12月29日(土)

 新宿U店でジョーン・バエズのクリスマス・ソングブックを見つけたので購入。ヴァンガードからアルバムが出たのは'66年だが、これは'67年に出たもの。帰宅すると通販で頼んだ7インチとLPが届いていた。7インチは今月初めに出たポールのクリスマスシングル。入荷したら簡単に買えると思っていたのと、先月いろいろと忙しかったので予約せずにいたら、あっという間に売り切れ。あせって海外から購入したけど、値段が高騰しかけていて、危ないとこだった。グリーンとレッドの2種類あるそうなのだが、シールドのままではどちらか分からず。とりあえず1枚入手出来たことでよしとする。LPはボビー・ヴィーのクリスマスアルバムで、'63年に出た日本盤。US盤は'62年に出ている。邦題は『ボビーとメリー・クリスマス』。

 シングル:Paul McCartney "Christmas Kisses"
      ※A面「The Christmas Song」B面「Wonderful Christmastime」
 LP:ボビー・ヴィー 『ボビーとメリー・クリスマス』
 Songbook:"Noel/The Joan Baez Christmas Songbook"



12月25日(火)

 会社帰りに新宿U店に寄ると、コロムビア、オーケー、ヴォカリオン、ブルーバードに残された、20年代から30年代の録音を中心としたブルース、ゴルペル系のクリスマス・コンピレーションがあったので購入。先月出た限定盤らしく、これは5千番台のナンバリング入り。1番新しい録音が'62年のライトニン・ホプキンスで、60年代はこの1曲のみ。40年代が2曲で、他は30年代以前という18曲入りの渋い選曲。

 CD:V.A. "Death Might Be Your Santa Claus"



12月21日(金)


 会社帰りに中野R店をチェック。クリスマスCDのコーナーでヨブスのクリスマスCDを見つける。BOYSの変名プロジェクト。'80年盤のCDは持っていたけど、これは'91年に出た2枚目のクリスマスアルバム。'92年にテイチクから国内盤が出たようだが、この酷いイラストジャケは見覚えがないので、多分自分の範囲外ということでノーチェックだったのだろう。オリジナル盤のジャケはイラストパターンじゃないので(持ってないけど)、この兄ちゃんのイラストは日本で入れたものと推測。

 先月出たロジャー・ニコルス&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズの新作CDが中古であったので、これも一緒に。'95年の『ビー・ジェントル・ウィズ・マイ・ハート』に入っていたクリスマスソングを再録しているので収穫扱い。

 CD:ヨブス 『パンク野郎のX'mas』
    ロジャー・ニコルス&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
        『マイ・ハート・イズ・ホーム』
      ※「クリスマス・イズ・マイ・フェイヴァリット・タイム・オブ・イヤー」収録"



12月19日(水)

 昼休みに新宿T店。朱里エイコのライヴ盤が何点か復刻されていて、'72年の『オン・ステージ』が出てたので買う。この2枚組LPには特典としてクリスマスメドレーが入った7インチが付いていたのだが、CDにもその特典音源がボーナス収録されている。NOKKOがクリスマスCDを出すというのは聞いていたけど、先月出てたのね。これも一緒に買うことに。

 会社帰りに渋谷H店へ。ネットで購入したスパイナル・タップのクリスマスシングルを受け取る。'84年のものだが、これはピクチャーディスク(E-1144)。番号が1つ違いの通常シングル(E-1143)はPS付で入手済み。ピクチャーディスクは以前はたまに見かけたが、後回しにしているうちにあまり出回らなくなってしまっていた。

 帰宅すると関西の知人から届いたシングル。ドディー・スティーヴンスの'60年のシングル。元々はチューン・ウィーヴァーズの誕生日ソングをクリスマスに置き換えたもの。感謝。

 CD:朱里エイコ
    『朱里エイコ・オン・ステージ 〜新しい世界が今ここに!』(2CD)
         ※「クリスマス・メドレー」をボーナス収録
    NOKKO 『The Christmas Songs』
 シングル:
   Spinal Tap
   "Christmas With The Devil/Christmas With The Devil (Scratch Mix)"
   Dodie Stevens "Merry Christmas Baby/Jingle Bells"



12月16日(日)

 池袋U店で小物を買うついでに、達郎の「クリスマス・イブ」2012年限定パッケージも一緒に。紙ケースの中身は2003年盤だから持ってるんだけどな。帰宅すると知人からクリスマスCDが届いていた。昨年、Thistimeというインディレーベルから300枚限定で出たらしい、内外のパワーポップ系バンドの24曲入りクリスマスコンピレーション。感謝です。

 CDS:山下達郎「クリスマス・イブ」※2012年クリスマス期間限定BOXパッケージ
 CD:V.A. 『This Christmas Time』



12月12日(水)

 昼休みに新宿U店に行くと、ポーグスの「ニューヨークの夢」の新装7インチが出ていた。'87年のオリジナルリリースから25周年ということで、限定再発になったものらしい。B面はインストヴァージョン。そういえば、大阪にいた頃にポーグス観に行ったなあ。シェインがいなかった時期だから、この曲はやらなかったけどね。でも面白いライヴだった。

