続・十割そば (吉牛ネタ その20)


吉野家の十割そばを食べに行ってきた。
路面店ではなく、ショッピング施設内のフードコートにある吉野家である。

俺の感覚では、吉野家は路面店しかないと思っていた。
24時間営業を売りにしているイメージも強いからである。
このショッピングセンターは24時間営業ではない為、当然吉野家の営業時間も親元のショッピングセンターの枠に当てはめられる事となる。

もちろん牛丼も提供しているのだが、そばを売りにしているだけあって、他の客の注文状況を見ても、そばを注文している割合が多いように感じられた。

注文してから、提供されるまでの時間はやや長め。
そばをゆでる為の時間を考えると致し方ないのかなとも思うが、もう少しスピーディー感が欲しい所だ。

いざ、実食である。
そばはのど越しが命であると俺は思っている。
うーん、とても微妙な所である。

旨いか、まずいかと言えば、旨い。
しかし、それだけである。
麺の味わいも、スープの旨味もかなりイイ線いっていると思う。

俺の吉野家に対する思い入れが強過ぎるのかもしれないが、
もうひとつ何かが足りないような気がしてならないのである。

十割そばは、何だかんだ言っても、やはり麺がもそもそとした食感であることは否めない。そば通はこれを良しとするのかもしれないが、吉野家に対して消費者が求めているのはこれなのかと問いたいと感じた。
物珍しさで、最初は注文するかもしれないが、日々の食事としてのメニューとしての位置付けなのであろうか?

麺類は本当にいろいろと選択肢がある。ラーメン、うどん、そば、スパゲティ。さらには焼きそばや焼きうどんだって麺類だ。
なぜに十割そばなのか、なんだか違和感を感じる。


2009.5.3.


【過去の吉牛ネタ】

19.十割そば
18.早い・安い・うまい
17.吉牛ネタ(その17)
16.輸入再開
15.鶏炭火焼丼
14.1年ぶり、1日だけ。
13.牛焼肉丼
12.牛丼の吉野家
11.はじめての豚丼
10.自宅で吉牛
9.最後の牛丼
8.魅惑の牛丼
7.つゆだく
6.がんばれ吉野家
5.吉牛ネタ(その5)
4.吉牛ネタ(その4)
3.単位
2.吉牛ネタ(その2)
1.はじめての吉野家






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