Record Hunting Diary



<2000年7月〜9月>

9月22日(金)

 しかし原稿書きというのも疲れる。資料に使うレコードを借りに渋谷A店に行く。店番のH君から、近くのR店でUSシングル買い付けセールやってますよ、と聞かされる。その数4万枚。ホントかよ。とてもこの体調でそんな数見れんぞ、と思いつつもそこはレコ好きの悲しい性、ついふらふらと寄ってしまった。ぐえ〜っ、4万枚かどうか分らんが、確かに大量にある。じゃあ・・・見るか。と端の箱からチャレンジ。〜(中略)〜まあ、ざっと4、5千枚ってとこだったかな。で、一応ありました。シングル4枚。確率悪いな〜、1,000分の1かよ。おまけにずっと下を向いてレコ漁りしてたので・・・う〜気持ち悪い。とりあえず1番の収穫はペギー・リーの聞いた事のないキャピトルのシングルかな。これはゴールドマイン誌のリストにも載ってなかったし。となるとまた年代推定が面倒。あ〜やだ。

 <本日の収穫>
  シングル:Peggy Lee “Christmas Spell/Song At Midnight”
        Guy Lombardo “I Saw Mommy Kissing Santa Claus
                  /Please Bring My Daddy A Train, Santa”
        Alfred Apaka “Medley:Mele Kalikamaka〜Jingle Bells
                  /Silent Night”
        Russ Morgan “Blue Christmas/TheMistletoe Kiss”


*9月30日追記
今月の収穫は、シングル6枚、LP1枚、CD4枚、以上。


9月18日(月)

 アメリカで'63〜'65年だけ活動していたハイスクール3人組のガールグループで、ピクシーズ・スリーというのがある。特大ヒットというところまでは行かなかったし、日本盤も出なかったので、知る人ぞ知るグループになってしまっているのだが、10年位前に何かのイベントで再結成して以来、地道に営業活動を続けているみたいなのね。で、これはリンク欄でも紹介しているYOSHIさんのサイトで知ったのだが、現在彼女たちのオフィシャルサイトがあって、そこで自分達の全音源をまとめたCDも自主制作で売っているのだそう。

 何でここで取り上げるかというと、1曲だけあるんだな、正確にはクリスマスではないけど、ウィンター・ソングが。'64年の「コールド・コールド・ウィンター」っていうんだけど。このシングルがなかなか見つからない。それで今月初めに、サイトにCDの在庫とか送料を問い合わせたら、何とメンバー御本人から直接メールが届いたじゃありませんか。となると買わない訳にはいかんでしょ。次の日郵便局から送りましたよ、インターナショナル・マネー・オーダーってやつ。それから約2週間、今日帰ったら届いてたのである。彼女たちがマスターテープを管理出来ている訳ではないので、音は板起こしだが、手作りのCD-Rってのが何とも泣かせるじゃありませんか。でもちゃんとサイン入り。改めて聴くとイイ曲ばかり歌ってるし。オススメ。ピクシーズ・スリーのオフィシャルサイトはこちら

 <本日の収穫>
  CD:The Pixies Three “Vintage Pixies”


9月17日(日)

 例のブルコメ関連の調べものもあって池袋S店に行く。以前見かけた盤はなかったが、ふと帰りがけに女性ボーカルもののコーナーを覗くと、ずっと探していたレノン・シスターズのDOT盤LPがある。少し後のマーキュリーでの別録音は持っていたし(傘下のWINGレーベルだが)、今年になってデビュー当時のCORAL盤EPも入手したのに、このLPだけ何故か見つからなかったのである。当然買い。

 <本日の収穫>
  LP:“Christmas With The Lennon Sisters”


9月14日(木)〜その2

 書くのをすっかり忘れていた14日の続きである。ジャッキー吉川とブルー・コメッツのアンソロジーCDが出るというのは、すでに告知が出ているからご存知の人も多いのかもしれない。11月18日(当初1日発売予定がずれた)にCD10枚組のボックス、そして今月21日には2枚組ベストが出る。このボックスには、ブルコメが'65年に出したクリスマスアルバムがフル収録されるので、今回ジャケットの提供や解説のお手伝いという事で、お話を頂いたのである。

 間に入ってくれたのは、リンク欄でも紹介している「60年代通信」の主宰者Sさんで、今回のこのプロジェクトに最初から参加している有名なブルコメファンである。この夜一緒にレコード会社の方に行き、打ち合わせに参加したのだが、その場で未発表音源が発見されるわ、それに伴い急遽レア音源集の構成が変更になるわで、もう大変である。