 ジョン・デンバーのRCAでの初期アルバムが復刻されていて、'70年の3rdがあったのでこれも一緒に購入。「オールド・ディキシー・ダウン」とか「ミスター・ボージャングル」、ビートルズのカヴァーなどもやっているが、最後に「ジングル・ベル」が入っているのだ。

 シングル:The Pogues "Fairytail Of New York/(inst.)"
 CD:John Denver "Whose Garden Was This"



12月8日(土)

 久々に神保町のレコ屋を回るが、クリスマスものはあまり収穫なし。R店でジミー・ロジャースのビクター盤LPがあったので、これのみ購入。オリジナルのUSルーレット盤は'59年発売。このペラジャケ盤は年代表記がないが、翌'60年の発売か。邦題は初めて知ったが、『クリスマスを心から…』と何とも気恥ずかしい。中身は何というか、ええカッコしぃの1枚で、'65年にドットから出した2枚目のクリスマスアルバムの方が出来はまだマシ。

 LP:ジミー・ロジャース 『クリスマスを心から…』



12月1日(土)

 昼に池袋U店に寄るとハンク・ジョーンズの『ヒアズ・ラヴ』の紙ジャケ中古があったので購入。メレディス・ウィルソンが書いたブロードウェイ・ミュージカルをジャズアレンジにしたアルバムで、上演が始まった'63年秋、ほぼ同時期に録音されたもの。映画『三十四丁目の奇蹟』をベースにした作品なので、何曲かクリスマスっぽいナンバーが入っている。ということで準収穫に。

 T店でベンチャーズのクリスマスCDを探す。何度目になるか分からないドルトン盤の再発。今回は日本盤のセカンドジャケに使われた「雪だるまジャケ」になっているのが売りで、値段も1500円。ブックレットの裏はUSドルトン盤のジャケで、中ほどに見開きで日本初盤のそりジャケも収められている。ボーナストラックは「赤鼻のトナカイ」の別テイクと、5年前に録音した「ラスト・クリスマス」。「赤鼻」別テイクも出来は落ちるので、このボーナスはあまり目玉にならず。もう1枚、ミンディ・グレッドヒルのクリスマスCDも出ていたので一緒に購入。本国では昨年出たもので、タイトル曲のみオリジナルだが、これがなかなかよろしい。

 CD:ハンク・ジョーンズ 『ヒアズ・ラヴ』※紙ジャケ
    ザ・ベンチャーズ 『ベンチャーズ・イン・クリスマス』
    ミンディ・グレッドヒル 『ウィンター・ムーン』



11月16日(金)

 帰宅するとクリスマスCDが2点届いていた。トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンの「グリース」コンビが出した新作。バーブラとかクリフ・リチャード、トニー・ベネット、JT、チック・コリアなどがゲストは豪華。トラボルタの歌が割と抑えた感じなので、ちょっと物足りなさも。もう1枚はロバータ・フラックだが、90年代後半に出ていたアルバムの新装盤のよう。

 CD:John Travolta & Olivia Newton-John "This Christmas"
    Roberta Flack "Christmas Songs"



11月12日(月)

 昼休みに新宿T店に寄るとトレイシー・ソーンのクリスマス新譜があったので購入。全12曲のうち、所謂スタンダードっぽいクリスマスソングは1曲だけで、有名どころではランディ・ニューマンの「スノウ」やジョニ・ミッチェルの「リヴァー」があるが、自身のオリジナルが2曲の他は、ドリー・パートン、ロン・セクススミス、ホワイト・ストライプスなど、クリスマスというよりウィンターソングも含め、珍しい選曲になっている。スクリッティ・ポリッティのグリーン・ガートサイドも参加。試聴したところ、個人的にはあまり趣味じゃない曲もあるけど、よくまとまった1枚。

 ストーンズの'65年のアイリッシュ・ツアーを中心にしたドキュメンタリー、『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』のDVDも一緒に。リージョンオールで日本語字幕もあるようなので輸入盤で。エルヴィスの「Santa Bring My Baby Back To Me」を口ずさむシーンがあるらしく、帰宅後確認すると、キースがピアノを弾いて、ミックと2人で確かに歌っている。ただし53〜54分あたりの30秒足らず。

 CD:Tracy Thorn "Tinsel and Lights"
 DVD:The Rolling Stones "Charlie is my Darling IRELAND 1965"



11月7日(水)

 ネットで注文したLPを受け取りに久しぶりに渋谷H店へ。バイロン・リー&ザ・ドラゴネアーズの'68年か'69年のアルバムで、A面1曲目にウィリアムベルの「エヴリデイ・ウィル・ビー・ライク・ア・ホリデイ」のカヴァーが収録されている。このカヴァーは'68年にシングルが出ていて、これまで何度も見かけていたのだが、個人的にレゲエはあまり聴かないのでスルーしていたもの。たまたまネットで試聴したら、レゲエアレンジではなくストレートなカヴァーで、この曲のカヴァーの中でもかなり出来がいい。

 こんなのもありますと出してくれたのが、USワーナーから2010年にiTunesのみで出た21曲入りのクリスマスコンピレーション『Gift Wrapped Vol.II - Snowed In』、これのプロモオンリーのアナログ2枚組。『Vol.II』とあるのは前年に、やはりiTunesで20曲入りのアルバムを出したから。ただしこのアナログの収録曲は少し削られて全19曲。ベン・キース、オアシス、ディーヴォ、デヴィッド・フォスター、グーグー・ドールス。レイチェル・ヤマガタ、フレイミング・リップスなどが入っている。

