子どもの環境健康
化学物質問題市民研究会
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/
更新 2024年2月22日
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はじめに
ここでは子どもの環境健康に対する国内情報、海外諸国及び、海外 NGO などの取り組みについて紹介します。下記の研究については、ここにリストされていないこともあるので関連ページをご覧ください。
・
環境ホルモン
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難燃剤の問題
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化学物質/電磁波・過敏症
・
水銀問題
最新の更新
2007年以降に紹介した記事を時系列にリストしています。
2024年
EHN 2024年2月1日 環境が妊娠中の人の健康にどのような影響を与えるかを理解する
(24/02/22)
NIH/米・国立がん研究所 2023年12月13日 小児白血病は母親の妊娠第1期に測定された PFAS レベルと関連している/フィンランドの出生コホート研究
(24/01/29)
2023年
IPEN 2023年10月21日 子どもたちのおもちゃか、それとも有害廃棄物か?
(23/10/30)
EHN 2023年9月27日 黒人、ヒスパニック系、貧しい子どもたちは汚染にさらされやすく、最終的には脳にダメージを受ける:研究
(23/10/11)
Science News 2023年8月3日 気候変動は子どもたちの健康を現在、そして将来にわたりに危険にさらす
(23/09/06)
ユトレヒト大学 2022年9月23日 小さなプラスチック粒子が胎盤に入り込む可能性はあるか? それはどれほど危険か?
(23/01/12)
EHP サイエンス・セレクション 2022年11月1日 安全性の欠如? マイクロ及びナノプラスチック粒子の胎盤取り込み
(23/01/12)
2022年
Environmental Health Perspectives(EHP) 2022年9月30日 フラッキングと小児白血病:新たな証拠が境界からの住宅のさらなる後退の必要性を裏付ける フロレンシア・パスカル
(22/11/24)
IPEN 2022年10月20日 世界の健康擁護団体 ”我々の子どもたちは鉛塗料の廃止を待てない”と言う
(22/11/17)
インディアナ大学医学部 2022年10月12日 妊娠中のグリホサートへの高暴露は赤ちゃんに低出生体重をもたらすかもしれない
(22/10/24)
バルセロナ世界保健研究所(ISGlobal)2022年10月3日 研究が出生前のフタル酸エステル類への暴露と小児期の肺機能の低下を関連付ける
(22/10/12)
Environmental Factor 2022年9月 難燃剤が、そして母親の食事が、子どもに及ぼす影響 講演の焦点
(22/09/12)
欧州環境事務局(EEB)プレスリリース 2022年7月21日 有害なオムツにさらされた赤ちゃんは後の人生で深刻な疾病の脅威に直面する
(22/08/11)
Stanford Medicine 2022年6月20日 気候変動は子どもたちにもっと深刻に影響を及ぼすかもしれない
(22/07/06)
2021年
HEAL 2021年12月9日 使い捨ておむつに含まれる有害化学物質の制限:ヨーロッパは赤ちゃんの健康を守る機会を逸しようとしている
(21/12/29)
News-Medical 2021年5月21日 大気汚染物質の超微粒子への出生前暴露は子どもにぜん息を引き起こす可能性がある
(21/06/02)
ウプサラ大学 プレスリリース 2021年5月21日 後成的機構は、プラスチック中の化学物質が子どもたちの IQ レベルを低下させる可能性があることを説明できる
(21/05/23)
Duke Today 2021年4月28日 子ども時代の大気汚染暴露は 18歳時の精神的不健康に関連する
(21/05/05)
2020年
EHP サイエンス・セレクション 2020年10月6日 フタル酸エステル類と自閉症の特徴:出生前暴露と子どもの行動を調べる/リンゼイ・コンケル
(20/11/06)
EHP サイエンス・セレクション 2020年4月20日 子どもの骨密度の低下:PFAS のもうひとつの潜在的な健康への影響
(20/06/04)
