12月27日(日)

 帰宅すると7インチが届いていた。ヨーコさんとフレーミング・リップスによる「ハッピー・クリスマス」のカヴァーで、アマゾンが今年出した配信クリスマスアルバム用に録音された音源の限定シングル。予約したものの、入荷数が未定で、本当に届くか分からなかったので一安心。B面はフレーミング・リップスが2007年にImagene Peise名義で出したクリスマスソングを収録。多分これが今年最後の収穫。

 シングル:
 Yoko Ono & The Flaming Lips "Happy Xmas (War Is Over)/Atlas Eets Christmas"



12月18日(金)

 帰宅すると海外からの荷物。1つはパティ・スマイスのクリスマスCD。これはサイン入り。もう1つはマライアの例のクリスマスソングを元に今年出た絵本。マライア作ということになるのだが、早い話があの歌の歌詞に絵をつけただけ。大きさはほぼ10インチLPサイズ。内容はどうってことのないものだが、可愛い本なので許す。15年前に出てくれていればなあ、という気はするが。

 CD:Patty Smyth "Come On December"
 Book:Mariah Carey "All I Want for Christmas Is You"



12月17日(木)

 帰宅するとCDが2枚届いていた。1枚は独TRAMPのクリスマス・コンピレーション第3弾。内容はどんどんよくなっているけど、相変らず収録曲の年代データがはっきりしない。アーティストの経歴はそこそこ書いてあるのに(知らなかったことも多いので、これはこれで役立つが)、発表年を書いてあるのは、全15曲中で数曲しかないってどういうことよ。大好きなキャロル・フォードの「クリスマス・レターズ」が、今持っている盤よりいい音で入っていたのは何より。

 もう1枚はジャネット・デヴリンという人の5曲入りEP。オリジナル2曲とジョニ・ミッチェルの「リヴァー」を含んだカヴァー3曲だけど、歌い方にクセがあって、あまり好みじゃないなあ。

 CD:V.A. "Santa's Funk & Soul Christmas Party Vol.3"
    Janet Devlin "December Daze"



12月12日(土)

 会社帰りに池袋U店へ。新宿で売り切れだった、オールデイズ・レコードが出したクリスマス・コンピレーションのジャズ/ジャイブ編、『スウィンギン・ゼム・ジングル・ベルズ』があったので購入。とりたてて珍しい曲が入っている訳でもないが、ジゼル・マッケンジーが'57年に出したシングル「トゥー・ファット・フォー・ザ・チムニー」が入ったクリスマスCDはあまり見かけない。マクガイア・シスターズの「サンタが町にやってくる」や、ジョー・ヘンダーソンの「スウィンギン・スレーライド」も一緒に入っているし、この値段なら買う価値あり。

 CD:V.A. 『スウィンギン・ゼム・ジングル・ベルズ』

 帰宅すると通販で頼んだマライアの10インチが届いていた。先月のレコード・ストア・デイ絡みで出た限定ピクチャーレコードで、「恋人たちのクリスマス」とそのリミックスヴァージョン、B面が「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」とやはりそのリミックス、この4曲入り。

 10":Mariah Carey "All I Want for Christmas Is You" (Limited Picture Disc)



12月7日(月)

 会社帰りに新宿T店に寄る。紙ジャケのオールデイズ・レコードのコーナーに行くと、クリスマス・コンピレーションが出ていた。全部で3種類あるようだが、店頭にあるのはR&R/ポップス系とブルース系でまとめた2枚。もう1枚スイング系でまとめたものが出ているよう。ブルース系はほとんど持っている曲ばかりだったので、今日はR&R/ポップス系の方だけに。持っている曲が大半だが、シェブ・ウーリーとブキャナン&グッドマン(A・B両面とも収録!)が並んで収録されてるだけでも買い。

 CD:V.A. 『ロッキン・ゼム・ジングル・ベルズ』



12月5日(土)

 たまたま新宿U店の開店時間少し前に行くと、入口すぐのコーナーがクリスマス特集らしきディスプレイになっていた。告知もしていたそうなのだが全く知らず。ということで入店早々チェック。スペクターの青ラベルとか白ラベルは手が出ないので、2本出ていたカセットテープのみ購入。1本はスペクターで、もう1本はビーチボーイズ。このスペクターはカナダ製で、まだライノが絡んでいた'87年もの。

