10月31日(日)

 夜9時少し前に宅急便。何が届いたのかと思ったら先日注文したチップマンクスの絵本。今月初めにアメリカで出たものでCD付き。絵柄が今の(ビデオとかがいろいろ出ている)チップマンクスなら興味は湧かなかったが、表紙の画像を見る限りでは、オリジナルのカートゥーン・キャラクターのイメージっぽいので、買ってみようと思ったもの。

 内容は、病気の友達のためにハーモニカを手に入れようとがんばるアルヴィンのお話。クリスマスを前に、大事な自分のハーモニカを友達に渡してしまい、何とか新しいハーモニカを手に入れようと、チップマンクスの3匹は大道芸をしたりベビーシッターをしたり。イラストはちゃんとオリジナルキャラクターで全編描かれてたのでひと安心。

 CD収録曲は以下の5曲。
1. The Chipmunk Song
2. Chipmunk Jingle Bells
3. Wonderful Day
4. Alvin For President
5. Deck The Halls
[2]のみ'81年に出たRCA盤クリスマスアルバムの音源。

 『Alvin and the Chipmunks : A Chipmunk Christmas』
  ※CD付き



10月27日(水)

 帰宅すると通販で頼んだシングルとCDが届いていた。シングルはアメリカのコネチカット州のレコ屋から届いた、トニ・ワインの'63年のクリスマスシングルで、これがデビュー盤。コンピレーションでCD化はされていたけど、どうしてもオリジナルシングルが欲しくてたまらなかった1枚。嬉しい嬉しい。彼女はいわゆるブリル・ビルディング系女性ソングライターの1人でもあり、いい曲をいっぱい書いている。チェックメイツ・リミテッドの「ブラック・パール」やロネッツの「冷たい恋」もこの人だったよなあ。

 CDは今月半ばにサンデイズドから初CD化されたレッド・シンプソンのクリスマスもの。カントリー・ソングの中には、トラック野郎(トレーラー野郎か?)たちのための、トラッキング・ソングとでもいったようなものがあって、この人にも「ロール・トラック・ロール」なんてトラッキング・ソングのヒット曲がある。これは'73年にキャピトルから出たものだが、おそらく世界でもこの1枚しか作られていないであろうトラック野郎のためのクリスマスアルバム。

 それとは別に知人から送られてきたのが、'81年に作られた企業向けの販促用LP。CBS音源を使用した10曲入りだが、カントリー寄りの選曲。

 シングル:Toni Wine
      "My Boyfriend's Coming Home For Christmas / What A Pity"
 CD:Red Simpson "Truckers' Christmas"
 LP:V.A. "Comin' Home for Christmas"



10月22日(金)

 今日届いたのは、ホーン・セクションを加えたスウィング・スタイルのバンド、ビッグ・バッド・ブードゥー・ダディのクリスマスCD。選曲で目を引くのは、いくつか珍しいカヴァーがあることで、サッチモが50年代初めに歌った「イズ・ザット・ユー・サンタクロース?」あたりはまだしも、'64年の人形アニメ『赤鼻のトナカイ』でバール・アイヴスが歌った「Mr.ヒートマイザー」や、カリプソシンガーのロード・ネルソンが'63年に出した「ア・パーティ・フォー・サンタ」なんてのはなかなか聴かないナンバー。作者のクレジットなしじゃとても思い出せない。

 CD:Big Bad Voodoo Daddy "Everything You Want For Christmas"



10月21日(木)

 帰宅すると通販で頼んだCDが届いていた。まず、ライノから出た80〜90年代のSOUL系クリスマス音源のコンピレーション。ライノのクリスマスものも、ここ数年は80年代ものが多くなってきたが、選曲をみるとやはりその辺のお手軽なやつとはレベルが違う。次はクリス・アイザック。しかしどうにもこうにもクリスマス・フレイバーに欠けるジャケット。頭の2曲ほどがちょっとモタついてるのが残念だけど、全体を通して本人が楽しんで作ってるのが感じられて気持ちがいい。1曲だけスティーヴィー・ニックスが参加。 最後は'96年の『スター・ブライト』以来のクリスマスアルバムとなった、ヴァネッサ・ウィリアムス『シルヴァー&ゴールド』。

 CD:V.A. "The Soulful Sounds Of Christmas"
    Chris Isaak "Christmas"
    Vanessa Williams "Silver & Gold"



10月19日(火)

 アメリカでの人気からすれば、とっくにクリスマスアルバムを出していてもおかしくなかった、リアン・ライムスの初クリスマスCDを池袋T店で探す。発売後に通信販売で注文しようとしたら、入荷分が売り切れになっていたので、そのまま買うのを忘れていたのだが、カントリー・コーナーですぐ見つかる。他にもカントリー系のクリスマスCDを探そうと思ってたのに、名前を忘れてしまい、「A」から順番に見ていくが結局分からず。

 CD:LeAnn Rimes "What A Wonderful World"



10月17日(日)