IPEN 2020年5月4日 プレスリリース プラスチックのあるものは子どもたちに有毒である
(20/05/13)
EHN 2020年2月20日 自閉症とフタル酸エステル類:胎内での暴露は男の子の自閉症的特性に関連する
(20/03/12)
2019年
Particle and Fibre Toxicology PubMed 2019年6月4日 胎児のポリ臭化ジフェニルエーテルへの暴露と尿道下裂のリスク:関与する同族体(コンジナー)に目を向ける−アブストラクト
"
(19/07/03)
News-Medical 2019年2月18日 難燃剤入りソファーを使用している家庭の子どもたちは、血液中に高濃度の準揮発性有機化合物を持っている
(19/03/02)
EHN 2019年2月6日 PFAS とフタル酸エステル類への早い時期の暴露は子どもたちの肺機能を妨げるかもしれない
(19/02/27)
EHN 2019年2月11日 もっと悪いフタル酸エステル類のニュース:早期の暴露は運動能力の低下に関連する
(19/02/15)
2018年
MedPage Today 2018年12月4日 身体手入れ用品への暴露は少女らの思春期早発と関連する
(18/12/20)
EHN 2018年4月4日 良いニュース:ニューヨークの子どもたちの血液中の有害難燃剤は減少している
(18/04/06)
内分泌学会プレスリリース 2018年3月18日 消費者製品中の化学物質への出生前暴露は将来世代における男性の生殖能力に影響を与えるかもしれない
(18/03/24)
2017年
IPEN 2017年9月18日 プレスリリース 新たな調査が、世界各地で妊娠可能年齢の女性の体内水銀が危険なレベルにあることを明らかにする
(17/09/21)
Harvard T.H. Chan 2017年8月25日 よく使われる難燃化学物質は、不妊治療中の女性の臨床妊娠及び生児出生の可能性を低減するかもしれない
(17/08/28)
内分泌学会プレスリリース 2017年4月1日 若齢期の BPA 暴露は脂肪肝に関連する遺伝子発現を再プログラムする
(17/04/25)
2016年
EHP Focus 2016年7月 一時的器官の永続影響:胎児プログラミングにおける胎盤の役割/リンゼイ・コンケル
(16/07/09)、(16/07/16)、(17/08/31)
上記記事は2017年4月3日に内分泌学会の科学・医学ジャーナリズム優秀賞を受賞(著者リンゼイ・コンケルさん)
(17/08/31)
EHN 2016年7月6日 妊娠中のアセトアミノフェンの服用は自閉症に関連する
(16/07/12)
デアドラ・イムス環境健康センター 2016年1月16日 大学医療センターにより実施された研究が子どもの体内にいくつかのホルモンかく乱化学物質を見出す
(16/02/29)
2015年
IPEN Press Release 2015年10月12日 電子廃棄物中の有害難燃剤が子どものおもちゃにリサイクルされている
(15/10/15)
EHN 2015年7月1日 化学物質は胎盤の遺伝子を変更し、胎児を脅かすかもしれない
(15/07/09)
EHP 2015年6月号 サイエンス・セレクション 小児用ワクチンと神経発達:霊長類研究は、関連する否定的行動影響を見い出さなかった
(15/06/16)
【動画】
2015年5月15日 WECF による動画 いかに子どもたちを内分泌かく乱物質(EDCs)から守るか
(15/05/16)
2015年5月 Arnika Association/IPEN 共同報告 有害なおもちゃか、有害廃棄物か:新しいプラスチックに古いPOPs (政策策定者のための概要)
(15/05/11)
内分泌学会 プレスリリース 2015年3月5日 内分泌かく乱化学物質の推定費用 EU で年間 1,500億ユーロを越える
(15/03/18)
EHP Science Selection 2015年3月 大気汚染と自閉症:環境的リスク要因に的を絞る
(15/03/13)
2014年
EHN 2014年10月29日 可塑剤等に使用される化学物質が男の赤ちゃんの生殖器の変化に関連
(14/11/09)
EHN 2014年6月23日 自閉症のリスクは農薬を散布した畑の近くが高いと研究が報告
(14/10/31)
EHP 2014年10月号 農薬と自閉症スペクトラム:CHARGE 研究からの新たな発見
(14/10/12)
EHP 2014年9月号 大気汚染暴露で自閉症? 吸入される超微粒子とマウスの脳の変化
(14/09/25)
