みやび様がなにやら言い繕っておられますが(主に90Cに関して)、はるうる公式サイトの正式公開間近ということで要チェキ。
ん……ふ……。(←YU-SHOW氏の鼻息が、かつてないほど荒くなってきました!)
あのですね、正直、もう耐えられないんですけれど。俺の頭にも血が! 血が! 発売日まであと3ヶ月もあるっていう現実を前にどうしたらいいのでしょう。コールドスリープ?
密かに、新発売を機にニンテンドーDSの新しいのを買おうと思っていたのですが、手に入るかどうかすげえ不安。どこの店でも予約受け付けてないというのはどういう状況か。入手不可なら、大人しくライドウでもプレイしていようかのう。
さすがはアリスソフト、やることが大胆と思いつつ、750MBもの大容量を一晩かけてダウンロードし、早速おもむろにプレイしてみたところ……。

(c)アリスソフト
=危険! 危険!=
←こちらの静流先輩が、あまりにもエロかわいすぎて危険!
無料配布作品ということで、最初はどこか軽く見ていた俺ですが……ものの見事に悶死しまして候。まずエロい! そしてかわいい! 設定上、エロスも豊富で、枯死と悶死の両面から激しく萌死にいたりまして候。
ゲームやキャラの設定は紹介ページを見ていただくとして、この静流先輩、一見すると、いわゆる誘惑お姉さん系の人のように見えるのですが……その実、主人公にベタ惚れで、それを年上ぶって隠そうとしたりする様がなんとも素晴らしいのです。などと思ってたら、いきなり素直に甘えてきたり、こちらをからかおうとしてものの見事に自爆したり(先輩自身がベタ惚れしてるため)、そのくせ、その照れ隠しでさらに擦り寄ってきたりと……いわゆる一つの萌えエロというものを体現したかのような存在です。特に、年上属性や姉属性をお持ちの人は直撃を喰らうこと間違いなし。
ゲーム自体は、ひたすら甘くてえちぃな日常が続くという、単純(シンプルと書いてディープと読む)なものなのですが、そのおかげで、静流先輩シナリオの最中は、もう頬が緩むやら体がクネるやらで大変でした。「甘くエロかわいい」とはまさにこのことか!
決して大作というわけではないのですが、こと二次元キャラによる快楽を得るという視点からすれば(特に静流先輩)、必要充分ということに関しては満たしまくりもいいところですので、大容量すぎてダウンロードするのが億劫という人も、あるいは館7そのものをまだ積んだままという人も、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
アリスソフトがこの路線の作品を出す(4月発売の『よくばりサボテン』は、まさにこの路線とのこと)というのも意外ですが、このクオリティであれば何の不安もありません。価格も安いことだし突貫決定。楽しみだー。
やばwwwwあの二体の絡み、視覚化されると強烈すぎwwwwwww それはそうと、「おいクズ!」には俺もちょっとキました。んー……アウアウ!
「プレリュードキスCD」! 「なるみと菜々のドキドキ課外授業」!
なんという心ときめかす響き……!
しかし……あと三ヶ月もの間、おあづけを喰らわねばならぬ身の上には、その高揚感……かえって拷問のようでもあり……。
これがもし本当だとしたら、俺は、なにがなんでも買わなければなりませぬ。確かに、カットインなどの再現度はかなりのものなのですが……様子見しつつ、ひそやかに大期待。
キャプ翼うんぬんを抜きにしても、スポーツもののギャルゲーというものには、かの『プリズムコート』という名作の存在がある以上、個人的にはけっこう期待感が高いのですよ。キャラ紹介をみると、やややっつけ感がありそうなのが不安ですが、そこはそれ、こういうシステムである以上、荒唐無稽さが良い方向に活きてくれることも充分にあるわけで。
早くもプロペラのお約束となりつつある人物相関図ががが! 今回は最初ということで主役であるかーさん絡みのあれやこれやが出てきておりますが、いずれの組み合わせもそれぞれに涎モノ……というか、ほぼかーさん総受け、という図式が読み取れるのですが如何か。いや、キャラデザや基本設定の時点ですでにそのような匂いがまるで夢枕獏小説における金木犀の香りのようにプンプンとしておりましたが!
