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2004.11

★まず始めに
このたびの連続台風と中越地震の被害を受けられた方々に心からのお見舞いを申し上げます。
淡路島のお客様からは床上直前浸水のお知らせがありました。

★次ぎにお詫びです。
10月はめずらしく店主が風邪をひきまして数日休業。
その結果、ご注文発送がひどく遅れてご迷惑をおかけしております。
このリスト作成の時点でも50人様ほどがお待たせ状態です。
リストもお届けが遅れました。

★ミクロネシア 欧州上陸作戦60年記念 はJV9のパラオと同じく6面S/S と単片S/S の2枚組です。
図案も艦船や上陸用舟艇の記録写真。

★オーストリア ワイラー名画はみごとな印刷です。
これなら千円出しても惜しくないでしょう。
チロル郷土博物館にある「ひまわりの少年」。
シャガールふうの抽象画。
フンデルトワッサーの絵も難解。
これは『ハインブルク国立公園』ということです。

★ベルギー 近代彫刻はルーマニアとの共同発行で、両国の代表的作品をえがくもの。
切手はどちらもベルギー印刷。

★カナダ ペット切手はひとつの画面を4分割してあります。
上と下はカーブしたラインでカットした変形になっています。

★中国のS/S はサイズが大きいので扱いにくいのが難点です。
国境の風景は大型で12種という大セットです。
雄大な景色が楽しめます。
都市の建築はスペインとの共同発行です。

★台湾のハローキティにはびっくりです。
ファンの方が聞いたら怒るでしょうが なんでこんなものをS/S 2枚組で発行したんでしょうね。
しかしかわいいな。

★イギリス 1853〜56年クリミア半島を侵攻したロシア軍と英仏サルディニア連合軍が
オスマンを支援して参戦。
勝利した連合軍は戦死者7万、ロシアは13万を失いました。
切手は帰還将兵の記念写真で、切手面には氏名階級や作戦行動地名が記載されています。

★アイルランドのノーベル文学賞切手はスウェーデン印刷です。
見た感じはJX116 とそっくりです。

★イタリアの女性普通は古典名画からの図案で印刷もいいため人気があります。
まだ完成途上で散発的に出てくるのでつかまえるのが厄介です。
1部には目打ちがいも出現するし、印面下に[SPA]の文字のないのもあります。
タイ友好はタイ発行のものをJT109 で7月に提供ずみですから これはかなり遅れての入荷です。
作曲家プッチーニといえば蝶々夫人が有名で、切手にもそのシルエットがえがかれています。

★リヒテンスタイン Xマス切手は角穴のルレット目打で、絵を三重の穴が囲んでいます。
これは17〜18世紀の祈祷書に見られるレース飾りの絵の表現とか。
穴だらけの切手にオーストリア印刷局は苦心したそうです。
羊皮紙は大昔に高価だったため何度も洗ったり削ったりして再使用されました。
そこに前は何が書いてあったのか最新のデジタル技術で解読する研究が
欧州26国の50の機関で進められています。
★ニュージーランド アテネ5輪はプラスティックの画面が貼り付けてあり、
角度を変えて見ると映像が変化します。
昔ブータンなどで発行した立体切手を思い出す方もあるでしょう。
ホログラムならこんなに厚くならなかったのに。

★ノルウエー バイキング船はデンマークのものをJX45で提供ずみですが、
いま北欧ではこの研究が進められているようです。
埋もれた船の残骸を発掘したり、それを復元する様子が切手にえがかれています。

★ロシア 旧王宮の琥珀の間はドイツ軍の略奪で無惨にはぎとられ、
その復元作業についてはNHKハイビジョン特集でごらんの方もあるでしょう。
切手はエンボスを併用して昔の威容を見せています。
保護動物のクズリはこれまで切手にはほとんど出なかったように思います。
イタチ科で毛皮が珍重されて乱獲の結果絶滅のおそれがあるとか。


★今回も多数の切手が次号廻しでした。
今年もあと1回で終りですから次号では残さずに「陳列」したいところです。

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★ライトハウス社では10月1日から新価格に変更しました。
デンマークは89年までのページが編成替えになりました。
ロシアは総合3巻編成になったほかに、ソビエト連邦23年〜91年という
9巻編成も別に作成されました。
すでにご使用中の方はそのままでも差し支えないかと思います。
ユーゴスラビアの03年ページのタイトルは『セルビア・モンテネグロ』になっています。
そのほか全部の国の最後の部分は03年ページ組込になりました。
消費税込みの新価格表は近日中に作成いたします。
ライトハウス製品のご注文は11月30日到着まで有効。
それ以後は新価格になります。

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★2004年10月のリスト掲載のボスニア CEPT [1][2]について
岐阜市の矢野様から
「ボスニアは国名が全く同じでもクロアチア系のがある」
というお知らせがありました。
ボスニア切手をスコット型録で調べてみましたところ、
BOSNIA i HERZEGOVINA で
三角旗のようなマークがあるのがボスニアのイスラム政権のもの、
封筒のようなマークのあるのがクロアチア政権のと判明。
今回から(イス)、(クロ)、と区別して掲載します。
これはここ3年ほどの例で、それ以前のは
イスラム政権のが 別型の旗のようなマーク、
クロアチア政権のはHPT の文字 または赤い格子模様 のマークがあります。
95年あたりまでは『HRVATSKA (クロアチア)』の名も併記しています。
ただし『クロアチア』とだけ書いてある切手はクロアチア共和国のものです。
同じボスニアでもセルビア政権地区は『スルプスカ共和国』と表示です。
ユーゴは分裂してややこしくなりました。




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