2003年8月後半のお兄ちゃん大好き日記

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8月31日(日) 

 うーむむむむ、俺が期待していたモノとは、ちょっぴり違ってる所があるんだよなあ>『家飛!』

 俺が家飛という作品に何を求めていたかというと、こういうジャンルがきちんと定義されてるかどうかはよく分からないのですが、いわゆる「お茶の間SF」とでも言うべき、荒唐無稽なんだけどマターリとした「場」が存分に楽しめる類のモノを期待していたわけで。
 しかし、この『家飛!』は、これもまたいわゆる定番ジャンルのひとつである、「脱出モノ」なのです。
 まあ、そりゃそうなのです。タイトルどおり、家が飛ぶというシチュエーションが用意されている以上、そのような異常状況からの脱出こそが話の中核になることは間違いないわけで。

 ただ、個人的な意見を言わせてもらえば、「脱出モノ」ってのは、よっぽど巧妙な作りこみをしない限り、話のスケールが小さくしてしまい、ダイナミックな面白さを損ねてしまうことがあるように思えます。もちろん、作品の魅せ方にもよるのですが(こういう脱出モノの作品は、映画に多いです。ジャンル的に向いているのかも)。あまりその「脱出」にこだわりすぎると、せっかくその荒唐無稽な設定により生じている、「場」そのものの面白さがスポイルされてしまうのです。この『家飛!』には、そういう傾向がけっこう見られます。今のところ、おとねちんシナリオを終えただけですが。

 俺が求めていたのは、一言で言えば「お茶の間SF」的な「場」の面白さであり――実際のところ、そのお茶の間SF的な面白さは、かなりあるのです。
 そのあたりは、かなりステキと言ってもいいほどのものがありました。とにかく、おとねちん、暴れる(二丁拳銃なので)。主人公、凹む(包茎なので)。千代、暴走する(侍なので)。葵妃さん、場を沈静させるかに見えて結果的に脅威を与える(自衛官なので)。みちる、和ませる(無能なので)。美空、居ない(おぱんつヒロインなのに!)。まあともかく、このあたりの掛け合いは、俺が求めていたもの――すなわち「お茶の間SF」的な場の面白さであり、これらの場面場面だけを取ってみれば、十分以上に面白いのです。想像どおりと言ってよいでしょう。一言でいうと、美味。

 ただ、その面白さが――いわゆる「脱出モノ」の型に無理矢理入れられてしまっているせいか、どうにも消化不良を起こしているような気がします。この『家飛!』の構成要素は、どれも荒唐無稽なうえ、あまり整然としたものが描かれてはいないのです。ただし、そのこと自体は悪いというわけではありません。要するに、結果的に面白さを出せればよいのですから。雑な設定が、かならずしも面白さを損ねるわけではなく、場合によってはむしろその雑さが面白さになることすらあるのです。
 が――しかし、それが「脱出モノ」の型にハマったストーリーとなると、それは障害になります。そのためか、この『家飛!』をプレイしていると、俺としては本来別に大して気にしたくないはずの、大味さが垣間見える部分が、やたらと気になってしまうことがままありました。本当なら、「実は盲目だったけれど、以前見えないブーメランで死んだことがある男塾の月光」的なノリで楽しみたいはずだったのが、それが出来ない部分がいくつもありました。特に話の中盤からクライマックスにかけて。とりわけ、話の終わらせ方がよろしくない。キャラ同士で紡がれる場面そのものとしては面白いものを書けているのですが、もうちょっと基本的な、キャラがおかれた状況的な部分から生じる展開が、どうにもしっくり来ない。キャラが放つ面白さが、プロットとの食い合わせの悪さで損ねられている……とでも言ったら良いのか。ともかく、面白かったはずなのに、プレイ後、「面白かった!」と言えないような気分が残りました。

 あと、エンディングが……って、これって密かにエンディングじゃないとか? だとしたら今日の日記は単なる先走りの無駄テキストなのですが。むー。しかし、「脱出モノ」的な状況と、「お茶の間SF」の面白さってのは、必ずしも矛盾はしないはずなのに。 要するに、ボリューム不足なのかも知れませぬ。

8月30日(土) ↓「ディスク」になってました。大反省。

むっふぅ!
『姉、ちゃんとしようよっ!』ファンブック発売決定!

