陶芸エッセイ「やきもの扮戦記」。（「つくる陶磁郎」に長期連載した随筆です）

1997年12月（発刊）から2009年11月（休刊）まで、12年もの長い間、書く場所をいただきました。
始まった時は、私のビジネスマン時代でした。九州支社に単身赴任しているときで、
博多はあらゆる意味で、私の再生の場となりました。

3か月に一度のエッセイは、単身生活の句読点。
しんどいこともありましたが、「もっと困ったことになったら、面白いのが書けるぞ！」
と、トラブルを楽しむ気持ちにもなれたのは、連載エッセイがあったおかげです。

タイトルは、正しくは「単身赴任　やきもの扮戦記」。
単身赴任が終わっても連載は続き、さらには会社員ですらなくなっても、このタイトルのままで続行。
こんなに長続きするとは編集長の入澤美時さん（編集長・故人）も想像していなかったでしょう。

趣味で陶芸を始めた人に、いまでも何かの役に立つかもしれないと思い
ホームページ上で再録をスタートすることにしました。
少しずつ掲載します。