焼鳥つくね丼 (吉牛ネタ その37)


俺の大好きな吉野家の話である。
2012年の年末頃、焼鳥つくね丼 なるメニューが提供され始めた。
白いご飯の上に 乗っかる具材は2種類。
いずれも炭火風味が楽しめる鶏肉の、「モモ肉」と「つくね」である。
この文章は 提供され始めてから、3ケ月以上も過ぎてからの実食リポートである。

つくねは、1個の大きさがそれなりにボリューム感があって食べ応えがあり、満足感を感じる。しかも軟骨入りという事で食感も良い感じ。
ただし並盛では、つくねは たったの1個しか丼の中に入っていないので、少々寂しい。大盛ならつくねは2個入っているので、大盛りで注文することを推奨。

炭火で焼いたような風味があって、美味しく頂きました。ただし 本当に炭火で焼いているかどうかの裏は取っていません。世の中には炭火で焼いていなくても、炭火風味が感じられる炭火焼風パウダー等という物が存在しているらしい。
俺が以前から提唱している 「丼」としての料理は、具材と白いご飯とつゆのバランスなのである。
具材が主張し過ぎてもダメなのである。その観点からこのメニューを判断すると、残念。
白いご飯に対して 具材が勝ち過ぎ。×
炭火で焼いたような雰囲気のモモ肉は異常に旨いし、つくねは食感も良好で食べ応えもあります。具材はかなり際立って美味しいです。老若男女においてアンケートを取ったならば 多分良い感じの点数になるでしょう。
半熟卵をトッピングするメニューもあります。これは旨い。おすすめしたい所です。
しかし 半熟卵の力を持ってしても 丼としての完成度というと 今一歩。
俺がかねてから提唱しているのは、「丼」というメニューは、具材と白いご飯と そしてつゆとのバランスが大事なのである。
具材としてはかなりハイレベルです!! しかし、丼としての総合的な評価はちょっといただけない感じです。要するに具材が主張し過ぎ。
でも、こういうのって嫌いじゃないです。
これからも 「期間限定の位置付け」 で良いので、いろいろ試して欲しいです。


過去に 似たような 鶏メニューでこんなものがありました。
2005年くらいに 「鶏炭火焼丼」なる メニュー名で提供されていた時は、ムネ肉が用いられていたが、今回はモモ肉使用で、しかもつくねがメインである。
15.鶏炭火焼丼 (2005.9.8.)
その当時の俺の感想は↑こちらからご覧ください。


2013.3.30.
2016.1.21.(メンテナンス更新)


【過去の吉牛ネタ】

36.ねぎ塩豚丼
35.吉野家のセットメニュー #2
34. 8年ぶりの吉牛カレー
33.「具・ご飯・つゆ」のバランス
32.吉野家のセットメニュー
31.焼味豚丼
30.屏風山PA
29.通販の魅力
28.残念な対応
27.牛鍋丼は旨い
26.十割そば(その3)
25.2回目の豚丼
24.牛キムチクッパ
23.続・牛鍋丼
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21.牛鍋丼
20.続・十割そば
19.十割そば
18.早い・安い・うまい
17.吉牛ネタ(その17)
16.輸入再開
15.鶏炭火焼丼
14.1年ぶり、1日だけ。
13.牛焼肉丼
12.牛丼の吉野家
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10.自宅で吉牛
9.最後の牛丼
8.魅惑の牛丼
7.つゆだく
6.がんばれ吉野家
5.吉牛ネタ(その5)
4.吉牛ネタ(その4)
3.単位
2.吉牛ネタ(その2)
1.はじめての吉野家






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