注!
昨夜の時点では、「ファンディスク」という表記になってました。誤報です。誤りです。過ちです!先走りです! すいませんごめんなさい俺の欲望がそのまんま言葉になってました大猛省のうえ釘を打たれてきます「釘ってすばらしい!」もはやその領域にまで)
 うむう! もちろん出ると思っておりましたが、確定情報ということにて、やはり嬉しく候。この後、ファンディスク→他メディア進出という黄金パターンを歩むもよし、あるいは、『The・ガッツ』シリーズのような、手を変え品を変えた定番シリーズものとして年一ほどのペースで発売してくれるもよし。以前にも書いた気がするけれど、本当は定番のシリーズもののようになってくれれば嬉しいな、などと俺は思っています。ヘタに完結していない形の世界なだけに、そういう定番にはしやすそうという気もしますし。
 たとえば『私立姉しょ学園』。新入生の空也は、上級生のお姉様たちと姉弟の契りを結ぶとか。そのまんまのアレですが、それ系のパロディも比較的許されそうな空気があります。続編というよりはファンディスク的な内容ですが、まあいずれにせよ姉しょキャラをうまく活用できるのであれば、結局はそれでよいのですが。


 今日も引き続き家飛中なので、ニュースなどは簡単に。家飛はというと、まだまだ中途半端な進行具合ですが、おとねちんの罵倒センスはやはり俺の見込んだ通り。なじられるという行為がこれほど心地よいとは。

石仮面装着inアステカ遺跡

シスプリ!?

8月29日(金) 

 だいたい予定通りに色々と購入。

『家飛 -カットビ!-』(TerraLuna)
『私立アキハバラ学園』(フロントウイング)
ドラマCD『秋桜の空に外伝 〜秋桜の海に〜』
『よつばと!』
『ぱにぽに 4巻』

 やはりよつばとは面白い。雑誌でさっと流したときよりも、単行本でじっくり読むほうがずっとよく分かります。個人的には、やはり次女の風香が。太い眉毛、すなわちふとまゆキャラ。(←YU-SHOWさんが持つ、77の萌え属性のひとつ) 基本的にエロくないんだけど、ふとした瞬間に、奇妙なまでにエロさを感じさせるジーンズ姿(トイレのドアを開けようとしているところとか)がさらに深みを与えております。
 エロくないくせに、エロを表現できるジーンズ姿(デニム生地のスカートというのも比較的近い属性を持つ)が映える、ふとまゆ娘。

 ぱにぽに4巻。エロの極み。氷川へきる氏の描く女の子のふとももはもう、「聖(セント)むちむちFUTOMOMO学園」の称号を与えたくなるくらいに美しげなむちむちぶりでして、すなわち、「女の子のむちむちのふとももに挟まれて窒息死したい」という願望を密かに隠し持つ俺としては、全体的に欲情しまくりなのですが、しかし実際のところは別にさほどむちむちしているわけもないベッキーやメディアさんにこそ中心的にハァハァしており、すなわち俺という人間がとりたてて志のない無節操な歓び方をしていることが明らかになりましたが、まあ欲情ポイントはとりあえず置いておくとして、相変わらずの、ついてこれない人をほおり捨てるかのような鋭角的なキレ味に大満足。
 しかし、せっかく立った「膝まくらフラグ」が無為になってしまったことに対しては、もったいないおばけでも出るのではないかと内心おだやかではいられませんでした。(←YU-SHOWさんがなにやら恨みごとのようなつぶやきを漏らしながら、降霊術の準備にとりかかっております)


 今日はこれから査収物をそれぞれ堪能するので、ニュース紹介はシンプルに。

キャッツカードにもツッコミを入れたいところではありますが、それ以前にそのケツはもはや視覚的に犯罪的ですお兄ちゃん。

ニトロプラスの大人気作『斬魔大聖デモンベイン』ビジュアルファンブック発売

〜 アソパソマソの日記のガイドライン 〜

ちょっと通りますよのガイドライン / ´_ゝ`)すいません、通りますよ

素敵ネコ

8月27日(水) 

 今日はちと体調不良なので更新は控えめに。

 今週の金曜日には、『家飛 -カットビ!-』(TerraLuna)『私立アキハバラ学園』(フロントウイング)を購入する予定。それらに加え、ドラマCD『秋桜の空に外伝 〜秋桜の海に〜』も買うし、できればわりと評判の良い『三國志IX』のwithパワーアップキット版にも手を出したいところ。

