2006年1月後半のお兄ちゃん大好き日記

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2006.1.31.tue

 漫画版マリみては毎回実に良いコミカライズをされてますが、今回のこの第5巻は特にいい出来だなあ。原作の話からして良いというのもありますが(ウァレンティーヌス前編相当)。ちょうどこの頃から、由乃と祐巳との関係や、志摩子さんのキャラが活き活きとしてくるんだよあな。三薔薇様もステキさ絶頂。
 そしてコミック版の密かな楽しみとして、空きコマに描かれたオリジナルイラストの存在が大きいですね。4巻では恥かしがるチアガール志摩子さんが、俺たちを魅了してやみませんでしたが、今回は祐巳&由乃がオメガかわいいです。他の人たちの衣装はかっこいい系ですけど、この二人のはもう別格の可愛さでした。

PS2『つよきす』(きゃんでぃそふと)公式情報がついに!

 規律型というキーワード(委員長委員長委員長)と、某姉貴(某大全の某コーナーでは大変お世話になりました)を思わせるツイン&貧乳が、俺の心を刺激します。しかし、紹介の下にあるCGでは、彼女以上に、実に幸せそうなくーの子の笑顔が印象的。あのへん関係も、しっかりフォローした移植をしてくれると嬉しいなあ。

聖☆司さん、のり姉ちゃんばりにハートオムライスを作成。(真・聖堂☆本舗、31日)

ひさしぶりミキミキ絵ー。大好きだー。避妊はしない方向で。(ジンガイマキョウ)

北海道がなぜかツンデレというか素直クールな件について。(VIP)

薔薇乙女子高生まとめ(カゲ路)

2006.1.30.mon

真をぎゅっとして内心で萌え度爆発寸前な千早(ぺんぎんのあしあと、29日)

遂に俺の部屋にあるプランターがプチトマトだと言うことが妹にバレた(VIP)

陰毛に告られた(VIP)

コート姿の翠姉&蒼姉(PLASTIC ERASER)

擬人化のうえ巨乳化した蒼星石(鶏屋ホームページ)

ほかくしたカレン(カタミチキップ)

パルフェ名セリフ人気投票開始(春が大好きっ)

2006.1.29.sun

ここのところマイメロは神な回が続いてますが、

 ちょwwwwwwwww王妃が元ヤンの国ってwwwwwwwwwwwww
 あーいやしかし、今日のマイメロは素晴らしすぎた。面白いわ、熱いわ、来週の歌ちゃんの貞操が気になりすぎるわで。クロミ様はもちろんのこと、クロミの仲間だったレディースの連中も全員イカしてるし(しかしこれは、本当にサンリオアニメなのか……)、そしてなによりも、なによりもバクくんが……バクくんが……ああーっ、ああああーっ! 畜生! 男だ、男過ぎるッ! バク君にとり付いたダークパワーの精の扱いがバク君基準だったのは、バク君の持つ人間力が強すぎたからですよきっと! いつも彼は誰よりも男ですが、今週はそれに加えて、最高の見せ場さえ。ああもう、生涯応援してやる。貫けよ、その男気。

2006.1.28.sat

 『ハツカレ (8)』『マリみて (5)』などなど、色々と購入物がamazonより手元に。今月はやたらと買ったコミックとかDVDとかが多かった気がします。時間を作りつつ、これから読むぞー。

ぱんつはいてないのを見せつけている?タマ姉(Caramel*mode)

2006.1.27.fri

『キミキス』公式にて、隠し妹キャラ・七子ならぬ菜々が堂々発表!

 いっ…妹ォ――→!(←蒼天航路で「漢中王」の文字に刺された曹操っぽく)
 ……俺も、あらゆる属性を受け入れる人間とはいえ、これほどの妹を前にしては、やはり一介の妹者にすぎないということを思い知らされます。このうえなく直球。しかして極上。これぞTLSの妹か――! 良し。とても良し。
 なるほど、キーワードは「デコ」なのですな。流石、あのやっこをこの世に送り出したスタッフだけあって、彼らは、オデコがセクシーアピールを行ううえで強烈無比な武器になりうるということを理解している!
 そして、cv:野川さくらというのも、妹ボイスでそれというのは、時流を読みすぎるにもほどがあるというか、今回は本当、狙いどころがジャスト極まりない。怖いな奴ら、俺たちの好みをどこまで理解しているんだ。

 そして、今回最も深刻な衝撃を俺にもたらした、キャラ紹介内での危険な一枚
 ……なにこの天界。俺はいつの間に六道輪廻を喰らったんだ!?
       (地獄界! 畜生界! 餓鬼界! 修羅界! 人界! 天界!←今ココ!
 しかしまあ、うどんたんとの妹両面ハムエッグとは……まさに浄土的極楽ですが、しかし極楽であると同時に、思い一つで素敵日常を通り越し、いつでも三角関係、近親相姦へと転がり落ちるもっとも危険な場所! これぞ天界。