CBC News 2014年7月21日 自閉症は主に共通の遺伝子変異体に関連する−数百万のスウェーデン人のデータがリスク要素を評価するために調査された
(14/07/25)
EHP 科学セレクション 2014年5月1日発表 自閉症的行動への手がかり: 内分泌かく乱物質の役割を調べる
(14/05/12)
EHN 2014年3月20日 ふたつのホルモンかく乱化学物質が自閉症的行動に関連する
(14/03/23)
EHN 2014年2月18日 弱い性か? 男のぜい弱性が月並みな考えに挑戦
(14/03/01)
グリーンピース プレスリリース 2014年1月14日 新たな研究が子どもの衣類に潜む有毒怪物を見つける
(14/01/20)
2013年
フィリップ・グランジャン博士のウェブサイト - ホーム 化学物質による脳汚染: 知らぬ間にしみ通っている
(13/07/27)
訳注:日本ではフェロー島での水銀汚染調査で有名なデンマークのフィリップ・グランジャン博士が編集するウェブサイトのトップページです。このウェブサイトの記事を順次紹介しています。「
フィリップ・グランジャン博士の化学的脳汚染
」のページをご覧ください。
2012年
IPEN 2012年12月 子ども製品中の有害金属の調査−概要
(12/12/16)
AAP 2012年11月26日 米国小児科学会 子どもの農薬曝露を減らすよう勧告
(12/12/02)
マウントサイナイCEHC 2012年4月25日 自閉症と学習障害を引き起こすことが疑われる上位10有害化学物質のリストを発表
(12/05/09)
EHN 2012年2月14日 化学物質への曝露 主要な疾病に匹敵するほど子どもの知能指数低下を引き起こす
(12/02/27)
EHN 2012年2月10日 カドミウムは新たな鉛か? いたるところで検出されるこの金属と学習障害をもった子どもたちとの関連についての報告
(12/02/12)
pressconnects.com 2012年1月7日 新たな研究:汚染土壌からの発生ベーパは先天性異常に関係する
(12/01/11)
2011年
EHN 2011年10月14日 妊娠中に喫煙した母親の子どもは精神的問題で治療を受けることが多い
(11/10/15)
SFGate 2011年7月5日 米大学の自閉症研究 環境的要因が遺伝子的要因より大きいという驚くべき事実を示す
(11/08/14)
Pediatrics(小児科学) 2011年2月7日 ピペロニルブトキシド及びペルメトリンへの胎内曝露36ヶ月 神経系発達への影響
(11/02/09)
C&EN ニュース2011年1月5日 母親から子どもに伝わる汚染物質
(11/01/11)
環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」ウェブページ更新(Q&A 追加)
(11/01/05)
2010年
EHP 2010年12月号 子どものADHDにおける環境汚染曝露の影響比較
(10/12/11)
EHP 2010年10月号 ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)難燃剤と妊娠中の甲状腺ホルモン
(10/10/03)
EHN 2010年6月14日 胎児期のPHAsへの曝露 5歳時の低認識力と関連
(10/06/27)
Reuters Health 2010年5月17日 子どもの注意欠陥多動症(ADHD)は有機リン系農薬と関係がある
(10/05/20)
EHN 2010年5月3日 カリフォルニアの子どもたちの体内のPBDE 難燃剤レベルが著しく高いことを二つの研究が示す
(10/05/08)
平成19年度 大気汚染に係る環境保健サーベイランス調査結果について−3歳児調査/6歳児調査
(10/02/24)
EHN 2010年1月12日 フタル酸エステル類はADHDに関係があるかもしれない
(10/01/14)
2009年
グリーンズ プレスリリース 2009年12月15日 おもちゃの安全:EUはおもちゃの安全法を改善しなくてはならない
(09/12/19)
ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)2009年10月14日/おもちゃに含まれる多環芳香族炭化水素(PAH)
(09/12/18)
EHN 2009年12月2日 人体内の化学物質のテスト 展望と限界
(09/11/17)
guardian.co.uk 2009年11月13日 イラクのファルージャで出生障害が急増
