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NN病にかかったその日から,どうしても手に入れないと気がすまないものが多々ある。
困ったことに,『まあ,いいか』とは思えないのだ。これもNN病の明らかな症状の一つだ。
その品物がどうの,というわけではなく、『ただ手に入れたい』としか思わない。
これら手に入れたいと思う品々は,公式HPを片っ端から見ればどういうもので何を買えばいいかわかるのだが,公式HP(特にBBS) は膨大な量にのぼり,とても見ていくは大変だ。
そこで,ここにNN病必携アイテムを並べてみた。新しくNN病になった方たちの参考になればと思う。
それにまつわる私の『マヌケ』なエピソードもあわせてどうぞ。

■「白い影」のDVD 5巻セット(\19,000)

「美しい直江先生」を手元に残しておくためには必要なもの。録画したビデオはもちろん保存しているが(そしてかなりの人が再放送も録画している)、画質も圧倒的にDVDの勝利。プレーヤーがない? ならばこの際買うことをお勧めする。
DVDには各回に担当ディレクター のインタビューがついている。白い影にハマった人なら涙ものの話が聞けるよ。あと、エンドロールのあの映像もテロップなしで入っている。公式BBSでの書き込みをスタッフの人がかなえてくれた。
発売:TBS 販売:ビクターエンタテインメント株式会社

これは内輪では有名な話だが,DVD は発売される予定はなかった。なぜ発売されることになったかというと,確か公式BBSでたくさんの人が 『DVDで保存しておきたいから発売して』と書き込み, 担当の方が『予定がないから要望を出してくれ』とかBBSに書き込んだ?(記憶が定かでない)からだと思う。その時,私はDVDプレーヤーを持っていなかった。
でも,「DVDは画像が劣化しない」という話を聞き,購入モードのスイッチが入った。
私の思考回路はすごく単純。
→「直江先生はきれいだ」
→「きれいな直江先生をきれいなまま保存しておかなくちゃ」
→「それには劣化しないDVDが最適らしい」
→「要望しないとDVDにならないなら」
→「ハガキ書いてやろうじゃないの」
私は次の日にはDVD発売を要望するハガキを書いていた。結局ハガキは300枚以上集まり,めでたく発売にこぎつけたのだ。
余談だが,PSIKO調査によると,「白い影」のDVDは個人購入が多いのが特徴だそうだ。みんな「きれいな直江先生」を永久保存したいわけね。販売数は 某お化け視聴率ドラマの8倍を超えるという。通常のドラマの販売数がわからないので,8倍といわれてもわからない。数百本? 数千本? まさか数万本ってことはないよね。
「女性自身」によると、DVDは8000セット売れたらしい。もう1万は超えたんじゃないのかなぁ。
ビデオは4000セット。倍だ。

■「白い影」 オリジナル・サウンドトラック

ドラマの挿入曲を集めたCDだ。買ったのはいいが,あんまり聴かないかもなと思ったのだが,どっこい結構聴いていたりする。ここまで音楽とリンクするドラマも珍しいのではないだろうか。
ワーナーミュージック 定価\3,059

白い影」が終わってからテレビのいろいろな場面でこのサントラが使用されているのを聞くことがある。ニュースのときもあるし,パラエティのときもある。朝流れているときもあれば,夜のときもある。NN病患者のおもしろいところは,サントラの曲を不意に聞くだけで「白い影の世界」を思い出し,入り込んでしまうことではないだろうか。
「これはあの場面で流れていた」とその場面設定から映像までを思い出す。

■「マーラーの5番第4楽章アダージェット」

サントラを聴くと,そこにNN病患者がどうしても聴きたい曲が入っていないことに気づく。それは「マーラー」と「マスカーニ」だ。
「マーラーの5番第4楽章アダージェット」は直江先生が一人でいるとき,自分の人生と対峙しているとき,必ずかかる曲。もっともNN病患者の心に残っているのは,6話,七瀬先生と別れてから一人ボートに漕ぎ出し,1日流されて倫子のもとにたどり着く場面だ。「ベニスに死す」 という映画にも使われていたらしい。