 21日発売の2枚組についてはもう出来上がっているので、この日サンプルを頂いてしまったのだが、この2枚目の方に今回初めて収録されるクリスマス音源がある。先に書いたアルバムの音源ではなく、'67年に5曲入りのEPオンリーで発売されたもの。うち3曲は以前CD化されていたが、残りの内1曲が今回のCDに収録。正規フォーマットのものと別に、11曲を別に収録したプロモ盤(紙ジャケ)も頂き、これにもそのクリスマス音源が入っていたので、この2種のCDを収穫として追加。ちなみに下のリンクからCDの内容を確認できるので、興味がある人はぜひ1度ご覧あれ。

 <本日の収穫2>
  CD:ブルー・コメッツ
     「The Tales Of BLUE COMETS〜Past Masters 1965-1972」
         (2CD)※Disc2に「若いクリスマス」収録
     ブルー・コメッツ 「The Tales Of BLUE COMETS〜RARITIES」
         (プロモ)※「若いクリスマス」収録


9月14日(木)

 このところレコ屋を回っていなかったわけでもないのだが、なかなかクリスマスものに出会わなかった。もっともあと一ヶ月もすれば新譜CDが出回る時期でもあるし、それに備えてサイフの方も考えておかねば、という気持ちがあったのも事実である。

 久々に渋谷H店を覗く。先日ここのサイトでリストを見たら、クリスマスシングルが載っていたので、その現物を見たくなったのである。ハブ・ブランド&ザ・ドリーマーズの、ガレージインストといってよいのか'62年のクリスマスシングル。A面の「ジングルベル」もスッとぼけてて良いが、B面の「エスキモー・ウォーク」がまたリズムずれまくりでサイコーである。あとロジャー・クリスチャンの'62年シングルもあったのでこれも買い。ついでに私の好きなNutty Squirrelsのハノーバー盤シングルもあったので一緒に。これはクリスマスじゃないけどね。

 <本日の収穫>
  シングル:Hub Brando and The Dreamers “Jingle bells/Eskimo Walk”
        Roger Christian “Little Merry Christmas
                      /The Meaning Of Merry Christmas”


9月2日(土)

 池袋にあるシネマ・ロサという映画館があって、そこに入っている(株)ロサ映画社から、この11月に「La Buche/ブッシュ・ド・ノエル」というクリスマスムービーが公開されますとのメールを前日頂く。主演陣はシャルロット・ゲンスブール、エマニュエル・ベアール、サビーヌ・アゼマetc.、音楽はミシェル・ルグランでクリスマスソングも盛り込まれているとの事。昨年のクリスマスシーズンにフランスで公開された作品で、サントラCDは当然現地では昨年発売されたものなのだが、日本盤の発売は未定のようなので、ではこれを探して今年のCDレビューの第1弾にするかとなる。

 会社帰りに大型店Tを覗くと、ミシェル・ルグランのコーナーで同サントラを見つける。ディーン・マーチンのクリスマスソングやフランス語の「ホワイト・クリスマス」等も収録されている。池袋でロサ映画社のO嬢にお話を伺い、サイトの特設ページ用の資料も頂く。そういえば6月に横浜でやった「フランス映画祭」にシャルロットの映画があったのは、この映画の事だったかと思い当たる。

 <本日の収穫>
  CD:OST “La Buche”(Michel Legrand)


8月26日(土)

 渋谷A店から11/1発売のブルー・コメッツCDボックス(10枚組)のお知らせが入ったので、予約ついでに覗きに行く。'66年のレコードマンスリー12月号で、ブルコメのクリスマスLPを表紙にしたものを貰う。あとシングルCDで、ロス・デル・リオ、イーグルス、バンド・エイド、ウリナリオールスターズ、T.M.レヴォリューション、王様、杉田裕も貰う。杉田裕というのはJ-WALKのキーボードの人らしい。

 店長とお話しながらカウンター前の新入荷(中古)LPを見てたのだが、ドゥ・ワップものが何枚か固まっていた所でペンギンズのLPを見つける。マーキュリー傘下のリイシューレーベルのWINGから出たベスト盤で、'55年のクリスマスシングルの両面とも収録されている。あとハートビーツのベスト盤、これは'76年にコロムビアから出た日本プレスで、当時ルーレット音源の再発していたシリーズの1枚。このグループも50年代に1曲だけクリスマスシングルというか「アフター・ニュー・イヤーズ・イヴ」という年末ソングを出しており、この曲が収録されていた。もしや他にもと思って探すも、クリスマス絡みはこの2枚だけだったので購入。

 渋谷のJ店にご挨拶に寄る。店員のY嬢が「ジングル・ベル」が入ったCDがあったので持って来てくれていた。「BABALU MUSIC!」という名のそのCDは'91年のもので、ジャケットは見たことがあるが、クリスマスとは関係ないと思ってチェックすらしていなかった。よく見るとアル・ヤンコビックがプロデュースしていて、あの「アイ・ラヴ・ルーシー」の音源を中心に収録したもの。劇中の歌とかを集めたものらしい。持ってなかったら差し上げます、という嬉しい言葉に、途中のゲーセンのUFOキャッチャーで取ったスヌーピーグッズ(Y嬢はスヌーピーフリークである)とのトレードということで合意。

