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豊倉賢略歴
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2005 Z-1:2004年のHPを振り返ってこれからを考える


  2004年3月にHP(ホームページ)tc-pmtを始めて10ヶ月が経過した。このHPはオリジナルな着想・展開による個性ある活動を容易に行うことが可能な環境を構築する目的で、研究室卒業生の理解と協力を得て立ち上げた。そこに掲載する記事は次のA,B,Cの分類に従って執筆を依頼し、53件の寄稿を得た。2005年の新年を迎えるに当たり発展的に継続するため、この一年を振り返り、新年のスタートをしようと考えた。
A,Bの分類について:この分類は、実際に執筆してみると内容によっては境界が曖昧になることがあり、強いてA,Bの区別を考えてみると、Aはどちらかと云えばただ単に晶析を中心とした科学とか工学、科学技術から離れて教育・社会・国際・政治問題等と関連のある広い観点で日本、世界の将来を考えて書いて頂くものです。その過程では過去の考え方や事実に触れて頂くことも必要だと思います。その記述内容は自由で結構ですが、永続性のある発展を考えねばならないと思いますので、現実離れをしたドラステイック意見を書く場合も現状との調和を考え、現状からの移行に対して軟着陸を示唆していただけるようにして頂きたいと思います。以上の分類でA-1に入るものでその内容に関連する資料やその資料の解説はA-2に分類されます。それに対してBは晶析工学に焦点をおき、各執筆者がオリジナルな研究を如何なる着想で始め、それをかくかくしかじかように研究を進めたのでオリジナル成果をあげたことなど、将来を担う研究者の参考になる裏話等を中心に書くB-1とその成果を発表された報文の内容との対比で記述いただくB-2より構成します。

Cの分類は研究室卒業生の近況や種々のことについての考えを書いて頂く記事で、この一年間続けてきました。それらは今までのHPを開いて頂きますと、ご理解いただけると思います。(以下をご覧下さい。)

豊倉が在職した研究室の研究テーマは晶析と関係しており、1969年4月以降活動を続けた国内の晶析に関する研究会等の運営には研究室所属の学生の協力を得ていた。そのような背景があって、豊倉研究室の卒業生は日本国内の晶析関連研究者や技術者と何らかの活動を一緒に行った経験がある。そこで、2005年度より晶析に関心ある研究者や技術者で豊倉のHPに関心のある方々にもこのHP(tc-pmt)に是非参加頂こうと思っています。執筆いただいた記事の分類は各執筆者の意向を尊重したいと思いますので、HP掲載の前月15日までに豊倉にメールでお送り下さい。寄稿いただく記事の送付先メールアドレスは(tc-pmt@tech.email.ne.jp)です。寄稿に対して不明なことについては上記アドレスにて豊倉までお問い合わせ下さい。本HPは私的なものですので無料ですが、原稿料もお払いしておりませんので、お許し下さい。ご参考に昨年度掲載した記事のタイトルを以下に添付します。


2004年12月掲載
C-5, 1: 福田雅充 1972年大学院博士後期課程修了「学部卒業して35年」
C-5, 2: 渡沼幸弘 1960年大学院博士後期課程修了「早稲田大学大学院修士課程修了からの20年を振り返って」
C-5, 4: 鵜池靖之(スイス在住)1972卒「E-メールによるコミュニケーション」 
C-5, 5: 山崎康夫 1986年大学院博士後期課程修了「 第2回粉体工業における工業晶析国際シンポジウム 」

2004年11月掲載
A-1, 5: 「早大晶析グループと国内晶析組織の形成と活動」 豊倉 賢
B-1, 5: 「既成晶析装置設計理論と新しい設計理論
    −実用化の問題点とその解決・・2〜3の検討−」  豊倉 賢

2004年10月掲載
C-4, 0: 豊倉 賢「 卒業生とのコミュニケーションを振り返って 」
C-4, 1: 小池信夫 1967年大学院修士課程修了
C-4, 2: 関谷洋輔 1965年卒
C-4, 3: 中沢哲夫 1965年卒
C-4, 4: 秋谷鷹二 1972年大学院修士課程修了「転職しました」 
C-4, 5: 鵜池靖之(スイス在住)1972卒「最近思うこと 」 
C-4, 6: 山崎康夫 1986年大学院博士後期課程修了「C-PMTの会について」 

