フォーティナイナーズ
Forty-niners/49ers(金鉱探索者たち)

金色の夢に群がった人たち
「アメリカン川に金が見つかったぞ!」
その一言から、ゴールドラッシュは始まった。あっという間にカリフォルニア中の男たちがコロマの町に集まってきた。次の年には、アメリカ中から黄金に憑かれた人たちが西を目指した。
フォーティナイナーズ(1849年組)と呼ばれた彼らは、苦難の道のりをやっとたどり着いたが、それで大富豪になった者はごくごくわずかだった。一番儲かったのは、彼らに物資を売った商店だったという。
掲載:NHKラジオ英語リスニング入門2002年9月表4

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参考資料
『フロンティアの英雄たち』
津神久三著(角川書店、1982)
「パイオニアたち」の章に、「黄金に憑かれた人々:フォーティーナイナー」として、彼らの物語が語られています。
『アメリカ西部開拓博物誌』
鶴谷壽(PMC出版、1990)
「第三章:ゴールド・ラッシュと開拓」に彼らの物語が出ています。
『五枚の金貨』
柘植久慶著(中央公論社、2001)
「一八四九年の1ドル金貨」の章に、「ゴールドラッシュ」という項目でフォーティナイナーズのことが書かれています。