 <本日の収穫>
  CDシングル:
    ロス・デル・リオ 「マカレナ・クリスマス/恋のマカレナ」
    イーグルス 「ふたりだけのクリスマス/ファンキー・ニュー・イヤー」
    バンド・エイド 「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」
    ウリナリオールスターズ 「Happy Xmas−War is overー」
    T.M.Revolusion 「Burnin' X'mas」
    王様 「幸せなクリスマス(戦争は終わった)/僕のそばにいて」
    杉田裕 「不思議で素敵なクリスマス/君と話したい事」
  CD:“BABALU MUSICーI Love Lucy's Greatest Hits”
  LP:The Penguins “Rhythm and Blues”
     The Heartbeats “A Thousand Miles Away”

*8月31日追記
今月の収穫は、シングル6枚、EP1枚、LP6枚、CD4枚(うち1枚はエルヴィスの3枚組)、CDシングル7枚、以上。


8月23日(水)

 久しぶりに渋谷A店へ行く。ヒューイ・スミス&ザ・クラウンズのクリスマスCDがあったので買う。'62年のこのLPは一時期エイスから再発が出てよく見かけたが、ギターで参加したドクター・ジョンの名前(本名のマック・レベナックで参加)をデカデカと追加したジャケットだったので買わずにいたもの。このCDは'98年のUKプレスだが、10曲中8曲のインスト(ジャケ裏にはKARAOKEと書いてある)ヴァージョンが追加されている。

 池袋P店でエバリー・ブラザースのクリスマスCDを見つける。ボーイズ・タウン・クワイアの名前もあるので、'62年のワーナーブラザース音源のCD化のようだが、裏を見ると'96年のポルトガル盤とある。これは知らなかった、というよりどう見てもブートだがジャケット最低。とは言え初めて見たので買う。しかし家に帰ってよく見たら、全12曲のこのLPから収録されているのは9曲。他に5曲入っているのだが、聞いた事もない合唱団の音源だった。な、何故?

 <本日の収穫>
  CD:Huey "Piano" Smith and The Clowns
          “'Twas The Night Before Christmas”
     The Everly Brothers “Christmas With The Everly Brothers”


8月17日(木)

 会社帰りに大型店Hで、昨日発売になったエルヴィスの「エルヴィス・オン・ステージ〜30th Anniversary Edition」を買う。'70年のベストセラーLP「Vol.1」は、“オン・ステージ”とはいってもスタジオ録音8曲とライブ4曲の構成で、あの映画のサントラ音源という訳でもなかったのだが、収録曲が映画と殆どダブっていたので、準サントラ扱いのような形となっていた。今回のこのCD3枚組は、先の12曲に未発表45曲を含むボーナストラック54曲を加えた全66曲という、正に豪華な30周年記念盤。何れも映画の収録となった'70年8月前後のライブとリハーサルテイクである。

 今回ここで紹介するのは、このDisc3にリハーサル音源としてクリスマスソングが収録されているから。曲は最初のクリスマスアルバムのA面1曲目に入っていた「サンタが町に来る(Santa Claus Is Back In Town)」。この1曲の為に買った訳でもないのだが、当時はあまりピンとこなかったこの時期の“ラスベガス”エルヴィスも、今改めて聴くとなかなか味わい深く、特に1ステージほぼフル収録となるDisc2のミッドナイトショウ音源は、エルヴィスのベストステージとの世評も高い'70年8月12日のもので、これは流石に聴き入ってしまう。

 結局あの頃のヒラヒラのゴージャス衣装と、もう一つはやたら人の曲ばかり歌っているという印象があって、それが当時余り好きになれなかった原因だと思うが、スランプ気味だったエルヴィスが自己再生の為にとった方法が、デビューの頃のようにとにかく歌いたい曲は人の歌だろうが何だろうが片っ端から歌う、それも必ず生バンドでという図式が、まだ青い私には見えていなかっただけなのだろう。あのキャーキャー言ってたオバちゃん達の事を当時私は冷ややかに眺めていたが、何の事はない、エルヴィスを見続けてきた彼女達にはそのプロセスが手に取るように分っていたのである。ファンの眼力を侮ってはいけないのだ。

 <本日の収穫>
  CD:エルヴィス・プレスリー
     「エルヴィス・オン・ステージ〜30th Anniversary Edition」(3CD)

     
* Disc3に「Santa Claus Is Back In Town」(リハーサルテイク)収録


8月13日(日)

