So Quiet / 廣木光一&渋谷毅

ソー・クワイエットCDジャケット日本ジャズ界ベテラン二人によるデュオ・アルバム。ジャズ・スタンダード、カルロス・ジョビンの名曲からオリジナルまで、それぞれのソロ1曲ずつを含む全10曲。アコースティックな音が紡ぎ出す、透明感溢れるデュオ。

廣木光一(g) 渋谷毅(pf)
録音:1998年7月13日/8月28日 東京・パルテノン多摩小ホール
プロデューサー:坂本慶太、ディレクター:羽生一子(PEN Project)、レコーディング・エンジニア:小岩滋 (Dreamers')、アートワークス:相澤小恵美、協力:渡邉徹(株式会社林泉) distributed by 六弦堂

 

曲目

1. He Is Something  ヒー・イズ・サムシング(廣木光一)
2. Gal ガル(廣木光一)
3. Falando De Amor ファランド・ジ・アモール(アントニオ・カルロス・ジョビン)
4. Duke Ellington's Sound Of Love デューク・エリントンズ・サウンド・オブ・ラブ(チャールズ・ミンガス)
5. The Duke ザ・デューク(デイブ・ブルーベック)
6. Monk's Mood モンクス・ムード(セロニアス・モンク)
7. C'est Si Bon  セ・シ・ボン(アンリ・ベティ)
8. Over The Rainbow オーバー・ザ・レインボウ(ハロルド・アーレン)
9. Feel Like Going Home フィール・ライク・ゴーイング・ホーム(廣木光一・渋谷毅)
10. Beyond The Flames ビヨンド・ザ・フレイムズ(渋谷毅)
1〜5, 8〜10. 廣木光一(g), 渋谷毅(pf) 6.渋谷毅(pf)solo 7.廣木光一(g)solo

プロフィール

廣木光一プロフィール

廣木光一(ヒロキ・コウイチ) guitar

 1956年8月17日生まれ。川崎市出身。
 18歳の時にギターを始め、ジャズ・ギタリスト高柳昌行に師事。75年より演奏活動を開始する。以後、古沢良治郎 (ds)、渋谷毅(p)、向井滋春(tb)、坂田明(as)、武田和命(ts)、リー・オスカー(hca)などのバンドで活動。90年、初 リーダーアルバム『ラブ・ウィル・アウト』を発表する。 現在は、トリスターノやリー・コニッツのナンバーをとりあげたユニット「Cool Glade」 、オリジナル曲を演奏する「廣木光一BAND」、 ブラジルの名曲、ジャズ、オリジナルを弾く「アコースティック・ギター・ソロ」 を中心に活動。演奏と並んで、映画やCMのための作編曲も数多く手がけている。また辛口の音楽論を雑誌等に発表するなど執筆活動も行い、その方のファンも少なくない。「廣木光一音楽塾」を主宰し、後進の指導にもあたっている。(廣木光一ホームページ http://www.hirokimusic.com/)

 

渋谷毅プロフィール渋谷毅(シブヤ タケシ) piano

 1939年東京生まれ。東京芸大作曲科に学ぶ。
 大学在学中にジョージ川口、沢田駿吾グループなどに参加。いずみたくの仕事も手伝う。 75年に自己のトリオを結成。1980年代後半からは、渋谷毅オーケストラを中心に活動。 並行して、浅川マキ、酒井俊、高田渡、木村充揮、小沢健などヴォーカリ ストとのセッション、レコーディングにも数多く参加している。 1999年から始まった『エッセンシャル・エリントン』シリーズ3作は高い評価を受けた。
 作曲家としては、1960年代後半より、歌謡曲、映画音楽、CM音楽などを手がけ、近年はNHKの子供番組「おかあさんといっしょ」にも多くの作品を提供。2006年の『嫌われ松子の一生』では、日本アカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞した。(渋谷毅ブログ http://blog.carco.jp/)

更新情報

2012年5月19日
冊子・広報誌(六弦堂の仕事2)に、今年作ったもの2点を加えました。
2012年5月1日
六弦堂ページをリニューアルしました。
2012年1月4日
プレイ・ザ・スラッキー・ギターに「ビデオ(教則)」を加えました。
2011年12月26日
六弦堂ページをアップロードしました。

 

So Quiet