ポール・バニヤン
Paul Bunyan(伝説の木こり)

上の画像をクリックすると拡大します
メインからオレゴンまで
ポール・バニヤンは巨人のきこりだ。ある日、彼はきこりの道具である「かぎてこ」をとり落とし、地面を引きずってしまった。その時、大地がえぐり取られてできたのがグランド・キャニオンだ。
メインからオレゴンまで、この巨大な男はアメリカ北部の森を伐採しながら横断していった。文明が広がって、自分が生きていける森と自然が少なくなると、彼は相棒の巨大な牛と共にアラスカに渡ったと言われている。
掲載:NHKラジオ英会話入門1995年12月号表4(デザイン:株式会社インディ)/NHKラジオ英語リスニング入門2002年11月号表3
参考資料
『アメリカン・ヒーローの系譜』
亀井俊介著(研究者出版、1993,372p.)
「奇跡の活動家たち」として、ポール・バニヤンの話が出ています。
"Tall Tale America: A Legendary History of Our Humorous Heros"
Walter Blair著(The University of Chicago Press, 1987)
『ほら話の中のアメリカ:愉快な英雄たちの痛快伝説でつづるアメリカの歴史』
ウォルター・ブレア著、廣瀬典生訳(北星堂書店、2005)
「ポール・バニヤン、北部の森のきこり」と「ポール・バニヤン、油田開発の科学実業家」という二章に渡って話が出ています。
"American Tall Tales"
Adrien Stoutenburg, Richard M. Powers(illustrations) , Puffin Books, 1976
この本に、"Paul Bunyan"の一章が入っています。
"American Tall Tales"
Mary Pope Osborne (著), Alfred A. Knopf; 1991
"Paul Bunyan"の一章があります。