3月27日(木)

 期末というか年度末なので忙しい。今日更新するときに前の書き込みを見たら、日付を1日間違えていたのを発見したので、ついでに直しておいた。とにかくレコ屋に行くことが少なくなってきて更新材料がない。リストの整理をすればいいのだけれど、その時間がないのよ。まったく学生が羨ましい。いや、別に学生がヒマだとかバカにしてるんじゃなくて、学生の頃の体力が羨ましいってことね。

 とにかく身動きがとれなくなる前に更新しないとマズイと思い、無理矢理新宿U店を漁る。昨年出たらしいUKのクリスマスコンピレーションを新譜で発見。クリスマスとウィンターソングが13曲入りで、知ってるのはLowとSaint Etienne位だったが、何となく気になったので買う。

  CD:V.A. “Seasonal Greetings”
        
※a compilation of 13 CHRISTMAS AND WINTER songs


今月の収穫はLP2枚、CD2枚、CDS3枚。



3月20日(木)

 空爆が始まったせいではないだろうけど、体調絶不調になってきた。鼻はずるずる状態だし、声も出なくなるわでもう大変。最初鼻水が止まらなくなったときには、まさかこれまで未体験だった花粉症じゃないだろうなとビビッたものの、目のかゆみもないし、そのうちノドにきたのでただの風邪なんだろうが、期末でクソ忙しいというのにたまったもんじゃない。

 家に帰ると渋谷A店のオーナーからCDシングルが送られてきていた。この前電話で日本もので1枚見つかったから送ると言われてたやつで、小田和正と佐藤竹善の覆面ユニットがファンハウスから'96年12月に出したもの。

  CDS:PLUS ONE 「クリスマスが過ぎても」



3月15日(土)

 クリスマスものでCDシングルが何枚か入荷したというので渋谷A店に行く。何れも短冊型の8cmCDで、マライアとかワムとかは持っている盤だったが、テイチクから出たT・レックスとチャック・ベリーのクリスマスシングルがあった。'90年の発売だが、こんなのシングル切られてたっけ?「X'mas CD Card Series」というものらしく同じような装丁で、ヒゲをつけたマーク・ボランやサンタ姿のチャック・ベリー(こちらはイラスト)の上半分に切り込みがあり、ケースを折るとポップアップスタンドになるという、なかなか寒々しい逸品。

 T・レックスはちゃんとレーベルがMarc On Waxで品番がTEDP-9。チャック・ベリーはオーヴァーシーズ・レーベルでTEDP-11(音源はチェス)。店でこれを見ながら、この間に挟まれた番号のシングルは何だろうという話になったが、当時確かにテイチクで洋楽のクリスマスコンピレーションを幾つか出した記憶があるものの、シングルで切るようなものがあったかどうも思い浮かばない。帰ってからネットで品番検索したところ、ディスコ・ヒット・グラフィティ・バンドなるアーティスト名義の「ホワイト・クリスマス」であった。何じゃそりゃ。

  CDS:T.レックス 「クリスマス・バップ」
      
※'72年のファンクラブ用ソノシートのクリスマスメッセージも収録
      チャック・ベリー 「メリー・クリスマス・ベイビー/ラン・ルドルフ・ラン」

 



3月8日(土)

 取り置きしてもらっていたLPがあったので渋谷H店に行く。ラリー・リベラというハワイのアーティストのクリスマスアルバム。ジャケットの端に'74年という書き込みがあるが、その他には年代情報は何も載っていない。ジャケット、それも印刷の感じが70年代にしてはどうも仕上がりが悪いというか、かといって60年代にしては全体のダメージが少ないので、おそらく70年代前半のものだろうが、この手の音源が一番調べ難い。

 もう1枚、トム・レーラー(という表記でいいのか)という、よくノヴェルティソングのコンピレーションとかだと、「公園の鳩に毒を」なんて曲が入っている人だが、ハーバード大の教授だったらしいとか、弾き語りで風刺ソングを歌う人だとか、その程度しか知らない。この人の50年代後半に出たライヴアルバムで、もともとは自主制作盤だったのが、リプリーズから60年代に入って再発されたものがあったので買う。中に1曲、「クリスマス・キャロル」というのが入っているのである。ジャケのダメージがひどかったが、その分安かったのでよしとする。

  LP:“Christmas on Kauai featuring The Voice of Larry Rivera”
     “An Evening Wasted With Tom Lehrer”
      
※「A Christmas Carol」収録



3月1日(土)