 12日〜15日まで大阪にいるのだが、今日は妻と神戸に行った際に少し時間をもらって、元町のR店に寄らせてもらう。昨年の12月に仕事で神戸に来た帰りに寄った時、何枚か気になる盤がまだあったのだが、神戸での仕事がまだ続く予定だったので、またこの次来た時にと思ってたらその仕事がポシャってしまったのである。

 店に入ると妻に15分だけ時間をくれと言い、おもむろにエサ箱を漁る。あった。この前気になったベルト・ケンプフェルト楽団のUSデッカ盤LP。別に高値の盤ではないのだが、ちょっと変わったジャケットだったのと、祭事でも見た事がなかったので、これはキープ。あとずっと前からあるチャーリー・プライドのLP。黒人のカントリー・シンガーである。改めてクレジットを見ると、ジョーダネアーズ(50〜60年代初期のエルヴィスのバックコーラス)が数曲参加しているのがあり、これが聴きたいので買う。考えてみればナッシュビル録音だもんな。

 あとは特に変わってないかなと思ったら、寺内タケシとブルージーンズの'79年のクリスマスLPが出てきた。これは見たことがなかった。もしかすると一昨年バンダイから出たブルージーンズのクリスマスCDはこの音源だったんだろうか。ジャケットがひど過ぎるが、探そうと思う時に見つからないのがこの手の盤なので買う。

 あとは7インチ。ボブ・マグラスのEPはこの前も迷ったのだが、まだあったので抜く。どういう人か知らなかったのだが、ミッチ・ミラー合唱団でソロ・パートとかやってた人だったのね。マーティー・ゴールド合唱団のシングルも味があるジャケットで、昨年どうしようか迷ったのだが、今年LPも入手した事だしと思って買い。

 ダナという女性歌手の「恋のラストシーン」というシングルがクリスマスコーナーに入っていて、原題をみると“It's Gonna Be A Cold Cold Christmas”というのだった。来日記念盤と書かれていてA面が日本語、B面が英語。ナントカ音楽祭とかその手の類の来日だろうが、11月に出したんならクリスマスのコピー位付けときゃいいのに。とりあえず聴いた事がないので買い。ビング・クロスビーのUSシングルはPSなしだが、これは確か50年代にしかカットされていない曲だと思ったのでこの際買い。

 あとはないかな〜と思ったら、どうぉうぁ〜!クラレンス・カーターのUSシングルじゃないの。“Back Door Santa”の'68年オリジナルシングル。探してたんだよコレ。PSは元々ないらしいし、ラベルの感じといい、これは正真正銘のオリジナル。う・れ・し・い〜、と声にならない叫びをあげていたところ、後ろで咳払い。あ、15分もう経ったのね、はいはい。という訳で今回はこれ位で引き上げる。

 <本日の収穫>
  シングル:ダナ 「恋のラスト・シーン(日本語/英語)」
        マーティー・ゴールド合唱団
           「とんで来たサンタクロース/赤鼻のトナカイ」
        Bing Crosby “I Heard The Bells On Christmas Day
                    /Christmas Is A-Comin'”
        Clarence Carter
           “Back Door Santa/That Old Time Feeling”
  EP:ボブ・マグラス 「ボブ・マグラスのクリスマス」
  LP:Bert Kaempfert “Christmas Wonderland”
     Charley Pride “Christmas In My Home Town”
     寺内タケシとブルー・ジーンズ 「レッツ・ゴー・テリー・クリスマス」


8月10日(木)

 しかし、疲れがとれん。いろいろあるのよ、いろいろ。と、ここで意味不明の事を書いてもしょうがないのだが、こうなると近場しか覗く気にならない。この前と同じ新宿U店のロックフロアを昼休みに漁りに行く。何かCDでも探そうかなとも思ったが、腰を入れて探すには時間がなさすぎる。この前の7インチ箱はほとんど中身は変わってないだろな〜、と思って見るといきなりフランク・サイドボトムのUKクリスマスシングルが、って聴いた事ないんだよな、この人。普通のシングルもあって、そっちは'85年とジャケ裏に記載があったので、番号1つ違いのこのシングルも多分'85年のものなんだろう。B面に3曲入ってるんだけどEPなのかしら。

 <本日の収穫>
  シングル:Frank Sidebottom
         “Oh Blimey It's Christmas/Christmas In Australia(+2)”


8月5日(土)

 昼まで会社だったので、帰りに新宿U店のロックフロアの方を久々に覗く。とはいえ、見るのはどちらかというとソフトロックとか女性ボーカル、7インチのコーナーの方が多い。ガチガチのロックものだと探し物は限られるし、第一そっち目当ての客の方が大多数だから、エサ箱漁るのも結構体力いるのよ。狭い店だしね。で、今日見つけたのはローラ・ニーロの'70年に出た4枚目(コロムビアでの3枚目)のアルバム。但し、クリスマスがアルバムタイトルに入っているけど、クリスマスソングはB面ラストの1曲だけなので、クリスマスアルバムとは言い難い。オリジナルUSプレスは欲しかったのでこれは購入。