 LP:Byron Lee & The Dragonaires "Byron Lee & The Dragonaires"
      ※「Everyday Will Be Like A Holiday」収録
    V.A. "Gift Wrapped Vol.II - Snowed In"(2LP)



11月3日(土)

 注文していたリタ・クーリッジのクリスマス新譜が届いた。全12曲のうち、所謂クリスマスソングとは違う曲がいくつかあり、まず10曲目の「サークル・オブ・ライト」。'91年に出した日本の曲の英語カヴァーアルバムで、最後に入っていたオリジナル2曲の内の1つ。これは'97年になって、姉のプリシラたちと組んだユニットWALELAの1stアルバムでもセルフカヴァーしている。今回のキーは結構下げているが、これは高校生のクワイアと共演してるので、その関係もあるかも。次の「アメイジング・グレイス」も高校生クワイアと共演しているが、これもWALELAの'97年のアルバムでとり上げていた。最後の「ラヴ・イン・ディス・ルーム」は、リタの90年代のアルバムのいくつかで曲を書いていたティム・ヴィージーの作で、この人の2005年のアルバムに収録されていた。

 ボサノヴァ風「レット・イット・スノウ」、セカンドライン風「サンタが町にやって来る」や、チェロキー族風のような「リトル・ドラマー・ボーイ」、ヴァース以降はリズムを変える「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」もあるが、他はほとんどオーソドックスなアレンジ。ただ編成の薄さがところどころ気になる。歌は安心して聴いていられるものの、さすがに今年67歳、歌声がちょっと重くなった感が。お薦め度は微妙。

 CD:Rita Coolidge "Rita Coolidge Christmas"



11月2日(金)

 会社帰りに新宿T店でCDを物色。ザ・コネクションというバンドのCDが試聴機にあって、タイトルがニューイングランド云々とあるからUKのバンドなのかと思ったら、アメリカのバンド。ちょっとマージービートっぽい音の曲もあるけど、やっぱりラモーンズの線かな。ディーディー・ラモーンが書いた曲やってるし。最後に2曲クリスマスソングも入ってて、うち1曲はラモーンズのカヴァー。14曲入りで千円だったので買うことに。最初の8曲が昨年100枚限定で出たアルバムで、それに今年の春に出したEPの4曲と昨年出したクリスマスシングルの2曲をボーナス収録したものらしい。もう1曲のクリスマスソングはオリジナルのようだが、ラモーンズの曲のクレジットがバンドメンバーになってしまっているのは減点。

 KEMという人のクリスマス新譜が出るのは知ってたけど、これまで聴いたことがないので注文してなかった。この人ってモータウンなのか。ヒップホップ寄りの人なのかと勘違いしてたけど、そういう感じじゃないのね。オリジナルが5曲と有名曲が5つ。オリジナルも含め、スローナンバーが続くが、思ったよりもいい。6曲目に入ったオリジナルのクレジットにギャンブル=ハフの名もあったが、これは「ミー&ミセス・ジョーンズ」のフレーズが出てくるからのよう。ただこの曲は個人的に今イチ。終盤の変化の付け方はまあまあ。今の自分の直球ラインじゃないけど、今年聴いた中ではよく出来てる方か。

 CD:The Connection "New England's Newest Hit Makers"※クリスマスソング2曲収録
    KEM "What Christmas Means"



10月31日(水)

 昼休みに新宿U店でCDを物色。ロッドのクリスマスCDが入荷していた。ヴァーヴから出てアレンジはデヴィッド・フォスター。不安たっぷりだが一応購入することに。そういえばと思い、ジェームス・テイラーの棚を探すと、こちらも入荷していた。6年前に出たクリスマスCDに、今年2曲追加した再発した新装盤…なのだがジャケは変わらない。2006年盤自体、その2年前にホールマークから出ていた盤をベースにしたもの。今回新たに追加されたのは、2008年にヨーヨー・マのアルバムに入った「ヒア・カムズ・ザ・サン」と、新録の「もみの木」のフランス語ヴァージョン。これも一緒に購入。

 会社帰りに新宿T店に寄ると、ロッドのCDがあったので試聴してみる。予想通りと言っては悲しいが、ゴージャスなオケに負けてしまったような出来。オーティスのスタイルでアレンジされたタイトル曲もちょっと上品すぎで、おまけにデュエット相手のシーロー・グリーンに食われ気味。エラのトラックを使ったデュエットも止めといた方がよかった。9曲目に入った唯一のオリジナル曲が1番の出来で、あとは11曲目のメアリー・J・ブライジとのデュエットとラストの「蛍の光」ぐらいか。

 コルビー・キャレイのクリスマスCDが入荷していたので聴いてみる。数年前に出たCDのジャケはよく見たが、名前は全然覚えていなかった。聴いてみると、何というかヘンに背伸びしていない歌唱で好感が持てる。全12曲中、オリジナルが4曲入っているが悪くない。通して聴くとコクにはやや欠けるけど、今年のクリスマスCDを3枚買うなら候補に入れてもいいかも。本国ではジャケ違いのデラックス・エディションが出ていて、そちらには「ジングル・ベル」「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」の3曲が追加されており、来月発売の日本盤はこのデラックス・エディションの全15曲を収録するみたい。

