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12月31日(水) YU-SHOW的2003年 ゲーム編
とりあえず、コンシューマー作品から行ってみましょうか。シスプリ2とPFDに関しては、後でシスプリそのものに関して思いきり語りたいので、そのときに取っておこうかと。
プレイした本数こそ少ないですが、今年のコンシューマーには、結構ハマった作品が多かったです。広い目で見てもわりと豊作だったんじゃないかなあ。
まずは、『真・三國無双3』
、『真・三國無双3 猛将伝』はもう基本中の基本。正直に言うと、このシリーズに関しては、2の猛将伝あたりでとっくにマンネリ感を覚えているのですが、マンネリしているにも関わらず、新作が出るたび猿のようにプレイしつづけてしまう中毒性は、やはりただ事ではありません。
よって、『戦国無双』もかなり楽しみ。舞台が日本になって、システムそのものは同じでも、気分的にはかなり新鮮になるだろうし。お市の方がケン玉で戦うというのは、いくら無双シリーズといえどもやりすぎですが、雑賀孫市はマジでカッコイイ。森蘭丸とか阿国とかも、意外なほどに正統派かつありきたりのキャラ起用というわけではないので、すごくいい感じです。
『真・女神転生III - NOCTURNE』。これにも、猿のようにハマりました。 なによりも特筆すべきは、このシステム。RPGとしては最高クラスの完成度なのではないかと。うっかりしているとわりとよく死ぬくらいにハードなのもいいのですが、何より奥深く、そしてスピーディーなのが素晴らしい。
今年のコンシューマーを語るうえで、決して忘れてならないのが、『True Love Story Summer Days, and yet...』。俺がこのゲームをプレイしているときの発狂ぶりは、いつもご覧頂いている皆様の記憶にも新しいかも知れません。もうね、とにかくエロくてエロくて。
それはともかく、だらだらとプレイし続けられる「終わらない夏」システムは、ギャルゲー的には向いているかもしれないなあ。初代ときメモみたいな、ゲーム的にもシビアさを追求する方向も、それはそれでいいのだけれど。
あと、神風を見ることは結局できずじまい。今年一番の心残りです。
コンシューマーゲームでハマりきった作品だと、このくらいでしょうか。いや、他にプレイしているのがシスプリくらいだったりするのですが。できれば『ディスガイア』や『サモンナイト3』もプレイしておきたかったかも。まあ、来年プレイしても全く問題ないわけですが、気分的に。
続いてエロゲ。ほとんど鉄板しかプレイしておりませぬが、まあそれは毎年のことなので。
まず挙げたいのが、『デモンベイン』と、『CROSS†CHANNNEL』の2大鉄板。ともに評判どおりの大作。奇しくも両方とも来年PS2に移植が行われるので、色々と気になる部分も多いのですが……みなさん大変です。地球皇帝=若本規夫ですよ! 素晴らしすぎ。シリアスな悪役としての部分も、チープな中ボス的醜態を晒す「地球皇帝アウグストゥス!」のシーンも、某ルート最後のアレに関しても、全てにおいてハマりすぎそうです。
……脱線しました。興奮のあまり。ともかく、大作系としてはやはりまず、この2作を個人的には推したいです。
そして、俺が2003年中、最も楽しみ続けてきた作品は、なんといっても『姉、ちゃんとしようよっ!』。ゲームとしてはB級ながらも、姉ゲーとして、そしてドタバタ家庭モノとして、押さえるべきポイントをしっかり押さえている良作です。
続編が出るという点も、ずっと萌えとかのモチベーションを保ち続けられた要因の一つではあるのですが、やはり何よりも、この柊一家というキャラ・舞台設定の妙こそが、最大の魅力であり、このゲームの全てといっても良いでしょう。