 ローラ・ニーロは'97年に49才で亡くなってしまったが、最後の(そして本当に久々の)来日だった'94年のライブを見に行けなかったのが心残りである。当時大阪の支店からから東京に戻るのが決って、えらくバタバタしていた時期だったので、どうしても時間がとれなかったのである。

 7インチコーナーで、ドン・ホーのシングルを見つける。ドン・ホーはハワイ出身のシンガーで、とにかく現地での人気は絶大だったらしい。以前どこかでリプリーズあたりのレーベルから出たクリスマスアルバムを見かけたが、その日はあまり気乗りがせず買わず終いで、その少し後に見に行ったら無くなっており、妙に悔しい思いをした事がある。このシングルは'77年に自身のレーベルから出したもの。

 <本日の収穫>
  シングル:Don Ho “Christmas Is For Everyone
                /Christmas Is You And Me”
  LP:Laura Nyro “Christmas And The Beads Of Sweat”

     
※B-4に「Christmas In My Soul」収録


7月30日(日)

 今月はいろんな事があって、ここに来てドッと疲れが出てきており、今やもうヘロヘロ状態である。今日はそれでも出かける用事があり、帰りに池袋P店を覗く。今日はクリスマスものではなく、ヴォーグスのCDを探しに来たのである。

 ヴォーグスといえば60年代に活躍した白人コーラスグループであるが、何で今頃CDを探してるかというと、今月の12日に日本武道館で行われたTOKYO FM開局30周年記念イベントで、竹内まりやのライブの前に場内で流れていたのがこのヴォーグスだったのだ。最初聴いてて「誰だっけな?」と思い、「レターメンだっけ、いや違う」となかなか思い出せず、ライブが終わってから判明した次第。勿論この選曲は、当日のバックバンドのバンマスを務めたご亭主達郎のものであるに違いないのだが、このヴォーグスのCDが余り見当たらない。確かワーナーから日本編集のベスト盤が数年前に出てたはずだが、もう廃盤になってしまったらしい。

 先日渋谷A店に1枚CDがあったので買ったが、会場でかかった曲は入っていなかった。で、池袋P店ならどうかと思ってやって来たのだが、・・・あった!'88年にRHINOが出したベスト盤。全18曲入りで最初の8曲が、初期のCO&CE在籍時のもので、この前買ったCDに入っていた曲とのダブりがある。後半10曲が'68年以降のリプリーズ移籍後の曲で、武道館でかかった曲が入っていた。正にこれである。考えてみればワーナーから日本盤が出てたんだから、あれはリプリーズ(ワーナー傘下である)音源中心だったのだなと気付く。

 全然クリスマスと関係ないじゃないかと言われそうだが、実はこのCDコーナーの端の方でクリスマスCDを見つけたのである。'98年に出たCDで、"Christmas Harmony"という1枚。そういえば何回か見かけたことはあったが、何となく買わずにいたCDであった。しかしクレジットをよく見ると、知らない名前が殆どであったその中にダーレン・ラヴの名が。これは気付かなかった。どうしよう、でも何となく気乗りがしないのだが、とか考えたあげくに結局買う。

 家に帰って聴いてみると、やはりこれまでダテに「何となく」買う気がしなかった訳じゃない事を実感。いや〜、やっぱり自分の直感ってのは信用した方がいいや。これはハズレでした。ちなみに、ヴォーグスの方は最高っす。

 <本日の収穫>
  CD:V.A. “Christmas Harmony”

*7月31日追記
今月の収穫は、シングル4枚、EP1枚、LP11枚、ソノシート1枚、CD4枚、カセット1本。あ、あとDVDでクリスマス映画を1本(枚?)。


7月27日(木)

 しかし早くも夏バテというか疲れがとれん。クリスマスものではないが、CDを頼んでいたので渋谷A店へ行く。その時ついでに出てきたのが、テイチクの60年代後半のオムニバスLP。バッキー白片、秋満義孝、有馬徹とノーチェ・クバーナ、オールスターズワゴン、ブルーエースなんてところが入っている。もっともバッキーや秋満は50年代末の録音の使い回しと思われるし、ノーチェ・クバーナも60年代初め」、あとのエレキ組2グループは60年代半ばと、内容はバラバラといってよい。エレキ組は各1曲しか入っていないのは残念だったが、ありがたく頂く。オマケにもらったのが何だかよく判らないソノシート。白くまサンタのイラストジャケットで、サッポロワイン"POLAIRE*"(何て読むんだ?)の販促用らしい。アーティスト名も曲目も書いてない代物だが、これもありがたく頂いて帰る。
 
