「馬車、銀次クンがいなくなってしまいました。逃げた方角は判明しています」
「ほうか」
「探すので車を出して下さい」
「……なしてわしがせんならん。わしはまだ食っとるき――」
「美堂クンの車は狭すぎて、私では頭がつかえてしまいます」
「……待てやコラ。オレまで勝手に数に入れてんじゃねーよ」
「さぁ、行きましょう。兎狩りのはじまりだ」
「「人の話を聞け!!!」」


――某月某日、どこまでも傍若無人な運び屋に手を焼く相棒と奪還屋




NoveL





旧「NOVEL」はこちらです




正しい黒猫の飼い方
どこぞの黒猫に住み着かれた、気の毒かつ役得な馬車さんの奮闘記。砂吐くほど馬赤。
題 名 日 付 作品説明
正しい歳の数え方 01.11.23 飼い主、浮気(?)を飼い猫に咎められるの巻。おまえにだきゃあ咎められる筋合いはない、ぐらい言ってやっても良いと思います。赤屍さんハッピーバースデーその1。
正しい散歩の誘い方 02.08.28 黒猫さん、どうも散歩に行きたいご様子。出不精の飼い主を前に、かまって攻撃の嵐です。13131HIT記念。雲さんのネタふりをいただきました。真夏のお花見ネタ。
正しい毛並の撫で方 03.06.25 飼い主が新聞を読んでいると、邪魔しに来る猫は多いそうですが……7日連続アップ、2日目。
正しい迷子の探し方――黒猫編 03.11.04 今回はちょっとだけシリアス。雨の中の迷い猫二匹……でも、馬車さんだって際限なく拾ってこれるわけではありません。
「HEAVY BLACK VOICE」様のこのイラストに一目ぼれして書いてしまったSSです。しかも図々しいことに、ファンコールしてイラスト頂戴してしまいました……すみません、だってどうしても欲しかったんですよ……!



殺戮人形は電気小僧の夢を見るか?
ナチュラルボーンボケ&キラーに恋をしてしまった若者、一喜一憂。一話ずつ完結。けっこう銀赤。
題 名 日 付 作品説明
聖夜にあなたの運び屋を
RainRainRainさまにさしあげました。クリスマスネタ。
死神とチャントを歌う夜 00.12.23 「しんどい」は「しあわせ」の代償。同じくクリスマスネタ。「聖夜に〜」の続編という位置づけで書きました。(全4編・完結)
大嫌いなあなたへのキス 00.10.XX GetBakkanさまにさしあげました。「guest room」に置いていただいておりました。銀次、まさしく一喜一憂してます。わたしがはじめて書いた銀赤です。
オコサマたちのしがれっと 01.01.13 オコサマにはオコサマの、オトナの男にはオトナの男の、勝負方法があるというものです。「イゴッソォの白旗」と対にしたつもり――なのですが、どうでしょう。
「死ぬのでしょう?」――――G  01.09.06 「死ぬのでしょう」という台詞を中心としたSSシリーズ。第一弾は銀赤です。ちょっと暗いSSばかりなので、どうかお気をつけて。
オレンジの灯り 01.10.12 都市はなぜかオレンジの街灯に満ち溢れています。非現実的な現実の象徴のように。馬車さんも銀次くんも、そして赤屍さんまでも、誰もが満たされていないっぽい困ったお話。
マイ・ディア・パブロフ 01.11.11 ある意味ハーフリング・シリーズとも言える、掟破りのたれ銀×赤屍に挑戦しました。しかしいつものことなのですが、一番らぶらぶなのはきっと例の主従に違いありません。
唯一無二の仔羊を 01.12.23 神の子は言いました。羊飼いはたった1匹の迷える仔羊のために、99匹の仔羊を置き去りにしてもそれを探しにいくだろうと。ではもし仔羊が見つかったら、その後は99匹と同列に扱われるのでしょうか?
空と君との間には――G 02.02.02 君の笑顔のためなら死ねる、と言った人がいたそうですが、では、君の笑顔のために悪になれるかどうかは――
主張――表裏―― 02.02.20 「どうして」問いかけ合うふたり。180度違うということは、背中合わせの一体であるということです。
この日に受けたあなたの生――1:G 02.11.23 誕生日に贈りたいもの、誕生日に贈ってほしいもの。誕生日SS1作目、銀赤編。
重症患者たちの恋 03.03.11 十兵衛自身を含め、彼の周囲は重病人に満ちています。しかしこの病ばかりは、500年続いた医の名家にもどうすることもできません。
君を苦しめる君の痕 03.06.26 古傷だらけの彼の身体に、しかし、銀次は痕さえ残すことができません。……あくまで、彼の「身体」には。7日連続アップ3日目。
正しい迷子の拾い方 Soon... 見つけた帽子、見つけた子猫。「正しい迷子の探し方」の続編ですが、銀赤なのでこちらに近日アップ予定。
チープなハート 04.02.14 安っぽい愛も、高級な愛も、どちらも死神には不要なものです。バレンタインものに、非常に短いお話を。