あと、姉しょに関しては、公式サイトでの情報展開も非常に上手かった。発売前から、そして発売後に至るまで、ずっと巧みに煽られ続けました。嬉しい限りです。こういうキャラ主体のゲームだからこそできる方法ではありますが、こういう楽しみ方を与えてくれるゲームは、もうとことんまで愛せるというか。
今年のYU-SHOW的に重要なゲームとしては、この『オレンジポケット』を忘れるわけにはいきませんね。いや、オレポケというよりは、この綾瀬ナズナというヒロインについてというべきか。今年一年で、この小憎たらしいむちむち娘に対し、一体俺は何百億匹のワンダフルライフたちを消費したのでしょう。想像するだに恐ろしい。ちくしょう、これからも消費しつづけてやる。ちょうど小説も出ることですし。
もちろんナズナに関してだけでなく、ゲームそのものも、あくまで普通な作品ではありますが、良質な萌えゲーとして強く愛着を持っております。ちんまいや恵留に関しても、なみなみならぬ萌え的な感情を抱いてはいるのでが、ただ俺はオレポケを語るとき、どうしてもナズナを優先してしまうので。
『うちの妹のばあい』。寝取られということで話題になったこの作品ですが、むしろ生粋の義理妹ものとしても非常にいい味を出しており、実用的なエロも含めて、様々な部分で満足することができました。このゲームのバッドはかなり凄いです。
『お姉ちゃんの3乗』。このゲームに関しては、「しまった! やりすぎた!」の一言が、全てを表しているといってもよいでしょう。特殊・エ・ロ! 特殊・エ・ロ!
エロシーンばかりでなく、竹井10日節大全開の日常会話がとにかくやりすぎ。尋常じゃないボーカルの豪華さも、そのやりすぎの一環と言えるでしょう。日向裕羅・鳥井花音・海原エレナのユニットなんて、この後一生耳にすることは叶わなさそうな気がします。そもそも、そのOP曲の歌詞の、「お姉ちゃんが大好きなら、お姉ちゃんは増えてもいいね」という発想も、かなりのやりすぎ風味です。まして、それがゲームのコンセプトですし。とにかく、ひたすら笑わせていただきました。
『朱』、『家飛!』
、『私立アキハバラ学園』に関しては、色々と惜しいところがあり、堪能しきったとは言えないのですが、いずれも好きな作品ではあります。
『朱』は、やはり3章。全体のストーリーとしては、正直かなり酷い部分もあるのですが、こういう局部的なところでは凄く光っているので、どうしても愛着がわいてしまうのです。BGM関係も豪華で、かつマッチしておりました。ゲーム系のサントラとしては、今年一番聞いたものかも。
『家飛!』。……うー、言いたいことを言い出したら正直キリがないので、ここは短く、おとねちんハァハァとだけ。いや、それだけに、思い出すたびに惜しいという気分が……うああああ、もう!
『私立アキハバラ学園』。ジェットとネコミミ。こいつらの輝きこそがこのゲームの全て。いや、これは極端な意見というわけではなく、ヒロインごとのシナリオに入るとどうも、このオタ空間という設定をまるで活かしていない点が目立つので、どうしてもこのゲームに関しては、この特濃ステキな男二人を称えてしまいたくなるわけで。いやしかし、ネコミミの叫びは、我々オタの心をとことん奮わせてくれました。男過ぎ。
『とらかぷっ!』。……いや、なぜ2003年の総括にこのゲームが出すのですか俺。うーうー、2002年中にこれをプレイしなかった自分が呪わしい。とらかぷの発売日って、それ散るやD.C.と被っていたので、自分のそれ散る熱を考えると、仕方なかったとも言えるのですが。
とにかく、
「楽しい!」と、ひたすらに思わされた作品です。アクの強いテキストとかはほとんど用いずとも、ほんわりとした空気に触れているうち、この祭りの雰囲気にどっぷりと浸ることができ、それがこの楽しさに直結しているなあ、と。ともかく、2003年にプレイした作品としては、必ずその名をあげておきたい作品でした。本当は2002年の最後にそう結論づけるべきだったのですが。俺の阿呆。