*「ポレール」と読むらしく、フランス語で「北極星」の意味だそうです。(Mさんより 7/31)

 帰り道に寄った大型店Hで『素晴らしき哉、人生!』のDVDソフトを買う。あ〜、アメリカじゃ特典がいっぱい付いたDVDが出てんだろな〜と、映像特典なしの日本盤に少しがっかりするも、家で見ていてまたラストで泣いてしまったのであった。しかし、あのリージョンコードってのは何なんだよまったく。アメ盤買えないじゃないの。

 <本日の収穫>
  LP:V.A. 「ホーム・クリスマス・ミュージック」
  ソノシート:SAPPORO WINE "POLAIRE"(販促)
  DVD:『素晴らしき哉、人生!』


7月22日(土)

 今日は仕事の方は休みをとっていたので、ゆっくり寝てようと思ったのに暑くて目が覚めた。会社の元先輩がやっている影絵の劇団があって、有楽町での公演を午後に観に行くつもりだったのを、急遽繰り上げて午前の部にする。開演5分前に滑り込みセーフ。今回チケット代をサービスしてもらったので、浮いたお金で司会役の「歌のおねえさん」のCDを買う。別にクリスマスものが入っているCDではないが、値段からするとこっちの方がチケット代より高くついたような気が。

 例のniftyの件だが、昨日賞品が到着した。とりあえず箱の中を開けて、DVDプレーヤーを拝ませてもらったが、ソフトがないのよソフトが。考えてみればPCの方にもDVDドライブは付いてるんだけど、PC部屋で映画観てるのも何だかな〜と思い、DVDソフトはレンタルした事もなかったのだ。

 で、観劇の帰りに何かソフトを買えばいいやと考えていたのだが、初めて買うソフト、これが迷う。そういえばCDプレーヤー(ラジカセだったが)を買うのが結構遅かったので、初めて買うソフトって何にしようかと考えたもんな。後で「初めて買ったCD」を思い返した時に、というか仲間内でそういう話が出た時にシブイ答えになるように。全く音楽そのものとは関係ない発想ではあるがイイのよ、そんなもん形から入ったって。そんなこんなで初めて買ったCDは、結局3枚、エルヴィスの「コンプリート・サン・セッションズ」、サム・クックのベスト盤、ストーンズの「エモーショナル・レスキュー」だったのだ。そういう訳で、初めてのDVDソフトも当然吟味されねばならないのだが、実は観劇の休憩時間中に決まっていた。これは『素晴らしき哉、人生!』にするしかないだろと。

 しかし、ショップを探したのだが、よりによって今日に限って『素晴らしき哉、人生!』がない。んもう〜、どういう事だよ、と怒っても仕方ないのでレコ探しモードに切り替える。まず銀座といえばH店。まず奥のクリスマスCDコーナーを物色。持ってなかったスパイク・ジョーンズのRHINO盤と、カーニー&ウェンディ・ウィルソンの2枚を抜く。ウィルソン姉妹のはプロモシングルCDしか持ってなかったのだ。あとカセットでアレクサンダー・オニールの「My Gift To You」があったのでこれも。ジャケ写が変わったCD等も出回っているが、このカセットの写真は初回当時のもの。アナログコーナーで見つけたのが、松本伊代の'83年のLP。何と伊代作詞・作曲のクリスマスソング収録とオビに書いてある。いや〜、知らんかったわ。甘いなまだまだ。300円だし、これは押さえとこ。LPでもう1枚、ロッド・マッケンの朗読、アニタ・カー音楽、演奏サン・セバスチャン・ストリングスの「やさしい冬」という、冬をテーマにしたLPではあるものの、クリスマスとはちょっと言いがたいのだが、前から輸入盤の中古を見かける度に気になっていたので、オビ付き日本盤をこの際買う。

 そこから渋谷に向かい、A店を覗く。パートリッジ・ファミリーのクリスマスLP日本盤。これは持っている盤だったが、自分のにはなかったオマケのクリスマスカードが付いている。US初盤には封筒付きのカードが添付されており、それが一緒になっているのかなと思ったが、ちゃんと日本盤の番号が封筒やカードの端に書かれている。デザインはUS盤のものと同じだがこれは買い。あと松田聖子の「金色のリボン」という2枚組LP。1枚目がクリスマスLPになっているが、しょっちゅう見かけるのでこれまで手を出さずにいたもの。たまたま家で見つけた70年代のレア楽譜集を持って来ていたので、これとのトレードという事で商談成立。