 発売日が待ち遠しくなる要素がさらに一つ増えました。そろそろ待つ事に耐え切れません。どうしよう。

高山箕犀氏インタビュー(Gpara.com)

 ちょっと前の記事ですが、うっかり捕捉し逃していたので改めて。
 Q3を読むに、高山氏には立派な姉属性であり、それを育むにふさわしい環境にて育たれたことと、やはり例のるり姉opiすりガラス押し当て絵には、ソニーとのギリギリの死闘があったことなどが明かされております。……よく……よく戦ってくれたッ! 今回のキミキスでも、そのような激闘が繰り広げられていたとお察しいたします(プレイヤーのみなさんが、「ッ〜〜〜〜〜!!!」と驚く展開に深く関係?)。戦士の勇気と奮闘に、敬礼ッ!
 あと、Q5のお答えを読み、やはりこの人はホンモノだなあとしみじみ思った次第。視点というか発想という以前に、魂のレベルでフェチとみた。スカートとか、女の子の肉ラインとかそういう方向に関しての。

スク水姿で裏工作を要求するまーりゃん先輩(稚的遊戯)

  >普段エロいこと平気で言っちゃうような子が、2人きりになると「えへへ〜」とか言いながら
  >おそるおそる手とか握ってきたりなんかして、いやいやこれはちょっときtdfkldv@;うぇlふ

 血涙を流すほどに同意。まーりゃん先輩が、正攻法な可愛らしさをアピールしてきたらと思うと……やばい、また六道輪廻を漂いそう。

2006.1.26.thu

たとえ今さら感が強かろうと、『かしまし』(桂遊生丸)を強くオススメしたいのです。

 しかしまあ、この作品、漫画・アニメともに、非常に素晴らしい作品だと思うのですよ。どっちのクオリティも高いですし、それぞれにアプローチが少しづつ違うので、どちらから入っても良いと思います。どちらからでもいいので、とにかく見ましょう。
 正直に告白しますが、かつて、友人にこの作品を薦められたとき、「えー、でもこれ、『原作:あかほりさとる』って書いてあるような……」などと渋っていたんですよ。ああ、そんな狭い了見をしていた自分が恥かしい。いい年こいて、俺もいまだに中ニ病(←そろそろ死語か?)かよと、己の未熟さを痛感した次第です。
 しかしながら、偏見を捨てた今の俺ならば、あの月並子先生ですら愛せる! ……ごめんうそ。

 もし仮に、上記の俺と同じ理由でこの作品を敬遠している人がいたとしたら、その認識は一刻も早く改めるべきだと警告いたします。特に、『ショコラ』(戯画)の翠とかが好きな人は、見ておかなければ絶対後悔するとさえ言い切ってしまいましょう。俺はこの発言に責任を持ちます。

 とにかく、とまりちゃんのいじらしさは、今世紀有数のガチ。コミック2巻#8の回を読んで、心を震わせぬ者などいるのかと。もちろん、はずむくんややす菜・友達たちも、もそれぞれに実に魅力的なキャラですし、彼らが織り成すいちいちいじらしい三角関係+αな様相も実に良し。
 全般的にあまりにも魅力的な部分がたっぷりで、思わず月並子先生の存在さえ許してしまえそうです。……あそこまで空気読めていない人、ある意味貴重かもですし。

<とまりちゃんに匹敵する程のツンデレ関連リンク>
とまりちゃんの他に、翠タイプのいじらしいツンデレで強力な奴となると、あとは藤巻十三ぐらいしか思い浮かびませんね。だったらイケるぜ!

VIPのローゼンまとめスレが着々進行中

 最近ではカナのお絵かきが非常にキターというかカナかわいいよカナ。キーワードはたまご焼きと着ぐるみ。そして521ネタの秀逸さに惚れ惚れ。

「せ・・・せんぱいっ・・・;」と、ギリギリに挑戦する桜(He@ven St@irs)

ゴシックプリンセスで蒼い鳥熱唱中の千早(PLASTIC IMAGE)

「キュンと キュンと 甘い よかん……?」と、伊予柑にキスする春香(Masterkey(ES).、26日)

2006.1.25.wed

藤巻十三はツンデレ(今週の餓狼伝)

 ……というトピックを書く気マンマンでいたら、もののみごとにとらさんに先を越されてしまっておりました。(クッ……)(先手)(シンクロ?)(――必然?
 それはともかく、今週ラストの藤巻の、どのあたりから突っ込もうかと悩んでしまうほどの狼狽振りは、結局のところ、「ツンデレ」の一言で説明するのが最も適切なのではないかという結論に至りました。元々意味がないというか逆効果っぽかった変装をいきなり解いたりとか、そのへんのツッコミは二の次ということで。