 ……といっても、お金はまあともかく、時間がそんなに取れるわけないのですが。7〜8月の作品で手を出していないものもあるし、TLSSやディスガイアも密かにプレイしたい衝動に駆られているし、そもそも積み書やBBSやメールなどで勧められた作品もどんどん読んでいきたいわけで。
 うーむ、読みたい欲やプレイしたい欲に、気力や体がおっつきません。きゅう。いかんなあ、娯「楽」の為に「苦」を得るようでは、本末転倒でありまするる。心身ともに健やかに「楽」を得たいと思う今日この頃。

8月26日(火) 

 今日は先日のアレを確かめるベく、CoCo壱番屋に昼食を取りに行ったのですが、店内でかかっていたのは、あいにくというかやはりというか、ごく普通の有線放送らしき音楽だけでした。むむむ、店によるのか、時間帯が問題なのか……。

 仕方ないので、注文したトマトチキンカレーを食しつつ、席に添えてあったパンフレットに載っていた漫画『がんばれ!ココエちゃん』の、ココエちゃんの台詞を海原エレナさん声で脳内再生して読んだりしていたところ、なにげに満足感が。「おそうじですか? やります、わたしっ」(cv.海原エレナ) 丸顔でみつあみの、元気な新人アルバイトさん(cv.海原エレナ)。うん、これだけで俺はもう満足です。(←YU-SHOWさんはどこまでも脳内野郎です)


『姉、ちゃんとしようよっ!』の舞台を追い、鎌倉へ。「姉しよツアー」
 おおう、これはもう本当にそのまんまですな。商店街とか駅前とか。俺もいつか鎌倉へ旅行などで赴いた際には、巡礼して廻ろうかと。
 ちなみにこちらのサイト(トップページはこちらから)は、姉しょのファンサイトとのことなので、今後の展開も期待される姉しょを盛り上げるべく、がんばって更新しつづけて欲しいところであります。一姉しょ好きとして大応援。


ジンガイマキョウさん、(モーラのドレスは)実はフリッツのお古」バージョンにも着手。
 ぴちぱつ! これを着ている姿も凄いのですが、それ以上にこの泰然とした表情が……なんと涼しげな男っぷり。何かを諦めたかのようなモーラのツッコミ具合がまた素敵。

 ちなみにこちらジンガイマキョウさんは、ニトロファンならばすでに知っている人も多いでしょうが、デモンベインを中心としたニトロ系のショートストーリーやイラストを公開されているので、デモベプレイ済みで未見の人は是非とも目を通しておくべし。むしろ必見といってすら良い。カリグラータ。

8月25日(月) 

『めぐり、ひとひら』(キャラメルBOX)体験版公開中。
 これからプレイするので、今日の更新は短く。かなりボリュームのある体験版とのことですし。
 ちなみに、以前紹介した覚えもありますが、こちらのムービーがちょっとお気に入り。特に曲がイイ感じ。


DQのギャルゲーを本気で作る会『18OVER DORAGON QUEST』、WEB体験版を公開中。
 おお、知らないうちに、かなり製作が進行していたのですな。この手の企画は大抵が空中分解してしまうものなのですが。素晴らしい。
 ギャルゲー的な基本を押さえつつも、あちこちまさにドラクエ的な空気を漂わしているのが、むず痒いながらも良い感じ。寝ている奴にザメハとか、その手の専門用語全開の言い回しって、普通に言われるとちょっと辛いものがあるのですが、このドラクエ的な空気をうまく保っている世界ならば、十分許容できます。
 ともかく、無事に完成しますように。


ドラマCD『秋桜の空に外伝 〜秋桜の海に〜』音声CM Part2公開
 夏コミで先行発売されているので、すでに聞いている人も多いことでしょうが、とりあえず我々は、今月29日の発売日を待ちわびることにしましょう。ごきげんようごきげんよう。

8月24日(日) 

 さあみんな! CoCo壱番屋へ行ってキュンキュンしよう!(挨拶)
 なぜ唐突にCoCo壱番屋なのかと言いますと、未確認情報ですが、店内で放送されているという新メニュー紹介のプログラムを、我々にとってなじみの深いあのお方が担当されているようなのです。俺もこちらの録音ファイルをじっくり聞いてみたのですが、うん、これは多分そうなんじゃないかな……と。