 <本日の収穫>
  LP:パートリッジ・ファミリー 「パートリッジ・ファミリーとクリスマス」
     松田聖子 「金色のリボン」(2LP)
*Part1がクリスマスLP
     松本伊代 「夢ひとつ蜃気楼」
*B-6に自作曲「For You, Christmas」収録
     ロッド・マッケン/サン・セバスチャン・ストリングス 「やさしい冬」
  CD:カーニー&ウェンディ・ウィルソン 「ヘイ・サンタ!」
     Spike Jones “It's A Spike Jones Christmas”
  CT:Alexander O'Neal “My Gift To You”


7月20日(木)

 海の日か・・・、ここ数年海なんて行ってない、なんて事はどうでもよいのだが、今日は所用があって大阪に行ってきたのである。しかし、これがまた暑い。新大阪のホームに降りた時には、余りの暑さに倒れるかと思ったな。聞くところによると昨日の方がもっと暑かったらしく、どうやらこれでも運が良かったらしい。

 用事の方も終わり、帰りの新幹線まで少し時間があったので、梅田近辺のレコ屋を覗く。欲を言うとキリがないのでJ店とF店だけにする。以前転勤で大阪に住んでいたときには、J店で7インチをよく漁ったもんだが、もう7インチコーナーはないのねココ。すぐ向かいのF店は、時間があればミナミの店舗も行きたかったが、考えてみればここに入るのも4年ぶり位である。しかし中途半端な時間でブツを探すというのもなかなかツライものがある。こりゃ何も見つからないかな、と思ったらデヴィッド・ゲイツの'81年のLPを見つける。一般アルバムだが、A面ラストに「Come Home For Christmas」という、自作のクリスマスソングが入っているのである。USシングルも切られているのだが、未入手のままなのでこれを買うことにする。

 <本日の収穫>
  LP:デヴィッド・ゲイツ 「テイク・ミー・ナウ」
*A-5にクリスマスソング収録


7月18日(火)

 昼休みに久々の新宿U店チェック。あまり時間がないので7インチコーナー中心に見るが、前に見たときと余り変わりなし。ボーカルもののLPを見てると、ナット・キング・コールの見たことがないジャケットのLPを発見。Capitol音源だが、STYLUS MUSICというレーベルから出た16曲入りのコンピレーション。ま、何はともあれ、見たことのないものは押さえないと。ということで買う。

 <本日の収穫>
  LP:Nat King Cole “Christmas With Nat King Cole”


7月15日(土)

 渋谷A店で、「こんなのが入りましたが」と見せられたのが、スヌーピーのクリスマスアルバム。'67年にローリーから出た、ロイヤル・ガーズメンのLPの、'80年に廉価版レーベルから出たリイシューである。もっともクリスマスソングは2曲しか入っていないので、その意味ではクリスマスアルバムとは言い難い面もあるのだが、タイトルにクリスマスが付いているので、まあ準クリスマスアルバムと考えても良いのだろう。ローリー盤は未入手だし、これは買い。

 阿佐ヶ谷T店を覗く。この前は殆どレコードを見ずに終わってしまったので、今日は壁に貼ってあるブツに気をとられないようにしてエサ箱を漁る。シナトラの東芝シングルが出てきたが、私の持っているものと番号は同じなのに、写真のない文字ジャケット。ファクトリースリーブの中に入れて、丸穴からタイトル等が見えるように配置されている。あと、ベルギーのインストバンド、フェビュラウス・ジョーカーズのEP。ジャケットがかなりヨレているが安い。この2枚を買う。

 <本日の収穫>
  シングル:フランク・シナトラ 「ジングル・ベル/サイレント・ナイト」
  EP:ザ・ファビュラウス・ジョーカーズ 「ビート・オン・クリスマス」
  LP:The Royal Guardsmen “Merry Snoopy's Christmas”


7月11日(火)

 台風がそれてくれたのはいいが・・・暑い。昼休みに外に出たら、頭がクラクラした。こういう日は早めに帰って風呂入って寝よう。と思ったが、しばらく池袋のレコ屋に行ってない事に気付き、ふらふらと改札を出てH店に向かう。あまり変わりばえしないかと思いながらエサ箱を見ていると、後ろの方から出てきたのが、シナトラの'60年に出たコロムビア日本盤LPペラジャケ。雑誌等の小さな白黒写真でしか見たことがなかった1枚なので、しばらく見入ってしまう。コロムビア盤の12インチLPとしては日本初盤のよう。他にももしやと思って一通り漁るが、今日の収穫は結局この1枚のみ。

 <本日の収穫>
  LP:フランク・シナトラ 「シナトラ クリスマスに歌う」


7月9日(日)

