10月31日(水)

 風邪をひいてしまい、昨日はレコ屋をチェックできなかったので、昼休みに大型店Tをチェック。デスティニーズ・チャイルドのクリスマスCDが入荷していた。日本盤と輸入盤があって、日本盤はボーナストラックに「Emotion」の別ヴァージョンが入っている、・・・いらん。ということで輸入盤でいいや、とケース裏を見ると、13曲目は海外向けのボーナストラックだと書いてある。え?でも13曲目入ってるじゃないか、と思ってよく見るとこれはヨーロッパ盤だった。

 ここで買おうかと思ったら、近くの大型店HがWスタンプデーだったことに気がつき、値段が変らなかったら向うで買おうと思い直す。で、H店に行くと、ここも輸入盤は同じくヨーロッパ盤で値段も変らず。CDを手にしてカウンターの方に向かう途中で、ハートのアン&ナンシー・ウィルソン姉妹のクリスマスCDを見つける。10年以上前にクリスマスシングルを出したことはあったが、こんなアルバム作ってたっけ?紙ジャケ仕様で日本先行発売とあり、ちょっとクサいが、聴いてみたかったのでこれを一緒に買うことにする。

 視聴機に鈴木雅之の新譜の洋楽カヴァー集が入っていたので、ちょっと聴いてみる。ダニー・ハサウェイの「ディス・クリスマス」が入っているというので、ちょっと気になっていたのである。が、思いのほか出来が良くない。他のカヴァーもそう感じたのだが、試聴機で斜めに聴いただけだから、何ともいえないところでもある。しかし、・・・う〜ん、という出来ではないか?もちろん鈴木雅之にしては、という注釈付きの話である。


 <本日の収穫>

  CD:Destiny's Child “8 Days Of Christmas”
     “Heart presents A Lovemongers' Christmas”


※10月の収穫は、CD9枚、CDシングル1枚、シングル4枚、LP4枚、以上。


10月26日(金)

 確かあのCDがそろそろ出たんじゃないかと思い、会社帰りに大型店Tへ。日本もののフロアで「て」のコーナーを探す。・・・あった。天童よしみのクリスマスCD。24日発売だったのね。しかし、きっついジャケットだなあ、これ。裏のジャケ写真の方がよかったんじゃないかなあ(帰って開けたら、中もすごかった)。7曲+カラオケ7曲の計14曲入り。1曲だけオリジナルのようだが、あとはクリスマススタンダードである。

 <本日の収穫>

  CD:天童よしみ 『クリスマスソング・LOVE』


10月25日(木)

 大型店Hでトニー・ブラクストンのクリスマス新譜が入荷していたので買う。日本盤は来月後半の発売らしい。試聴機でほんの少しだけ聴いたが、2、3曲を除いてオリジナルのよう。しかし、そろそろレビューの準備を始めないとマズイ。

 <本日の収穫>

  CD:Toni Braxton “Snowflakes”


10月22日(月)

 先日、海外のCDサイトでオーダーしたものの第1弾が届いた。先行予約が多かったので、今日届いたのは発売済みのもの。Rhinoレーベルから今年出た80年代もののクリスマス・コンピレーション。ただし、一部90年代も混じっている。とりたてて珍しい曲というのはないが、ホール&オーツの「ジングル・ベル・ロック」が入っているあたりは、例の萩原健太氏が監修した通販ボックスに手が出なかった人には嬉しいところか。Rhinoにしては、珍しくライナーが殆どないCDだが、この位最近のものだと必要ないかもしれない。バンド・エイドとかワムが入っていないあたり、権利関係もあったのかもしれないが、むしろこれは、私に言わせれば選者の見識と考えたい。

 もう1枚はガース・ブルックスの今年出たクリスマス・シングル。全て新曲で3曲入り。これらを入れて編集し直したアルバムもすでに出ているが、とりあえずはシングルでいいかなと思う。


 <本日の収穫>

  CD:V.A. “The BIG 80's-Chirtsmas”
  CDシングル:Garth Brooks “Call Me Claus”


10月20日(土)

 今日は東京グローブ座で、昨年CDボックスのお手伝いをしたブルー・コメッツのライブがあり、それを仙台から見に来たファンの人たちと合流。クラシック関連のレコード屋にいるSさんから、こんなものが入荷したのでと、「PEANUTS」のクリスマスプログラムのサントラ盤として'77年に発売された、「チャーリー・ブラウン・クリスマス」のLPを頂いてしまう。お話入りのこのレコードは、EPになった短縮盤は持っていたが、LPの方は未入手だったので実にありがたい。12ページに渡るブックレット付きの1枚で、ジャケットもチャーリー、スヌーピー以下、キャラクターがツリーの前に勢揃いである。

 <本日の収穫>

  LP:“A Charlie Brown Christmas”


10月19日(金)