「アダージョ・カラヤン・ベスト」
カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー 全9曲 定価\1,800

■「マスカーニのカヴェレリア・ルスティカーナ」

「マスカーニのカヴェレリア・ルスティカーナ」もまた,とても印象深い場面でかかる。倫子が直江先生に告白する場面。石倉さんの遺書が読まれる場面。直江先生と倫子が北海道に行く約束をする場面。マーラーと並んで,この曲も非常に大切な曲なのだ。

「アダージョ・カラヤン・ベスト」
カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー 全9曲 定価\1,800

私が買ったのは「アダージョ・カラヤン・ベスト」というCDだ。このCDにはマーラーもマスカーニも両方入っている。カラヤンでベルリンフィルならいいじゃん,である(素人考えだ) 。
ほかにも「ピュア2」(不明確)なるCDにもこの2曲が入っているらしい。
私が聴いたところ,カラヤンのほうが実際に番組で使用されていた音源に近いような気がしたが,これまた定かではない。

■「真夜中のナイチンゲール」

ドラマのラスト,教会をイメージしたエンドロールでかかる曲。この曲ほどドラマとリンクしている曲はないと思う。エンドロールの映像は,それはそれは美しいものであるが,実際撮影されたときもこの曲がエンドレスでかかっていたという。

「真夜中のナイチンゲール」
シングルのほか、アルバム「Bon Appetit!」にも収録。

今もってこの曲を聴くと直江先生の顔しか思い浮かばない。
出だしから4話のラストを思い出すし,歌詞のどれもこれも直江先生そのものだものな,と思う。

■「ソリティア」

「白い影」とタイトルが画面に出てくるときに流れる曲がソリティアだ。ドラマで使われていたのは,シセル・シェルシェブー(カナ表示違っているかも)の歌うソリティアだった。「Gift of Love」というアルバムに入っている。

「Gift of Love」 Sissel Kyrkjebo

ヨーロッパの歌手のCDというのはなかなか見つけられないもので,店頭では見つけられなかった。
私はインターネット注文→2日で入手。
これで,音楽関係はひととおり制覇した。ソリティアに到るまでドラマ終了から7ヶ月あまり。

■PSIKO

NN病を世間に公表したのは,この雑誌が最初である。最近某新聞及び女性週刊誌にもとりあげられた。


内容の紹介
  • 第11号
    「生前の言動を再読するという行為 ティモシー・マクヴェイと『白い影』の二つの死」

  • 第14号
    「白い影はなぜオーディエンスをとりこにしたのか〜NN病患者という社会現象を考える〜」
     第1回  『白い影』の白い衝撃  『NN病患者』はネット病か?
     ◎NN病患者の一症例

  • 第15号
    「白い影はなぜオーディエンスをとりこにしたのか〜NN病患者という社会現象を考える〜」
     ●伊佐野英樹氏インタビュー  直江庸介役に中居正広を起用した理由
     ●ある精神科医の生と死
     ●「白い影」ノート1 哀しみは密やかにやってくる 中居正広―はかなさの誘惑

  • 第16号
    「白い影はなぜオーディエンスをとりこにしたのか〜NN病患者という社会現象を考える〜」
     ●白川和子さんインタビュー 石倉の妻が直江庸介に託したもの
     ●『無影燈』直江庸介の魅力
     ●「白い影」ノート2 救いの予感が聴こえるとき 中居正広―なまめかしさの気配

  • 第17号
    「白い影はなぜオーディエンスをとりこにしたのか〜NN病患者という社会現象を考える〜」
     ●三城真一氏インタビュー 中居正広は直江庸介を演じるために生まれてきた
     ●「白い影」ノート3 直江庸介の“手”がつかんだもの 中居正広―語る身体の魔術