 今日は久々に中央線沿線でレコ屋回りをしようと思い、まず新宿乗換えで吉祥寺まで。U店はもう2年位ご無沙汰しており、おまけに場所が変わっていた。ここのJazzフロアは、結構掘り出し物を抜かせてもらったので、個人的には愛着がある。とは言え流石に夏場は無理かな、と思いながらヴォーカルものを漁っていると、パティ・ペイジのUS コロムビアでのクリスマスLPを見つける。もっともこれはすでに持っているのだが、手持ちのはモノラルでこれはステレオ。普通は別にそんな違いは気にしないが、パティのマーキュリーでのクリスマス録音はモノラルだけで、ステレオでのクリスマス録音はこのコロムビア盤が初めてである(マーキュリー名義のステレオ日本盤があるが、あれは擬似ステレオ)。なのでこれは買うことにする。

 CDのコーナーにシナトラのリプリーズ音源のクリスマスベスト盤があったので抜く。'94年に出たコンピレーションで、まだカタログは生きているので買っていなかったもの。数百円なら損はない。荻窪のG店を覗こうと思ったが、早くも疲れが出てしまい、結局阿佐ヶ谷で降りる。まずS店に行くと、・・・まだ開いてない。では穴場と噂のG店に向かうが、特に欲しいものなし。う〜、汗が出てくる。じゃ久々のT店に向かう。ティミー・ユーロが流れている店内のカウンター近くに行くと、げっ、マリリン・モンローの「帰らざる河」日本盤SP、しかも歌詞カードと専用袋付きの完品。御主人と話していたお客さんが脇に置いていたので、多分買うのであろうが、見る限り状態は上々で、値段も4桁なら(とりあえず私は買わんが)イイ線ではないか。初めてお目にかかったので、心の中で手を合わせる。

 ふと壁を見ると、うおっ、60年代の「明星」「平凡」の歌本が。それも個人的に1番弱いGS時代のもの。尚且つクリスマス特集と表紙に書かれた、'68年と'69年の「平凡」1月号の付録が。弱い、これは弱い。まるで「買ってくれ」と言わんばかりに、こちらに訴えかけてくる。え〜い、今回の(昨日のニュースね)お祝いだあ、と手を伸ばす。とうとう手に取ってしまったか、と思わず壁の上の方を見上げると、ぐえっ、GS時代のバンドピースがあっ・・・!。
 という訳で持ち金がなくなってしまったので、この後高円寺・中野と回る予定だったが、急遽取り止めて帰宅。恐るべし、中央線。

 <本日の収穫>
  LP:Patti Page “Christmas With Patti Page”
  CD:Frank Sinatra “The Sinatra Christmas Album”
  *(番外)歌本:月刊平凡'68年1月号付録、同'69年1月号付録
          歌本の表紙は上の各号の部分をクリックしてご覧下さい。


7月8日(土)

 台風の中、会社に出かけたら昼にはすっかり晴れてやんの。しかも暑い。思わず頭がクラッときたが、昨日嬉しいニュースが入ってきた事もあり、別にお祝いという訳でもないが、久々に新宿のレコ屋巡りでもするかあ、という気分になる。

 まずは王道Jazz店のC店から。・・・ない。次にW店。う〜ん、・・・ない。だんだんイラついてきた。よ〜し、確か近くのV店にカーペンターズのUKシングル(「メリー・クリスマス・ダーリン」初盤)があったはずだと思い出し、もし値段が下がってたら(結構高値だったのだ)買おうと決心して店に向かう。奥のコーナー、・・・あった。うっ、値段変わってない。どうしようと思っていたら、その手前に'74年の「サンタが町にやって来る」UK盤PS付きを発見。値段も手頃。これだあっ、とレジに向かう。

 <本日の収穫>
  シングル:Carpenters “Santa Claus Is Coming To Town
                  /Merry Christmas Darling”


7月1日(土)

 しかし今日は暑かった。流石に梅雨バージョンのトップも鬱陶しくなってきたので、適当に間に合せで作ってしまったが。

 先日取り置きしてもらったビーチ・ボーイズのプロモシングルを、渋谷A店に買いに行く。'74年にBROTHERから出した「チャイルド・オブ・ウィンター」のプロモで、モノとステレオのバージョンがそれぞれ片面に入っている。まあ、他愛もない曲なんだけど、このシングルは欲しかったからね〜。非常に嬉しい。

 店長が「これは持ってましたっけ?」と出したのが、フォー・シーズンズのクリスマスLP日本盤。げっ、何これ、見たことない。ビクターから出たヴィー・ジェイ名義の日本盤は、確かEPしか出なかったと思うが、これはフィリップス名義での日本盤LP。へぇ〜、全然知らなかった。おまけにジャケットも、写真は同じだけどバックの色が違うし。買い!これは買い!しかしいつ出たんだろ、60年代末頃かな。いやいや、何か久々に充実感を味わっちゃったな。

 <本日の収穫>
  シングル:The Beach Boys “Child Of Winter(Christmas Song)”
         * プロモ盤(mono/stereo)
  LP:フォー・シーズンス 「フォー・シーズンスのクリスマス」


【Record Hunting Diary】
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