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欧州議会 2024年3月13日 プレスリリース
議会は、玩具の安全性に関する EU の厳格な規則を支持 情報源:European Parliament Press Releases Marchr 13, 2024 Parliament backs tighter EU rules for toy safety https://www.europarl.europa.eu/news/en/press-room/20240308IPR19012/ parliament-backs-tighter-eu-rules-for-toy-safety 訳:安間 武/化学物質問題市民研究会 https://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/ 掲載日:2024年9月12日 このページへのリンク: https://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/eu/eu/EP/240313_ Parliament_backs_tighter_EU_rules_for_toy_safety.html
この規則案は、EU 単一市場で販売される安全でない玩具の数を減らし、玩具関連のリスクから子どもたちをよりよく保護することを目指している。 水曜日(2024年3月13日)、議会は玩具の安全性に関する改訂された EU 規則に対する立場を、賛成 603票、反対 5票、棄権 15票で承認した。この条文は、主にデジタル玩具やオンラインショッピングに起因するいくつかの新しい課題に対応し、既存の指令を直接適用可能な規制に変換する。 (訳注(参考):TEXTS ADOPTED Safety of toys and repealing Directive 2009/48/EC | European Parliament, 13 March 2024) 有害化学物質の禁止 この提案は、子どもたちの健康と発達に焦点を当て、玩具に含まれる特定の化学物質の要件と禁止を強化している。発がん性物質や変異原性物質、生殖毒性物質 (CMR) の既存の禁止は、内分泌かく乱物質や呼吸器系に影響を及ぼす化学物質など、特に子どもに有害な化学物質にまで拡大される。この規則は、特定の臓器に有害な化学物質や、残留性性、生体蓄積性、毒性のある化学物質も対象としている。また、玩具には、どのようなパーフルオロアルキル化合物もポリフルオロアルキル化合物 (PFASs) も含まれてはならない。 検査の強化 EU で販売されるすべての玩具には、関連する安全規則への準拠を詳述したデジタル製品パスポート (EU 適合宣言に代わるもの) が必要になる。これにより、玩具の追跡可能性が高まり、市場監視と税関検査がより簡単で効率的になる。消費者も、たとえば QR コードを介して、安全情報や警告に簡単にアクセスできるようになる。欧州議会議員らはその立場から、中小玩具メーカーが安全性評価を実施し、製品パスポート要件を満たすよう支援、指導するよう欧州委員会に要請している。 (訳注:デジタル製品パスポートとは、デジタル技術により、個別の商品に関する原材料調達からリサイクルに至るまで、ライフサイクル全体にアクセスできるデータのこと|IDEAS FOR GOOD ) セイフティ、セキュリティ、プライバシーを設計に組み込む デジタル要素を備えたおもちゃは、セイフティ、セキュリティ、プライバシーを設計に組み込む基準に準拠する必要がある。欧州議会議員らは、新しい人工知能法(Artificial Intelligence Act)の適用範囲に含まれる AI を使用するおもちゃは、サイバーセキュリティ、個人データ保護、プライバシー要件に準拠する必要があると述べている。デジタル接続されたおもちゃの製造業者は、EU のサイバーセキュリティ規則に従い、必要に応じて、そのようなおもちゃを使用する子どもの精神衛生と認知発達に対するリスクを考慮する必要がある。 玩具は、オンライン販売、事故報告、消費者の情報および救済の権利などに関して、最近更新された一般製品安全規則(General Product Safety rules)にも準拠する必要がある。 引用 報告者マリオン・ヴァルスマン (欧州人民党/EPP、ドイツ) は次のように述べている。”子どもたちには可能な限り安全なおもちゃがふさわしい。改訂された安全規則により、我々はまさにそれを提供する。有害な化学物質などの目に見えない危険から子どもを保護し、年齢制限などの警告がオンラインで明確に表示されるようにする。新たに導入されたデジタル製品パスポートにより、消費者は必要な情報にアクセスできるようになる。同時に、企業秘密は保護される。これは公正な競争と、ヨーロッパがビジネスを行う場所であるという強いシグナルである。” 次のステップ この文書は、第一読会での議会の立場を成すものである。この法案は、6月6日〜9日の欧州選挙後に新議会によって対応される。 背景 玩具を市場に出す前に、メーカーは、すべての化学的、物理的、機械的、電気的可燃性、衛生および放射能の危険性と潜在的な暴露を網羅する安全性評価を実施する必要がある。EU 市場は世界で最も安全なもののひとつであるにもかかわらず、危険な玩具が依然として消費者の手に渡っている。EU Safety Gate(危険な消費者製品に関するEUの緊急警報システム)によると、玩具は[危険を]最も通知された製品カテゴリであり、2022年にはすべての通知の 23%、2021年には20%を占めた。 |