 『だったらイケるぜ!』内記事でさんざっぱら書かれてますが、いかに工藤の攻撃が強いとはいえ、序盤ちょっと押されただけであそこまで狼狽する藤巻。それも試合前にさんざんボンクラ呼ばわりした長田に対して。だいたい竹宮流の技って、松尾象山or姫川を倒すためだけに教えたんだから、本当はここで出されたら藤巻的には困るはずなのに。
 とまあ、このような藤巻に、俺は思わず『かしまし』のとまりちゃんの姿を重ねてしまいます。「はずむ、うざい」「お前、女でいいのかよ」とか言い放ちながら、めちゃめちゃはずむくんのことが気になってしまって仕方ないというとまりちゃんの葛藤に通じるものがあると、男の哀愁に満ちたツンデレ臭を逞しい背なに漂わす男・藤巻の姿を見て、しみじみと思わずにはいられない今日この頃です。

「キャラクターが立った」という瞬間には二通りのケースがある(ピアノ・ファイア)

 まさにまさに。簡潔かつ実に鋭い指摘なので、みなさまにもぜひ目を通していただきたい。
 このあたりにあえて付け加えるとすると、結局はアプローチの差なんですよね。キャラの型を完成させて、その完成度からキャラ立ち――すなわち、物語にそれを活かしていくという手法と、まず舞台と脚本を完成させて、そこから自動的にキャラの型が完成されてゆく、と。最終的に行き着く場所、めざすところは同じなのですけれども。
 あと、脳内って言い方はちょっとやだなあ。指摘内容は適切なので、問題ではないんですけれども。脳内の活用なんて、誰も彼もに通じるワードじゃあないですし。ダイレクトに「イメージ」でいいんじゃないだろうか。細かいところですが、ちょっと気になるので。

「Pinky」3月号でツンデレ特集(マンガがあればいーのだ。)

 いちいちこの手の記事に反応するのもなんですけれど、あえて素に返って考えてみますが、現実世界で(テンプレ的な)ツンデレってのはどうだろうなあ。現実世界の喧嘩や格闘技の試合で、昇竜拳を打つようなものだと思うのですが。2次元ならば定番にして最強技のひとつですけれど、リアルで打つと隙だらけというか。横軸の概念がなくて、飛び込み攻撃が基本というお約束がないと、昇竜拳を活用するのは難しい。
 これがメイドとかならば、純粋な視覚情報と挨拶等の形式こそが主体なので、現実にもいくらか通用するのは理解できますけれど。言ってみれば、ビーム攻撃みたいなもので。二次元でもリアルでも同じように有効。リアルにおいて、そういう兵器がきちんと用意できるならの話ですが。

 結論:ツンデレ=昇竜拳。
 ……んー?(←自分で書いててどうかと思い始めた)

2006.1.24.tue

BLOOD+第二期OP風なHollow絵(TOPIA)

 以前のハガレンFateに続くOP同期ネタ! 良きOPだと、こういうネタを作りたい欲というのは高まるものなのでしょうか。スゴス。

どうして千早にはこんなに犬耳わんわん姿が似合うんだろうなあ。(かんのんのすてき)

 り、りろんはしってる。(←自前理論ですそれ)

「ドラえも」、ついにアレが登場。

 それも、極めてオーソドックスな属性二つもち。

2006.1.23.mon

ところで、『ストロベリーシェイクSWEET』(百合姫連載)を読んでくれ。こいつをどう思う?

 すごく……百合コメディです……。しかも、すこぶる上質な。DAIさんところの紹介(1月18日)を読み、とてもいい予感を覚えて購入してみたのですが、これがまた大正解。
 この『ストロベリーシェイクSWEET』のウリはというと、それはなんといっても、女の子同士で抱くかわいい想いのすれ違いぶりから生じる、非常にノリの良いコメディ部分。百合コメとでもいうべきでしょうか。

 ちょっと話を説明しますと、舞台は芸能界(俺的にはとてもタイムリー!)。背が高くてカッコイイ、けどちょっとぽやっとしてて可愛らしい新人アイドルの浅川蘭に、今売れているちょっとキツめな先輩アイドル・橘樹里亜が、一目で恋に落ち、強烈に萌えまくり状態になってしまうのですが、しかしそこは生き馬の目を抜く芸能界、先輩という立場もあり、あえて厳しい先輩としての態度を保とうとします。
 ……が、あまりに愛情が強すぎて、そんなのぶっちゃけ無理というか、はたから見るとまる分かりなほど蘭のことを溺愛しまくり状態。そんな溺愛に気づかないのは、樹里亜のことを尊敬できる先輩としてしか見ていない、この上なく純粋な、当の蘭本人のみ――という具合の、いわゆるツンデレすれ違い系ラブコメというか、コメディメインの王道コテコテラブコメなのですが、これがまた実に、おもしろかわいらしい。こういう、のべつまくなし全方向性のかわいい系おもしろさというのは、百合作品ならではの味わいですね。

 おもしろい要素とかわいい要素だけでなく、芸能界が舞台ならではの部分も、さりげなくしっかりと描写されていて(樹里亜はなにげに仕事の面ではすごくしっかりとしたアイドルなんですよね。当の本人は、蘭萌えに夢中でそんなことを何も意識してなさそうですが。逆に言うと、そういうことを無意識に行えているところが樹里亜という人間の魅力なわけで、そこに蘭も尊敬を抱いている。皮肉な事に愛情ではなく)、なかなかに読み応えもある作品だと思います。良質な百合作品全般にいえることですが、そういう、作品の持ち味とは別の、人間ドラマを描写するうえでの土台の部分をおろそかにしていないのがいいですね。