5月25日はあまりにも遠いと、YU-SHOWはなんとなく考えていた。
一見、お絵かき掲示板などでよく描かれるたぐいのネタっぽく見える内容ですが、しかしその実、実際のドラマの内容を極めて忠実に描いておられます。一片の誇張も見当たりません。恐ろしいことに。
それはそうと、ローゼン特別編や第三期の話もすでにあがっているのですな。設定とかで色々苦しい部分もあるでしょうが、やはり嬉しき限りです。
<トロイメントドラマCD関連リンク> アニメイトTVにてちょっとだけ視聴可


このドラマCD凄いよ!
つうかコレ、曲がりなりにも公式作品なのに、やりたい放題好き放題です。特に番外編ドラマ、完全にぶっ壊れてやがるwwwwwちょwwwおまwwwwみ な ぎ っ て き たwwwwwwwwww
……失礼、取り乱しました。しかしながら、このドラマCD、トロイメントを視聴済みの人が聞いたら必ず吹きます。必ず。
本編も非常に良いのですが(こちらは比較的真っ当な意味で。もっとも、こちらはこちらで、水銀燈がだいぶ壊れてますが……)、ボーナストラックの番外編ドラマが全般的に大変なことになっています。特に、トラック6のくんくんvsラプラスの魔は、人前では絶対に聴いてはいけません。絶対に。死にますので。色々な意味で。本当にひどいです。思わず大脳がこぼれおちそうなほどに。
トラック7の薔薇水晶・改造計画も、こちらはこちらでひどい壊れ方です。さらには薔薇水晶がテラモエスwwwww いや、薔薇薔薇の子については以前から、なんかかわいいなと思っていたのですが、そのへんの潜在能力がフルに引き出されてます。というか、残りの二人輝きすぎ。駄目! こいつら駄目! ドールショップ槐とは、「おもちゃのさいとう」(最近のヒロシ参照)以上のダメ人間空間であることが明らかとなりました。や、しかしそれも無理なからぬこと。薔薇水晶 ま じ か わ え え で す も の 。ありゃあ駄目にもなろうってものですよ。よし、今から俺も駄目になろう!(←妄想内のドールショップ槐へ駆け込んだ模様)
もちろん、本編&翠星石ボーナストラックの方も、先の二編ほど壊れてはいませんが、なかなかにはっちゃけている内容でとても楽しいです。初代ローゼン「階段」の回とかのノリが好きな人なら間違いなく買いでしょう。ボーナストラックの反則的破壊力を抜きにしても、内容の質は最高レベルです。
全体的に最も目立っているのは、やはり翠星石。本編でも出番が多く、専用ボーナストラックまであり、そのいずれにおいても常にまんべんなくツンデレ可愛いです。いつもどおりの翠クオリティではありますが、やはりこやつのツンデレぶりは本物。
……ただし、本編開始直後に、ギリギリレベルのとんでもない爆弾発言があるので、これから聴く人は心しておくべし。夜遅くまで、シ、シ、シ……(これ以上言えません、ええ、俺の口からはとても)
で、肝心の銀ちゃん。登場人物がフル登場するせいか、決して彼女の出番が多いわけではないのですが……水銀党員は全員悶絶すること必死。ああっ、こういう銀ちゃんを本編でも見たかった……! あと、前回のドラマCDを聴いておくと、ただでさえ高いニヤニヤ度が数倍されるので、ぜひ併せて聴いておきましょう。
他のキャラはというと、真紅やジュン、のり、雛苺はいつもどおり。無難なためか、あんまり目立ってはいないかも。めぐやみっちゃんもほぼ同じかな。
カナ、最後の最後でオメガかわいさを発揮。あー、なんていじらしい子やカナ。
蒼い子、さりげにひどい。さらっと酷いことを言うのは、ドラマCD版蒼のお家芸なのかも。いや、ちゃんといい子なんですけれどね。蒼も、アニメ本編どおりの仲裁役担当ですが、ただし今回は殺人未遂。
トゥモエ。ある意味このドラマCDにおける勝ち組。なんですかこのフラグイベントは。出番ちょっとだけだというのに、この美味しい役割……トゥモエ、怖い子!
