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南京事件

~ ふつうのおとなのためのレポート ~

南京事件のすべてを体系的かつ網羅的に解説したレポートです。事件の肯定論と否定論を紹介し、ふつうのおとなの方々が、みずから判断できる材料を提供します。

油をかけられて焼かれた死体 この写真は
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油をかけられて焼かれた死体

村瀬守保:「新版:私の従軍中国戦線」(株)日本機関紙センター発行

南京事件とは…

南京事件は、1937年(昭和12年)12月に日本軍が中国の南京市を攻略した際に発生した捕虜の不法殺害や、強姦・掠奪・殺傷など市民への暴行のことをいう。南京市は上海の西約300kmにあり、当時は中華民国の首都だった。

同年7月に日中戦争が始まり、首都南京を攻略すれば中国は屈服するはず、と見た日本軍の思惑ははずれ、日中戦争はドロ沼化して太平洋戦争の引金になった。

「南京事件」か「南京大虐殺」か?

従来、この事件は[南京大虐殺]と呼ばれていたが、最近は「南京事件」を使うのが一般的になっている。
呼称が変った理由は、[大虐殺]や「虐殺」の定義を共有することが困難なこと、「虐殺」だけでなく強姦や掠奪なども含まれること、などであろう。なお、中国では「南京大屠殺」と呼び、英語では「南京アトローシティ(Atrocity)」と呼ぶのが一般的のようだ。

目次

あとがき 付録


※1 本レポートの構成と目次の操作

・章・節・項・目・段落

このレポートは、章・節・項・目・段落の5階層で構成されており、その番号などを 1.2.3 (4) aaa の形式で表示します。1が章、2が節、3が項、(4)が目、aaaが段落です。上の目次には節までが初期表示されます。

・ページ

ブラウザが表示する単位(=ページ)は節又は項の単位になります。節タイトルの左にvマークのついた4,5,6章などは項の単位、その他は、節単位のページになります。

・ページ選択(1,2,3,7章)

項のない1,2,3,7章は、節タイトルをクリックするとそのページを表示します。

・ページ選択(4,5,6,8章)

項のある4,5,6,8章は、節タイトルをクリックすると、項のリストが表示されます。その後、項タイトルをクリックするとそのページを表示します。(8,4節だけは項がありません)

※2 各ページ内註釈からの戻り操作

各ページに註釈がある場合、註釈番号をクリックするとその註釈に移動します。註釈から本文に戻るときは、その註釈の右下にある「本文に戻る」ボタンを押せば、本文の註釈番号があったところに戻ります。ブラウザの「戻る」ボタンでは戻れません。詳しくはページ・ヘッダにある[サポート]→「操作ガイド」を参照してください。

※3 ページヘッダ

各ページの最上段には、ページヘッダと呼ぶ領域が固定的に表示されます。ここではメニュー画面への復帰や前/次ページへの移動のほか、次の2つの機能をもったボタンがあります。

・サポート; 読解を支援する次のような情報を別ウィンドウで表示します。操作ガイド、用語集、主要登場人物、関連地図、日本軍の編成、参考文献(寸評付き)

・ページ目次; そのページの目=(n)レベルの目次を表示し、そこに直接移動することができます。

※4 Webp対応

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