テレビ等のニュース報道では、アメリカ産牛肉の安全性の問題と吉野家の対応を1セットのように取り扱うことが多いようだ。

食の安全を一定基準の元で保とうとする日本政府の姿勢について。アメリカの圧力があろうとなかろうと、これについては俺は評価している。
不備のあるものは排除すべきだし、そうでないものに関しては認可し市場の判断に委ねる。ごく普通の対応だと評価出来よう。

吉野家の対応。品質と価格と、そして市場の需要についてとてもよく勉強していると評価したい。

報道番組の対応。
「なんだか判らないけれど、イメージの悪いものは受け入れることは出来ない。」
というごく一部ではあるが、複数のお馬鹿さんの 生の声を映像で垂れ流しして 終わり。

何だか判らないものは、判るまで勉強して欲しい。
ダメなものはダメという判断で良い。
何だか知らないけど、よく判らないものはダメという判断が、いちばんダメだということにそろそろ気が付いて欲しい。

イメージだけで判断するな。


2006.9.20.


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