 帰宅するとキャロル・バーネットのクリスマスCDが届いていた。TV/映画で活躍したコメディエンヌだが、TVショーの音源を収録したのかなと思ったら、やはりそうだった。クリスマスプログラムが収録されたDVDが今月本国で出たようだ。キャロル・バーネットがソロで歌っているものはなくて、寸劇をそのまま入れたものやメドレーが多く、ゲストのマヘリア・ジャクソンやジュリー・アンドリュースなどのソロの方が目を引くぐらい。正直DVDを見ずにこのCDだけ聴くのはきつい。

 CD:Rod Stewart "Merry Christmas, Baby"
    James Taylor "At Christmas" ※2012年新装盤
    Colbie Caillat "Christmas In The Sand"
    Carol Burnett "Carol Burnett Christmas"



10月26日(金)

 帰宅するとシートミュージックが3つ届いていた。まずアンディ・ウィリアムスの「イッツ・ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ジ・イヤー」。'63年のクリスマスアルバムに収録されたときのもの。次はエルヴィスの「故郷のクリスマス」。'71年の『初めてのクリスマス』に収録されたナンバー。そしてイーグルスが'78年にカヴァーした「ふたりだけのクリスマス」。表紙にイーグルスの写真はないが、イーグルスが録音云々と記載されているし、譜面もドン・ヘンリーが歌った節回しで採譜されている。多分このカヴァーがなかったら、単独でシートミュージックが出るなんてことはなかったのかも。

 Sheet Music:
  Andy Williams "It's The Most Wonderful Time Of The Year"
  Elvis Presley "I'll Be Home On Christmas Day"
  Eagles "Please Come Home for Christmas"



10月24日(水)

 帰宅するとレディ・アンテベラムのクリスマスCDが届いていた。昨日新宿T店に入荷していたので試聴したが、なかなかの出来。ただし、2年前に本国の某スーパーチェーンのみで発売された『A Merry Little Christmas』という、6曲入りミニアルバムに新録を6曲加えたものだった。ミニアルバムの曲目はこれ。
 1. "Have Yourself a Merry Little Christmas"
 2. "All I Want for Christmas Is You"
 3. "Blue Christmas"
 4. "On This Winter's Night"
 5. "Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow"
 6. "Silver Bells"

 そしてこれが今回のアルバム。
 1. "A Holly Jolly Christmas"
 2. "Christmas (Baby Please Come Home)"
 3. "All I Want for Christmas Is You"
 4. "I'll Be Home for Christmas"
 5. "This Christmas"
 6. "The First Noel"
 7. "On This Winter's Night"
 8. "Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!"
 9. "Have Yourself a Merry Little Christmas"
 10. "Silent Night (Lord of My Life)"
 11. "Blue Christmas"
 12. "Silver Bells"

 実はアルバムを聴いていて[10]から[11]の繋ぎにちょっと違和感があったのだが、その[11]のライヴ・ヴァージョンが日本盤のボーナストラックに入る理由も含めて、これで氷解。タイトル曲[7]のみがオリジナルで、これは佳曲。[2]はダーレン・ラヴの「クリスマス」のカヴァーだが、ヘンにスペクター・サウンドに挑戦してみました風にしてない分、好感がもてる。[3]はヴィンス・ヴァンスかカーラ・トーマスのカヴァーであればと願ったが、マライアの方のカヴァー。でもマライアのヴァージョンより出来がいい。何か今年のクリスマスCDを1枚買うのであれば、お薦め出来るレベル。

 CD:Lady Antebellum "On This Winter's Night"



10月20日(土)

 帰宅するとクリスマス新譜が届いていた。フランチェスカ・バティステリという、インディーズで2004年デビューした所謂CCM系の人で、2008年に現在のレーベルに移籍してから売れ始めたらしいが、歌を聴くのはこのCDが初めて。全11曲のうち自作曲が4曲あり、バラードでまあまあの曲が1つあったものの、他は今イチ。スペクター風を意識した曲もあったのだが、出来としてはマライアのあの曲程度。他の有名曲は、ほとんどリズムアレンジに手を加えていて、あまり成功しているとは言い難いけど、何とか楽しんで1枚を聴いてもらおうという気持ちは分かる。この曲順や構成は繰り返し聴かないと慣れてこないかも。

 CD:Franchesca Battistelli "Christmas"



10月19日(金)

 帰宅すると通販で頼んだCDが3枚と、海外からもCDが1組届いていた。まず、昨年アルバムデビューしたシンガーソングライター、クリスティーナ・ペリーのCDは5曲入りのミニアルバム。1曲目だけオリジナルだが、これは可もなく不可もなし。次のカーペンターズのカヴァーは割とよかったのに、次の「プリーズ・カム・ホーム・フォー・クリスマス」は(案の定といえばそうだが)イーグルス以降にこの曲を覚えましたパターン。いや、'86年生まれだから、下手するとボン・ジョヴィ経由でイーグルスに辿り着いた線か。言っちゃ何だが、この歌が楽しそうに聴こえるぞ。「ハッピー・クリスマス」も今ふたつ。スタンダード系の方がまだいいな。

