奥の細道全行程図

奥の細道歩き旅 第2回

元禄2年(1689)3月27日(陰暦。現在の暦では5月16日)、46歳の松尾芭蕉は、弟子の曾良を伴として江戸の深川を出発し、陸奥、出羽、北陸の各地をまわる旅に出ました。そして8月21日、美濃の大垣に到着。この156日間、476里余に及ぶ長旅の中で、特に印象に残った出来事をまとめたのが、紀行文「おくのほそ道」です。その記述を踏まえ、同行した曾良がつけていた旅日記をもとに芭蕉たちの歩いた全行程を図にしたのが、この「奥の細道全行程図」です。
(「おくのほそ道の旅」 萩原恭男、杉田美登著、岩波ジュニア新書による)

7/1築地
6/27中村
6/26温海
6/25大山
6/16,17塩越
6/15吹浦
6/13、14、18〜24酒田
6/10〜12鶴岡
6/3〜5、7〜9
羽黒
6/1,2新庄
5/28〜30大石田
5/17〜26尾花沢
5/15,16堺田
5/12,13
5/11登米
5/10石巻
4/29郡山
4/22〜28須賀川
4/21矢吹
4/16,17高久
3/29鹿沼
3/28
3/27粕壁

深川、元禄2年(1689)3月27日出発

(注)日付のあるところは、芭蕉宿泊地

千住
室の八島
日和田・あさか山
岩沼
平泉
象潟
尿前の関
柏崎

(芭蕉はこの後、伊勢神宮の御遷宮
を拝むため大垣湊を船出した

8/21〜9/5大垣
8/20春照
8/19木之本
8/16種の浜
8/14,15,17,18敦賀
8/13今庄
8/11,12福井
8/9,10松岡(永平寺)
8/7大聖寺
7/27〜8/4山中
7/24〜26、8/5,6小松
7/15〜23金沢
7/14高岡
7/13滑川
7/12一振
7/11能生
7/8〜10高田
7/6,7今町(直江津)
7/5鉢崎
8/8丸岡

壬生

7/3弥彦

7/4出雲崎


   芭蕉・奥の細道全行程表

古河

(黒磯)

芦野、遊行柳

二本松

桑折

多賀城

4/1
鉢石(日光)
6/28〜29村上

間々田

一関