     ■SMAPという共同体(上)  1・14「彼らの物語」が「私の物語」になるとき

  • 第18号
    「白い影はなぜオーディエンスをとりこにしたのか〜NN病患者という社会現象を考える〜」
     ●吉田 健氏インタビュー 中居正広が直江庸介になるまで
     ●直江庸介への手紙
     ●「白い影」ノート4 時間の支配/運命の分配 中居正広―悪魔的なるもの

  • 第19号
    「白い影はなぜオーディエンスをとりこにしたのか〜NN病患者という社会現象を考える〜」
     ●渡辺淳一氏インタビュー 「無影燈」と直江庸介について訊く
     ●「白い影」ノート5 コンパッションの力 中居正広様―"だから"といえるあなたへ

  • 第20号
    「白い影とはどんなドラマだったのか〜日本社会におけるテレビドラマの「意味」〜」
     ●特別対談 鴨下信一×下河辺美知子
     ●「白い影」特別連載を振り返って

  • 第21号
    ■SMAPという共同体(中) 他者の目に映る自己の姿

  • 第22号
    ■「ピースは二度語られなければならない」 映画「模倣犯」と現代社会

  • 第23号
    ■SMAPという共同体(下) 平成のスーパーアイドルのコミュニケーション・タイプ

「PSIKO」冬樹社刊 毎月1回10日発売 定価\800
PSIKOの詳細については冬樹社ホームページへ。

店頭販売されている書店 (PSIKOより転記)
東京周辺 日本橋・丸善、御茶ノ水・丸善、津田沼・丸善、神保町・書泉グランデ、三省堂書店、
渋谷・三省堂書店、新宿・紀伊国屋書店(本店・南店)、池袋・ジュンク堂書店、
横浜・有隣堂ルミネ店
地方 丸善=札幌(南一条店)、仙台(一番町店)、名古屋(栄店)、岡山(表町店)、(福岡ビル店)、
旭屋書店=大阪(本店)
※紀伊国屋書店、ジュンク堂書店の全国各店ではバックナンバーを含めた取り寄せが可能とのこと。

白い影の公式BBSは2001年8月まで書き込みができた。一旦4/22に閉鎖され,ビデオが発売された日(5/24)から再開された。そして直江先生の誕生日である8/9まで開かれていた。
ビデオが発売されてから,オンエアは見ていなかったけど,ビデオで見たという人が増えた。
そういう人の中からPSIKOという雑誌の話が出た。 一般的になじみのない,心理学をテーマにしたその雑誌にNN病のことが載るという。そして,NN病の現象について連載が始まるという。読まないではいられなかった。
こういう雑誌だからこそ白い影の現象に気がついた。白い影がああいうドラマだったからこそ、このような雑誌で深く掘り下げられることがふさわしいように思う。
年間購読が主体。一般販売は全国でも数書店のみ。そのPSIKOの発行部数は白い影の連載以降,3000部→5000部になったという。この連載が終わったら,NN病患者の拠り所はどこになるんだろう?



