豊倉は1999年3月早稲田大学選択定年制度の適用を受けて退職し、この度、学問・技術の発展を目指して共に活動してきた研究室の卒業生、晶析理論・技術の発展に携わった晶析に関心ある研究者･技術者と現職時と異なったフリーな立場で新しい活動をするためホームページを立ち上げことにしました。社会の発展を長期的に考えると、広い視野でバランスの取れた判断に基づいて活動することが大切である。　目先に拘ることなく、志を同じくする人達と物事の本質を考えて自由に討議し、その内容を熟慮してまとめた結果を発展させて価値あるものを構築することを考えている。退職して数年経過し、現職時代よりゆとりある時間が持てるようになり新しい人達との交流も増えてきた。そこで、改めて過去の研究を見直し現在を考えると、今までと異なる奥深い物事の節理を見出すことが出来る。人間はいくつになっても新しいものに出会うと新鮮な喜びを感じ、又、新しい挑戦を始める。IＴ時代を迎えて人との交流は容易になり、学問・技術の進歩は早くなって来たが、その反面情報過多に惑わされ、物事の理解が表面的になって自己嫌悪に陥る危険も増大してきている。　ここ数年卒業生達と話し合う機会を持ったが、学問・技術・社会の急激な進歩を適確に捉え、その中から自分に適したものを見出して活動することの重要性を感じている人が多くなっている。　それは、人から教えられて見出せるものでなく、広く情報を集め活発に意見の交換をし、これまでの体験と重ね合わせ熟慮して見つけ出すものである。このような作業をするのに適した新しい環境作りにＥメールを利用することに高い関心示す卒業生は多い。　しかし、卒業生全体の意見を集約して具体化し、最終的結論を出すにはまだ時間が必要である。特に関心が高い卒業生の間で「c-pmtの会」として活動を開始する具体案が纏まった。豊倉はそれと関連を保ちながら広く関心のある人たちと交流するために、ホームページ「tc-pmt」を立ち上げ、2004年3月からメールの交換を出来るようにした。

このホームページには2ヶ月に一度は豊倉の新しい記事を追加する予定である。これに関心の有る方は、時間のある時にご覧いただき、ご意見や近況を次のメールアドレスで豊倉にお送り下さい。

豊倉へのメール送付用アドレス：　tc-pmt@tech.email.ne.jp

各位からの記事を同門の卒業生に読んでもらうことは意義有ることである。それについては卒業生の会「 c-pmt 」が対応取れるようになっている。それを視野に入れて卒業生の輪を拡げて行きたい。