 ともかく、全般的にとてもおもしろかわいく楽しめる読み応えありの作品ですので、百合好きな方はもちろん、そうでないという人でも、いわゆるコメディ重視のラブコメが読みたいという向きには見事に応えられると思います。読むべし。

謹賀新年巫女服えりりん with 変態呼ばわり罵倒攻撃(不定期絵日記 Republic)

 俺が望むHENTAI! いや、えりりんは、ツンデレであることは間違いありませんけど、雑誌記事などからわずかに覗ける会話内容から察するに、一筋縄ではいかないタイプのツンデレでしょうね。拒絶の根が深いというか、人を試すタイプというか。暴言を吐かれる展開があるやなしや……想像するだけで色々と、こう、辛抱たまらん状態になるというか。

「メイドちゃん」シリーズおもしれーwwwwww(DEVIL BLUE)

 もしかしたら以前にも紹介したかもですが、このノリがシリーズ通して面白いです。っていうか、時空を越えて何やってんですかこの人。惨劇回避不可。

シマシママニアックを見せつけるタマ姉(今夜は故人への病的なメロディーを、お好みで塩も)

 あの表情と、それ以上に何かを誘っている足つきは明らかに、「……見せてんのよ」率100%。しかもこの後、感想を直接聞きただす予感。タカ棒が狙われている……!?

カナ死んだ……って、えー!?(新夜景考)

「バイオリンだけが武器だなんてだれがいったかしらー」なカナ(新・彦ニ部屋)

……な水銀燈の表情は、とても素敵でした。(蒸気亭)

 なんだかトロイメントの展開が大変なことになっているらしい。未放送地域在住&基本的に原作派な俺としては、すでにネタバレ回避を放棄しているので気にせず絵or感想等見に行きますが、やはり直接見れないことによるやきもき感というのは辛いものがありますな。
 ところで原作でも雛苺が大ピンチです。薔薇水晶が素敵すぎです。そのへんまで収録されてるっぽいコミックス最新6巻は24日発売ですので忘れず購入すべし。

2006.1.22.sun

 マイメロの内面が妙に黒い理由が理解できました。あの母親か……。それはそうと、そろそろマイメロの展開もクライマックスへひた走りという感ですね。歌ちゃんが可愛すぎで目が離せません。ところでこれ、時期はやらないのかなあ。

『はるはろ』(propeller)キャラ紹介追加

 良し、絵に描いたような理想的幼なじみフラグッ! すでにこのへんのキャラ関係の展開が、俺の頬筋肉をこれでもかというほどに緩ませる展開であることが予想というよりは確信できます。しかしまあ、プロペラの作品は相変わらず、登場キャラが男女関わらずツボつきまくりの萌えキャラ揃いなのが素晴らしいであります。

あるあるwwwねーよwwwから喧嘩していくスレ(VIP)

 VIPPERの空気読む能力スゴスwwwwwwww

ツンデレvsロリ●おじさん(レッチキ)

 こちらもツンデレwwwwwしかも相手がロリ●おじさんwwwwwwwwwww なんというか、上で紹介したスレといい、ツンデレの様式美は、ワンパターンを通り越してすでにある種の文化の領域にまで到達しているなと思いました。

水銀燈と真紅の仲が悪くなる理由(AYAYURI M&P はいぱぁ)

「東京に雪が降りましたね。」な千早(かんのんのすてき)

2006.1.21.sat

アイマスドラマCD2では、千早がやよいのことを「高槻さん」と呼ぶ理由が明らかになるとのこと。さざなみ壊変より)

 確かに公式の呼称表ではそうなっており、密かに俺も気にしていたのですが、まさかそれがエピソードとして語られる日が来ようとは。先月からリリースが始まったアイマスドラマCDシリーズですが、本編ではほとんど見られない、アイドル同士の横のつながりが描かれているのが実に良いですね。あとはこれで、ジャケットをもう少し気の利いたものにしてくれれば文句なしなのですが。

 で、ドラマCD1を聴いたイメージからも、やはり千早の存在は、アイドル達の中でも非常に頑なで、あたかもカレイドスター初期のレイラさん的存在なわけですが(そんな千早に物怖じしない春香はやはりそらのポジションか)、そんな堅くて繊細な千早がどう描かれるか、いよいよ本格的にスポットが当てられるドラマCD2の内容が非常に楽しみなわけですよ。……まあ、千早がいくら他のアイドルたちに対して頑なといっても、俺の前では、頭を撫でて褒めてもらいたくて仕方ない従順な存在なのですがねフゥーハハー。
 でも、やよいと千早という、ある意味では最も対照的なふたりの組み合わせは、非常にそそられるものがございますゆえに、なにはともあれ超期待。