 そういえば池袋P店が閉店して、3月から輸入盤中心のセレクトショップになるというか、昔のスタイルに戻るというか、とにかくそういう話だったのだが、閉店のときと違ってハガキの告知も来ていないし、いつからなんだろうと思い、P店があったフロアに行ってみる。エレベーターを降りると、目の前のP店があった場所が丸ごとスポーツショップに変わっていてちょっと驚く。何か案内でも書いてあるかとフロアマップを見ると、えっ、すでにそのセレクトショップの名前が書いてある。以前よりもっと奥の場所だが、取り急ぎ行ってみると、何だよ開店してるじゃないの。というより、本日オープンだった。

 中を覗いてみると、商品は1月まで輸入盤コーナーにあったものと殆ど変わらない。ま、そりゃそうか。あと1、2ヶ月位しないと目新しいものは入ってこないかも。とはいえ、せっかくの開店日なので、何かご祝儀代わりにでもと思い、クリスマスものを探す。あまり安くはなかったが、2000年に出たヘレン・メリルのクリスマスCDがあったのでこれを買う。ゲストでメル・トーメが1曲デュエットしている。

  CD:Helen Merrill “Christmas Song Book”



2月28日(金)

 渋谷R店を久しぶりに覗く。とはいえ、隅からじっくりと探す気力がないので、奥のカントリーとかヴォーカルもののコーナーをざっとチェック。しかし何も見つからず。そういえば、昨年のクリスマス近くはあの辺にコーナー作ってたよなーと思ってそちらの方へ行くと、・・・ある。コーナーがまだある。流石にどよめくような盤はこの時期入っていないが、後回しにしていたような微妙な盤が出てくる。

 その中の1枚、フランク・ヤンコビック。酷いイラストのジャケットで、最初ヤンコビックと見えたから、てっきりアル・ヤンコビックがこんなの出してたのかと思ったら、この人ってポルカ・キングとか呼ばれてた人なのね。全くの別人。'98年に83才で亡くなっているが、'86年にグラミーも受賞しているそう。このクリスマスアルバムのオリジナルは'84年らしいけど、この盤は'86年の再発だから、グラミー便乗再発なのかも。値段もかなり安かったので買うことにしたが、カウンターでこの店の会員カード見せたら更に100円引きであった。

  LP:Frank Yankovic “Christmas Memories”


今月の収穫はシングル1枚、LP1枚、CD2枚、CDS1枚。先月と一緒だ。



2月20日(木)

 昼休みに新宿U店の中古フロアを覗く。時間もあまりなかったので、新入荷の中古CDだけをチェックするが何も見つからず。その下にあったバーゲン箱をふと見ると、端の方ににクリスマスのタイトル。手にとると、Heritageという知らないグループ名。裏の方に書いてあったメンバーの名を見ると、まずフィリップ・アーバーグ。この人ってウィンダムヒルでCD出してたピアニストじゃなかったか?次にあるダロル・アンガーというのもフィドル奏者だったような気がする。その次の紅一点アリソン・ブラウンというのは結構有名なバンジョー奏者だ。その他の3人は知らなかったが計6名。そうするとこれは一時的なセッションユニットのようなものなんだろうか。何というか、ゆるーいセッションだったらイヤだなあと思いつつも、かなり安かったので買う。

  CD:Heritage “A Christmas Heritage”



2月14日(金)

 渋谷H店に行く。昨日サイトを見ていると、気になるLPが1枚あったからだが、試聴させてもらったところどうも今ひとつ。それで新着のシングルを見ていたところ「くるみ割り人形」のロックインストを発見。B. Bumble & The Stingersというバンドのもので、確か'62年に全米20何位かまで上がったはず。この曲のロックインスト化としては多分初めてのものだったんじゃないかと思う。リーダー名義のビリー・バンブルというのはギター担当になっているが、実際の録音は全てセッションマンによるもの。叩くように弾きまくるピアノが聴きもののガレージナンバーになっている。CD化もされているはずだが、これはオリジナルシングル。当然買い。

 帰宅すると知人から荷物が届いており、その中に昨年出た五木・孝雄+ハロプロ関連のクリスマスシングルが入っていた。そういえば、未だにこの曲聴いてないような気がするが、ありがたく頂く。

  CDS:五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊。 「愛のメリークリスマス」
  シングル:B. Bumble & The Stingers “Nut Rocker/Nautilus”
                      
※B面は一般曲



2月10日(月)