 通販で頼んだクリスマスCDが届いた。今月上旬に出た輸入盤で、カナダのロックバンドであるベアネイキッド・レディーズと、アイルランドの混声合唱団アヌーナ、この2枚。ということで早速聴く。

 ベアネイキッド・レディーズは結構前に「ブライアン・ウィルソン」って曲を出したのと、あと1〜2枚どこかで店の中で流れてるのを聴いた位。ジャケットがえらくちゃんとしてる(笑)。上のステレオマークをもうちょっと直してくれれば文句なしなんだがなあ。

 アヌーナのアルバムは、もともと2002年発表の『Winter Songs』が、今年『Christmas Songs』のタイトルで再発されたUS盤のよう。この手のアルバムは、聴いたことのないキャロルが入っていることが多いので、例えば手元にある「The Oxford Book Of Carols」みたいな本(結構前に西荻窪の古本屋で入手した)で確認しながら聴くことが多いが、それでも例えば3曲目の「The First Day」のようなオーストラリアのキャロル(Kilmoreのキャロルとあったから多分そうでしょう)とかになるとお手上げ。結局全13曲のうち、半分以上は知らない曲。じゃあつまらなかったかというとそんな事はなくて、これがなかなかイイ。でもやっぱりタイトルは『Winter Songs』の方がしっくりくると思う。

 CD:Barenaked Ladies "" Barenaked for the Holidays"
    Anuna "Christmas Songs"



10月16日(土)


 今月上旬にUS盤が出たはずのビーチ・ボーイズのクリスマスCDを探す。駅近くのR店、U店と覗くがない。仕方がないので、少し歩くけど大型店のHに行く。入るのは1年ぶり位かも。行き慣れてない店だと、目当ての棚を探すのに一苦労することが多いけど、割とあっさり見つかった。なんだ、これって'98年に出た『Ultimate Christmas』の別ジャケ別タイトルでの再発?でもあっちは確か26曲入り(メッセージ・トラック含む)だったはずなのに、これは25曲。何か曲の入れ替わりとか、バージョン変更があるのかもと思ったが、どうもそんなこともないみたい。収録時間からして、ブラザー/リプリーズ音源の追加とか、'98年盤では外れてしまった「リトル・セイント・ニック」(シングルバージョン)のモノ・テイクとか、B面の「ローズ・プレイヤー」とか、その辺を入れて再構成してくれてもいいのになあ。

 これまでボーナストラックが増える度に買い直したり、別ジャケの廉価盤が出たら買ったりと、ビーチ・ボーイズのクリスマスCDは6〜7枚になってると思うが、今回も一応別ジャケということで購入。帰宅してから確認すると、カットされてたのは「Christmas Time Is Here Again」('98年盤では18曲目)でした。収録時間は全25曲で約59分。

 CD:The Beach Boys "Christmas With The Beach Boys"



10月10日(日)

 帰宅すると先日通販で頼んだCDが2つ届いていた。まずジーン・オートリーのコロムビア時代のクリスマス音源集。Varese Sarabandeから出たもので、ローズマリー・クルーニーとのデュエットも含め、'47年〜'56年の全クリスマス音源を27曲収録。データも充実した1枚。

 もう1つは、ウルトラ・ラウンジシリーズのクリスマスもの('96年と'97年に1枚ずつ発売)を、新たなディスクを加えて3CD仕様で出したもの。うわー、この3枚組って3面デジパックとかの特殊ジャケットなのかと思ってたのに、紙箱に過去発売の2枚と今回の新CDの3枚が入ってるだけかよー。むー、CD1枚に3枚組の金額かぁ。うっ、しかもこの新CDの「パート3」、ジャケットというかブックレット(2つ折のペラものだよ)に未発表曲のデータが何も書いてない。他の曲のデータも作者だけだし。前に出てたやつは、未発表音源も含めて録音日とか、ちゃんと書いてあったのにぃ。

 今回収録の未発表曲とサイトに書いてあったのは、まずレイ・アンソニーの「A Marshmallow World」。これは確か40年代末〜'50年頃にシングルが出ているので、その別テイクではないかと思われるもの。ジュリー・ロンドンの「I've Got My Love To Keep Me Warm」は何かのアルバムに入ってた別テイクかなあ?ジューン・クリスティの「Sorry To See You Go」は未発表曲ではなく、'61年のクリスマスアルバム『This Time of Year』から今回初CD化という意味のよう。全15曲で40分弱。選曲も含め、過去の2枚に比べると数段落ちる仕上がりで、オマケと考えろという程度のものなのか。ならばやっぱりボックスの装丁をもう少し奮発してほしかった。

 CD:Gene Autry "Complete Columbia Christmas Recordings"
    V.A. "Ultra-Lounge Ultimate Christmas Cocktails" (3CD BOX)



10月9日(土)

 この前通販のW店で注文したレコードが郵送で届いた。鶴岡雅義が東京ロマンチカ結成以前に組んでいたグループ、トリオ・ロス・カバジェロス名義で'63年に出したクリスマスシングル。カバジェロスというのは「紳士たち」みたいな意味かな。