 これがもしその通りだったとしたら、エレナさん属性持ちの人は、別にご馳走というわけではないCoCoのカレーを、至高のメニューとして食することすらできるわけです。
 たとえば、『パティシェなにゃんこ』の冬華とか、俺にとってはもはや改めて言うまでもない某妹キャラとかでハァハァしている人などは、どちらも料理に関わっているキャラなだけに(特に後者)、脳内妄想の展開はこの上ないほどに容易――! しかしまさか、CoCo壱のカレーで二次元を突破できる日が来ようとは。

 報告を読むとどうも、必ずしも聞けるとは限らないようなのですが、気になる方はちょっと足を向けてみてはいかがでしょうか。俺も明日あたり、久しぶりに食べに行こうかと。……それにしても、これに気づいて録音した人は偉い。超偉い。さすが。


モーラが着ている純白のドレスは、実はフリッツのお手製。(ジンガイマキョウさん22日)
 フリッツ、おお、フリッツ――!(←アキレス腱を喰われても立ち向かう達人を見る本部以蔵のような表情を浮かべて)
 それにしても、その翌日分に載っている海賊服のエロ素敵なアルを差し置いてこちらを紹介する俺自身もかなりアレかも。


キツヴィネ全5種、コンプリート完了!変人窟より)
 YU-SHOWさんの密かなツボとして、《狐っ子属性》というのがありまして、そのへんは主に、俺の琥珀さんハァハァぶりを見ればどういう類のものかは理解していただけことでしょうが、どちらかというと琥珀さんは狐娘のバリエーション的存在なので、むしろ、かなり昔の作品ですが、『Oh!きつねさま』というゲームにこそ起源があるわけで。
 すなわち、年季の入った狐属性を持つ俺がこちらを回避できるかと言うと全力で無理。


フリーソフトSRG『戦国史』対応シナリオ、「雁屋の王国」sawadaspecial.comより)
 雁屋漫画のキャラが勢ぞろいで、全国を舞台にした戦国シミュレーションにて戦うという、物凄いシナリオ。戦国史の本体はこちら
 ちょっとプレイしてみたところ、柿崎の能力がオール10て。いや、原作の能力を忠実に再現すると、それ以外にないのだけれど。

8月23日(土) 

 今日、半ば物置となっている隣の部屋の掃除・片付けに着手しようとしたところ、古い録画ビデオの山を発見したので、一日中それを鑑賞していました。どれもこれも、すげえ懐かしい。ここ十年をタイムスリップしたかのような感覚でした。

 なにより初めに見入ったのが、当時の俺の愛と情熱の集大成ともいうべき、セーラームーン全シリーズのセーラーマーキュリー活躍回を特別編纂したもの。全ての主役回を録画しているわけではないですが、俺的に重要なものは全て網羅。スクール水着姿で窓ガラスにオパーイを押し付けられて喘ぐ回や、突如精神世界に突入し、大自然の中で全裸をご披露してくれる回などは、当時はいったい何回観返したことか。
 そういう、中高生時代に強く思い入れた作品というものは往々にして、成人した後などに改めて触れてみると、存外にチープに感じられたり、ことによっては痛かったりするものです。このセーラーマーキュリー偏愛テープも、今の俺が見てみたら、ひょっとして痛いだけなのではと、少々不安だったのですが……全然大丈夫でした。当時感じた情熱はそのままに、懐かしさが相まって、むしろ当時よりもディープな感情が。うん、全く衰えておりません。俺は、2X歳になった今でもなお、セーラーマーキュリーこと水野亜美がリアル初恋の相手だったと、全世界に向かって告白できるようです。思えば、俺が生まれて初めてエロ同人誌を買ったのだって――

 そのテープで、自分でもちょっと凄いと自慢できるのが、あの懐かしの『はなきんデータランド』の、年に一度のアニメ特集が収録されていること。なんでそんな物凄いものが入っているかというと、声優ベストテンのコーナーで、久川綾の生映像が見られたためです。声優の生映像です。生映像。当時の、なかなかその手の情報に触れられない身としては、これはもはや値千金ともいうべき貴重な放送だったわけです。ましてや、「水でもかぶって、反省しなさい!」って決め台詞まで言ってくれて! 今でも全く無いというわけではありませんが、まだまだ全くスレていない純真無垢なオタ少年であった俺は、例によって自分の萌えキャラの声優を神格視する傾向があり、見ていて「痛い」などという感情が生まれるはずもありませんでした。ただひたすらに感動。そして興奮。なにせ、今見てすら単純に嬉しいのだから。
 ちなみにその声優ベストテン、他にも緑川光や林原めぐみといった面々のリアル映像も見られるので(それも全盛期の)、資料的価値も高いと思います。ちなみに、幽々白書とかスラムダンクとかがリアルタイム放送していた頃です。スタジオの観客席を見ると、それはもう大変なことになっています。明らかに一歩も二歩も引いている鈴木蘭々が印象的でした。