 先日ネットで注文しておいたシングルを受け取りに、会社帰りに渋谷H店に行く。キャンド・ヒートが'68年に出した「クリスマス・ブルース」。チップマンクスとの共演が片面に入ったUSシングルというのがあって、ずっと探しているが、これはそれとは違うUKリバティ盤。

 <本日の収穫>

  シングル:Canned Heat “Christmas Blues/Do Not Enter”


10月18日(木)

 昼休みに大型店Tをチェック。何かクリスマス新譜の入荷がないか探す。ゴスペル関連の試聴コーナーに、フレッド・ハモンドのCDとブルックリン・タバーナクル・クワイアのCDがあったので聴く。フレッド・ハモンドは今ひとつピンとこない出来。ブルックリン・タバーナクル・クワイアは、'95年にもワーナーから1枚クリスマスCDを出している。これはWord/Epicからのものだが、面白かったので買い。

 このところ毎年出ている「クリスマス・イン・ウィーン」とかいうシリーズ。今年はドミンゴの他に、トニー・ベネット、ヴァネッサ・ウィリアムス、シャルロット・チャーチという顔ぶれ。正直言って、真っ先に買ってまで聴きたいというものじゃないので、これは後回し。

 カントリーのコーナーでは、アン・マレーの2CDのクリスマスものがあったが、これは旧音源のコンピレーションのようなので、とりあえずパス。ガース・ブルックスの'99年盤のトラック差し替えの再発もあったが、コレってちょっと聴いたけど、前の方が良かったんじゃないかなあ。あとレス・ポールとメリー・フォードのコロムビア時代のシングル集が出ており、ラストに'61年に出した「ザ・クリスマス・ソング」が入っていたが、とりあえずこれも後回しにする。

 ジャズもので、アルト・サックスのデイヴ・コズのクリスマス新譜が出ていた。数年前にもクリスマスCDを出しているが、今回は「&フレンズ」名義。デヴィッド・ベノワ、ケニー・ロギンス、ブレンダ・ラッセルなんかが参加。何でも今年の3月に、全米スムース・ジャズ・アワードで4部門くらい獲得したらしいが、「スムース・ジャズ」ってのがねえ・・・。偏見だろうか。タイトルも「スムース・ジャズ・クリスマス」だもんなあ。一抹の不安もあるが、買うことにする。

 この2枚にするかと思って、オムニバス盤のコーナーを通りかかると、ネーちゃんのサンタ姿が。コンコード傘下にあるPLAYBOY JAZZレーベルから出た、ラテン・ジャズ・クリスマスと題したV.A.盤。う〜ん・・・買おう。ということでこの3枚。


 <本日の収穫>

  CD:The Brooklyn Tabernacle Choir “Light Of The World”
     Dave Koz & Friends “A Smooth Jazz Christmas”
     V.A. “Playboy's Latin Jazz Christmas”


10月15日(月)

 昼休みにまず会社近くの大型店Hへ。ラテン・コーナーを探すと、・・・あった。ジャッキー・ヴェラスケスのクリスマスCD。値段を見ると、う〜ん、やっぱりこんなところか。でも昨日ネットで追加してたら600円(5ドル)高くなっちゃうし、納期を考えるとしょうがないところかも。あるのは確認出来たので、値段の比較のために別の大型店Tへ向かう。

 ラテンのコーナーを探したのだが、それらしきCDがない。それどころか、この子(といっても21才か)のCDは、'96年のデビュー以来5枚くらい出ているはずなのに、1枚も見つからない。店の人に聞いて探してもらうが見当たらない。検索してもらうと、確かに扱っているはずなのだが、在庫がないようなことを言う。そのうちに、「いや、新譜情報では発売日を過ぎているのですが、今チェックしたところでは、どうも発売が延期になっているみたいです」と言い始めた。「あ〜、そうなんですか。じゃどうも」と大人な私。・・・
(怒)

 という訳で、ポイントカードを忘れたにも関わらず、H店で買う。しかし、例のチップマンクスとの共演曲だが、ボーナストラック扱いになっている。ということは、スパニッシュ盤には入らないってこと?

 <本日の収穫>

  CD:Jaci Velasquez “Christmas”


10月14日(日)

 やはりこの時期、夜になると海外のCDサイトを検索して、クリスマス新譜をチェックしてしまう。Jaci Velasquesという女の子のクリスマス新譜を見つける。ジャッキー・ヴェラスケスと読むらしい。このCDはすでに発売されたものだが、11月上旬にスパニッシュ・ヴァージョンCDが出るらしく、これを先行予約する。ネットで少し試聴した限りでは、ちょっと今ひとつの感もあったのだが、最後に入っているチップマンクスとの共演というのに惹かれた。英語盤の方は、明日にでも近くの店で探すことにする。しかし、スパニッシュ盤の方では、チップマンクスもスペイン語で歌うのか?