<アイドルマスター関連リンク>
ちなみにドラマCD1では、メインである二人はもちろんですが、個人的には律っちゃんの活躍が良かったです。カッコヨスwwwwwww

PULLTOP第6作『遥かに仰ぎ、麗しの』ページがプレオープン!PULLTOP

 はやっ! 今はまず、プリンセスワルツに心が行っているというのが正直なところですが、こちらにも当然のごとく期待。

駐車違反で出頭命令(ワラタ2ッキ)

 なんかほのぼのとワロスwwwwwwwwこの親父さんも素敵だけど、この人の天然ぶりも相当なものだとオモタ。

2006.1.20.fri

 ここ最近、周囲のご多分に漏れず、 『かしまし』にハマっております。こっちでもアニメ版がちゃんと放送してますし、コミックの方も友人の強いプッシュにて。こ……これはハマる人が続出するわけだ……。
 ということで、俺の心は今現在、ものすごい勢いで悪友ツンデレとまりちゃんに傾きつつあります。2巻最初の回での葛藤→崩壊の様は、あたかも俺たちの理性が崩壊するのをシンクロしたかのようなデレっぷりでございました。愛す。ただ……下半身がより強く反応しているのは、はずむくんの方に対してなのですが。はずむくんはエロカワイすぎです。俺があの男友達ならば、とっくの昔に、どのくらい見事に性別が反転したのかを、その生殖機能を試すことによって証明してみせているに違いない。……いざ押し倒して脱がしたら、やっぱりまだついてましたという展開でもまるで構わぬという決意で。

『PRINCESS WALTZ』(PULLTOP)公開されたHシーンサンプルCGを見て、ほっと一安心のYU-SHOWさん。

 よし、今のところ、メインキャラで可哀想な子はいな……あっ。……ののかぁ……ののはなんというか、俺たちの大好きなルンルンことるんかわと微妙にキャラが被りそうなのだよなあ。平和な日常を象徴する大切な存在とはいっても、他にもクラスメートはたくさんいるし。嫌いじゃないというかむしろ好きなのですが、個人的には、今回の人気投票などでかわいそうなことになりそうなキャラの筆頭ではないかと思ってます。
 つーか、スタッフの間でいつものアレ扱いになるのではないかと心配されている僕らのるんかわですが、なにげにファンの間ですでに人気が高そうな雰囲気ですし(俺的には、発売後の人気投票で一位になると予言を残しておきましょう。それどころか、桜姫に匹敵する、PULLTOPを象徴するマスコットキャラになると予想)、その方向としてはむしろ、ののの方をなんとかしてあげなければ。……いや、なんとかしようもないことではありますが。でも、ルートはなさそうだよなあ……ヘタをするとえちぃすら。恐々。

 で、今回公開された3枚は、それぞれに姫のキャラの方向性を見事に印象付ける極めて素敵なものばかり。アンジェラ姐さんには、ヘタなツンデレ路線に走らず、ゾイドでいうところのフェルミ姐さん的ポジションをまい進して欲しいところであります。CGを見る限り、その期待は大。
 その逆に、リーゼルの方は、大いに恥かしデレて欲しいところだったので、このえちぃシーンはまさに俺の求めていた方向そのもの。リーゼルに関しては、俺の愛欲嗜虐心(←造語)を刺激してやまない某あの子との関係が大いに気になるところでありますが(CV、身長が同じ。性格、名前も近い?)、そのあたりの真相は本編をプレイしてのお楽しみにするとして、今はひたすらエロ方向にのみ想像・推理・妄想を。……これを推理と呼ぶかは大いに疑問の余地が残るところですがまあ良し。
 るんかわ。説明不要。可愛死(←可愛いすぎて死ぬ、の略)。俺、4月までに、二次元キャラとフュージョンする能力を身に付けられるように頑張るよ! 本編キャラ内部にこっそり混じって感覚共有。これぞ、新次元での二次元突破方法。その画期的な方法さえ、プリンセスワルツという作品は示唆してくれたのですから、これはもう、その運命に応えるしか。

先日の件を受け、パンクラスのサイトトップがとんでもないことに。

2006.1.19.thu

 イエー! 伊織様のハプロケきたー! さっそくサイコロの目と伊織んの両方に振り回されてきました。……いかん、選択肢でどうしてもウケ狙いの方向に行ってしまう……面白いので。デコをカモメにつっつかれて、「光るものに反応したか……」って、プロデューサー、命知らずな。いおりんは天性のツッコミ気質であられます喃。それはそれとして、全体的にツンデレ的やりとり多し。脅迫されつつアイスを「あ〜ん」されたり、一緒にメリーゴーラウンドに乗れたりして、ちょっとポワワ。いおりん好きは光の速さでダウンロードすべし。ただ、横浜の人の喋りがなんというか、地元民に怒られそうな予感。じゃんじゃん持ってけじゃん!ってあなた。

マジカルルビーに対抗してステッキを持つルヴィアゼリッタ嬢(Water Emp-TEI、日記)

