ストーマロング
Stormalong(伝説の船乗り)

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巨大な船乗りの夢は宇宙の鯨を追って空を駆ける
青年は船乗りになった。でも、体があまりに巨大だったため活躍できる大きさの船がない。人々は彼のために巨大な帆船を造った。船長になった巨大な男は荷物を運ぶことに飽き足らなくなる。もっと大きなものを運びたい。船はついに捕鯨船になった。
いつかストーマロングは空にとどくほどの巨大な船を造って、宇宙に鯨を追いかけて行ったと言われている。
掲載:NHKラジオ英語リスニング入門2003年1月号表3/NHKラジオ英会話入門2007年5月号表4
参考資料
"Tall Tale America: A Legendary History of Our Humorous Heros",
Walter Blair著(The University of Chicago Press, 1987)
『ほら話の中のアメリカ:愉快な英雄たちの痛快伝説でつづるアメリカの歴史』
ウォルター・ブレア著、廣瀬典生訳(北星堂書店、2005)
「ストーマロング船長、独立革命、そして快速帆船」という一章があります。
"American Tall Tales"
Adrien Stoutenburg, Richard M. Powers(illustrations), (Puffin Books, 1976)
この本に、"Stormalong"の一章が入っています。
"American Tall Tales"
Mary Pope Osborne著 (Alfred A. Knopf, 1991)
この本に、"Stormalong"の一章があります。
"The American People: Stories, Legends, Tales, Traditions, and Songs"
B. A. Botkin, (Transaction Publishers, 1997)
"Part Six : Songs and Rhymes"に、ストーマロングの歌が出ています。