こっからはボーナストラック組ですが、くんくん&ラプラスの魔。……俺、これからこいつらをどういう目で見たらいいのか分かりません。どうしたらいいんだ。君……くんくん探偵に興味があるのかね?(ドキッ)
白崎&槐。処置なし。こいつら駄目! 生きながらにしてすでに二次元を超越しているとしか思えない。しかもお互いに対してなにげに辛辣だ。でも本人同士が幸せそうだから別にいいや。
そして、薔薇水晶。今の俺が、7体(+α)の薔薇乙女の中からどれか一つを所有できるとしたら、間違いなくこの子を選びます。俺ならば、やつら以上に素敵に薔薇水晶を魔改造できる! そしてもれなく死亡。死因、ドール萌えによる過度の現実逃避。いや、絶対にそうなる予感というか自信がありますので。
……とまあ、長々と書いてきましたが、やばいぐらいにクオリティの高い(純粋な意味でも色々な意味でも)素晴らしきドラマCDですので、ローゼン好きな人は買いましょう。聴きましょう。基本的にはギャグなので、ガチ路線を求める人には……という懸念もなんのその、キャラの弄り方のツボを心得まくりですので、万人にオススメできます。
俺的にも、聴く前の期待が大きかったのも確かですが、その期待を軽く20倍ほど上回っている出来でした。大満足であります。
以前より、あちらこちらで「これはいい」という感想を見かけ、周囲からもひっきりなしにオススメされていた志村貴子作品を、俺もいよいよ読み始めてみたのですが……想像以上の激ハマリ状態に陥りました。これはいいー。
漫画表現の間とか空気もいい感じだし、なによりも、女装or男装とか同性愛とかの、いわゆる「性」全般に関わるテーマの描き方が極めて巧み。こういう性に関わるテーマって、真正面からガチに描くと、キツすぎる感じになってしまうのだけど、志村貴子のまったりとした作風だと、表面的な痛々しさはあまり感じず、抵抗なく読み進められます。
しかしながら、その柔らかい印象の一方で、肝心のテーマ性の掘り進めは、密かにエグイほどに突き進められており、なにげなく読んでいるうちに、事態の重さや、込められている深い思いなどにはっと気づかされ、じわじわと切なくなったりいとおしくなったりしてきます。この人の漫画は、まさにこういうテーマを描くのに最適の作風をしているなあと、読んでいるうちに思いました。
あと、(恋愛がテーマの面白い漫画である以上)ある意味当然ながら、この人の描くキャラはどれもカワイイ! ただ単にカワイイというのじゃなくて、みんな一癖二癖ある中でのかわいさが際立ってるというか、えらく生々しい感じが実によろしい。
……と、作品全般の感想だけ書いているのもなんなので、こっからは個別の作品について。まずは今話題の百合コミック『青い花』から。


今話題の百合コミック。それも、本格恋愛にならないソフトな百合ではなく、本気の本気で、女の子のことが大好きな女の子を描いた、いわゆるハード百合な作品です。……もっとも、百合の一言では説明しきれないところがある、懐の深い作品でもありますが。
表紙からしてまさにまさに、といった風情なのですが、この作品のあらすじはというと、人間関係が複雑なため、ちょっと説明しにくいです。
まあ端的に言うと、女の子のことを本気で好きになってしまう、長身や外見に反して泣き虫な少女、「万城目ふみ」(←表紙右の眼鏡な方)が、好きな女の子達(複数。しかし、三角関係とはまた違うのですよこれが)の間で、赤くなったり泣いたりドキドキしたりするというお話なのですが、そんな子たちそれぞれにも、色々と複雑な関係や想い、過去があったり、女の子OKだったりノーマルだったりと、とかく一筋縄ではいかない状況なのです。
で、そんな中で右往左往であっぷあっぷしつつも、好きだという気持ちに素直になっていこうとする、ふみの繊細さがたまらないのですよ。百合というテーマには好き好きもあるでしょうが、この可愛らしさは、そういう属性とか野暮ったいこと抜きに魅力的なものだと思います。