 渋谷に移動して、H店で注文していた10インチを受け取る。高橋洋子がアンドリュース・シスターズ風の多重録音で作った、コーラスグループ名義の6曲入りクリスマスアルバム。バックはジャネット・クライン人脈のメンバーのよう。文字の版ずれっぽいところとか、すすけたジャケット風印刷など、凝った作りというよりもあざとさの方が強くて損をしている印象あり。「恋に寒さを忘れ」は「I've Got My Love To Keep Me Warm」のこと。

 カセット:V.A. "A Christmas Gift For You from Phil Spector"
       The Beach Boys "The Beach Boys' Christmas Album"
 10":高橋洋子とエンゼル・シスターズ 『恋に寒さを忘れ』



12月4日(金)

 帰宅するとコースターズのクリスマス新譜が届いていた。「ポイズン・アイヴィー」や「ヤケティ・ヤック」「チャーリー・ブラウン」の、あのコースターズなのだが、もうオリジナルメンバーは1人もいない。オリジナルメンバーのカール・ガードナー(故人)は、偽者が有名グループの名前でライヴをしたりするのを禁止する法案制定でいろいろ動いた人らしく、このコースターズは、現在正規にコースターズを名乗るお墨付きである、ということらしい。マネージャーのところには、カール・ガードナーの奥さんの名が入っていた。

 今回のクリスマスアルバムはオリジナルはなしで、有名曲のカヴァーばかり。スティーヴィーの2曲はほぼオリジナルアレンジを踏襲。「サンタが町にやってくる」はジャクソン5のアレンジだが、ヴォーカルに溌剌さがないのが難。「きよしこの夜」はテンプスのエディ・ケンドリックスのフレージングをなぞっただけ。コースターズの○○風とかはなくて、これだと例えば高速のパーキングで買ってしまった素性の知れないクリスマスCDだと言われても納得してしまうかも。

 最後の方にジャッキー・デシャノンの「恋をあなたに」が入っていて、何故?と思ったけど、この曲って'88年の『3人のゴースト』でアニー・レノックスとアル・グリーンが歌ったんだった。

 CD:The Coasters "Christmas With The Coasters"



12月3日(木)

 会社帰りに新宿U店のインディーズフロアに寄る。エスタシオンというユニットの新譜が冬ものだったので買うことに。鈴木惣一朗と南壽あさ子というシンガーソングライターの「季刊限定ユニット」ということらしい。南壽あさ子のオリジナル2曲の他は、漣健児・詞の「ウィンターワンダーランド」、吉田美奈子の「もみの木」、『みんなのうた』でも歌われたヴィヴァルディの「四季(冬)」に日本語詞をつけた「白い道」、唱歌「冬の星座」、鈴木惣一朗の曲にのせて南壽あさ子が中原中也の詩を朗読する「生ひ立ちの歌」、それに清志郎版の「500マイル」を加えた全8曲(「もみの木」のみ、鈴木惣一郎とのデュエット)。クリスマスではないけど、一応収穫ということで。

 CD:エスタシオン 『少女歳時記<冬>』



12月1日(火)

 昼休みに新宿U店でCDを2枚購入。ジェフ・ロビンソンの企画で作られたというコンピレーションは、子飼いともいえるアリシア・キーズやエル・ヴァーナーをはじめ、タイリース、ブランディ、ガビ・ウィルソンなど全14組。ほとんどは新録だが、既発曲はブランディの「ワン・ヴォイス」('98年の2ndアルバム曲を収録だけど、これってクリスマス絡みだっけ?)、タイリースの「スウィート・リトル・ジーザス・ボーイ」(2年前の映画のサントラ収録曲)、ココの「サイレント・ナイト」(2008年のクリスマスアルバム収録)の3曲。取り立ててとりたててここが凄いというアルバムではないものの、よくまとまった1枚。

