私の白い影論
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白い影を何回も見ていると、いろいろな疑問が出てくる。見続けているうちに、こまかーいところにまで「なんで?」と疑問を持ちたがるようになってしまう。以下は、私が疑問に思った個所である。

■コートの肩幅が広いのは

直江が持っているのは黒系の服ばかりだ。私はメーカーを判別できないが、おそらくけっこうこだわりを持って選んでいるんだろうなと思える、仕立てがよさそうな高めの服といった感じ。
スーツはシングルボタンで比較的身体にぴったりくるもの。ネクタイはしない。シャツは襟が高くてかっこいい。
問題のコートだが,直江はコートを最低でも3着は持っている。病院に着ていくテーラードカラーのコート、休日用のステンカラーのコート、そして、北海道に着ていったコート。いずれも黒。 レザーコートもあるようだが、着ているのを見たことはない。

疑問なのは病院に着ていくコートの肩幅が広すぎるということだ。スーツは身体にフィットしたものを着ているのに、コートが大きすぎるのだ。服装に気を遣っているように見える直江なのに、どうしてそんなコートを着ているのだろう?? それが、いい雰囲気なら認めることもできるが、いかんせん「大きすぎる」。はっきりいっておかしい。理由があるのだろうか?

私が考えた無謀な理由。それは、
「病院からレントゲン写真を入れた袋を持って帰らなければならないが、誰にも見られないようにするため、『コートの下に隠して』持って帰ったから」
これ、かなりムチャな考えかもしれない。でも、レントゲン写真の袋はカバンよりもかなり大きいからカバンの中には入らない。袋には折れ目もついていない。紙袋に入れたのだろうか? 彼がそんなものを持っている姿を見たことがない。どうせ帰りはタクシーなのだから、医局からタクシーに乗るまで隠せればいいのだ。

■なぜ直江は受話器を左手に持つのか

私は左利きである。したがって受話器は常に左手に持つ。だから左手に受話器を持つ人は左利きなのだと思っていた。直江は三樹子からかかってきた電話,倫子からかかってきた電話の両方とも左手に受話器を持っていた。直江は左利きなのだろうか? しかしメス及び注射器は右手に持っている。
元々左利きだが、矯正されたため普段は右手だが左手もよく使う、という感じだろうか(私も同じなので感覚はよく分かる)。
なお、北海道に行く前の日の電話では右手に持っている。これは電話の直前に痛みに襲われていたため、左手は痛む左の腰を押さえていたものと思われる。ちなみにこのときは左手で受話器を取り,右手に持ち替えているようだ。

ビデオをよ〜く見たところ、小橋が見ている直江のレントゲン写真に細い骨が写っているものがある。これは腕?の骨らしいが,もしかしたら骨髄腫は右腕に転移して自由がきかなくなっていたのかもしれない。字をかくのもつらそうにしてたし、9話でボールを持とうとして持てなかった。注射を打てなくなっていたのも理由がつく。だから、左手を使っていたのかも。こっちの理由のほうが正解かな?

■直江の部屋のブラインド

3話、倫子との初デートから帰ってきた後、直江が部屋で「川は友達か。。。」とつぶやくところ、このとき直江は窓に降りているブラインドを開けて外を眺める。しかし、このブラインドが5話ではなくなっていて、代わりに白いカーテンに変わっている。
なんでなんだろう?? 意味がまったく分からない。変える意味も分からないし、それが意味を持つのかも分からない。冬は寒いからカーテンにしたのかななどと単純に考えてしまうが,そんなこともないような。
第一、カーテンの取り付けは業者にやってもらったのだろうか? 直江が自分でやるとは思えないし、お金もあるからそうだよね。

■ガラスのボートにヒビが入ったのはいつか

はじめは無傷だったはずのガラスのボートは途中からヒビが入ってしまったようだ。割れてはないと思うのだが。
5話で直江が倫子を拒絶し、部屋から追い出すとき、ガラスのボートは床にたたきつけられる。このとき、破片がとんでいるが、このときだろうか?

