[PR] セキュリティ対策 WEB小説<蒼天にあがる月・第1章 ホムラの祭>
1.帰郷

祭を前に、各地からホムラの郷に帰郷してくる人々。
その中には懐かしい風景に心躍らせる、ユウヒとリンの姉妹の姿もあった。
ユウヒ達一家を迎えたのは、郷の年寄り衆の一人、祖母のチコ婆だった。


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2.チコ婆の話

「王の亡くなられた年の祭には、ある特別な意味がある」
久しぶりの我が家での団欒の場で、チコ婆の口から出た言葉に動揺する面々。
その年の祭では、いったい何が起こるというのだろうか…


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3.再会

故郷の町中を歩くユウヒとリンの姉妹。
行く先々でで出会う懐かしい人達。声をかけてくる親しい友人達。
新しくなった社の前で、ユウヒは綺麗に手入れされた自分の剣を手渡される。


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4.祭儀に向けて

数日後に祭を控え、舞の稽古など準備は着々と進んでいく。
娘達は二刀一対の剣を受け取り、初めの舞と終の舞を任されるユウヒ。
祭の準備に追われる男達は、長老に宮からの早馬が来た意味を聞かされる。


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5.友と過ごす時間

舞の稽古も終わり、広場でスマル達と合流したユウヒ、リンの姉妹とアサキ。
懐かしい顔が揃い、久しぶりの再開にいろいろな話に花が咲く。
今回の祭についてユウヒ達への心配をスマルが口にするが…


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6.縁日

抜けるような青い空の下行われた、二十年に一度の社遷し。
見物客で賑わう大通りには、ずらりと馴染みの出店が立ち並ぶ。
舞の奉納を前に、のんびりと楽しい時間をユウヒ達は過ごしていた。


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7.神の宿る祭

日も落ちて、広場にある大きな櫓が、男達の手によって点火された。
そしてついに、祭『神宿りの儀』が執り行われる。
神が舞手に宿るといわれる、その儀式で起こった事とは…


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8.選ばれし者

交わるはずのない剣のぶつかる音が響く。
神の宿った娘の舞いが、もう一つ運命の歯車を大きく動かす。
大きな運命の濁流の前に、チコ婆はある決心を固める。


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9.刀鍛冶

郷の刀鍛冶トーマのところに、一対の剣が持ち込まれた。
鞘にも特別な細工を施すようにと依頼してきたのはチコ婆だった。
舞のための剣が、トーマの手によって生まれ変わる。その理由は…


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10.旅立ち

鍛えなおされ、鞘にも細工を施された剣がユウヒの手元に戻ってきた。
リンの力強い言葉を聞いて、ユウヒはついに郷を発つ決意を固める。
家族や友人に見送られ、ユウヒは運命への第一歩を自らの意志で踏み出した。


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