今年のトリを務めたのは、アリスソフトの『大番長』。相変わらず中毒性の高い面白さです。ラスボス絡みのメインシナリオに、ちょっと不満はありますが、やはり色々な面で、大悪司のときから進化しており、とことん遊び尽くそうという気持ちにさせられます。
あと今回は、キャラクター関係が特に気に入り。世界観としては大悪司の方が好きなので、まあそれぞれに良い面があるということで。ただし、ラストバトルだけは大悪司の圧勝ですけど。あのエデン襲撃のときの興奮が味わえないというのはちょっと痛いなあ。でも大悪司は、やはりヤクザ世界が舞台なので、大番長のようなマターリした仲間内雰囲気は味わえないので、俺としてはやはり大番長の方が好みといえば好みかもです。
とにかく、大番長のサブキャラストーリーはどれも面白いです。尊拳とか無頼の恋愛話は、ほんわりした気分になれました。あと、アバオ亜空がステキすぎ。俺を笑い殺す気か。
こうして、今年のエロゲを振り返ってみると、今年一番堪能したのは、個々のタイトルというよりはむしろ、北都南さんのボイスという気がしてきました。エロゲ声優に興味が湧いてきたのは、ちょうど今年に入ってからなのですが、やはり北都さんは、出ているタイトルも多く、俺的にも美味しいキャラを多数演じておられました。
『家族計画 絆箱』の青葉姉さん(去年の作品だけど、主にプレイしたのは今年)、『うさみみデリバリーズ』のべるの、『姉、ちゃんとしようよっ!』の要芽姉様、『メイプルカラーズ』の葵キャプテン(体験版だけプレイ)、『巫女さんだーいすき!』での「う、うんちー!」(←超重要)、『家飛!』のスカイダイビングファック(超使えました)、『朱』の海原ニムラム、『ドキドキお姉さん』の玲子さん(エロすぎて品性の欠片もないのですが、それが逆に、むしろ可愛く思えてくるという恐ろしさ)、『セイレムの魔女たち』のジュリア、『マブラヴ』の壬姫、『夏少女』の絢水(←以上三作は体験板だけしかプレイしてませんが、いずれも実にハマってました)と、俺がプレイした中だけでも、尋常じゃないほどのキャラを演じておられました。
そして、今年のトリとなる『大番長』においても、ヒロインの一人、姫乃宮華苑を演じておられます。大番長のヒロインの中でも、突出してエロいのですが。ツンデレだし。プレイ内容もマニアックですぞ!(以下反転) 従者の少年を交えた3P、そしておもらしシーンが大量に、まして学校のトイレで羞恥プレイまで! (反転終了) よって、俺は再びワンダフルライフを大量放散し続けている次第です。枯れそう。
よって、今年の俺的エロゲMVPには、作品タイトルではなく、北都南さん個人に捧げようかと思います。多分、同意してくれる人はかなり多そう。とにかく2003年のエロゲは、ぺー姉さん(がちゅみり的表現)の年と言っても過言ではありませんでした。
そして、そんなおねえさんの俺的ベストキャラは、当然のように綾瀬ナズナ。北都ファンの中では物凄く少数派の意見でしょうけど、この人の声があるからこそ、俺もここまでこのファッ●ン娘にハマったわけでして。この人の声で言われる、「もう、ダメねえ、この子は」とか「あー、恥かしいー!」とか、言われただけで頬が緩むのですが。この恥辱感がエロへの意欲を生じさせるのです。
……以上、二日に渡り、急ぎ足で今年一年の漫画、ゲームを振り返ってみました。シスプリについて語るのは来年ですな。うーむ、ちと無念。まあ、シスプリに関しては、新規の作品としての供給が断たれる来年にこそ、懐かしみつつ語るべきなのかも知れませんな。
ではみなさま、来年もよろしくお願いいたします。