 旧譜CDをチェックしていると、イーディー・ゴーメとトリオ・ロス・パンチョスのクリスマスCDがあったので、これもオーダー。音源は'66年のものだが、南米プレスのもので、以前見かけたときは結構高かったのだ。昨年ネットで見つけたときは、在庫切れのスペシャルオーダー品だったので、止めてしまった経緯がある。あと旧譜でもう1枚、以前買い損ねたジョニー・ティロットソンのクリスマスCDが安かったので、これもオーダーする。もう1枚位頼もうかとも思ったが、送料が5ドル増えるので、この3枚にする。



10月12日(金)

 10月を迎えたというのに、例年にないスローペースの更新だが、どうも気分が今ひとつ。世の中が騒然としているというのもあるのだが、すでに何枚か入荷しているクリスマス新譜の出来が、どれもあまり良くないのだ。CD Reviewは、溜め込んでしまうと後で苦労するので、早めに手をつけたいのだが、「よし、1発目はコレ!」というきっかけがないのよ、きっかけが。

 とはいっても、このままではマズイのでアメリカのCDサイトで、これから発売予定のクリスマスCDを先行予約する。とりあえずオーダーしたのが、
 『The Big 80's: Christmas』
(Rhinoの80年代コンピレーション:10/16)
 『Swingin' Christmas』
(RhinoのJazzものコンピレーション:10/16)
 ニュー・クリスティ・ミンストレルズ
(クリスマスアルバムの2in1:11/6)
 メルバ・ムーア
(10/23)
 アサイラム・ストリート・スパンカーズ
(11/6)
 オリヴィア・ニュートン・ジョン
(10/30)
 ガース・ブルックスのクリスマスシングルCD
(10/9)
 ※( )内はアメリカでの発売日

 ガース・ブルックスのシングルは発売済みだが、入荷しない可能性があるので、こちらでオーダー。あと10/23のトニ・ブラクストンとか10/30のデスティニーズ・チャイルドとかもあったのだが、そこまで入れると結構送料が膨らんでしまったのと、多分この辺は安めのプライスで出ると踏んだ。


 しかし、本当に届くんだろうな、日本まで。



10月6日(土)

 毎度のコースだが、渋谷A店へ。例の東芝の60年前後のペラジャケ大量買い取りの中から、また何枚かクリスマスものが出たらしい。LPは、メダリオンというKAPP系列のレーベルのもので、その名も「メダリオン楽団とコーラス」、そのまんまである。あとジャケなしのシングルが3枚あり、何れもサンプル白ラベル。マーティー・ゴールドの「とんで来たサンタ・クロース」。ナット・キング・コールの「聖しこの夜」、これは「SC-2」で、私の持っているのとは番号が違う。大野てるほの「イエスさまおたんじょう」、これはシンギング・エンジェルスという少年少女合唱団絡みのものらしい。マーティー・ゴールドだけ黒だったが、他の2枚は赤盤である。

 その他のペラジャケシリーズを見ていると、ジュリー・ロンドンの『ジュリーと言う名の女』があった。ピカピカのジャケットで、ゴム印のみのテスト盤白ラベル。昨年の10月に亡くなっていたことをつい先日知ったばかりで、ショックを受けていたので、供養代わりといっては何だが買わせていただく。合掌。

 その足で渋谷H店へ。先日ネットで注文したデューク・ピアソンのクリスマスアルバムを取りに行く。かなり前に出たCDを聴いて以来、ずっとこのBlueNote盤を探していたのだが、なかなか見つからず、昨年渋谷のとあるJazzショップで見つけたのだが、目の玉が飛び出るようなお値段だったので(確かに状態は抜群だったが)、流石に手が出なかった。この店でWANTを出そうかなとも思っていたところ、ネット上のリストで発見したのだった。個人で海外のディーラーと取引して、送料・保険料が加わることを考えると、まあ妥当な線だと思ったので、即オーダーを入れておいた。嬉しい嬉しい。

 もう1枚紹介してもらったのが、Serendipity Singersというグループのアルバムで、ちょっとクリスマスっぽいかもというアルバム。ジャケットはコロラドの雪景色、裏ジャケの写真もスキーのもので、雰囲気はある。コロラドのVailという町で撮られたTV番組で使われた曲を集めたものらしく、選曲自体はもろクリスマスというものではないが、面白そうだったのでこれも一緒に買う。

 <本日の収穫>

  LP:メダリオン楽団とコーラス 『サウンド・オブ・クリスマス』
     Duke Pearson “Merry Ole Soul”
     The Serendipity Singers “Musical Postcard From Vail”
  シングル:マーティー・ゴールド児童合唱団
        「とんで来たサンタ・クロース/赤鼻のトナカイ」
        ナット・キング・コール 「聖しこの夜/もろびとこぞりて」
        大野てるほ 「イエスさまおたんじょう/サンタのおじいさん」



【Record Hunting Diary】
2004 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2003 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2002 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2001 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2000 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC

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