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 ・・・店主のぼやき・・・

2000.02

オーストラリアの顔写真大連刷はごく普通の人ばかり。
 この人たちの住所氏名も郵政から公表されています。
 撮影者は親、友人などということだけで名前は公表ありません。
 どういう基準で選ばれたのかわかりませんが、赤ちゃんからご老人まで、みんなにこやかに。

中国の金箔S/S はEA19と香港回帰金箔S/S とに記念文字と特番号を金加刷したものです。
 制限発売ですからお買いもれのないようご注意ください。

フランス切手は9月〜12月発行のものです。
 4ヶ月分にしては控えめな数でした。
 堅実さに敬服。
 円形切手はもう珍しくなくなったせいか、今度は新発明ダ円形の発行です。

仏領南極のS/S は4種の切手をおさめたものです。
 漫画というか劇画ふうの図案で、余白の文字も手書きスタイルになっています。
 第3千年紀の2030年には調査船も空を飛ぶのだそうで、少年郵趣普及のためとか。

イギリスの千年紀シリーズが進行中ですが、このデザインご当地でも評判がよくないようです。
 いまいちわかりにくいというのがその理由です。 芸術性をねらったのでしょうが。

香港の金箔切手はたぶん4枚シートから切ったものと思われますが、窓口では単片でのみ発売。
 S/S 余白の金箔を回収したのかもしれません。
 1枚50香港ドルもするのに人気殺到。
 4枚シートは制限売りでたちまち売り切れ。
 当店にもいつもの数は入りませんでした。

ジャージーの祝2000年は豪華な金箔切手で高額10ポンド。
 「どーだ参ったか!」 と、他国の2000年切手をあざ笑っているみたいです。(笑)
 ライオンの紋章もたしかに貫禄充分ですけど。

韓国の文学シリーズS/S は単片切手の全面画になっています。
 額面は単片の2倍。 
 字がいっぱい書いてありますがハングルが読めなくて残念。
 この絵と文は原本の一部分なのかもしれません。
 韓国今年の新シリーズは鉄道になります。

日本の現行紙幣にはルーペで見るとマイクロ文字が入っています。
 (初期版にはなく、後期版で追加)。
 カナダ切手には戦前から年号の4文字が隠されていました。
 いまアメリカ記念切手には凹版でなくてもなんらかの文字がかくれていますから、
 退屈なときには探してみてください。
 切手を楽しむには、全体が見渡せる大型のものと、部分的に見る強力なものと、ふたつのルーペが必要になります。 

★今月は前月の2倍を超える点数が入荷してきました。
 どれもなかなかの力作ぞろいです。
 それに比べて日本切手はどうでしょう。
 国際的に見ても額面が高いのにデザインはかなり見劣りがします。
 乱発のせいでボストーク日本99年ページは4900円にもなってしまいました。
 僅か1年で51枚のリーフですからたまりません。
 初日カバーの収集を断念する人が多くなったというのもわかります。
 増発、増収だけしか念頭にない郵政のやりかたはいつか挫折するでしょう。
 その前に郵政大臣か国会議員が一喝してくれるといいのですが。
 私は別に日本ぎらいではありません。
 世界の人に愛されるような日本切手が出てもらいたいのです。 



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