2回目の豚丼 (吉牛ネタ その25)


約6年ぶりに食べた、吉牛の豚丼の話である。

俺的には、吉野家は「牛丼専門店」の位置付けなのである。
なので牛丼以外のメニューをオーダーするのは、いかがなものか! くらいに思っている・・のであるが、ここ最近浮気心が起きているのも事実である。
先日は、牛キムチクッパを食べたし、牛鍋丼も複数回において食べている。

牛丼が好きなのか、吉野家が好きなのか、と問われれば、
俺の答えは、「吉野家の牛丼」が好きなのである。

牛鍋丼はレギュラーメニューになるのかどうか、イマイチ定かではないが、創業111周年記念の位置付けのメニューので、価格は並盛で280円である。価格ももちろん魅力ではあるが、その味と実食した満足度はかなり高い。
牛カルビクッパも同じ111周年記念のメニューの位置付けなのであるが、もともと辛い物があまり好きではない俺においては、NGの位置付けである。

冷静に分析すると、俺が好きなのは、「日本の丼」なのである。
熱々の白い炊いたご飯に、具材を乗っけた物。タレが適度にご飯に絡まって、具材とご飯とのハーモニーを楽しむという食べ方が好きなのである。
話は少しそれてしまうかもしれないが、つゆだくは俺は好きではない。具材とのバランスが損なわれてしまうと考えているからである。
牛キムチクッパも、味は悪くないのだが、「日本の丼」が好きな俺にとっては、少々違うジャンルの様に感じてしまう。


そうそう、今回は豚丼を食べてみた。
何だか自分でも良く判らないが、牛丼でも牛鍋丼でも無く、豚丼を食べてみたい心境になったのである。
俺の場合は、店舗に入ってからオーダーを決める事はまずない。
食べたいメニューを考えてから、店舗へと向かう事がほとんどである。
今回も豚丼を食べようと思って、吉野家へと向かった。

久しぶりに食べた豚丼は美味しかった。
今回の俺のオーダーは、豚丼並盛(330円)+Bセット(味噌汁・おしんこ)(120円)の計450円である。
いやいや、価格の話は二の次であって、豚丼のことをここではきちんと書きたい。

歴史ある吉野家が、豚丼の販売を始めたのは、アメリカ牛の狂牛病に関する対応から、牛丼の販売が難しくなり、2004年に提供が始まった。
当時の俺の記録によると、吉野家はカレー丼に力を入れていたようで、豚丼も販売をしていたにも係わらず、俺の評価はかなり悪かったようだ。
やきとり丼とか鶏炭火焼丼 懐かしい。

で、豚丼は美味しかった。
今回食べた豚丼は美味しかったのである。
肉も玉ねぎもご飯もタレも、全部が良い仕事をしていると感じた。
牛とは違う豚の旨味を味わう事が出来た。
牛丼を食べる時は俺はいつも生卵をかけるのであるが、豚丼を食べるにあたって卵をかけなかった事も今回のプラスの評価になっているのかもしれない。
豚肉は決して、やわらかくてジューシーな感じではなかったけれども、「豚丼」のメニューにおいて良い役割を果たしていた。固くはないというレベルの食感を保ちつつ、食べ応えのある厚みや食感を醸しだしていたし、その存在感は確かにあった。

また食べてみたい。
約6年前に食べた時とは印象が変わりました。
11.はじめての豚丼 (2004.4.24.)


2010.11.7.


【過去の吉牛ネタ】

24.牛キムチクッパ
23.続・牛鍋丼
22.「つちよし」の吉野家
21.牛鍋丼
20.続・十割そば
19.十割そば
18.早い・安い・うまい
17.吉牛ネタ(その17)
16.輸入再開
15.鶏炭火焼丼
14.1年ぶり、1日だけ。
13.牛焼肉丼
12.牛丼の吉野家
11.はじめての豚丼
10.自宅で吉牛
9.最後の牛丼
8.魅惑の牛丼
7.つゆだく
6.がんばれ吉野家
5.吉牛ネタ(その5)
4.吉牛ネタ(その4)
3.単位
2.吉牛ネタ(その2)
1.はじめての吉野家






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