 例のオールデイズ・レコードより、ヒューイ・スミスの'62年のクリスマスアルバムが出ていたので、これも一緒に購入。以前CD化されたものを持ってたと思うが、今回はオリジナルアルバムの10曲の他、ボーナストラックとして、ほぼ同時期にAceから出ていた'63年のボブ・ワグナーと'61年のスウィンギング・エンバース、このクリスマスシングル2曲欲しさ。

 CD:V.A. "A Classic Holiday -presented by MBK Entertainment"
    ヒューイ・ピアノ・スミス&ザ・クラウンズ
         『ティワズ・ザ・ナイト・ビフォー・クリスマス』



11月27日(金)

 レコード・ストア・デイの入荷品チェックで新宿U店へ。今回クリスマスものは、レス・ポール&メリー・フォードとニック・ロウ+ロス・ストレイトジャケッツのライヴ盤ぐらい。ニック・ロウのライヴ盤はクリスマスアルバム仕立てという訳ではないが、2年前に出したクリスマスアルバム収録曲を4曲ほど取り上げているので準収穫になりそうなもの。ただし今日はカバンが重たかったので、サイズの小さいレス・ポールの方だけにした。

 今回6曲入りの10インチとして出たのは、'55年の4曲入りEPがオリジナルで、ジャケットの絵柄もこれを用いている。レス・ポール&メリー・フォードのクリスマスシングルは、'51年、'53年、'55年とキャピトルから3枚出ており、'55年のEPはその中から4曲を収録したものだったが、今回はボーナスとして2曲追加というか、クリスマスシングル音源を全て入れた形。赤と緑が各1000枚ずつの限定盤だけど、開けてないからどちらの色か不明。

 10":Les Paul and Mary Ford "Christmas Cheer!"



12月18日(水)

 会社帰りに新宿T店でカイリー・ミノーグのクリスマス新譜を購入。昼休みにざっと試聴したのだが、序盤のスタンダード曲のカヴァーとかシナトラとの合成デュエットはどうでもよくて、個人的に楽しみにしていたのが、4曲目以降のザ・ウェイトレスィズの「クリスマス・ラッピング」、ヤズー「オンリー・ユー」、コニー・フランシスの「想い出の冬休み」というカヴァー3連発。オリジナルなどを挟んでプリテンダーズの「2000マイル」のカヴァーも。

 「クリスマス・ラッピング」はイギー・ポップが参加、「オンリー・ユー」って冬に関係してたかなという気もするけど、このジェームス・コーデンとのデュエットは悪くない。「想い出の冬休み」、特にクリスマスソングとして扱われる曲でもないので、クリスマスアルバムに入れた人は過去にもいなかったと思うが、アレンジやオケはオリジナルをほぼ踏襲でキーもコニーと同じ。歌いっぷりもそうかなと思ったら、最初のヴァースのあと、あそこの「uh-huh-huh」を何故やらんのか。そこが減点。それに「warm (ho ho) this winter」のところを地声で押せないのはやっぱり弱いなあ。

 通常盤は全13曲で、いわゆるクリスマススタンダードのカヴァーが6曲(「サンタ・ベイビー」もこちらにしとく)、ポップス系のカヴァーが4曲、オリジナルが3曲という構成。このオリジナルがどれも佳曲で、特に12曲目なんてシェイキン・スティーヴンスの「メリー・クリスマス・エヴリワン」をもろ意識した曲で個人的に気に入った。海外ではボーナスを3曲追加してDVDを付けたデラックス・エディションというのも出ていて、日本盤はそのデラックス・エディションのボーナストラックを収録した全16曲。ボーナスの3曲もみなオリジナルだが、通常盤の中のオリジナルに比べるとやや落ちる出来。最後の曲とか、悪くないものの、アルバムの中に入れると浮いてしまいそう。

 総じてフルオーケストラのゴージャスアレンジでやるスタンダード曲よりも、オリジナル曲やポップス系カヴァーの方に良さが出ているし、あちらじゃシナトラとのデュエット・ヴァージョンとかが酷評されてるようだが、仕上がりにおもちゃ感があるし、今年のクリスマスアルバムをどれか買うなら選んでもいい1枚。日本盤の解説は6ページあったが、ほとんどがこれまでのキャリアやゴシップ系の情報ばかりで収録曲の説明は3割程度。輸入盤があまり安くなかったので国内盤を買ってしまったけど、安い店なら輸入の通常盤でいいかも。