■SmapライブDVD

「白い影」のDVDを購入すれば必然的にプレーヤーも手元にあるということで,それを前提に話を進めると,ライブはDVDにかぎる。以下,私が購入したDVDを示す。

タイトル
お勧め度
NN病的ツボ
2002
Drink! Smap! ★★★ コンサートの構成がいいなぁと思った。特にオープニングテーマ。聞いてるだけで気分が高揚してくる。Song2のライディングがいいです。
2001
pamS
(ウラスマ)
★★★ 中居氏のソロは超すてき。直江先生はVTRで登場。でもVTRの直江先生は目つきがコント。
2000
Live Smap
(エスマップ)
★★★ 「オレンジ」という曲は直江先生と倫子を思い出させるとの情報あり。オレンジは倫子のイメージカラーであり,歌詞もすてき。
PSIKOでは「チェインギャング」のアクションを直江先生と関係づけて紹介していた。
1999
Live birdman ★★★ 「逢いたくなって」という曲を聞くと直江先生を思い出すという情報あり。吾郎ちゃんと二人で歌うこの曲,とてもよい。
1998 VIVA! AMIGO ★★ マッピー登場。ウラスマのマッピーはこれが原型なのね。なるほど。DVDはあっというまに終わっちゃったって感じで短かった。このときのうちわってかっこいい写真が使われていたような。
1997
Live ス ★★★ 「SMAPのライブDVDならこれがお勧めよ」と言われて購入。中居氏のソロあり。これまた超すてき。
- Smap Short Files ★★ 草なぎ剛&香取慎吾withCMディレクターの作品集。付録として各ディレクターのCMが収められている。やはり一番のお勧めは「ガッチャマン」。直江先生を誕生させるきっかけとなった「彼の目」。

「すてきすてき」の連発で申し訳ないが,DVDプレーヤーがあるならぜひライブDVDもそろえてもらいたいなぁと。

■ビデオ

私が見たドラマを次に示す。

タイトル
お勧め度
NN病的ツボ
伝説の教師 ★★★ 共演はダウンタウン松本人志。教師役。過去のドラマの中ではビジュアル的に私は一番好き。最終回にダウンタウン浜田と木村拓哉ゲスト出演。
グッドニュース ★★ 子持ち女性との結婚を気に悪いニュースばかり飛び込んでくる運の悪いやつ。でも彼はひたすら元気で前向き。このドラマがコケたせいでプロデューサーが「どうしても中居くんで当ててやる」と思ったそうな→白い影につながるわけ。
ブラザーズ ★★★ 共演は岸谷五朗,原田芳雄,木村佳乃ほか。中居氏は髪が爆発気味だが,私は好き。ストーリーにも期待していなかったが,結構泣けた。
最後の恋 ★★★ 医学生夏目役。共演は常盤貴子。脚本は北川悦史子。このドラマで中居ファンになった人多し。私は「直江先生の若かりし頃」という話を聞いて見た。夏目くんは純粋で一途な好青年だ。主題歌は小田和正。この曲もドラマとすごくあっている。
ナニワ金融道 ★★★ 共演は緒方拳,小林薫ほか。金融会社のお話。毎年1本ずつ放送されるスペシャルドラマ。1〜5巻まである。なぜか2001年は作られなかったので残念。
輝く季節の中で ★★ 共演は石田ひかり,保坂尚輝,篠原涼子,井森美幸。医大生役。追いつめられる役で,見ててつらかった(っていうか見られなかった)。
古畑任三郎vsSMAP ★★★ 1998年のスペシャルドラマ。田村正和vsSMAP。SMAPがSMAPとして出演している。このドラマをオンエアで見たとき、私はSMAPのファンではなかった。ドラマの中でのSMAPの人間関係は実生活と同じなのかなぁ?などと考えたりしていたのを覚えている。
僕が僕であるために ★★★ 1997年のスペシャルドラマ。SMAP全員が出演。
シュート! すみません。あまりにも昔のアイドル映画なもんで。。。ダメでした。

これらのドラマを「白い影」が終わってから,半年くらいで借りて見まくったかな。中居ファンには当たり前のドラマだけど,一から始めないといけなかったので,結構大変だった。
この中で,私が唯一オンエアを見ていたのは「古畑任三郎vsSMAP」だけ。これはけっこう気に入って録画したビデオを何回も見ていた。あとのビデオはひたすら探して借りまくり。
見ていないドラマは「グッドニュース」と「勝利の女神」。
あと,「味いちもんめ」 もビデオがないらしいが,たまに再放送しているという話も聞く。「味いち」はオンエア見ていたが,おもしろかったっす。ハワイに新婚旅行に行ったとき、向こうのTVでも放送されていた。

 

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