 続いて、『魔法騎士レイアース』、『愛天使伝説ウェディングピーチ』などを鑑賞。この辺も実は、自分のお気に入りの回だけを集めた総集編が残っており、当時の自分はある意味ちょっと凄いヤツだったのでは、と我ながら思いました。
 で、レイアース。「高いな、すごいな!」「男の人って、おっきい胸が好きなのかな……」しっかりと押さえてありました。ウェピの方は、数回分しか残ってませんでしたが、「ミルクで乾杯!」の決め台詞が残っていたので満足。しかしやはり、FURILの面々(氷上恭子、宮村優子、野上ゆかな)は良い。これとハミングバードと横山智佐で、俺の思春期時代が占められていた感すらあります。横山智佐は『天地無用!』の「恋愛の才能」が非常に好きで、アルバムすら買ってしまったほど。いや、ジャンプ放送局の頃からファンでしたとかその手のアレではあるのですが……って、ダッチワイフなんて言ってる奴は誰だ。俺だ。
 ということで(どういうわけだ)、TV版の天地もちょっと鑑賞。基本的に天地無用は、OVAの「お祭り前夜の夜!」以降はそれほど思い入れがないのですが、しかしTV版の、3週連の特別編「天地開闢時空道行」の回は非常に面白かったり。あうあー、場末酒場で働く清音さんがー!

 さらに、『X-MEN』、『ミュータントタートルズ』、『ビーストウォーズ』といった、海外の吹き替え作品もいくつか試聴。やっぱ味があります。この手の作品って、海外モノなだけに作りは非常にダサいのですが、その分、吹き替えを行う声優の技量が如実に表れるので、非常に面白いものになる場合も多いです。この3作など特に。若本規夫のMr.シニスターとかもう最高。「サワキちゃ〜〜ん!」「うるさいタコ!」このへんもステキすぎ。ビーストウォーズに関してはもはや改めて言うまでもなく。強いて言うならば、「うるさいよ」。子安最高。

 他にも、ナデシコとかリヴァイアスとか色々と見たのですが、やはり最後は『ミスター味っ子』で決め。TVアニメとして、これ以上面白いシリーズを、俺は未だに『Gガンダム』以外知りません。いや、俺が今川スキーなだけかも知れませんが。味仙人トーナメントから、味将軍七包丁との戦いあたりが特に素晴らしい。口に未だと書いて味と読む、すなわち味頭巾! ステキなのにも程がある。……ところで、何かの雑誌に読みきりで載っていた『ミスター味っ子2』ですが、あれは止めておいたほうがいいと思う。過去の名作の続編漫画は、かつてのあのキャラが――という点の魅力にこそ続編の意味があるわけですが、やはり2のあれではちょっと面白さに欠ける気が。キン肉マン2世のサンシャインの足元にも及ばない。残念ながら。


 ……とまあ、そのような感じで、一日中ビデオ鑑賞していたわけですが、全部書こうとするとキリがなさすぎるんで、このあたりで発掘を止めることにします。部屋は全然散らかったままというオチもついたことで。

8月22日(金) 


 「逃げられないぞ 戻って来い」

 「君も逃げ道はないんだ」

 「そうとも 二人とも同じ運命だ」


 ……ということで、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱』を借りてきました(ビデオ版のほう)。観ました。――そして、今日はもう死んでもいい。

 絶頂! 絶頂とは、まさにこのことか――!
 ジェット・リー vs ドニー・イェン。なるほど、『ブレイド2』でその出番の少なさに愕然とし、『HERO』でほんのりと物足りなさ(質はともかく量)を感じた人の気持ちが、改めて理解させられました。

 否々、ただ単純なアクションだけの問題ではないのです。そう、それは、ラストの対決に至るまでの経緯。まさに「舞台は整った」と言わざるを得ない、そんな有無を言わさず血を滾らせる決定的な流れ。戦わなければならない理由がある。それこそが、死闘をもっとも鮮やかに彩るわけで――しかも彩るのが、ただ単独ですら極まった最高レベルの戦闘であるに至っては!

