粋 (イキ) (吉牛49)

 

俺の大好きな吉野家の話、49回目。

とある大きな国道沿いの吉牛に立ち寄った。平日の夕方5時くらいということもあり店内は空いており、スタッフさんは年配の女性1人で切り盛りしていた。

俺は俺のいつものルーティンのメニューをオーダーした。

「並と玉子とお新香を下さい。」

たいへん美味しくいただきました。仕事の都合で少々遅い昼飯(?)となったが、味も品質も提供のされ方もイキでしたよ彼女の対応は。身のこなしも軽やかで幸せな気分になれました。 途中やって来た、持ち帰りオーダーの客の注文にも「牛の大盛り」とだけ言われても、にこやかに問い返すことなくきちんと注文客の希望通りの「牛弁当の大盛り」を正確に提供していた。

俺が、何を言いたいか。

牛丼が欲しい客に対していちいち「牛丼ですか?」と聞き返すな ということ。今回は何も聞き返すことなく、きちんと俺の欲しいものが提供されました。

吉野家のシステムにあまり詳しくない人のためにも丁寧にここからは記す。吉野家のオーダーシステムは俺が知る限り、客の口頭による注文を受けて提供するのである。券売機による食券購入とかそういうのはありえない。今でこそ電子端末による受注システムにより注文内容をその場で入力してレシート発行するようになったが、俺が今回言いたいのは複数解答が予想されるような、客のある意味わがままな注文の仕方に対して 粋な年配女性スタッフさんは きちんと正確に提供されたのである。しかも客に聞き返すことなしに。

当たり前のことを軽くこなしたい。牛丼が欲しい客に対していちいち「牛丼ですか?」と聞き返すな ということを俺が言いたいだけ で今回終了。

2017.1.26.

【過去の吉牛ネタ】

 


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