夏の玉子  (吉牛41)


俺の大好きな吉野家の話である。


皆さんは、吉野家では夏の間は玉子を持ち帰り出来ない事を知っていますか?
お店の中で食べる分にはOKなのですが、テイクアウト時の持ち帰りの玉子はNGなのです。

持ち帰りできない期間は、6/1から9/30までの夏期。吉野家では玉子を割った状態で中身のみを提供します。それは中身の品質の確認の為でもありますし、牛丼のサイドメニューを提供しているというこだわりの姿勢の部分だと推測されます。殻を割った玉子は食品としての品質を夏期の持ち帰りの環境では保障出来ないというのが理由なんだとか。


俺は店内でしか食べないので、困ったことはないが、持ち帰りを希望する客と店員とのやり取りを聞いていると面白い発見があった。
ある程度の断り方のマニュアルがあるのだろうが、客の立場ではまったく別の印象を受ける断り方のフレーズのパターンを3つ紹介する。


・ 玉子の持ち帰りは出来ません

・ 半熟卵しか持ち帰りできません

・ 半熟卵でしたら持ち帰り出来ます 


そう、(生)玉子の持ち帰りは出来ないが、加熱処理した半熟卵なら持ち帰りが出来るのだ。3つ目の「出来ます」という表現で提案するセリフは俺は初めて聞いたので驚いた。こうも印象が変わるのかと驚いたのだ。
なぜ驚いたかというと、今までは「出来ません、ごめんなさい」のやり取りを多数聞いてきたのだが、「出来ます」でしめくくる断り方に出くわしたのは少なくとも俺にとっては、この2013年の夏が最初の経験であったからである。
なんだか得をした気がする。こういう断り方もあったのかと知らされた。
良い経験であったのでここに記す。


(参考までに価格表 2013年現在)
玉子 50円
半熟玉子 60円

2013.11.24.
2016.1.21.(メンテナンス修正)


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