2004年9月掲載
A-1, 4: 「早大晶析グループの国際交流」 豊倉 賢
A-2, 4: 「海外で評価される晶析装置設計理論・設計法の構築」豊倉賢
B-1, 4:「20世紀における工業晶析プロセスと晶析装置の発展」豊倉賢
B-2, 4: 「日本の晶析技術の進歩」 豊倉 賢

2004年8月掲載
C-3, 0: 豊倉 賢「 2004年8月HPについて 」
C-3, 1: 高野善之 1995年大学院修士課程修了
C-3, 2: 服部浩三 1995年大学院修士課程修了
C-3, 3: 宮元新史 1996年大学院修士課程修了
C-3, 4: 鵜池靖之(スイス在住)1972卒「 変化の領域と境界条件の査定 」
C-3, 5: 山崎康夫 1986年大学院博士後期課程修了「 晶析分科会について 」

2004年7月掲載
A-1, 3:「大学における工学研究」   豊倉 賢
A-2, 3-1:「P-PMT・・E・D・・(Crystallization-Phenomena, Model, Theory, Process, Market, Technology, Production, Evaluation, Development)について」   豊倉 賢
A-2, 3-2:「C-PMT と研究者・技術者の育成」   豊倉 賢
B-1, 3:「20世紀前半の結晶成長と装置内の結晶成長速度」 豊倉 賢
B-2, 3:「結晶の成長現象と溶解現象」   豊倉 賢

2004年6月掲載
C-2: 豊倉 賢「(6月)はじめに」
C-2, 0: 豊倉 賢「アメリカTVA公社研究所の生活・・オリジナルな研究はいかにして生まれるか?」
C-2, 1: 武内正治 1986年大学院修士課程修了
C-2, 2: 水野隆夫 2000年大学院修士課程修了
C-2, 3: 吉川 武 1979年卒
C-2, 4: 中野 哲也 1989年大学院修士課程修了「若手生産技術系社員の教育について―製造部のスタッフ教育に関する指針―」
C-2, 5: 松本 要 1960年卒「沸騰水型原子力発電所の放射性物質管理改善史」
C-2, 6:鶴岡 洋幸 1970年大学院修士課程修了「フランス企業の文化、外資系企業文化、貴(日本)企業文化について -情報交換・Discussionを致したく!」

2004年5月掲載
A-1, 2:「日本の開発技術についての討議」
    (日本の技術開発に対する研究者の貢献)  豊倉 賢
A-2, 2:1975年にヨーロッパに紹介された新型晶析装置
    「1975、Mullin,青山、豊倉の新型分級層型装置の討議」  豊倉 賢
B-1, 2:〈5月〉20世紀前半の晶析工学基礎現象  
    「核発生、結晶成長、媒晶効果」   豊倉 賢
B-2, 2: 後発研究の取り組みはどう進められたか?
    「塩安系結晶成長速度についての報文とこの研究で学んだもの」豊倉賢

2004年4月掲載
C-1, 0: 「工学理論の工業操作への適用―1」  豊倉 賢
C-1, 1:「ホームページ設立に因んで」 鵜池靖之 1972年卒
C-1, 2: 秋谷鷹二 1972年大学院修士課程修了
C-1, 3: 中野哲也 1989年大学院修士課程修了
C-1, 4: 倉澤卓士 1998年大学院修士課程修了
C-1, 5: 小野和宏 1978年大学院修士課程修了
C-1, 6: 若林 譲 1977年卒
C-1, 7: 古川直樹 1988年大学院修士課程修了

2004年3月掲載
A-1, 1: 「オリジナルな技術とこれからの技術者」 豊倉 賢
A-2, 1: 「連続式円錐形分級層型晶析装置」  豊倉 賢
B-1, 1: 「準安定過飽和域・過溶解度と工業晶析操作」 豊倉 賢
B-2, 1: 「1959年当時の単位操作としての晶析」 豊倉 賢

2005年1月

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