 シングル:鶴岡雅義とトリオ・ロス・カバジェロス
        「ジングル・ベル/きよしこの夜」



10月5日(火)

 知人が送ってくれたCDが届いた。中には「ボールルーム・ダンス・コレクション」というシリーズ名がついたクリスマスCD(2枚組)が。有名なクリスマスソングがそれぞれフォックストロット、クイックステップ、スローワルツ、タンゴ、チャ・チャ、ルンバといった具合に、社交ダンス用にアレンジされているらしい。

 演奏はレイ・ハミルトン・オーケストラ。聞いたことがない名前だが、ま、試しに聴いてみる。1曲目は「ジングル・ベル」・・・ただの打ち込みじゃねーかよ!通信カラオケより音がショボイぞ。しかもこのアレンジってフォックストロットなのか?でもビル・ヘイリーの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」だって、最初日本で出た頃には、ラベルにフォックストロットと書いてあった位だしなー。2曲目「サンタが町にやって来る」、お、これはまだフォックストロットっぽいんじゃないかな、ってさっきより音が薄いのに誉めてどうする。

 とにかくサワリだけでもと次々聴いていく。9曲目、大嫌いな「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」がタンゴになっているらしいが・・・タンゴじゃねーよなあ、これじゃあ。2枚目の1曲目はチャ・チャ・アレンジの「ラスト・クリスマス」だけど、どう聴いても普通の「ラスト・クリスマス」だ。うーん、わかりません。「こんなもん、絶対買わんだろう」というブツだから期待するな、ということだったので本当に期待していなかったのだが、入っていたのは自分の想像を遥かに超える、いや下回るというべきか(笑)。恐れいりました。

 CD:The Ray Hamilton Orchestra
   "Take Your Partners Please! -The Christmas Ball"(2CD)



10月4日(月)

 会社帰りに池袋U店を覗く。『スマイル』の輸入盤が安かったら買おうかと思ったのに結構高い。これなら日本盤買った方がいいかも。日本盤はボーナストラックが入ってて、今回はかえってこれが邪魔なような気がしたから、輸入盤でいいかもと思ったのだが。ということでペンディング。

 中古CDをざっと見たけど、特に気になるものがなかったので帰ろうとした途中で、アナログ放出コーナーが目に入る。キング・カーティスの7インチが続けて出てきたので、クリスマスシングルでも出ないかなあと見てたら本当にあった。'68年の「The Christmas Song」。例の『ソウル・クリスマス』からカットされたシングル。これは多分持ってなかったはずなので買い。あとベンチャーズのメキシコ盤クリスマスEPというのが出てきた。年代がちょっとわからないが、せいぜい70年代初め位までのものか。アルバムと同じ写真を用いた4曲入り。これも珍しいので買い。

 大型店のTをちょっと覗くが、『スマイル』輸入盤の値段はU店よりも高い。ビーチボーイズの新装クリスマスCDかダイアン・リーヴスのクリスマス新譜が、もしや入荷してないかチェックするが、ビーチボーイズはなし。ダイアン・リーヴスは・・・あった。けど、こりゃコピーコントロール仕様のEU盤じゃねーの。却下。

 シングル:King Curtis
     "The Christmas Song/What Are You Doing New Year's Eve"
 EP:The Ventures "Sleigh Ride/Jingle Bells (+2)"



10月1日(金)


 ここ数日仕事が忙しかったので少々疲れ気味。まっすぐ帰ろうかと思ったが、池袋でレコード・CDフェアが昨日から始まっていたので覗きに行く。とはいっても、全部の箱をチェックする気力はないので、CDはパス。アナログもシングル中心で、LPはインスト系の箱に絞って見ることに。真剣に見て行けば、多少は面白いブツがあったのかもしれないが、とにかく何も引っかからない。頭が朦朧としてきたので、もう帰ろうかと思ったときに、シングルの箱の横に「リカちゃんクリスマス」が差し込んであるのを見つける。見かける度に今度買おうと思いつつも、未入手のままだった'74年の1枚。相場からするとかなり安かったし、これは買い。

 同じビル内のCDショップT店に行き、カントリーのコーナーで、ジーン・オートリーのコロムビア時代のクリスマス音源コンプリートCDがないか探す。先日US盤が出たはずだが・・・ない。やっぱり通販にしよーかな。結局、隣のブルースコーナーにあった、サニー・ボーイ・ウィリアムスンの『バマー・ロード』を買うことにした。8月下旬に発売されたチェスの再発シリーズの1枚で、これは'56〜'64年の録音集。'60年の音源、「サンタクロース」が収録されているのだ。

 シングル:香山リカ、ボニー・ジャックス
   「リカちゃんのジングルベル/赤鼻のトナカイ(以上2曲A面)
                /リカちゃん!メリークリスマス(B面)」
 CD:サニー・ボーイ・ウィリアムスン 『バマー・ロード(+4)』
    ※「サンタクロース」収録



【Record Hunting Diary】
2004 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2003 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2002 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2001 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2000 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC

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