2004.08
★パラオ 大戦60年はノルマンディ上陸作戦における海軍の艦艇をえがいたものです。
6連と単独とのS/S 2種組です。
★オーストリア シュワルツネッガー切手には「知事」の文字入。
この国出身の映画スターが米国カリフォルニア州の知事になった記念。
7月30日発行です。
★ボスニアの星座12宮は6連ずつ2段の編成です。
上と下に星座の名前、生誕期間、天体名、性格などがこまかく英語で記載されています。
デザインがこれまた芸術的できれいです。
★カナダ 大戦60年はノルマンディ上陸作戦ジュノビーチ。
映画「プライベート・ライアン」のような光景。
郵便船2連はちょっと変わった(シ)切手で、台紙を貫通した目打入りです。
やはり目打があったほうが収集用にはいいですね。
★中国 古い建築切手は8枚ミニシートでのみの発行です。
東京の代理店では中国は今年からミニシートを出さないといっていましたが、
すでにこのタイプでのみの発行が何回かありました。
このかたちだけの発行となりますと単片だけあればいいので、シートで買う必要はないと思われます。
★スロバキア 今回3点とも凹版なしです。 淋しいです。
★キプロスのCEPT、1種の右側にビーナスの半身像が見られます。
この国のシンボルとしてえがかれたのでしょう。
★エジプト 古代文明の特BKは大型中型合計30種もの切手をS/S 4枚にまとめてとじこんであります。
うち16種はエンボス加工。
ツタンカーメンの黄金のマスクは22金箔。
わずか7ページですが写真や地図入の解説も楽しめます。
★エストニア 灯台シリーズがエンエンと続いています。
この小さなお国にそんなに灯台があるとはよほど航海の難所らしいですね。
切手面の地図を手がかりに研究してみるのもおもしろそうです。
★ドイツのネコ切手、かわいいです。 しかしお値段が。
この国の寄付金つき切手は額面+50% などは当たり前なのでどうしても高くつきます。
それだけに価値はあるのですが。
★イギリス 観光シリーズはHW70、JQ50、に続く第3回目です。
有名写真家の作品をもとに重厚なグラビア印刷、はいいのですが色が濃すぎるのか
全体に暗い感じでホラー映画を見ているよう。
美しい風景を見せてください。
★香港 香港部隊の特BKはハガキの2倍よりちょっと大きなサイズ。
中は1種4枚づつのS/S が6種。部隊を紹介した豪華なカラーブックです。
売価は1冊85香港ドル。
★イスラエルの切手はタブ付で集めるのが常識みたいになっていて、当店での提供もすべてこのかたちです。
タブはシートの下だけ。 郵便局では切られたシートばかり余るのかな。
★イタリア 普通切手「美術の中の女性」は新額面になった第2次シリーズ。
これからまだ続きが出るでしょう。
凹版と記載しましたが低額の2種は平版です。
★ジャージー この島のモント・オレゲイル城を3つの時代で、城全景と王様の2連にして見せています。
13世紀は国王ジョン、17世紀はチャールズ2世、21世紀がエリザベス女王。
★パプア あまりにもハデすぎるといって嫌う人もあるランの花。
でもやはり花の女王。 切手とS/S で合計13種のランを見せてくれました。
アルバムページがいっぺんに華やかになります。
パプアの奥地に分け入ればいくらでも見られるけれど危険もいっぱい。
切手なら安全で枯れる心配もなしです。
★ロシア 旅順港攻防戦 100年記念S/S は切手面が海軍の勲章、余白は港を一望する砲台など。
前に出たフィンランド戦S/S と同様に敗戦の記念ではなく戦死者の慰霊のためです。
★シェラレオネ 蝶切手は「美しい蝶」というタイトルですが3種ほどは「美しい蛾」がふくまれています。
切手とS/Sは図案が別でえがかれたのは9種。 印刷はたぶんフランス。
★北キプロス CEPTは海辺のバカンス風景でS/S 全面にえがかれています。
目打ありとなしの2種です。
★ウクライナ CEPTはフランス印刷かと思われます。
深みのある美しい印刷でとてもきれいな風景4種のS/S です。
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■北欧神話の残り2点が入りました。
オーランドは裸の女性
フェニアとメニア。フロディ王の奴隷として金の粉ひきをしていました。
ある日ほかの国が攻め込んで2人は船にのせられ塩ひきをさせられました。
船が沈んでも2人は海の底で塩ひきをしました。
海水はこれで塩辛くなりました。
フェローは切手2連のS/S です。
巨大な海蛇とトールの舟の戦い。
その後ろに裸の女神ランが網を持っています。
ランは沈没船の人を網で海底に引込む恐怖の女神です。
■最近コイン業界の人から聞いた話です。
造幣局が販売しているミントセットを毎年買っている方もあるでしょうが、商品価値はないとのことです。
売価7千円とかのプルーフセットでもコイン屋さんは買取りしません。
666円のバラ銭としてしか意味がないそうです。
同様に記念銀貨や金貨もダメなので、ご不要ならば銀行へ預金してくださいとのこと。
コインの年号集めはふだん手にしたものから拾うのが安全。
これと同様に額面以上で発売されるPスタンプなどは余分に買わないことです。
■日本郵政公社が英国に印刷注文した 120円普通切手1000万枚が納入されましたが、
その無目打が早くも英国から日本の某切手商に横流し発生。
ペアで25万円という値段で売りに出たと知った郵政公社はガクゼン。
1色もれのエラーもあるとか。
公社では調査を開始しました。
横流し品は売っても買っても、所持していても処罰の対象になるといっています。
そしてこの切手そのものを発売せずに全部廃棄することも検討中とか。
印刷費節約のつもりがこの始末。
■当店の人気種目、ポリネシアやマーヨットなどの仏領切手がなかなか入荷しないと思っていたら
7月末に計算書がきてびっくり。
なんと7月はじめに発送ずみと判明。
およそ30万円の荷物が行方不明。
すぐにeメールで調査を依頼しましたがいつ解決するやら。
日本では当たり前の迅速対応も あちらでは官民ともにのんびりで困ります。
例外はライトハウス社で、苦情処理はいつも即時解決します。
輸入など今はカンタンそうに見えますが、実際には事故、内容の相違や不良品のトラブルにしばしば泣かされます。
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