 帰宅するとCDが1枚届いていた。ジョニー・アリディの70年代ベスト盤で、これに'73年のクリスマスシングルが入っている。安かったので、この前のシャロン・ジョーンズと一緒に注文したのだが、取り寄せで入荷が遅れていたもの。

 CD:カイリー・ミノーグ 『カイリー・クリスマス』
    Johnny Hallyday "Anthologie 1970-1975" ※「Noel Interdit」収録



11月15日(日)

 昼に届いたクリスマスCD。まずフォー・シーズンズ、'62年のクリスマスアルバムのモノラルマスターによる紙ジャケ盤。レーベルもヴィー・ジェイ仕様。限定2000枚プレスで、これは輸入盤にオビをつけただけの国内仕様(解説なし)。そして、シャロン・ジョーンズ&ザ・ダップ・キングスのクリスマス新譜。昨年7インチで出て売り切れになったクリスマスシングルの両面も入っているが、ダップ・キングスのビンキー・グリップタイトが2007年に出したクリスマスシングル曲も入っていて、アレンジは変わっていないようだし、これもシングル音源をそのまま収録しているのかも。オリジナル曲が半分、あとは有名曲のカヴァーやキャロルをアレンジし直したものとかで全11曲。

 CD:フォー・シーズンズ
       『フォー・シーズンズ・グリーティングス(モノミックス)』※紙ジャケ
    Sharon Jones & The Dap-Kings "It's A Holoday Soul Party"



11月11日(水)

 一昨日頼んだクリスマスCD3枚が届いた。何れも今年Real Goneから出たもので、まずリン・アンダーソンの'71年のクリスマスアルバムの拡大版。'70年にクリスマスシングルを1枚出していて、その2曲はアルバムの最初と最後に収録されているが、'71年に同じカップリングでチャリティ用のプロモシングルが出ている。この両面は冒頭にリン・アンダーソンのコメント入り。翌'72年にもチャリティのプロモシングルがコメント入りで出ていて、B面は'71年盤と同じ曲だが、コメントは録り直したもの。今回のCDは、アルバム収録の11曲がステレオ、ボーナストラックにプロモシングル収録の4曲がモノヴァージョンという全15曲。

 ボビー・ヴィントンのCDは、'64年に出たクリスマスアルバムの12曲に、その前年に出た4曲入りEP音源、'70年のシングル、'95年の「キッシン・クリスマス」、そして59年に録音された未発表曲、という全19曲。この未発表曲が楽しみだったが、あまり面白くない曲だったので残念。

 グレン・キャンベルは、'68年のクリスマスアルバムの11曲に、翌年にオムニバス盤等で出たアルバム未収録音源、'72年のシングル、'90年に録音された2曲を加えた、キャピトルでのクリスマス録音全18曲。'72年のシングルB面が入ったのは嬉しい。

 CD:Lynn Anderson "The Christmas Album (Expanded Edition)"
    Bobby Vinton "A Very Merry Christmas -The Complete Epic Christmas Collection-"
    Glen Campbell "Complete Capitol Christmas Recordings"



11月9日(月)

 注文していたCDが3枚届く。すでに発売になっていたブライアン・セッツァー・オーケストラ、リアン・ライムス、KC&ザ・サンシャイン・バンドで、もう1枚、コースターズも注文していたのだが入荷が遅れるようで先に配送になったもの。そして今日の昼に、Real Goneから出たリン・アンダーソンのクリスマスアルバム('71年のアルバムにシングル音源を加えたもの)、グレン・キャンベル(キャピトルでの'68年盤にシングル他の音源完全収録)、ボビー・ヴィントン(エピックでの'64年盤にその後のクリスマス録音を加えた完全版)を注文。