■開かずのドア

直江の部屋のベッドのわきにドアがある。このドアの向うには何があるのか?
必要なものはすべてリビング兼ベッドルームにあるように見える。一番の可能性はバスルームだが、水回りとしては位置がおかしいような気がする。
大量の本とかCDとかそういうものが理路整然と並んでいるのだろうか。

■石倉が直江に向かって言う言葉

6話で石倉が痰をつまらせ、危うく命を落としそうになった後,直江に向かって、「×××、オレを」のようなことを言う。石倉がなんといったのかいろいろな意見があるが,私が一生懸命聞いたところ、どうしても「みろよ オレを」としか聞こえない。??でもなんか意味が通じないような。。。その後直江が笑って首をふるし、どうしてもつながらない。石倉はなんと言ったのだろうか?

■注射器に血が!?

6話で石倉の元に駆けつける前、倫子の電話に出ながらマンションでフロノスを打っているが、そのとき腕に液体を注射しているだけでなく、なにやら血液のようなものが注射器に入っていっているようなのは気のせいだろうか? 検査のための採血なのか?

下記のようなご意見をいただいた。
〜フロノスを注射する時に直江は駆血帯を使用しています。駆血帯は、静脈を浮きただせるために使用されます。フロノスは、静脈注射用薬剤だと思われます。
静脈注射は、針を静脈に刺し込み、一旦ピストンをひき、血液が入ってくるのを確かめます。
これは、針が血管を突き抜けていないか、ちゃんと静脈に入っているかを確かめる行為です。
その後、血液の流れに負担にならない様に、薬を注入します。〜

なるほど。そういうことだったか。無知とはいえちと恥ずかしい疑問だったかな。でも勉強になった。

■倫子が直江に言おうとした言葉

7話で倫子が「石倉さんは奥さんのために嘘に入ってきた」と直江に話すところ。最後に倫子は「先生は。。。」と言いかけて別の話に変えてしまう。倫子は本当は何を言いたかったのだろうか。
私の考えは「先生は私に嘘をつかないでくださいね」又は「先生は私には何でも話してくださいね」だと思う。
どちらの言葉も、石倉が奥さんのために嘘をついているのではないかという疑問をもったからで,自分は直江に嘘をついてもらいたくない、なんでも話してもらいたいと思っているからだ。
事実、9話で直江の部屋からレントゲンを持ち出したことがバレたとき、「私先生のこと信じますから何でも言ってくれますか」と頼んでいる。倫子は一度は飲み込んだ言葉を結局口にしないではいられなかったのではないだろうか。

■北海道旅行は何泊だったのか

原作では札幌に2泊してから支笏湖に1泊した後、倫子だけ先に帰った。では、ドラマは一体何泊の旅行だったのだろうか?
少なくとも支笏湖に行く前に札幌で1、2泊はしているように思う。短くてもトータルで2泊3日ではないかと思うのだが。
ただ、気になるのはビデオレターの直江の服装と支笏湖での服装が同じだったような気がするのだ。黒のタートルネック。。。とすると、着いたその日に支笏湖まで行ったのか!?。
北海道1泊2日っていうのは夢がなくなるから考えたくないのだが。

■婦長の調査でどうして直江と倫子の仲がバレたのか

婦長の調査の前に二人きりで会っていたのは、映像上はタンポポのさくゆりのき橋で運命的な出会いをした夜だけである。確かに一緒に出勤したようだが、それだけでバレたのだろうか? まさか病院内まで一緒に入っていったわけはないだろうし(それじゃバレバレ)。
映像で次に倫子が直江のマンションを訪れるのはハーモニカを届けたときだが、このときまでにやっぱり二人はデートしてたんだろうなぁ。それとも病院内で親しげだったのでバレたのか!?
そもそも、婦長は自分で調査したのだろうか? 看護婦たちに聞き取り調査したのかな?

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