 ジェット演じる、医者にして達人、実在した伝説的拳法家、ウォン・フェイフォン。ドニー演じる、国家の秩序のためなら全てを厭わぬ峻厳な男、ラン提督。この二人が、外国人の排斥を目論む白蓮教や、国家の革命を目指す孫文らが活躍する清朝末期の広州を舞台に、出遭い、それぞれに守るものの為に動き、語り、戦い――そして、対峙する。
 そう、真に熱き戦いとは、ここまで舞台が整っていてこそ真に魅力が発揮されるものであり、そしてその最高の舞台に、最高の戦いが待ち受けてるとあっては、もはやその先を語るための言葉すら失わざるを得ません。それゆえの絶頂の一言。
 もちろんその前の、白蓮教団との戦いも、非常に見応えのある極めてハイレベルなものなのですが、それすらも幾許か霞んでしまうほど。あの対決の後、ラストに流れる主題歌を耳にすると、なにやら熱く、押さえられないものが、心の奥底から沸き出てきます。

 兎にも角にも、一度は必ず観ておくべき作品。二度三度観ておくべきと言いたい気分ですらあり。


トーナメント優勝者最萌トーナメント、本選開始。
 予選を勝ち抜いてきた面々に目を通すと、比較的萌え系キャラが多く、それなりに秩序めいてきた感もありますが、しかし本日行われている一回戦は、アザトース様とドイツ連邦共和国が火花を散らすと言う、文字通り混沌という他ない大一番。熱く激しくチェキすべし。


LOGIC&MATRIXさんで、『騎乗位の天使 長瀬愛物語』レビュー開始。
 ちなみに駅弁の天使は誰かと考えると、昔『駅弁』というエロゲーに技術指導で特別参加していたチョコボール向井あたりがそうかも。駅弁天使。

8月21日(木) 

要するに、エヴァのキャラを使ったガンパレができるという理解でよろしいか。
 改めて思い出すと、確かにガンパレの世界って、エヴァに通じる部分が多いような気もします。ガンパレが出た当時は結構そのへんの論議が盛り上がっていたような記憶もありますが、まあその辺はともかく、エヴァ世界がガンパレシステムと親和性が高そうなのは確かではないかと。……いや別に、本当にガンパレっぽいシステムとして出てくるのかどうかはまだ定かではないわけですが。いずれにせよ、気にはなります。

真鏡名ミナのコスプレをした、『げんしけん』の大野さん(真・聖堂☆本舗)
 確かに大野さんには、惹かれないと言ってしまったらあからさまに嘘なのですが、しかし彼女はアメリカ帰りなので、すなわち非処女確定。誰が確定させたかというと俺が勝手に。誰が認めなくても俺が一人だけそう信じます。信じる思いはすなわち力。

 しかし、数年ぶりの友人に、この「大野さん非処女説」を話したところ、非常に納得されてしまい、俺の思考が飛びすぎているわけではないのだと、心強く思えるようになりました。ほら、おジャ魔女世界が現実とリアルタイムで推移しているとすれば、ももこの処女は風前の灯火であるよ!(←げんしけんと何の関係もありません)
 ちなみに大野さんの初体験の相手は、それこそ彼女の嗜好にあったデギン公似のスキンヘッド親父と見せかけて、単に趣味の合う同年代アメリカ人学生あたりではないかと推測。その後うまく行かずあっさり別れて、やはりオタ同士のカップルは難しいのだということを実体験として知った大野さんは、よりディープかつストイックな方向へと自らのオタ趣味を高じさせていくのでありました。以上、俺推論。

 ちなみに俺はどういうわけか、自治会副委員長の北川さんに一際強い劣情を覚えてしまうのですが、しかし果たして俺は、この人のどこが気に入ったのでしょう。思い当たるところをよーく考え直してみて……って、水虫だ! いや、間違いない、水虫関連の部分があるからこそ俺は! どうやら俺の制的嗜好が、微妙にマニアックさを帯びているということは間違いない模様です。昨日の生えかけ腋毛しかり。いや、厳密に言うと、水虫や腋毛そのものに興奮しているというよりは、それによってもたらされる恥じらいetcといったシチュエーションにこそ真の価値があるわけですが、その辺を語るとくどいだけなので割愛。オタなら言わなくても分かるはず。オタ以外には分かるはずもなく。