(09/11/17)
トピックス83:環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」が行政刷新会議の仕分け対象447事業の中にある
(09/11/12)
米化学会 EST 2009年10月21日 初期のBPA暴露は子どもの行動影響に関連する
(09/10/29)
EHP 2009年10月号 変動する脆弱性:遺伝子型が農薬を解毒するPON1能力の獲得タイミングを決定する
(09/10/11)
EHN 2009年4月21日 母親の骨からの鉛は赤ちゃんの遺伝子パターンに影響を与える
(09/04/21)
EHN 2009年4月7日 農薬が子どもの脳腫瘍を起こす
(09/04/10)
EHP 2009年4月号 サイエンス・セレクション プールの要因を拡大 ぜん息と水泳の関連を評価するための調査が必要
(09/04/09)
EHP 2009年4月号 サイエンス・セレクション すばらしい装置か? 医療行為が幼児をビスフェノールAに暴露させる
(09/04/05)
EHN 2009年3月31日 科学者ら 自閉症とビニル床材との不可解な関連を見つける
(09/04/01)
EHN 2009年1月9日 自閉症の流行 診断基準の変化のためではない 多分、環境的要因による
(09/01/15)
EHN 2009年1月12日 早産で入院中の赤ちゃんはビスフェノールAが高い
(09/01/14)
The Independent 2009年1月11日 記事紹介 フランス政府 子どもへの携帯電話広告を禁止−携帯電話使用によるがんリスク増大の恐れが高まる中で放射レベルも制限か
(09/01/14)
EHP 2009年1月号 子どもの健康 全米子ども調査 募集開始
(09/01/02)
2008年
NIH ニュース 2008年10月3日 米国立衛生研究所(NIH) 全米子ども調査 次の段階に入る
(08/12/07)
米上院議員ファインスタイン プレスリリース2008年11月24日 米上下院議員ら フタル酸エステル禁止法を実施するよう消費者製品安全委員会に求める
(08/12/02)
米化学会 ES&T サイエンス 2008年11月12日 可塑剤は男児の男らしさを損なうかもしれない
(08/11/15)
C&EN 2008年6月31日/フタル酸エステル禁止立法
(08/11/07)
環境省「子どもの健康と環境に関する全国調査」ウェブサイト
(08/10/22)
環境省平成20年10月16日「子どもの健康と環境に関する全国調査」に係る仮説の公募について(お知らせ)
(08/10/22)
2008年5月20日米下院提出法案 H.R.6100 子ども安全化学物質法案−子ども、労働者、及び消費者の有害物質への曝露を低減するための有害物質規制法(TSCA)を修正する法案−概要
(08/08/04)
EWG プロジェクト 2008年5月 子ども安全化学物質法−概要
(08/08/03)
EWG 2008年7月 石けん、歯磨き、母乳中に含まれる農薬トリクロサン−それは子どもに安全か?/概要と勧告
(08/08/01)
EHN 2008年2月5日論文解説 家庭用農薬への暴露と子どもの白血病:ESCALE Study (SFCE)
(08/02/26)
2007年
WHO 環境健康基準 237 化学物質への暴露に関連する子どもの健康リスクの評価原則
(07/09/13)
2007年5月20-24日フェロー諸島トルシャウン 胎児プログラミング発達毒性に関する国際会議 ”フェロー声明” 環境有毒物質への発達期の暴露の人の健康影響
(07/07/01)
ES&T ポリシーニュース 2007年6月27日/胎児及び幼児の暴露に対する行動を科学者らが訴える
(07/06/29)
ES&T ポリシーニュース 2007年5月23日 自閉症研究の方向を変える/研究者と活動家が自閉症と環境の因果関係の将来の研究方向を討議するために参集
(07/05/27)
家族を鉛から守ろう (富田重行 訳)
(07/04/02)
EPA等による鉛についてのパンフレット「EPA Protect your Family from Lead in Your Home」の富田重行氏による翻訳。
FWPP / PANNA プレスリリース 2006年12月6日 子どもたちは農業用殺虫剤クロルピリホス(ローズバン)を危険なレベルで吸入している
(07/01/03)
化学物質問題市民研究会
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