今宵、死線上のマリアと
黒衣の死神と、一癖も二癖もあるオトコたちの駆け引き。銀赤以外のバネ受け。
題 名 日 付 作品説明
イゴッソォの白旗 00.10.?? RainRainRainさまにさしあげました。「しがれっと」と合わせて、銀次・赤屍・馬車の三角関係というか何というか。
いざよいのラプンツェル 00.11.?? RainRainRainさまにさしあげました。現在広大なネットの海にも唯一であろうと断言できる――かな?(笑)MAKUBEX×赤屍。
Famme Fatale
RainRainRainさまにさしあげました。わたしが初めて書いた赤屍受け。――なぜ不動×赤屍から入ったのでしょうわたしは(笑)悪女vs無頼。
「死ぬのでしょう?」――――B  01.09.12 シリーズ第二段、蛮&赤です。不倶戴天とは、「倶に天を戴かず」、同じ空を仰ぐことのありえぬ敵同士。つまるところ、どちらかが死ぬしかないのでしょう。
我思う、されど我はなし 01.11.23 「ニセモノ」かもしれないMAKUBEXを、それでも無条件に肯定することを、死神は茶番だと嘲ったのでしょうか。では、「ニセモノ」かもしれない鏡が、彼に贈るプレゼントとは? 赤屍さんアンハッピーバースデーその1。
枷もなく、翼もなく 01.12.01 馬車の前に無防備な背中を見せて、赤屍さんが話すのは「羽衣」のこと。少なくとも、車で空を飛ぶことはできません。馬赤。
アゲハ蝶――虹色の漆黒 01.12.23 蝶は魂の運び手だと言われています。大鴉に続いて、鏡が彼の死神を見立てるのは漆黒の魂の運び手、アゲハ蝶。その羽根を、世の果てに似ていると評したのは誰でしたか。
空と君との間には――M 02.02.02 銀次の元より戻った赤屍さん、同じ問いを隣の席の馬車にもしてみました。ちなみにこの話、「月の運び屋.」さまの「ヘッドライト・テールライト」に微妙に続いています。
この日に受けたあなたの生――2:M 0211.23 誕生日に贈りたいもの、誕生日に贈ってほしいもの。誕生日SS2作目、馬赤編。
この日に受けたあなたの生――3:B 0211.23 誕生日に贈りたいもの、誕生日に贈ってほしいもの。誕生日SS3作目、蛮赤編。
忘れじの行く末 02.12.03 蜂に襲われ、馴染みの病院に移された運び屋の、夢とも現ともつかぬ一夜のお話。信じてもらわずとも構いませんが、赤馬ではなく馬赤です(笑)。
死を抱く鋼(はがね)――前編 03.03.19 旧ノベルにもありました、「馬車と赤屍の間に割って入る不動」。「Gift」の匿名希望氏作「 "White"Day」に、設定をあわせました。ホワイトデーもの不赤版、前編です。
死を抱く鋼(はがね)――後編 03.04.19 「旦那」にあてつけるかのように、不動が贈った贈り物とは。ホワイトデーもの不赤版、後編です。
白灰のルナァ――前編 // 後編 03.06.24
03.08.10
ビルの屋上での、異形の瞳を持つ死神と蛇の邂逅。ちなみにこの話のみ、赤屍さんの瞳の色は原作に近い「白灰色」となっております。「前編」、7日連続アップ1日目。「後編」、8月10日アップ。
あなうらめし、と 04.03.21 ぬるい怪談を眺めながら、ぬるい春の宵に交わす、ぬるい会話。いつもと違う、ぬるい黒猫のぬるい仕草。