 その名もカレイドサファイア……魔法少女にライバル魔法少女の存在はお約束的事項であり、そのキャラクターとしてライバルお嬢様である彼女ほどふさわしい存在もいないわけですが、しかしそれ以前の問題として、あんたら年いくつですか。まあ最近では奥様モノまであることですし、ギリギリセーフな範囲でしょうか? (;^ω^)んー……アウアウ!(←魔法少女については一家言あり)

 ちなみに俺的解釈だと、あちらのステッキに憑いてる人口精霊の人格は、多分お部屋をお連れしますなメイドさん系とみた。素直そうにみえてその実、なにげにマイメロなみに腹黒という、琥珀さん……じゃなかった、マジカルルビーに負けないぐらい厄介な人格。ちゅぱっちゅぱっ(←山崎九郎衛門ではありません)

北海道を舞台にしたエロゲ『春萌〜はるもい〜』(LOVERSOUL)のキャラクター紹介や舞台設定に、札幌市民の俺としては少々思うところが。

 離島でもなければマガジン3日も遅れねーですよwwwwwww強調しやがってwwwwwwww まあそれでも、ジャンプ以外は1日遅れるんで、それがけっこう痛かったりしますが。ちなみに、ほとんどの月刊誌は3日遅れ♪ まあ、遅れるだけならいいですけれど。問題は肝心なアニメの多くがそもそも放送されやがらないこと。ゆえにケーブル必須。

 あと、キャラクター紹介で、いちいちそこんちのネット環境が示されているのが素敵。……っていうか、テレホって言葉を久しぶりに目にする。しかしまあ、ネット環境についてはわりと現実的な設定であると、いまだにADSLが通わぬ地方が実家な某北海道出身者は笑っております。悲しみが込められた笑顔で。

『アイドルマスター』はなぜアーケードゲームか(へたれゲーマー駄文)

 表題部分の指摘についてはこちら以降の部分にて。そうそう、アイマスって、育成タイプのギャルゲーとしては、プリンセスメーカーの直系なのです。以前ガオのコラムでも書いたことありますが、このタイプのギャルゲーって、なにげに絶滅危惧種だったんですよね。
 育成ギャルゲというジャンル自体わりと減衰してますが、その多くは、ときメモのような、学園生活SLGに移ってしまってて。ちなみに、この学園生活SLGの発展系として、ガンパレが存在してました。このジャンルがそれ以降進展してきていないのは、そのあたりの可能性が丸ごとMMOに持っていかれてしまったためだと俺は思っております。あとは、TLSのようなレトロなタイプが残ったということで。大本であるときメモも、その可能性を追求したからこそ、MMOへと以降したのでしょう。
 その反面で、学園生活SLGにその大勢を奪われてしまっていた育成ギャルゲが、今度は逆に、アイマスのようにネットを利用した形で(今のところアイマス1本とはいえ)盛り返しを見せたことは、皮肉というかなんというか。ゲームとしての根幹が、学園生活SLGよりずっとシンプルだったはずのこのジャンルですが、そのシンプルさこそが、新しい形のネット対応アーケードゲームとして可能性を追求できる余地だったということでしょう。文中で指摘されているように、確かにアイマスは、そのようなタイプのゲームとしてもっと良くできる余地が沢山ある、発展途上の作品ではあるのですが、しかしながら、アイマスという存在が見せたギャルゲーの可能性というものは実に大きいわけで。

ちょっとだけ水銀燈が(VIP)

 モエスwwwwwwページごと保存したwwwwwww

武装錬金特集ピリオド(朝目新聞)

このレスラーの人も、マイメロというアニメ自体も輝きすぎです。

 どちらも……限度ってものを知らない! なにはともあれ、サンリオアニメの皮をかぶって好き放題するマイメロ製作陣をYU-SHOWは応援しています。

2006.1.18.wed

 今日、初めて亜美真美から間違いメールを受けたのですが、そのあまりの内容にショックを受けました。すげえ、同じ日本語圏の文章なのに、あそこまで異世界言語っぽくなるものなのか……。ギャル絵文字、恐るべし。

武装錬金ピリオド、読了

 まだ読んでいない人もいるでしょうし、細やかな感想についてはまだここで書きませんが……とりあえず、一つだけ言いたいことを。武装錬金という作品は、漫画作品として、見事に最終回を迎えた――と。

 たとえ実際のところはどうあれ、このピリオド編をもって、見事に作品として完結できたと断言できると思います。追加分スペシャルが2回も描けたという、普通の漫画にはない恵まれた機会があったとはいえ、ここまで確りと最終回が描かれた作品はなかなか無いのではないでしょうか。かえって、連載がダラダラ続いてしまったような作品のほうが、ここまで綺麗に終わらせるのが難しくなるわけで、それを考えると、武装錬金本誌連載分の、いかにも打ち切り的な切られ方さえ、この最終回を迎える為に都合が良かった――とさえ言えるかも知れません。……いや、そりゃあ本当のところ、無念はでかかったろうけれど。しかしそれでも、終わりがしっかりと描けた作品というのは、作品として素晴らしいことだと思います。実に良かった。

