ガーデン・ダイアリー
             
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2007年  11月
25(日)
穏やかに晴れ、最高気温は17度近く。
10:45から12:40くらいまで支所の森に行きました。

さすがにチョウは少なくなっており、日の差す時間も短くなります。
さっきまで日が差していたと思う場所も翳り、昼過ぎにようやく日が差してくる場所も。
時間をうまく使わないとチョウが動く時間に居合わせることはできません。

そんな中で、大好きなムラサキシジミはたくさん見られました。
先週の越冬場所?には1頭も居らず、小春日和を楽しんでいたようです。

ドングリが山のように落ちており、カラスウリもまだたくさんありました。
ムラサキシジミムラサキシジミ
ムラサキシジミは、地面にもよく降りてきていました。
ムラサキシジミムラサキシジミ
無傷な翅を持った個体も多く、来年まで無事に生き延びてくれることを祈ります。
ムラサキシジミムラサキシジミ
ヤツデの花には、小さな蜂はたくさん吸蜜に来ていましたが、ムラサキシジミは口吻は出していない様子。
それにこちらは蕾ですし。
ムラサキシジミムラサキシジミ
ムラサキシジミウラギンシジミ♂
ウラギンシジミは帰り際にようやく見ることができました。
林の中では朽ちた木を少しずつ解体しておられる方がいらっしゃいました。いつものご年配の方ではなく若い方だったので、お元気でいらっしゃるだろうかと気になりました。こうして毎日のように少しずつ手入れされているので、夏の間草ぼうぼうだった場所が草を刈られ、はき寄せられ、枝を払い・・と、よい環境に保たれていて、ありがたい限りです。
ムラサキツバメも探しましたが、マテバシイの植栽でもみつけられませんでした。
18(日) ウラジロガシの木には花がたくさん
先週は雨、風邪も引いていたので昆虫切手部会の例会も欠席しました。

今日は最高気温18℃近くまで上がり、絶好の冬のチョウ日和。
11時半から12時半まで1時間だけ、支所の森に出かけました。

森は遠くから見ると、オレンジ色のチョウが飛んでいるように見えましたが、落ち葉だったのかもしれません。
2週間前のカシノキに行くと、回りの木が整理されていてびっくり。
でもカシノキは残されており、ムラサキシジミが忙しく飛ぶ姿がたくさん見られました!

ウラジロガシの木には花がたくさん咲いており、チョウが集まっているのではないかと期待しましたが、大きな木がたくさんあるので、下のほうでは全く見られませんでした。
ムラサキシジミムラサキシジミ
地面に降りてくるムラサキシジミも居ました。地面がちょうどよいくらいに湿っているようです。落ち葉の裏に滋養物が付いているのかもしれません。
ムラサキシジミムラサキシジミ
こう言う手ごろなところに停まってくれると、ゆっくり見ていることができます。
ムラサキシジミムラサキシジミ
かなり傷んだウラギンシジミ。でも元気よく飛んでいきました。 やはり地面で吸水していたような。
まわりにはドングリがたくさん落ちています。1本のイチョウから何百個という銀杏も落ちてきます。
ウラギンシジミ♂ウラギンシジミ♂
ウラギンシジミ♀
ウラギンシジミのきれいな♀も居ました。この子は元気でようやく追いつきました。

そしてなんと言っても嬉しかったのは、昨年越冬ムラサキシジミを見守っていた木の隣のウラジロガシの木に、もう2頭の越冬予定の?ムラサキシジミを見つけたこと。
昨年のカシノキは下のほうの枝が払われて、もう間近で見ることはできないとあきらめていたので。

今日は一番のお目当てムラサキツバメは見ることができませんでしたが、久しぶりのウラギンシジミの写真も撮れ、大好きなムラサキシジミもたくさん見られ・・・ また明日からの日常をがんばれる気がしました。
越冬予定の?ムラサキシジミ越冬予定の?ムラサキシジミの居る木
4(日) キチョウ
朝から晴れ渡り、最高気温は20℃くらい。
今年最後になるかもしれない、と思いながら、支所の森へ。
11:15頃到着。

まず出迎えてくれたのはキチョウ。
センダングサの周りを忙しく飛び、たいして吸蜜できていないようす。

それから15分、まだ葉が落ちていないせいか、日当たりの悪い森にはあまりチョウの気配がなく、ようやくムラサキシジミを発見。
古い樫木が切られて、脇から吹いた芽が3mくらいに育っている場所で、樹上でも観察は比較的し易い場所です。
ムラサキシジミムラサキシジミ
ところがなんとヤマトシジミに追い立てられ、別の木に移ったと思ったら、そこにもう1頭のムラサキシジミが。
こちらはとうとう翅を開いてはくれませんでしたが。
ムラサキシジミムラサキシジミ
道路にムラサキツバメ
グラウンドの脇の道を何度も見に行きましたが、ちらちら蒼い影は見られるものの、低い位置には降りてくれず。
それでもあきらめられずに、蜂が白い花で吸蜜している姿がきれいだったので、急いで近寄ったところ、なんと紫の影が飛び立ちました。
地面に停まったチョウに少しずつ、少しずつ近寄っていくと、なんと尾錠突起が!
待望の
ムラサキツバメでした。
支所の周りにはマテバシイがぐるっと植えられていますし、きっと居るはず、と思っていましたが、とうとう生まれて初めて出遭うことができました。
30分くらい間近で待ちましたが、何度かほんのちらっと翅を開いてくれるくらい。
ムラサキツバメムラサキツバメ
地面が少し湿っており、水分を摂っているようです。
向きを変えると、翅は緑や紫やオレンジや朱に、七変化し、それはそれで美しいと思いました。
これで冬も通う甲斐ができたと言うものです・・・。(^.^)
他にはモンシロチョウ、ヒメアカタテハなどが居ました。
予定をオーバーして1時間半滞在。
ムラサキツバメムラサキツバメ 吸水

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