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 ・・・店主のぼやき・・・

2000.12

★イギリスの千年紀について前号で誤記しましたのでお詫びいたします。
 Xマスは第24集でした。
 そしてあと1回出て、合計100種になります。
 当店ではDA41から始まっていました。
 このほかにBKやペーンがあるわけです。

★国連の文化遺産、中国兵馬俑BKは在庫を分解して提供しました。
 その他のBKは在庫がありませんでした。
 前月のBK単片は4組しかないので発表できない状態です。

★オーストリアの切手展特別S/Sはめでたく無事に到着。
 伝説10s凹版切手をおさめたちんまりとしたS/Sです。

★ベルギーのコイル3点は大口利用者用のもので一般発売はしません。
 郵趣家のために専用窓口だけで発売しました。
 四方目打で5枚目ごとに裏番号入。
 上下の目打はマシンカットされ、場所により目打山の長短ができています。
 鉄道切手は液体輸送車3形式、そして初めてのS/Sはディーゼル機関車、
 余白に3種のタンカーを描いています。

★カナダの連隊長というのは資産家スミスが私財で創設した騎兵連隊で
 1900年に公認され、第一次世界大戦に南アフリカで勝利。
 初代連隊長は騎馬警察出身のスチール。
 第二次大戦では戦車連隊に変身してイタリア、オランダ戦線で活躍。
 切手のもう1種には現代の軍楽兵がえがかれています。

★ドイツの福祉募金にえがかれたのは映画スターです。
 クルト・ユルゲンス、リリー・パーマー、ハインツ・ルーマン、
 ロミイ・シュナイダー、ゲルト・フローベ。
 近代ドイツ映画でお馴染みの名優。
 いずれも故人です。

★ハンガリーのグラビア印刷はパステルカラーというか
 色がうすいところが東洋風ともいえます。
 なんといっても驚くのがその安さ。
 通貨が弱いので、こちらには都合がいいですが

★ラオスの民族衣装切手はタイで印刷されました。
 これまでの切手はアミ点のソボクな平版でしたから大変化です。
 これは新普通シリーズ@で、続いてAも入荷予定中です。

★マカオでもついに丸形切手が登場しました。
 切手のほうは普通の四角形ですが、S/S には写真のような丸形切手が。

★アンチルはオランダ領で、印刷も当然オランダ。
 この色彩は濃厚優美。
 いつも額面が高いのでこのリストではほどんど出ませんが
 自動発送では予約数だけ毎回輸入しています。

★NZの鳥切手は写真を原画にしたものです。
 この国には珍種の鳥が多いそうですが開発が進んで存亡の危機にあるとのこと。
 名物のキウイまでが絶滅しそうだとは・・・

★パプアの25周年、リストの一行の説明ではわかりにくいですが、
 この国を代表する鳥、貝や国章などの6種にそれぞれ
 切手と同じサイズのタブがついているものです。
 歴代首相の顔ばかりが目立ってしまい切手の方が影が薄いくらい。

★シンガポールの民俗行事はEL95よりもやや大型のような気がしますが
 売り切れのため比較ができません。
 細かい目打型密着で台紙ごとちぎれないため、別の台紙に移しました。

★タイの切手は相変わらず「いい味」を出しています。
 そして安い。(お店にもよりますが)
 英皇太后の100歳で驚いていたらタイでも王妃の母君がめでたく100歳。
 単片とS/Sとのセットで60円というのも日本切手から見ればウソのよう。

★ベトナム切手はジミな平版印刷が通例でした。
 それが今回の鳥切手で大変身。
 外国で印刷させたようでもないので、最新型の印刷機を導入したのでしょうか。
 おみごとです。

★逸品セレクションの3点はホントに逸品です。
 どれも40年以上も前の切手ですがフレッシュな美品ぞろい。
 ハンガリーのは世界最美切手の一つとも言われるS/Sで
 精密な凹版1色の名作です。
 NZロスのはロス最初の発行のもの。
 豪州での凹版印刷です。
 今の豪州ではこれほどの凹版を彫刻できる人はいないでしょう。
 さびしいことです。
 ノルウエーの普通切手ハーコン7世王はグラビア1色ながら、
 現代の高速グラビア印刷では出せない美しさがあります。
 このシリーズが完結した57年に国王は85歳で死去しました。

★いいコレクションを作るためには目の前に現れたものを見逃さないことです。
 もう二度と出会えないかもしれません。


★アフガン1989年以降の切手は偽造品★
 アフガニスタンの郵政相がUPU(万国郵便連合)からの質問状に対して
 書面で回答したところによると、
 『アフガンと表示のある1989年以降の切手はすべてインチキ』
 だそうです。
 この書面の日付は2000年7月12日。
 それによると、
 『内戦の続く同国では新しい切手を印刷発行できる状態ではない』
 と、いうことです。
 同国切手の総代理店というハンガリーのグローバル・フィラテリイ社にリンズ社が
 電話してみたところ、その会社はもう営業していませんでした。
 関係者であった1女性が個人的な見解として
 『アフガン郵政相は国内で印刷しなかったから非合法だというが、
 こちらでは同国のため切手を印刷して国際郵趣市場へ供給してきた』
 と、返事をよこしたそうです。
 スコット型録2001年版には130種ほどが掲載されており今後どう対処するか注目されています。
 スコット社によると多数のアフガン切手を掲載保留して調査中とのこと。
 以上リンズ切手新聞11月20日号からの要約です。

★オーストラリア 金メダル記念は32種★
 全部で 112種になると予告しましたのは誤報でした。
 マークは10枚シートの余白にだけ入るので、単片では区別ができません。
 平版16種、デジタル版16種ということになります。
 局では10枚シート単位で発売しているそうですが、収集用は単片でいいはず。
 この印刷の区別は簡単で、平版はアミ点ですが、デジタル版は点が見えなくて
 精密な仕上がりです

★前号のカラー印刷は3時間で片づけました。
 スーパーファイン用紙をセットして「普通紙モード」に設定。
 プリンタは普通紙だと思ってサッサと印刷してくれました。 
 規則違反?でしょうが、このほうがきれいなくらいでした。
 取り込みの密度は300DPIにしています。
 標準の150では雑な感じになり、そうかといって300以上にしても
 こういう縮小の写真はムダなことも判明しました。

★追加リスト集成版来年6月末で締切ります。
 時価とかなりズレているものが多いため、価格の全面見直しをすることにいたしました。
 お早くどうぞ。



他にもいろいろぼやいております・・

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