 とりあえず、ファイナル・ピリオドの両編を通して輝いていたのは、やはり斗貴子さんとパピヨン。この作品に決して欠かせぬ、主人公を囲む二つのベクトルが、最後までしっかりと輝きつづけられた事。まさに、武装錬金は武装錬金として終わりを迎えられたということの証ではないかと。カズキはもちろん、見事に主役を果たしきりましたし、脇役キャラでいえば、剛太が確実にMVP。少年漫画の脇役として、俺内部でダイのポップに迫る存在となりそうです。

 まあ、なにはともあれ、斗貴子さんのデレ完了形と、パピヨンの英姿。武装錬金が好きだった人でいまだ見ていないという人は、本屋さんに急ぐべし。

Fate人気投票第二回開催決定!(TYPE-MOON)

 投票に興味のある方もない方も、とりあえずプレイ済みの人はキャラノミネートを眺めて楽しむべし(お正月の過ごし方がテーマ)。さて、今回は悩むなあ……ホロウで俺内部でもわりと順位変動が。イリヤ&タイガーの背中に迫るセラリズ鐘あたりのホロウで株価急上昇関連の方々が。これから悩もう。

『キミキス』隠しキャラの情報がリークされた公算が大になったぞ……!(アストラルサイド)

 問題は、攻略キャラであるかどうかという点ですが……。TLSシリーズお約束の、情報サポートキャラとしては、先生がその役を務めるという雰囲気がありますし、これはやはり、攻略可能ヒロインである公算が高いと俺はみました。
 で、彼女がどのような存在であるか。主人公より年下であることは間違いなく、恐らくはうどんたんと同学年。そして、主人公の寝室に侵入が可能という立場であること。……この二つの符号が意味するものは……何らかの形での、妹的存在? それも、俺の見るところ……攻略可能な妹……?

 まあ今はいずれにせよ、想像という名の翼を羽ばたかせるのみ。いずれわかる――と、自分に言い聞かせる事に致します。そう、発売さえすれば……(その後、日々思い出さないように苦心している飢餓感が再発し苦しむ)

アメリカ人による実写FFムービーwwwwwwwww

あずささん壁紙(ジェノサイドキッス)

2006.1.16.mon

――後日追記。(個人的メモはこちら

 改めて皆殺し編を思い返してみて、いくつかの場面を再プレイすることによって、下で書いたような印象がずいぶん変わりました。下の感想はまさにプレイ直後のものだったので、わりと冷静さを欠いてますね。今改めて省みると、彼女のことや行いにも、それなりに納得できるようになりました。まあそれでも、あの服装とか、安直な悪役ぽさなどについてはちょっと気になるところはあるのですが。
 具体的には、最初のTIPS「*代子へ」の内容を、プレイ直後はすっかり忘れていたんですよね。これの意味を考えると、彼女の心はいくらかつかめるようになりました。そしてそれ以上に、想像の余地が膨らんだというか。
 まあいずれにせよ、彼女のことについては、次回でしっかりと語られるのは間違いないかと。やっぱ感想というのは、じっくり読み込んでから書くべきだなあと痛感いたしました。

 そのついでに、この皆殺し編までの中で、まだきちんと解明されていない部分をまとめてメモしてみました。個人的推論も添えてますが、たぶんツッコミどころが満載です。ともあれ、興味のある方はご覧下さい。当然、ネタバレの極みですので要注意。

『ひぐらしのなく頃に 皆殺し編』プレイ終了(ネタバレあり注意!)

 大変面白かったです――が、個人的には納得できない。悪役の設定がちゃち過ぎることに。

 展開そのものには文句無しの興奮が、隠し設定の多くにも満足のいく驚嘆がありましたが、しかし、そんな極上の作品を彩る最後の部分で、分かりやすい純粋悪がいたという点と、その心理描写があまりにもチープだった点が、他の部分とどうにも食い合っていないという感じ。
 作中での言葉を借りるなら、ルールXと、ルールZに関わる部分には、非の打ち所のない称賛を送りたいところですが、ルールYの部分が、どうにも納得できかねるのです。推理トリックとかそういう部分は抜きに、「人間の心」をこのうえなく見事に描いた「ひぐらし」という作品を心から楽しんだ、一読者の心情的には。

 まあ、まだ彼女”に関して全てが語られたわけではないので、最後の雛囃し編を読むまで最終的な印象を下すことはできないわけですが、しかしまあ、彼女が今回見せた、あのあまりにもベタな悪役ぶりときたら……。服装については、まあ、ひぐらしのお約束として仕方ないとしても、彼女の心理と、そこから発せられる台詞の全てが、なんか軽々しすぎて、肩透かしを食らったという印象が拭えません。
 まだ、彼女の全てが語られてないとしても(雛囃し編で色々な印象を覆すというテクニックである可能性もありますし)、少なくとも、『皆殺し編』でのラストの演出として、彼女にああいう分かりやすすぎる悪役の印象を与える意図があったことは明白ですし、そしてその意図には激しく納得ができない。
 別に、あの人が悪役だったということ自体には文句はないんですよ。だいたい、登場人物の中で、具体的に悪役らしき立ち位置に居られるのは、おそらく彼女だけですし、その点は納得できます。ただ、あそこまでベタだと……。