いやもう、身長高くてクールな子っぽく見えるのに、いつもどこかで気弱で、めそめそ泣いているところを幼なじみに慰められたり、カッコイイ女の先輩にあっさり恋に落ちてしまったりと、危ういったらありゃしません。もう、読み手的にも放っておけないったらありゃしない。
ちなみに表紙左の子は、ふみが昔大好きだった幼なじみの子「あーちゃん」で、久しぶりに再会してからというもの、ふみは彼女にずっとべったり側にいて欲しい状態になってしまいます。もっともその傍らで、ふみは別のカッコイイ女の先輩とお付き合いを始めてしまったりするのですが、別にあーちゃんはノーマルな性癖であり、ふみの恋を応援したいと思っている次第。
しかしながら、ふみ自身は、自分が女の子が好きだというのが、あーちゃんに気持ち悪く思われないかどうか不安で仕方なかったりするうえ、実は自分にとってあーちゃんは初恋の相手じゃないのかと思ってしまったりと、自分の中にある、様々な種類の「好き」という気持ちを持て余し気味。
そんなふみに対して、あーちゃんは、いかにも女の子な外見でありながら、本質的には非常に豪胆な性格で、ふみとの組み合わせは非常に対照的。「泣くのやめな」と激励したり、純粋に友達としてふみが好きだったり、ふみの事を知って「女の子が女の子を好きでも、別にかまわないんではないでしょーか」とシンプルに思ってたりと、なにかとふみのことを想ってくれるわけです。そんなあーちゃんの側にいられて、色々思い悩むふみも幸せでいられる……という、なんというか、非常に見ていていいなーと思う関係。
その一方で、ふみと、そのカッコイイ先輩との間は、まさに本格的な百合関係であり、見ていてドキドキしたり切なかったりで、こちらはこちらで非常に魅力的。この、先輩との交際関係とあーちゃんとの友達関係という両輪が、ふみの心をとことん深く描き出してくれており、そのへんが、この作品を非常に読み応えのあるものにしているのだと思います。
ともかく、百合好きならば必読の作品ですし、そうでない人にも、この情緒感に溢れた女の子の恋心描写をぜひ読んで欲しいところです。文句なしにオススメ。
<青い花関連リンク> 『青い花1』書店用販促ポップ
……この他の志村貴子作品については、また近いうちに触れたいところ。少なくとも、『放浪息子』に関しては必ず書かねば。これもすごい作品です。二鳥くんもいいけど、デンジャラスビューティこと千葉さんが素敵過ぎ。傘! 傘が!
次週マイメロ、ついにバクくんが吼える!? 必ず見ねばなるまいて。YU-SHOWはバクくんのことを、カテゴリーAに分類される「漢(おとこ)」としてみなしておりますゆえ。
(参考:カテゴリーAA…花山薫、カテゴリーA…烈海王、藤巻十三、ラオウ、漂流教室の池垣くんetc)
まさに総括というに相応しいしっかりとしたまとめ文ですゆえ、アイマスプレイヤーの方々はぜひ一読されたし。
個人的には、アイマスというゲームはアイマスとして楽しむとして、アイマスから先の可能性が気がかり。続編に限った話ではなく、この方向性が何か新しいもの繋がってくれると、アイマスという可能性に見せられた人間としては嬉しい限り。無論、一人のギャルゲーマーとしても、ゲーマーとしても。
TV版かしましの感想をネットで観るたびに、地方在住者の苦渋を感じずにはいられません。放送自体はしているけど一週送れなんですよ畜生! すなわち、こっちはまだ5話目で寸止めされているというのが辛いです。盛り上がっている周囲の中で、一人だけレイニー止めを喰らっているような状況というと分かりやすいでしょうか。
まあこういうのは慣れっこですし、普通のアニメの普通の回ならばガマンもできますけれど……このかしましの、第6話だけはーっ! あーっ、あああーっ!(特にオチはありません、素で苦しんでいるだけなので)