 ブライアン・セッツァーは店頭で試聴済み。もう何枚もクリスマスアルバムを録音していて、クリスマスソングを演るのが好きなんだろうなあというのが伝わってくるが、今回も出来は普通というか、選曲が渋めになっているのをオケのゴージャス感アップで相殺したような印象。2曲目とラストにリプライズ・ヴァージョンが入る「ヤバ・ダバ・ユールタイド」というのは、ハンナ・バーベラの『フリントストーン』をアダプトしたもの。全12曲の後半7曲目からはほぼインストで、ビング・クロスビーとペギー・リーのデュエット・ヴァージョンが有名な「リトル・ジャック・フロスト」の途中で女声コーラスが入るのと、「ヤバ・ダバ」のリプライズの終盤で歌がまた入る程度。正直、後半の方が聴きやすかったかも。

 リアン・ライムスはフルアルバムで、昨年のミニアルバムの曲は含まれない。10年前のクリスマスアルバムはもうちょっとシンプルに歌ってくれた方がいいのにと思ったが、今回もその感強し。妙にソウルっぽい音なのでクレジットを見ると、バックにブッカー・Tやレイ・パーカーJr、スティーヴ・フェローンなんかの名前が。オリジナル2曲にキャロルや有名曲の他、メイベル・ジョンのカヴァーやミュージカル『メイム』の曲、'77年のケニー・ロギンスの曲や、2007年にブランディ・カーライルが出したクリスマスシングルのカヴァーなんて渋いところも。タイトル曲じゃない方のオリジナルが1番よかったか。KC&ザ・サンシャイン・バンドは、そもそも今年のCDなのか疑わしい盤だったが、一応新作ということのよう。全12トラックのうちオリジナルは4曲。ただしどれも出来は今ひとつで、カヴァーの方がまだしもというところ。

 CD:Brian Setzer Orchestra "Rockin' Rudolph"
    LeAnn Rimes "Today Is Christmas"
    KC & The Sunshine Band "A Sunshine Christmas"



10月24日(土)

 新宿U店でCDチェック。今月発売のCDをネットで検索していたら、フォー・シーズンズのクリスマスアルバム、輸入盤で紙ジャケ仕様というのがあったが、ジャケがヴィー・ジェイ盤のもの。確か2年ぐらい前にヴィー・ジェイ盤のジャケでCDがあったような記憶があるので、最初はスルーしてしまったが、先週改めてそのジャケ写真を見ると、ステレオ表記のない方のジャケだったので、海外サイトをチェック。すると、このCDはやはりモノラル・マスターだという。以前より、フォー・シーズンズのクリスマスはヴィー・ジェイ盤のモノラルが最強だと言っていた自分とすれば、我が意を得たりというところなのだが、今回のCDがどういうマスターを使用しているのかまで書かれていないので迷う。

 2年前のあのジャケで出たCDは、どういうマスターだったのか気になり、中古棚にないか探してみるとセール箱の中にあるのを発見。ジャケはヴィー・ジェイだけど、ケース裏を見ても特にそれらしき記述はなし。ホールマーク絡みで出たものだし、わざわざモノラル・マスターを使うような面倒なことをするとは思えないが、念のために購入。

 日本のインディーズフロアで、'87年に出た斉藤美和子と川喜田美子(D-DAY)の12インチの復刻CDがあった。先月発売になったそうだが、このタイトル曲とB面1曲目がクリスマスソング。中古箱の中に、2002年に出た琴桃川凛の「ラマダンクリスマス」があったので、これも一緒に。

 CD:The Four Seasons "The 4 Seasons Greetings"
    斉藤美和子、D-DAY 『Winter Wink』
    琴桃川凛 マイ・フェイバリット・シングス 『ラマダンクリスマス(アメリカ人に断食を)』

 帰宅してフォー・シーズンズを聴いてみたら、案の定というか普通のステレオ・マスター。ということで、今回の紙ジャケは購入することにしたのだが、ネットではすでにどこも取り寄せ扱いになっており、どうやら輸入盤に国内オビ(+解説?)をつけた11月発売分よりも入荷が遅くなってしまいそうなので、ポイントを使って国内仕様盤を注文することに。



11月17日(土)