 イギリスのメゾ・ソプラノのお姉ちゃん、キャサリン・ジェンキンスのCDは、2004年〜2008年のユニヴァーサル時代の音源から、クリスマスっぽい曲を集めたコンピレーションだった。失敗。そういえば2008年に出した賛美歌集『セイクリッド・アリアズ』がクリスマスアルバムみたいなもんだったが、買ってなかったから代わりにこれでよしとするか。1曲目が2004年の「オー・ホーリー・ナイト」だけど、この頃の歌い方にはちょっと違和感があるね。2008年ぐらいの録音の方が聴きやすい。

 イーディ・アダムスのCDは、夫であるコメディアン、アーニー・コヴァックスの'52年のTVショー音源で、今回初めて発売されるもの。この人は『アパートの鍵貸します』に出てきた秘書のミス・オルセン役で憶えていたが、歌える人だとは知らなかった。全部で32分強の音源。結構ノイズも多く、TVショーだから途中で喋りなども入っており、好事家にしかお薦めのしようがない珍品。でもこういう音源が出てくるのはいいことだ。

 海外から届いたのは10年ぐらい前にCD化されたヒルサイド・シンガーズの音源集(2CD)。ヒルサイド・シンガーズといえば、コーラのCMで使われた「愛するハーモニー」を歌ったグループで、ニュー・シーカーズよりも先にシングルが出ていた(全米13位のヒットになったが、ニュー・シーカーズ盤は7位まで上昇)。Disc1が'72年に出た1stアルバムで、Disc2はやはり'72年に出たクリスマスアルバム。あまり面白くない真面目なアレンジが多いけど、途中でキングストン・トリオがやったアレンジのものもあったりして、どちらかというと賛美歌じゃない方が出来がいいな。

 CD:Christina Perri "A Very Merry Perri Christmas"
    Katherine Jenkins "My Christmas"
    Edie Adams "The Edie Adams Christmas Album"
    The Hilside Singers "I'd Like To Teach The World To Sing"(2CD)
     ※Disc2が『Merry Christmas From The Hilside Singers』



10月16日(火)

 ブレイク・シェルトンの新譜がクリスマスアルバムだったので、これも購入。2000年代になってから出てきた人なので、全然聴いたことがなかったが、ここ数年のシングルはカントリーチャートで連続1位なのね。『The Voice』の審査員らしいが、これも見たことがない。試聴機で斜め聴きすると、歌い方は自分の持ってるCDだとジョージ・ストレイトとかの線に近い。特に低音部の声の出し方で、正直なところ、あの声の出し方は苦手というか、何度も出てくるとちょっとイラッとくるんだけど。内容は全14曲中の4曲が新曲で、うち3曲は自作。残りは殆どが有名曲だが、1曲だけマイケル・ブーブレの「ホーム」をカヴァーしている。この曲にマイケル・ブーブレがゲスト参加している他、リーバ・マッキンタイア、ケリー・クラークソン、奥さんのミランダ・ランバートなども参加。全体としては…まあ、可もなし不可もなし。

 CD:Blake Shelton "Cheers, it's Christmas"



10月4日(木)

 帰宅するとクリスマスCDが1枚と、海外オークションで落としたシートミュージックが1つ届いていた。CDはゲイリー・US・ボンズの新譜。この人には「Call Me For Christmas」という'67年のシングルがあるが、アルバムとしては初めて。全10曲中、カヴァーは2つだけで、あとは自身やバンドメンバーによるオリジナル。何曲かは2006年のクリスマス映画用に書かれたものらしいが、日本未公開なのでよく分からず。オリジナルの中に「Quarter To Three」風のものがあり、それほどいい曲ではないけども、やはりこの人のクリスマスソングっぽくてホッとする。全体の出来としてはジャケの酷さを払拭するまでには至らず。

 シートミュージックはラヴ・アンリミテッドの'73年のシングル、「イット・メイ・ビー・ウィンター・アウトサイド」。これはUK版。フェリス・テイラーが'67年に出したシングルのカヴァーだが、プロデューサーだったバリー・ホワイト繋がりの1曲。

 CD:Gary U.S.Bonds "Christmas is ON!"
 Sheet Music:
  Love Unlimited "It May Be Winter Outside (But In My Heart It's Spring)"



9月24日(月)

 帰宅するとCDが1枚届いていた。少年ナイフの4曲入りクリスマスEP。オリジナル曲と「ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス」をそれぞれ2ヴァージョンずつ収録。タイトル曲は昨年発表されていて、アナログが出たのは知ってたけど、CDも同時期に出てたのかしら。

 CD:Shonen Knife "Sweet Christmas"



9月20日(木)

 昼休みに新宿T店で、昨日出たというアニタ・カーのベスト盤を探す。ワーナー在籍時の音源からのコンピレーションで、アニタ・カー・シンガーズの他に、変名のメキシカリ・シンガーズ、ロッド・マッケンと一緒にやったサン・セバスチャン・ストリングスの音源(日本ではロッド・マッケンの朗読を石坂浩二の録音に差し替えて出した)も入っており、シングルオンリーの音源もいくつか。サン・セバスチャン・ストリングス名義の'73年のクリスマスシングル音源(ヴォーカルはロッド・マッケンとアニタ・カーのデュエット)が入っていたので収穫扱い。この日本編集盤が1800円というのはお徳。バート・バカラックの紙ジャケ再発盤で、'69年の『メイク・イット・イージー・オン・ユアセルフ』に、2006年の紙ジャケ発売時にはなかったボーナストラックが7曲追加され、それにクリスマスソングのシングル・モノ・ヴァージョンが入っていたので一緒に購入。'68年に出たA&Mのクリスマス・コンピレーションに収められた曲。