 正しい事。人として美しい行いは、少しぐらいベタベタでもいいんですよ。むしろ、変にごまかさず、正々堂々と分かりやすい形で示した方がいい。その点、ひぐらしのそれは、いくらか青臭くとも、読み手側の感情的には満点に近いです。いわゆる、XとZに関わる部分と、その解。その点こそが、ひぐらし解編の最大の魅力です。見ていて、はらはらしつつ心から興奮できる点。感情移入できる点。

 ……しかし、悪の方は、そういうわけにはいかないんですよ。……断っておきますが、作品の中の一個人のキャラとして、純粋悪な奴がいる分ぐらいなら問題ないんです。たとえば、北条鉄平みたいなのは。
 しかし、悪の大ボスとしてそういう存在がいては、作品があまりにも単純で味わい深くないものになってしまう。もっと分かりやすい娯楽作品でならアリですけれど(古き良きヒーロー作品などなら)、これだけ人の心を深く描いた『ひぐらし』という作品で、それをやっちゃいかんだろうと。
 実際には、彼女はもっと深い部分を持っているのかもしれないけれど、そういう覆しが用意されているとあえて仮定した場合においてもなお、皆殺し編での彼女の描写はいかんと思う。設定そのものはまあアリとしても、あの心理描写は、ひぐらしでやって欲しくなかったちゃちな演出だった。
 「正しい方向」のことについては、厨房設定でもいいんですよ。なぜなら、それは誰もが共感できて、大切にしたいと思える部分だから。しかし、悪役がベタなのはダメです。仮に、あとで覆す等といった演出上の話だけだったとしてもよろしくない。その点が、非常に残念でした。

 誤解のなきように付け加えておきますが、「東京」や病原体などの設定については、特に気にならず、素直にハラハラドキドキで受け入れられました。ただ、ちょっと自衛隊の人々の描写が軽軽しすぎるかなぁ。もっとも、その問題も、彼らを率先しているのがあの人だという部分に全て起因していると思いますが。ああもう。
 彼女に関して、もうちょっと気の利いた設定を用意してくれれば(もしくは、そういう部分が彼女にあることをいくらか嗅ぎ取れるような描写を混ぜておくか)、もっと素直に「惨劇を楽しめ」たのだろうけれどもなあ。これでは楽しめない。彼女には、愛があり、陵辱もあるけど――悲しみがない。これでは哭けない。真の悪役にこそ、悲しみを用意しなければならないのになあ。その極めて分かりやすい例こそが、目明し編での詩音ではないですか(彼女はあくまで犠牲者とはいえ)。



 ……とまあ、長々と苦言を続けましたが、この一点だけは、個人的にどうしても残念と思えて仕方がない点だったので。その部分だけで、俺個人の内部において、ひぐらし全体に大幅にケチはつきましたが、しかしそれを差し引いてもなお、今回も大興奮しつつ楽しめる話でした。
 前半部分の、いわゆるルールX総解決に至るまでの部分なんて、今まで繰り返してきた悲劇のことを思いながら読むと、涙なしには読めませんでした。ルールZ、いわゆる「祟り」の部分についても、Yに関わる部分以外については見事に「解呪」されましたし。ヒーロー圭一、ここにありという感じでした。大興奮。6の目が出つづける必然というのは、確かに存在しているんですよね。
 羽生関係も、多いに驚嘆しつつ、今まで受けてきた足跡の印象について、ひどく罪悪感を覚えたり。ひぐらしで多用される、こういう「覆し」は、どれも本当に素晴らしいよなあ。

 まあ、ほぼ完全に解明編ということで、細やかな感想はキリがないのでこのへんで。感動と驚嘆の一言のみで(もちろん、最初に主張した部分を除いての話ですが)。

 ……で、これは余談なのですが。
 書籍で、ひぐらしの私的捜査ファイルってあったじゃないですか。以前、日記にも書いたかもしれませんが、俺、その本の、最後の方にある、文章の大半が塗りつぶされた二枚(ルーズリーフと、発砲跡に関する報告書)を読んだとき、ものすごく怖気というか、怖いと感じたんですよ。もちろんその時点で、あの場で大災害が引き起こされていただなんてことを推理できたわけではないんですが、しかしそれでも、あの紙に、なにかとてつもなく酷い何かを感じてました。何故か。正直、「目」とか「うけけけけ」以上に怖かったぐらいです。……その感覚が、まさに的中していたということにビックリ。……嬉しいわけではないですが。

 なにはともあれ、ひぐらしも残り一作。「人生とは知ること」というのはフーシェの言葉ですが、俺たちもようやく、祟りの惨劇を知りました。その真相も知りました。――あとは、結末を知るのみ。その日が来る事を待ちわびます。

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