 新宿U店でCDチェック。昨年出たジョー・ペリーのクリスマスEPがあったので購入。4曲入りで、「ホワイト・クリスマス」と「きよしこの夜」はインスト(「ホワイト〜」の方にはトークボックスっぽいヴォーカルが小さく入る)だが、チャック・ベリーとエルヴィスのカヴァーはヴォーカル入りで、「ラン・ルドルフ・ラン」にはジョニー・デップもギターで参加。インストは別にして、あとの2曲はほぼ予想通りというか、想像を大きく超えるようなものではなかった。

 もう1枚、セール品の棚に、やはり昨年出たブラザース・フォアのクリスマスCDがあったので一緒に購入。'66年のアルバムで、かなり前に出たCDは持っていたが、昨年の「拡大版」は'61年のクリスマスシングル(両面ともアルバム未収録曲)と'64年に録音された未発表音源2曲、この4曲をボーナス収録。ボーナス曲は何れも、アルバムと違ってオーケストラが入らないアレンジ。

 CD:Joe Perry "Joe Perry's Merry Christmas"
    The Brothers Four "Merry Christmas"



9月19日(土)

 新宿U店でCDチェック。セール品の棚に、昨年出たアリアナ・グランデのクリスマスCDがあったので抜く。一昨年配信で出ていたEPをCD化したもので、中古で買えばいいかと後回しにしていた1枚。もう1枚というか、こっちは2枚組だけど、昨年英ジャスミンから出た40〜50年代のデッカ音源を中心にしたクリスマスもの。ただし、キャピトルのレス・ポールも入っているし、ダイナ・ショアは曲を見る限り、RCA時代もキャピトル移籍後の録音も入っている、妙なコンピレーション。内容はほぼ持っているものばかりだったので、別に買わなくてもいいやと思っていたのだが、1コインなら上々。

 CD:アリアナ・グランデ 『クリスマス・キス』
    V.A. "Snowbound For Christmas"



9月11日(金)

 新宿U店のロック系アナログフロアが独立店舗になるというので、昼休みにちょっと覗く。7インチの棚をざっと見た後、LPの棚構成を一通り。開店初日なので、もう少し落ち着いてからの方がよさそうだと入口に向うと、先ほどの7インチの棚の下にまだ引き出しがあったのに気付く。インストもののコーナーを見ると、そこにアヴァランシェスのプロモシングルが。'63年の唯一のアルバム『スキー・サーフィン』からのカットで、これは準収穫扱い。

 シングル:The Avalanches "Avalanche/Baby, It's Cold Outside"



7月10日(土)

 昼休みに新宿U店の中古フロアを覗く。ジョニー・テイラーのクリスマスシングルがあったので抜く。'65年のギャラクシー盤で、後にスタックスのクリスマス・コンピレーションに収録されたもの。盤質は悪いが、未入手だったし、安かったのでよしとする。

 会社帰りに新宿T店に寄る。しばらく来てなかったので、最近何が出ているのかさっぱり分からず。新譜のコーナーにサーフィン/ホットロッドものの国内廉価盤シリーズが並んでいて、そこにアヴァランシェス(この表記になっていた)の'63年のアルバムがあった。ようやくというか、めでたく日本初CD化。他にはマーケッツやチャレンジャーズとかがあったが、とりあえずこれだけ抜く。解説付きとオビにあるものの、上から見るとただの2つ折ジャケだし、内容は期待薄かと思っていたけど…まあ、予想通りといったところか。

 シングル:Little Johnny Taylor "Please Come Home For Christmas/Miracle Maker"
 CD:アヴァランシェス 『スキー・サーフィン』



5月30日(土)

 池袋U店のセール箱から、昨年ノートンから出たブラッドショット・ビルのクリスマスシングルを抜く。カナダのロカビリーシンガーだが、曲自体は2011年にネットに上がってるもの。

 シングル:Bloodshot Bill "Stuffin' Her Stockin'/Naughty Or Nice"



4月25日(土)

