- 審査で比較!クレジットカード TOP
- クレジットカード 仕組み
クレジットカード 仕組み

クレジットカードは「現金を持ち歩かなくても、まるで現金のように様々な商品やサービスの決済に使える」という便利な存在。しかし、そもそもなぜクレジットカードは現金代わりの決済手段として使えるのでしょう?その仕組みを紹介します。
まず、NTTのカードを始めとするクレジットカードは、かなり多くの店などで使えますが、それでも「すべての店などで使える」というわけではありません。
「クレジットカード使用不可」という店も、少ないながらもあるんです。そう、私たちがクレジットカードを使って決済できるのは、あくまで「そのクレジットカード会社と契約しているところ」での決済だけなんです。クレジットカード会社と契約している店などは、そのクレジットカードでの売り上げ分を、あとからカード会社から受け取ります。
その時、売り上げに対して一定の割合の手数料をカード会社に支払わなければいけないという義務が発生します。ですので、店などにとっては「売り上げ1万円を現金で支払ってもらう」のと「売り上げ1万円をクレジットカードで支払ってもらう」というのとでは、クレジットカードの方が、カード会社に手数料を取られる分、損になるんです。
これだけ見ると、お店にとってはクレジットカードの取り扱いをするメリットはないように思えますが、日本でもこれほどクレジットカード所有が当たり前になってきている時代では、「クレジットカードが使えない」というだけで、そのお店の利用を避ける消費者も多いという状況になります。
カード利用者にとっては、現金で払うよりもクレジットカードで支払いしたほうが、ポイントが貯まってお得です。なお、「お店が負担する手数料分を商品代金に上乗せして、現金払いのお客様と販売金額の差をつける」というようなことをお店がやるのは、どのクレジットカード会社も規約で禁止していますのでできません。
ですからお店としては「多少の手数料を取られても、お客様が来やすいクレジットカード払いを認めるかどうか」という選択を迫られることになり、選択の結果「手数料を取られてもお客様が来やすい状態にしたほうがいい」と、クレジットカード取り扱いを選ぶところが多いというわけです。多くのお店でクレジットカード決済ができるのは、このような仕組みがあるからなんです。