フェボルド・フェボルドソン
Febold Feboldson(アメリカほら話の登場人物)

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科学はうそをまことに変えていくか?
大旱魃のあとに豪雨がやってきた。 乾いた大地に水が吸い込まれる。 科学好きのフェボルドは、はたと気づいた。「しばらくするとネブラスカ中が霧につつまれるぞ」 彼は、霧の本場ロンドンに「霧キリバサミ」を注文した。
アメリカ先住民たちは土地や気候と折り合いをつけて暮らしてきた。あとから来た人たちは、 自然を科学の力でねじ伏せようとしている。 近い将来、この「ほら話」も、「ほら話」ではなくなっているかもしれない。
掲載:NHKラジオ英語リスニング入門2004年1月号表3/NHKラジオ英会話2009年5月号表4
参考資料
"Tall Tale America: A Legendary History of Our Humorous Heros"
Walter Blair著(The University of Chicago Press, 1987)
『ほら話の中のアメリカ:愉快な英雄たちの痛快伝説でつづるアメリカの歴史』
ウォルター・ブレア著、廣瀬典生訳(北星堂書店、2005)
「フィーボルドソンとブリッジャー、西部の科学者たち」という一章に、フェボルドソンの話が出ています。
"American Tall Tales"
Mary Pope Osborne (著), Alfred A. Knopf; 1991
この本に、"Febold Feboldson"の一章があります。
"12 Tall Tale Mini-Book"
Jeannette Sanderson, Scholastic, 2002
このなかに、"Febold Feboldson"の一章が入っています。