 新宿U店でセールコーナーをチェック。昨年夏に「フリー・ソウル」シリーズで出た、スタイリスティックスのコンピレーションがあったので抜く。これ、最後に「ディス・クリスマス」('92年のクリスマスアルバムから)が入ってるので収穫扱いに。もう1枚、BJ・トーマスの2in1も安くなってたので、一緒に買うことに。'80年前後のアルバムで、内容的にはもろCCM。ボーナストラックの3曲のうち2曲が、'81年にWordレーベル所属アーティストによるクリスマスアルバムに収録されたトラッドだったので、これも収穫扱い。

 CD:スタイリスティックス 『フリー・ソウル クラシック・オブ・スタイリスティックス』
      ※「This Christmas」収録
    B.J. Thomas "You Gave Me Love/Miracle"
      ※「Away In A Manger」「The First Noel」収録



3月12日(木)

 昼休みに新宿U店へ。セール棚の中から、クリスマス関連のCDを2枚抜く。どちらも数週間前まで、同じセール棚でも約3倍の値段だったもので、一気に値下がり。まず、ボビー・ダーリンが'60年に出したクリスマスアルバムの復刻CD。このアルバムは90年代初めにCD化されたが、それはモノラル・マスターのもので、一昨年に出たこのCDは初のステレオ・マスターによる復刻。ただし、ボーナスのクリスマスシングルは、オリジナルのモノラル音源で、これは前のCDと変わらず。

 もう1枚は、サウスサイド・ジョニーの'78年のライヴ盤。クリスマスの時期にボストンで行われたもので、終盤にエルヴィスの「サンタが町に来る」、オーティスのアレンジ版「メリー・クリスマス・ベイビー」をやっているので収穫扱い。聴いてみると、その前にロイド・プライスの「スタッガー・リー」を歌っていて、イントロのあたりで今日はクリスマスだから云々というMCがあり、バックで「きよしこの夜」のさわりが流れる。とはいえ、ライヴの出来は今イチ。 

 CD:Bobby Darin "The 25th Day of December"
    Southside Johnny & The Asbury Jukes "1978:Live in Boston"



1月31日(土)

 新宿U店でCDをチェック。セールコーナーで3枚買うと半額になるというので、半ば無理矢理3枚選んだ・まず、ジョニー・ウィンターの『ライヴ・ブートレッグ・シリーズ Vol.10』、フランスの俳優エディ・ミッチェルがバンドを組んで歌っていた'61〜'63年の楽曲集、そして安値だったブレンダ・リーの2枚組ベスト。ジョニー・ウィンターのライヴには「プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス」が入っていて、エディ・ミッチェルのCDには、ボーナスとして'61年のクリスマスシングル音源を収録。ブレンダ・リーは最後に1曲だけクリスマスソング収録。ということでみな収穫扱い。

 CD:Johnny Winter "Live Bootleg Series Vol.10"
    Eddy Mitchell "Je Ne Pense Qu'a L'amour"
    Brenda Lee "The Very Best Of Brenda Lee"(2CD)

 ジョニー・ウィンターのCD、クレジットが全く書かれてないので年代が分からないけど、音の感じからして80年代のライヴか。「プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス」は7〜8分あるものの、歌いだしから歌詞間違えてるわ、ソロの繰り返しで長くなってるだけのような演奏で、正直期待外れの出来。そういえばこのシリーズ、いいのは最初の3〜4枚だけと書いてる人もいたなあ。エディ・ミッチェルのクリスマスソングは、1つは「蛍の光」をアレンジしたもので、もう1つが「Noel de France」という、ジョルジュ・ガルバランツ(「アイドルを探せ」もこの人)が書いた曲で、この曲は数年後にパトリシア・何とか?というフランスの女の子も歌っている俺の好きな曲だった。



1月24日(土)

 帰宅すると先日オークションで落としたクリスマスシングルが届いていた。ボビー・ヴィーの'63年盤。アルバム自体は本国では'62年発売だが、日本盤は翌年の発売で、そこから日本独自のシングルカットとして出た1枚。店頭で出会ったことがなく、たまにオークションで出ても結構な値が付いて落とせずじまいだったが、年明けの微妙な時期だったので、この程度でもいけるんじゃないかと、半ばギャンブルで入れた安値で落とせたのでラッキー。

 シングル:ボビー・ヴィー 「ジングルベル・ロック/ホワイト・クリスマス」



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