思い死することこそ
「情は一生一人のものなり。さなければ野郎かげまに同じく、へらはり女にひとし。これは武士の恥なり」筧花。
題 名 日 付 作品説明
夏草の線路 00.09.02 題は遊佐未森の歌より取りました。いつまでも変わらないと思っていたものに、変わってしまってから気づくこともあります。
「死ぬのでしょう?」――――J  01.09.12 シリーズ第三弾、筧&花。思えば、作中彼ら二人こそが、最も長い間「死別」の恐怖に耐えてきた二人組なのではないでしょうか。
あけに染まりし鴉 01.11.13 「三千世界の鴉を殺し」。殺生も、偽証も、ほぼすべての宗教において重い罪とされています。しかし、それでもなお……?
わが背 君がため 01.12.04 背中に引っかき傷。色っぽい理由をまず思い浮かべるでしょう。けれども――この朴訥な侍に限って。背中の傷は、闇夜のわずかな灯火です。
眠れる廃墟 02.01.04 この二人。毎年こんなことを繰り返しているのでしょうか、もしかして。(笑)注意! ここでの花月と十兵衛は例外的に、花月のお誕生日を記念した特別バージョン、完全にできあがっちゃってる恋人同士の二人です。上のSS群とは別物としてお考えください。
恋のお祭り騒ぎ 02.02.15 恋の祭典を迎えてみれば良くわかります。この二人、たとえできあがってようがいまいが、救いようのないほどにラヴラヴだと!(笑)
末期にうつろう走馬燈 02.07.14 俊樹の目の前に広がる風景。それは、そうであったならと、きっと三人の誰もが一度は望んだ風景なのだと思います。現実がそうでないがゆえに。
悲しきレイディオ 02.07.16 壊れたラジオを抱いている、壊れた主君を、きっと十兵衛は悲しむでしょう。では俊樹は? ……壊れたラジオを抱く壊れたボスを、抱く彼もやはり壊れているのでしょうか。
君の見つめるその景色 02.11.03 花月の見ている景色を、十兵衛は見ることができません。花月は、同じ景色を見つめることができなくなったことをつらいと思いますが、十兵衛は……?
ただ一度きりの記念日 03.02.02 誕生日は、生きてさえいれば一年に一度やってきます。しかし、花月にはただ一度だけ、特別な誕生日を迎えたことがあります。特別な誕生日を迎えるために、不可欠な人はやはり。
濡れ羽色の赤 03.06.01 本来、鴉の濡れ羽色と言えば、主に黒髪の美しさを差す言葉です。ですが、俊樹があの日見た黒髪は、濡れてはいても、決して美しい黒ではなく……
俊樹→花月です。恋愛と友情の微妙な境目あたりなので、敢えて×ではなく→で。
君と昼寝を 03.09.16 とりあえず、十兵衛にとっては花月のすることは片っ端から可愛く映るのかもしれません。注意! ここでの花月と十兵衛は「眠れる廃墟」と同じく、完全にできあがっちゃってる恋人同士の二人です。今更ながら、十兵衛のお誕生日SS。