 CD:アニタ・カー 『ヴェリー・ベスト・オブ・アニタ・カー』
      ※「エヴリデイ・ワズ・クリスマス」収録
    バート・バカラック 『メイク・イット・イージー・オン・ユアセルフ(+7)』
※紙ジャケ
      ※「ザ・ベル・ザット・クドゥント・ジングル」(mono/stereo)収録



8月22日(水)

 昼休みに新宿U店の和ジャズコーナーでCDを購入。まず、'59年の産経ホールでの白木秀雄クインテットのライヴ盤、『白木秀雄リサイタル』。6月の録音だが「雪やこんこん」が演奏されているので準収穫扱い。深町純が2003年にインディーズで出した抒情歌集に、他のアルバムから3曲追加した再発盤が今月出たので、これも一緒に。「冬景色」や「蛍の光」が入っているのでこれも準収穫扱い。

 CD:白木秀雄 『白木秀雄リサイタル』
    深町純 『HEART OF THE COUNTRY+3〜深町純・心の抒情歌集』



8月21日(火)

 昼休みに新宿U店で中古CDを物色。サイモン・シスターズの'69年のアルバムがあったのでこれを抜く。カーリー・サイモンがソロデビュー前、ルーシー・サイモンとのサイモン・シスターズとして活動していた時期に出した子供向けのアルバム。以前アナログは入手していたが、それはカーリーがソロで売れた後、'73年にジャケを替えて出した再発盤。CDは4年前に出たもので、ジャケは1stプレスのイラスト仕様。ただし、グループ名表記がサイモン・シスターズではなく、カーリー&ルーシー・サイモンに変更されている。

 バリー・ホワイトのベスト盤に、ラヴ・アンリミテッド名義の'73年のシングル、「イット・メイ・ビー・ウィンター・アウトサイド」が入っていたので、これも買うことに。7インチはかなり前に入手して、何かのコンピレーションCDにも入っていたと思うが、そのCDは8年ぐらい部屋のどこかに埋もれたままだ。元々フェリス・テイラーが'67年に出したシングルで、このプロデューサーがバリー・ホワイト。オリジナルは露骨にモータウンっぽい音作りだったが、ラヴ・アンリミテッド盤はアレンジはあまり変えていないものの、音の感じはかなり違う。

 CD:バリー・ホワイト 『愛のテーマ〜ベスト・オブ・バリー・ホワイト』
    Carly & Lucy Simon "Sing Songs for Children"



7月20日(金)

 新宿U店にビリー・フューリーの1stと2ndを収録したCDが入っていた。ボーナストラック10曲の中に'59年に出したクリスマスソングがあったので購入。多分この曲は持ってなかったはず。4枚目のシングルで、ビリー・フューリーの自作曲。2ヶ月ぐらい前に出ていたジョイー・ラモーンのアルバムも一緒に。なんでも亡くなるまでの10年ほどの間に録ったデモや未発表曲を集めて、一部はスティーヴ・ヴァン・ザント、ジョーン・ジェット、リッチー・ラモーンらが参加してオーバーダブしたそうだが、元々の音源の録音年が明記されていないのがちょっと困る。ラモーンズとして'87年に出したクリスマスシングルのセルフカヴァーが入っていて、これはジョーイの死後、2002年にEPとして出ており、ラモーンズとは違ったスローヴァージョン。この曲に関しては、俺はラモーンズよりこっちの出来の方が好きなんだけどね。今回収録されたヴァージョンは、斜め聴きしたところ、この2002年発表ヴァージョンのままのように思えるんだけど、何かミックスでも変えてるのかしら。

 CD:Billy Fury "The Sound Of Fury + Billy Fury"
    Joey Ramone "...Ya Know?"



7月12日(木)

 帰宅すると、海外オークションで落としたナッティ・スクワーレルズの'60年のクリスマスシングルが届いていた。ようやくPS付きを入手。盤だけは結構前に買っていて、その後プロモ用の別PS仕様はオークションで落としたのだけど、この正規PSがなかなか出なかった。おまけに盤も白ラベルばっかりだったから、ようやく通常ラベルでも入手。嬉しい。

 シングル:
 The Nutty Squirrels "Please Don't Take Our Tree For Christmas/Nutty Noel"



7月7日(土)

 新宿U店でトニー・ブラックバーンのCDを買う。海賊ラジオDJで有名だが、元々は歌手として活動していた人で、これは'65年から'80年までのシングル集。もっとも70年代後半からの数曲は、別アーティスト名義になっていて、最後に入っている'80年のクリスマスシングルも、ブランディ・スナップスという架空ユニットとして出したもの。今回初めて聴いたが、スペクター風味の佳曲だった。

 CD:Tony Blackburn "The Singles Collection 1965-1980"
      ※「Christmas Time」(The Brandy Snaps名義)収録



6月23日(土)