『三国志曹操伝』がベスト版で出ていたのですなあ。ペス狩りより)
 それこそ、ペス狩りさんと同じ紹介になってしまいますが(というか、以前知ったのもペス狩りさんところだったはず)、三国志曹操伝には非常にステキな紹介ページがあり、それは今、消えてしまっているそうなのですが、その素晴らしさの鱗片はこちらの紹介サイトで知ることができるので是非見ておくべし。しかし凄い……おかしすぎる、何もかも。探してこよう。買う。

8月20日(水) 

 雪村に対し、足が臭い、陰毛が濃いに加え、あえて他に望むとすれば、処理した跡から再び生えてくる寸前の、黒いブツブツ状態の腋毛。剛毛の人が毛抜きで処理すると、だいたいそんな感じになるので。そして毛深い人は大抵は剛毛。すなわち雪村の腋の下は、しばしばヤバいことになっているはず。そこをゲッツ。何をゲッツするのかは不明。永遠に。
 ……いや、別に、たとえば腋射したいとか、その手のフェチズムがあるというわけではないのですが。しかし、もしそうだとすれば、これはもう物凄い生々しさですよ? あんな、職人が3ヶ月かけて作ったような精巧なデザインのブラをしているくせに、ちょっと腕を上げてみれば、わきの下が大変なことになってしまっているわけで。きっと百年の愛が芽生えるはず。
 というか、今も別に雪村ハァハァが冷めてるわけは決してないのです。ただ、もうBasi(言っても詮無きことなので以下割愛)


SIMPLE2000シリーズ『THE 友情アドベンチャー 〜炎多留・魂〜』、ムービー公開。最後通牒より)
 男。
 男。男。男。男。
 男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男男――!
 あふれんばかりの――男度! まさに男の「塊」。むせかえるような男臭が漂ってくるかのようです。
 ……しかし、そもそも俺は、男と男の汗臭い友情モノが別に嫌いでもなんでもなく、むしろ好きなのです。ホモ・セックスに抵抗感があるだけで。まあ、せっかくの廉価版なわけですから、皆様も是非、ネタだと思ってプレイしてみては如何でしょう。ホモセックスシーンがないので、安心して人に勧めることができるようになりました。


人間に拡張子を付けて下さいBRAINSTORMより)
 ぅゎぁ、せつないのばかり……。

8月19日(火) 

 いきなり私信で心苦しいのですが、MSNの方に送ってくださったメールを一通、うっかり削除してしまいました。確か、メッセンジャーに登録してくださった方の中で。もしよければ、もう一度送っていただけないでしょうか。どうも申し訳ありませむ。


MMRスレ乗っ取り第2弾「逆転裁判 VS MMR」、flash化
 こうして改めて見ると、やはり恐ろしいほどのネタ的完成度。未見の人でも(というかまだ未見だからこそ)是非プレイしてみるべし。


知る人ぞ知る少年ジャンプの素敵漫画、『アカテン教師梨本小鉄』の紹介サイト
 知ってる人も結構多いでしょうが、ある意味俺にとっての聖典とさえ言える作品だったりします。もうね、濃すぎて。激しすぎて。
 リアルタイムで読んでいた記憶もあり、俺の幼児期における人格形成にかなりの影響を与えたと思います。実際に、天に向かって唾を吐いてみたこともしばし。あと、自動販売機でホットの飲物を買うたびに「文化革命(カルチャーショック)!」とつぶやくちょっとアレなお子様だったりも。
 この作品がおもしろ漫画であることは疑いようも無い事実ですが、しかし、人間の生き様というものを変な意味で教えられたような気もちょっぴりと。あらゆるエピソードが、熱い。ナチュラル・キッドの話しかり、ラッコと呼ばれた少年しかり。
 古本屋とかでまれに見ることがあるので、もし見かけたら即購入をお勧めします。絶対損はしません。

8月18日(月) 

武田弘光氏がHOOKイベント色紙用に描いたエロナズナエロくてそのすごい水着ヤバギリギリな感じがてるしそもそも乳首寸前根元まで根元まで根元までというかそれ以前に乳輪乳輪乳輪/nyu-rin》ガががががががでも一番エロいのはその手つきと表情だと思うこの俺YU-SHOW(2X歳独身)は今年6月にオレポケを買って以来、通算2X回くらいエロいナズナに「ほら、いつもお世話になってるから」 かなえちゃんニュースより)

