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・・・店主のぼやき・・・
2000.05
★インフレについて前号でちょっと書きましたが、もっとすさまじいのがありました。
自動発送で整理中にふと見つけたのです。
内戦が続くアフリカのアンゴラで出した北斎記念のS/S
2種は額面がなんと3300万K。
これで当店価格は1440円でした。
実際に現地で使われているとは思えませんが、ずらっとゼロが並んで
12000000 (カンマなし)
なんぼかすぐにわかるのかな、と余計な心配をしてしまいます。
今回のトルコの公用切手も 125万リラというのが入っていますし、
汽船4種の合計は85万リラです。 現地では平然とか。
★アメリカの潜水艦BKはこの国最初のプレスティジBKで潜水艦の歴史と
タブ違いのS/S が2枚とじてあります。
このうちの1種は単片でも発行されていますが、潜水艦中央部の隠し文字が
このS/S のものにはありません。
天体写真の切手は裏に解説入りです。タブの裏にも天文学者ハッブルについての解説が。
こういうのは2組必要?
でも5連のまま表と裏を並べても位置が合いません。
★ベルギー郵政についでオーストリア郵政からもシステムダウンで
発送が1月から停止中 との通知がありました。
オーストリアのほうはもう回復して切手が届きました。
送品書を見ると新形式。
システム入換えとファイル更新トラブルだったようで。
ベルギーはまだかなー。 来るのは新切手案内ばかり。
★オーストリアのS/S は過去3回の切手150 年記念をまとめたものです。
これは今年のウィーン国際切手展記念もかねています。
伝説は10sが怪獣バジリスク、22sが魔女騎行。
このシリーズはこれで11種になりました。
伝統行事もまだ続きそうで、こっちはかなり長編になることでしょう。
★韓国の危機の花は4連2組とS/S とをひとつのシートにまとめたこの国独自の構成です。
とりどりの美しい花もさることながら、このシートは花の香りがします。
千年紀は各6種連に大タブ(韓国語解説入)で@と同じ構成です。
Aは古代史と出土品、Bは戦国時代、Cは文化史。
詳細は資料がないため不明です。
★リヒテンスタインのハノーバー万博はフンデルトワッサーの原画で
オーストリア印刷の凹版がそのデザインの魅力を高めています。
平和の2000年は日本のミナミエイイチ氏など3ヶ国の画家の作品です。
★オランダのリクス博物館S/S は世界の名画や彫刻で、日本の写楽も出ています。
レンブラントのSもこれとセットになるものですが、単独に入手できましたので別売としました。
★スペインの□S/S 2点は凹版ですが糊なしです。
米国の代理部から入手しましたが、超限定発売品ということです。
数がありません。ご了承ください。
★トンガの円形は写真ページでごらんの通り、○の一部がハトの打ち抜きという複雑な形です。
切り離しには苦労しました。
S/S はこの2種をおさめたもので、打ち抜きが浮いていますから取り扱いに注意がいります。
ニウアフォオウはトンガの属領の島です。
これは円形ではありません。
●前号のED54イギリス高額についてお客様からお電話にて
DB58にもあるがどう違うのかというおたずねがありました。
すぐに調べましたところ前回のはオランダのエンスケデ社印刷、
今回のはイギリスのデラルー社印刷と判明しました。
色がやや違っております。前回にあったのをすっかり忘れておりまして、
「高額が小型になった」などとねぼけたことを書きまして申し訳ありませんでした。
●リスト配送期限が00/06 になっている方は次号までに調査してラベルを修正いたします。
この1年間にご入金が1万未満の方はここで終了となりますが、
差額または1万円のご入金があれば継続されます。
終了される方は寄託金残額のご返金もできますのでハガキにてお申し付けください。
●アメリカの20世紀最終回が5月2日に出ましたが本号には間に合いませんでした。
98年に@が出てから3年がかりでこのシリーズが完成したわけです。
●当店ではアメリカ切手を発表当時のままの価格で提供していますが、
実際には現地での価格が上昇しているものが多くあります。
なお、20世紀シリーズのように同じ額面でありながら
毎回ネダンが違うのはそのときのドル相場によるためで、個々の価値の高低ではありません。
他にもいろいろぼやいております・・
2000年
01月 02月 03月 04月
1999年 (作業中)
01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
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