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家相・風水リフォームQ&A − 鬼門の秘密、西に黄色で金運の理由、幸せになる間取りやインテリアの秘密を歴史の専門家、村上瑞祥が解き明かします

一級建築士事務所 OfficeYuu

家相・風水リフォームの真実を解き明かします

  1. リフォームのホント・裏話
  2. 家相・風水Q&A
  3. 現代日本の家相・風水の真実とは
  4. 風水では成人の日は正月15日であることが重要

村上瑞祥コラム − 現代日本の家相・風水の真実とは村上瑞祥コラム − 現代日本の家相・風水の真実とは

第10回 風水では成人の日は正月15日であることが重要

あけましておめでとうございます。1月1日アップの2011年辛卯の年の金運を占う記事はいかがでしたか? 追記しますと、辛は [金の弟]、お金の流れのうねりが小さいという意味です。 金運という海を航海するには、凪 (なぎ) の方がかえって安全に目的地までたどりつけることでしょう。今まで努力してきたことが成就するという [卯] の年、凪の海をすいすい進んで、しっかりと目的地にたどり着きたいものですね。

では今回は [成人の日] について。今年はもう過ぎちゃった…… と思われる方も多いと思いますが、1999年までの1395年間、成人の日はずっと正月15日でした。

風水では成人の日は正月15日であることが重要



小正月とも呼ばれているこの15日、風水思想の起源である道教では [上元節] といって最も大事な祭礼の日でした。これは道教の大切な神様である [上元天官] を祭る日で、華やかにランタンを灯して吉祥を願い、邪気を払うというものでした。 そして後にこの日を、神に成人の報告やお礼をする日として、社会の一員として心構えを胸に刻む日として、この先の未来の吉祥を祈願する日として、そして人生の邪気を祓う日として [成人の日]と定められたのです。

ちなみにこれは旧暦でのお話しです。旧暦では新月の日が毎月1日で、満月の日が必ず15日と決まっていました。 月の一生の中では新月が 「月の誕生」 、成長して満月で 「大人」 になり、そしてまた次の新月で 「死」 を向かえ、それはまた 「誕生」 であり 「転生」 を繰り返す、と見えるところから、15日満月=成人の日とも考えられました。

蛇足ですが、上記で1395年間などと妙にリアルな数字をあげたのは、日本で始めて暦が作られたのが、推古天皇の12年 (西暦604年) 正月朔日との記述が残されているからです。



村上 瑞祥

掲載日:2011年1月13日



家相・風水リフォームQ&Aとは家相・風水リフォームQ&Aとは

鬼門に玄関があると何が起きる? なぜ金運は西に黄色? 幸せになる間取りやインテリアってどんなもの?家相・風水の謎を歴史の専門家、村上瑞祥が解き明かします。

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