 帰宅すると、先日落としたシートミュージックが届いていた。エルヴィスが4点まとまったもので、このうちの1つが'66年のシングル「毎日がクリスマスなら」。これが目当てで落としたので、他の3点はオマケ。何れもUK版で、クリスマスものはまあまあだったが、他は落丁やテープリペアなど状態悪し。

 SheetMusic:Elvis Presley "If Every Day Was Like Christmas"



6月21日(木)

 昼休みに新宿U店へ。中古のアナログフロアで7インチを物色。リサ・ミラーのクリスマスシングルがあった。'67年に出たカンタベリー盤で、本日は2割引セール中。一昨年CD化されたが、アナログは未入手。海外オークションでもそこそこの値段になるので、送料込みだといつも考えてしまうのだが、この値段ならいいや。エルヴィスのクリスマスEP、東独アミガ盤があったのでこれも一緒に。'88年のPS付き。持ってたかもしれんけどもう思い出せん。

 シングル:
  Lisa Miller "Love Is/Lonliest Christmas Tree" ※両面ともクリスマスソング
  Elvis Presley "Weihnachten mit Elvis"
   
       ※「O Come All Ye Faithful/Silver Bells/Silent Night/Peace In The Valley」収録



6月18日(月)


 帰宅すると、久々に落としたクリスマスもののシートミュージックが1つ届いていた。'68年のフラーテイションズのクリスマスソング。UK盤シングルでB面として収録された曲だ(盤は昨年入手)。曲を書いたのは、ウェイン・ビッカートンとトニー・ウェディントン。「シュガー・ベイビー・ラヴ」やジュリーの「愛の逃亡者」のチームだ。このシートミュージックはレアだから、入手は難しいだろうなあと思ってたよ。嬉しい。あとはシングルのPSを探さねば。

 Sheet Music:The Flirtations "Christmas Time Is Here Again"



6月9日(土)

 帰宅すると、通販復刻企画で出た予約限定のルネのベスト盤が届いていた。ソニー時代の音源を全収録した2枚組で、'74年11月発売のクリスマスEP音源、'75年4月発売のアルバム『君のすべてがほしい』収録の「クリスマス・トゥリー」も入っている。'74年のEPは日本録音ではなく、'71年にカナダで出したアルバムから収録したもの。「クリスマス・トゥリー」は山上路夫=村井邦彦によるオリジナルで、このアルバムはシングルの数曲を除いて松任谷正隆のアレンジ。

 CD:ルネ・シマール 『ゴールデン☆ベスト リミテッド』



5月29日(火)

 帰宅するとクリスマスLPが1枚届いていた。友人が送ってくれたもので、韓国のパール・シスターズ(後のジュンとシュク)が'70年頃に出したらしい1枚。有名曲のカヴァーがほとんどで、英語と韓国語を交ぜて歌っている。感謝です。

 LP:パール・シスターズ(ハングルで書いてるのだと思うが読めん) "Soul Christmas"



5月28日(月)

 昼休みに新宿U店で、ジョン・D・ラウダーミルクのRCA時代の音源集を買う。「バルコニーに座って」や「嘆きのインディアン」、「タバコ・ロード」などを書いたソングライターだ。タイトルは'69年のアルバムだが、この収録曲の他にも'65年のアルバムをほぼ全曲、'62年と'67年のから2曲ずつといった具合。'65年のアルバム収録曲は'63年から'65年の録音で、このCDにも入っている「No Playing In The Snow Today」は'63年録音(各曲の録音年ぐらいブックレットに載せてくれよぉ)。ということで一応準収穫。

 帰宅すると、先日久々に海外オークションで落とした、オージェイズのクリスマスシングルが届いていた。'74年のPS付きオランダ盤。元は'69年のネプチューン(ギャンブル&ハフが作ったインディレーベルの1つ)時代のシングル。

 CD:John D. Loudermilk "The Open Mind of John D. Loudermilk"
 シングル:
  The O'Jays "Christmas Ain't Christmas New Years Ain't New Years
            Without The One You Love/Just Can't Get Enough"



5月26日(土)

 久々にCDでもと新宿U店へ。あがた森魚のCDが何枚か出ていて、永遠製菓で出した音源をまとめた『COBALT TARPHONIC 音楽文庫第1〜3集』を買うことに。「冬のサナトリウム」とか、準収穫となるのか微妙なところだが。T店に移動して、最初はジャン&ディーンの廉価盤を買おうかと思ったが、先月からEMIで女性ジャズシンガーの紙ジャケシリーズが出てたのを思い出し、ローズマリー・スクワイアーズの'63年と'65年のアルバム、この2枚を買うことにした。どちらも「ミスター・スノー」、「ウィンター・ワンダーランド」と、何故か1曲ずつ冬モノが入っている。

 CD:あがた森魚 『COBALT TARPHONIC 音楽文庫第1〜3集』※紙ジャケ
    ローズマリー・スクワイアーズ
       『エヴリシングズ・カミング・アップ・ロージー』※紙ジャケ
    ローズマリー・スクワイアーズ
       『サムシング・トゥ・リメンバー・ミー・バイ』※紙ジャケ



2月18日(土)

 帰宅するとCDが1枚届いていた。先月注文した数枚のうち、入荷が遅れていたアグネス・チャンのマレーシアプレスの2枚組ベスト盤。2枚で24曲と収録曲はそれほどでもないが、この2枚目の方にボーナストラックとして、'72年に本国で出ていたクリスマスEP音源が4曲とも収録されている。アナログは5〜6年前に入手済みだけど、CD化されるのはありがたい。

