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家相・風水リフォームQ&A − 鬼門の秘密、西に黄色で金運の理由、幸せになる間取りやインテリアの秘密を歴史の専門家、村上瑞祥が解き明かします

一級建築士事務所 OfficeYuu

家相・風水リフォームの真実を解き明かします

  1. リフォームのホント・裏話
  2. 家相・風水Q&A
  3. 現代日本の家相・風水の真実とは
  4. 八朔とお中元、幸せな家作り

村上瑞祥コラム − 現代日本の家相・風水の真実とは村上瑞祥コラム − 現代日本の家相・風水の真実とは

第17回 八朔とお中元、幸せな家作り

ようやく蝉の声も聴かれはじめ、夏真っ盛りの季節の到来です。夏と言えば海水浴、風鈴、かき氷、そして暑中見舞いやお中元ですが、この暑中見舞いやお中元は400年前の 「八朔の式日(はっさくのしきじつ)」 から来ています。

「八朔」 とはもともと8月1日の呼び名で、米の豊作を祈る節句でした。そして徳川家康が江戸城に初めて入城したのも8月1日だったことから、この日を徳川家の式日(祝日) と定め、「八朔の式日」 と呼ばれるようになりました。

「八朔」 は本来 「田の実の祈り」 を行う祭りですが、そこから江戸市民は 「頼みの祈り」 と言い換え、日ごろお世話になって居る 「頼みの方々」 に贈り物をする日としました。これがお中元の始まりです。遠方の方にはせめて手紙でもという気持ちから暑中見舞いを送りました。

八朔とお中元、幸せな家作り



風水をはじめ、易経や姓名判断などには、「人運」 という考え方があります。これは人との出会いを司る運勢を意味し、人と人との関わりを支配すると考えられました。

八朔にはこの人運を大切にする心がこめられています。学校や会社での出会いや地域社会での人間関係は、人が生きることに直結しています。人運は、幸せな家庭を持ち、良い家を作るためにとても大切なものなのです。 私たち日本人は、人と人との関わり 「人運」 こそが、幸せに暮らすための 「頼み」 になると古来より経験的に知っていたのでしょう。



村上 瑞祥

掲載日:2011年8月10日



家相・風水リフォームQ&Aとは家相・風水リフォームQ&Aとは

鬼門に玄関があると何が起きる? なぜ金運は西に黄色? 幸せになる間取りやインテリアってどんなもの?家相・風水の謎を歴史の専門家、村上瑞祥が解き明かします。

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