゆえに、カケラ紡ぎはすばらしく魅力的な物語でした。
後半においても、入江先生の活躍する場面は印象深かったです。派手な立ち回りの中、味方全体の足を引っ張りながら(一番足を引っ張ったのは誰かという点についてはあえて目を背けてます)、ガクガク震える手でカーチェイスを逃げ回る姿や、先生の立場からして偽善的な言葉だろうと自覚しておきながら、悟史の容態について詩音に語る様など、どれも、等身大の人間として見て、とても味のあるものでした。
……とりあえず、今日はこのへんで。
菜々という妹の恐ろしいところは、わりと普通にこういうことを兄の前ではしてしまいそうな点だと思うのです。本編での自宅菜々イベントを見る限りにおいて、菜々の裸エプロン姿は、いわゆるエロ同人世界のみならず、ゲーム本編の世界でも充分に有り得るという推論に至らざるを得ません。
だってこやつら、普通に脱衣麻雀を楽しむ兄妹ですよ!? 服の下にはスク水着てるから平気だよ……ってすいませんそこの兄妹、それってヘタすると普通に脱ぐよりエロいです。妹と二人きりの部屋で、妹のスク水姿を堪能している兄なんてどういう世界だ。そこをパライソって呼んでいいですか。勇敢な妄想戦士たちは、死後、その天国にたどり着けますか。
このように、会長の絵や、彼女に対する感想を各地で眼にするたび、今現在手元にペルソナ3が無い事に耐え難い苦しみを覚えるYU-SHOW(2X歳)です。
だったらさっさと買えょという話ですが、しかし未だにアバタールチューナーもライドウも積んでいる身としては、個人的ポリシーにより手を出し難く……。
そんなわけで俺インナーワールドでは今、積みゲはすなわち罪ゲとみなすカルマと、りえりえボイス(脳内再生)による誘惑が、千日戦争を繰り広げておる真っ最中ですが、恐らくは近いうちに後者が勝つとみた。
しかも確実にはいてない。い……いや、しかし……ガーターというのも、個人的には、その……捨て難く……。
やはりハルヒは、嫉妬させると凶悪なまでに可愛らしくなるタイプだなあ。頭の中であれこれ考えたりするあたり特に。
でも、そうした思考回路って一歩間違えるといつでもヤンデレのダークサイドへ転びかねないという諸刃の剣でもあり、それがまた一部の人にとっては魅力でもあったりするんですよね(→一部の人の例。あと、人事のように言ってますが当然俺も含みます)
あと、11日後半の朝比奈さんには正直ときめいた。そりゃもう、ゴトゥーザ様ボイスが脳内にて鮮明に再生されるほどに!


いやあ、実は最近大好きなのですよー。夏コミで出たというアイマスゾクセイもすごく楽しみなのですが、とりあえずは本編の第1巻が出たばかりなので、そちらから。
『ゾクセイ』は、毎週異なる一人のヒロインにスポットを当て、いわゆるちょっと微笑ましげな萌えエピソードを描いていくという作品です。で、この作品、その萌え描写のセンスが非常に良い。ゾクセイというタイトルからも想像できる通り、出てくるヒロインは、いわゆる萌えモノの定番・王道的なキャラが多く、それが実にシンプルかつディープな破壊力をもって、俺たちエロゲ脳人間の精神を揺さぶってきます。もうベッタベタなほどの萌えシチュなのですが、むしろその潔さが実に良し!
キャラの例をあげてみると、ツンデレな「お嬢様」や「隣の幼なじみ」、「眼鏡をかけてたり」「前髪が長かったりで」地味なんだけど実はけっこうな美少女な子といった定番どころから、「普段はツッパってるんだけど、密かにドレスを見て自分も着てみたいと夢見てしまったりする不良少女」、「学校では一見遊んでいる子みたいな雰囲気なのに、家では実は小さな弟妹たちの面倒をみてあげている家庭的な子」、「ひどい訛りが恥かしくて友達ができずに辛い思いをしている転校生」といったような、こだわりのある設定なキャラばかり。個人的にも、すごくツボなのが多いです。
しかも、絵柄が非常にえっちぃうえに、好みもあるでしょうが、絵的にもかなり可愛いです。特に、表情描写がすごく良い感じで。
松山せいじ先生といえば、多くの人が、かの怪作『エイケン』の色々な意味で凄まじい描写を思い出すことでしょう。しかし、今作の『ゾクセイ』は、エイケンの頃から比べると、描写の本質的な濃厚さはそのままながらも、絵柄が格段に洗練さており、エイケンが濃すぎて受け入れられなかったという人にもオススメできる感じになってます。ただし、ちょっとえっちぃな感じなシーンの描写は相変わらず特濃なので、人前で読むことは全力で避けるべきですが。チャンピオン本誌で読む際には特に要注意。……いや、チャンピオンの漫画って今こんな感じのばかりだから大丈夫かも?
ともかく、いわゆる萌え的なものが大好きなYU-SHOWさんとしては、激しく全力でオススメしたい素敵コミックスなのであります。……この「萌え系」という表現も、実はあまり迂闊には使えない、なかなか使い場所を選ぶ言葉だったりしますが、この『ゾクセイ』という作品にはあまりにもベストマッチ。<
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