 他の収録曲も、それまでのベスト盤からもれていた曲が多いらしく、ファンの間では評判になっていたようだ。ただ、3つ折のジャケットは、歌詞が載っているだけで、クレジットもなければ年代もなし。せめてインレイに小さくでもいいから記載してくれればいいのに。

 CD:Agnes Chan "Golden Collection"(2CD)



2月17日(金)

 新宿U店で、シカゴの女性サイケ/フォーク・デュオ、ヘヴン&アースの'73年のアルバム『Refuge』の紙ジャケCDを買う。昨年出ていたものだが、'72年にシングルで出したクリスマスソングがボーナストラックに入っていた。ということで収穫扱い。

 CD:Heaven & Earth "Refuge"
    ※「Home For Christmas」収録



2月13日(月)

 会社帰りに新宿T店で、後藤久美子のベスト盤を買う。クリスマスシングルのAB面が入っているので収穫扱い。しかしまあ、この人の単独CDが出る世が来るとは。

 CD:後藤久美子 『ゴールデン★ベスト』
    「ジングルベル」「ママがサンタにキッスした」収録



2月12日(日)

 昨日は池袋U店で、今年出たハーパース・ビザールの2ndモノ復刻CDを購入。「ポケット一杯の幸福」やランディ・ニューマンの「スノウ」が入っているので、隠れクリスマスみたいなアルバムだが、今回のはアルバム未収録シングルやインストヴァージョンもボーナス収録したデラックス盤。「スノウ」のインストも入っているので、これは買い。

 CD:Harpers Bizarre "Anything Goes"



2月2日(木)

 帰宅するとクリスマスCDが2枚届いていた。通販サイトの割引セールのときに注文したのだが、1枚入荷が遅れているCDがあるので、先に入荷分を送ってきたもの。まずは去年出たディーン・マーティンの何度目かのクリスマス・コンピレーション。'59年のキャピトル盤から6曲と'66年のリプリーズ盤から8曲、計14曲入り。ただしリプリーズ盤からのうち「ウィンター・ワンダーランド」はミックスが施され、そして「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」はスカーレット・ヨハンソンとのデュエット仕立てという、今回の売りなのか罰ゲームなのか分からんが、これが目玉ということになるらしい。聴いてみたところ、想像していたほどヘンなものじゃなかったけど、まあ、この1曲のためにわざわざ買う必要はないね。

 もう1枚は昨年出たミック・ハックネルのシングルで、封筒付きのカード仕立て。同じ曲のアコースティック・ヴァージョン、リミックス、インストと4トラック入り。何れも出来は普通。去年の12月に聴いてりゃ、もう少し評価は甘くなったかもしれんけど。

 CD:Dean Martin "My Kind Of Christmas"
 CDS:Mick Hucknall "Happy This Christmas"



1月27日(金)

 会社帰りに新宿U店の中古コーナーで、2006年に出たビージーズの『ホリゾンタル』の2CD拡大版を買う。Disc1がステレオとモノの両方収録で、Disc2がシングルオンリーや未発表曲を収録。このDisc2に'67年に録音したクリスマス音源が入っているが、何れも未発表。このうちの「All My Christmases Came At Once」というのは、'68年1月にマジョリティがシングルとして出した「All Our Christmases」のこと。

 帰宅すると先日通販で頼んだCDが届いていた。Hip-Oセレクトから出たシュープリームスのダイアナ在籍時代の全シングル音源集。お目当ては'65年のクリスマスシングルのB面曲「Twinkle Twinkle Little Me」。クリスマスアルバムにも収録された曲だが、シングルはヴォーカルテイクが違っていて、こちらの方がずっと出来がいい。数年前からHip-Oで出ているモータウンの完全シングル集シリーズで初CD化となったものの、この1曲のために買うには高くて躊躇していたが、今回の3枚組はイギリスの業者から買うと送料込みで4000円しない。これならと注文したもの。てっきり4つ折の厚めのデジパック仕様だとばかり思っていたら、7インチを集めてアルバム仕立てにしたような豪華な作りで、カラーで60頁近い解説といい、お得感たっぷり。

 CD:Bee Gees "Horizontal"(2CD)
    「All My Christmases Came At Once」
    「Thank You Foe Christmas」「Medley」収録
    Diana Ross & The Supremes
     "50th Anniversary:The Singles Collection 1961-1969"(3CD)
      「Children's Christmas Song」「Twinkle Twinkle Little Me」収録



1月5日(木)

 昼休みに新宿U店でニール・セダカの初期音源集を購入。昨年の12月に仏Magicから出たCDで、店頭に並んでいたのは知っていたが、CDがなかなか取り出せない小さめのペーパースリーブ仕様なので、ろくに曲目も見ずにいたもの。たまたま店内で流れていたのを聴いてたら、'57年の「Snowtime」が入っていたのね。RCAに入る前の録音で、オリジナルシングルはとても高い。古いコンピレーションLPに入っていたのは持っているけど、CDはなかったので買うことにした(この曲が収録されたベアファミリーのBOXは未入手)。

 CD:Neil Sedaka "Oh Carol" ※「Snowtime」収録



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