 この世には、「全裸よりエロい」というシチュエーションがいくつか存在しますが、このエロナズナはその典型といっても良いでしょう。この、小悪魔的な悪魔っぷり。ギリギリセーフなくらいが逆に一番エロさを際立たせてしまうのです。ほら、なにせギリギリなので。見えちゃう、こぼれちゃう!(←ダービー兄との表面張力勝負に負けかけているジョセフ・ジョースターのような表情で)

<エロいナズナ関連リンク>
(ナズナ横乳)完売いた(桐子右乳)しまし(桐子左乳)た。
有り難う御座いま(恵留尻)す。
(←絵の構図を文字で表現してみました)


『明日のナージャ』のローズマリー絵。HLより)
 (昨日の次週予告を見て)えっ、ローズマリー話、次週に続かないの!? あのラストのまま、別の話に移るってのは……凄すぎる。怖すぎる。ちなみに、前回のナージャはこんな感じのお話

   >ローズマリーはじぶんはほんもののプリンセスで、もうすぐおしろから王子さまが
   >むかえにくるといつもいっていました。
   >そしてじつは今でもじぶんはプリンセスだとしんじているのです。

 この幼児向けのひらがな解説ですが、この週だけ、ある種の特別な雰囲気を醸させているような気が……。

8月17日(日) 

 MSNメッセンジャーを導入してみました。アドレスは< yushow_ssd@hotmail.com >です。icqの方は、最近ほとんど使っていなかったりするので、こちらを登録していただけると嬉しかったり。ちょっとメッセンジャーで話してみたい、という人も気軽に登録して頂いて結構ですので。


 色々と漫画を購入。『最強伝説黒沢』、『げんしけん』1、2巻、『ネギま!』2巻。一気に読了。……我ながら、ずいぶんと食い合わせが悪いセットで買ってしまったなあ、としみじみ思いました。いや、どれもこれも面白い作品なんですが、この3つの組み合わせは、相乗効果で人を鬱に誘うというべきか。とりあえず、それぞれご紹介。


『最強伝説黒沢』(ビックコミック連載、福本伸行)
 最高。面白すぎ。カイジとかでも稀にありますが(心美20歳とか)、福本伸行が福本テイストで本格的にギャグを書くと、これほどまでの破壊力になるとは……!
 この圧倒的な心理描写は、まさしく福本漫画。ただそれを、ほんの少し矛先を変えるだけで、こんなおもしろ漫画になってしまうのです。ほら、カイジネタって、いろんな流用がきくじゃないですか。そのノリというか。しかも、ただ面白いんじゃなくて、非常に切ない。言ってることそのものは、カイジ(黙示禄のほう)で語られてるものと全く同じなんですよね。まさに、ハードな心理描写は、最高のギャグと紙一重。福本好きなら絶対に読むべし。


『げんしけん』(アフタヌーン連載、木尾士目)
 ぐあああああああ。(←のた打ち回っている) いや、オタ自虐系ネタってのは卑怯だよ! いや、この上なく面白いけど。しかしなんだろう、この変なまでの生々しさは。異常とかそういうのじゃなくて、いや、一般的視点で観ると異常なんだけれど、オタにとっての当たり前の空気。これはエグい。妹とか言ったら萌えキャラを即座に想像する人を、これ以上苛めてくれないでくれ! わかってるから! 妹好きは夢見がちだから大人になりなさいー、って歌われるまでもないから! 現実はこうだから! ヒイイイィィィ!(←号泣していらっしゃいますが、素直な意味でも面白いです)


『魔法先生ネギま!』(週間少年マガジン連載、赤松健)
 って、この作品を、ウチのサイトを見に来てくれている人にわざわざリンクつきで改めて紹介する必要はほぼないと思っていたりするのですが、しかしこの萌えに極まった作品を、黒沢さんを読んで哀愁感に浸りきり、げんしけんでオタとしての自虐感にむせびかえっているところに、この極北を突きつけられると、なんか物凄く微妙な気分になるのです。居酒屋でなんこつ揚げライスを喰ってる黒沢さんのような心境になるというか。

 ちなみに俺は、例によって主に本屋ちゃんと木乃香にハァハァしていたり。でもわりと満遍なく。(←YU-SHOWさんは結局、黒沢さんと同じように、どん底の心境から抜け出すことはできないようです

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