直江庸介は原作とはかなり違った人間として描かれている。原作どおりのところといえば、彼が抱えている病気と死期が迫っていること、延命治療を望まず、自分の体を研究材料にしながら、医師として生涯を全うしたいと思っているところだろうか。医師としての信念は原作と変えていないと思う。
彼の言葉から彼の人となりを考えてみる。
人間、そんな簡単に死ねないんだよ。
オレを助けようなんて思うな。
死ぬのが怖くない人間なんていない。
久しぶりに北海道に帰ってみようと思ってた。一緒に行かないか。
彼女の、春みたいな笑顔だ。
番外編