 昼休みに大型店Tの書籍フロアを覗くと、白夜書房刊の「昭和歌謡レコード大全」が出ていた。昨年の秋頃から出るという話を聞いていたものの、なかなか出ないのでどうなったのかと思っていた1冊。著者は神保町G店の御主人Sさんであるが、この人らしい丁寧なまとめ方。タイトルの「昭和歌謡」は、最近この言葉が流行り始める前に、たまたま仮題として付けられていたものらしく、あまりにもベタなので当初御本人は嫌がったらしいが、その後むしろタイムリーな言葉になってしまったので、そのまま正式タイトルになったのだそう。

 とはいっても、三人娘や御三家を始め、基本を押さえた作りが、ともすれば「昭和歌謡」を単なるキワモノのキーワードの一つとしか捉えることが出来ない輩にとっては物足りないかもしれないが、何事も基本だよ、基本。収録された約2000枚のうち、昨年出た「コミックソングレコード大全」とのダブりが数枚しかないというのもイイ。で、終盤にちゃんとクリスマスレコードのページも作られていた。詞・曲・編曲のクレジットが全て掲載されているのがまた嬉しい。ということで買う。



2月3日(月)

 しかし、レコードはおろかCDの整理も全然ついてないというか、昨年の年末と部屋の状態がほとんど変わっていない。なので、普段聴きたいCDもどこに埋もれているのか、探さないと聴けない有り様。いや、もう探すのが面倒で同じCDばかり聴いてるという末期的状態である。

 なので普段聴くための中古CDで何か安いのはないかと、昼休みに新宿U店を漁る。ライノのコンピレーションが何枚かあったので、これでいいやと抜いていると、段ボール箱の端の方に2000年UK編集のクリスマスものがあった。選曲はロック/ポップ系のごくありきたりのものだったが、見覚えのないジャケットで、値段もえらく安かったのでついでに買う。タイトルも泣けたし。

  CD:V.A. “Instant Xmas Party”



1月24日(金)

 うー、更新ネタがない。という訳で、困ったときの新宿U店頼みで、昼休みに中古フロアを覗く。数日前に中古CDのセールをやっていたのだが、クリスマスものはマライア位しか見当たらず、何も買わずに引きあげた。今日見つけたのは、数年前に通販で買ったこともあるチャック・リーヴェルのクリスマスCD。ジャケットがないので欠損してるのかと思ったら、プロモオンリーのもの。インレイの表示も市販のものとは違っていて、プロモ仕様になっている。曲目はアルバム全曲が収録されており、内容は同一のようだが買う。

  CD:Chuck Leavell “What's In The Bag?”
※プロモ盤

今月の収穫はシングル1枚、LP1枚、CD2枚、CDS1枚。



1月18日(土)


 今年はちょっとレコードの整理の方を真面目にやろうかなどと考えると、どうもレコ屋に行くのが億劫になってきてしまった。未整理のレコードをわざわざ増やすというのも何だし。とはいえ、一番手っ取り早い更新はこのページでもあり、ネタ探しに新宿U店に寄る。ロック関連のアナログ中古には特にそれらしいものがなかったので、ジャズフロアの方に行く。

 LPの方は途中で面倒になってきてしまい、7インチのコーナーを見に行く。どうせ何も出てこないだろうなと思いつつチェックしていると、「リトル・ドラマー・ボーイ」のタイトルが出てきた。SWEDISCのレーベル名だからスウェーデンのアーティストなのか、表記も英語読みのアーニ−・イングランドなのか、エルニー・エングルンドと読んだ方がいいのかよく分らないが、盤のラベルのクレジットを見せてもらうと、確かにあのクリスマスソングの「リトル・ドラマー・ボーイ」。B面は自作の一般曲のよう。年代の手がかりが全然ないが、安かったので買い。

  シングル:Ernie Englund “Little Drummer Boy/Misirlou”
                  
※B面は一般曲



1月14日(火)


 昼休みにレンタルチェーンのT店の前を通ると、昨年暮れ頃に出たCDのレンタル落ちがワゴンに並んでいた。何枚かクリスマスっぽいJ-POP関連シングルもあったのだが、CCCDとかも雑じっていて、わざわざ中古で(多分怖くてろくに聴かないだろう)CCCDを買うのもどうかと思い、通常盤だったクレイジーケンバンドのクリスマスシングルのみ抜く。

  CDS:クレイジーケンバンド “クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって”



1月11日(土)


 年が明けてから、昼休みや会社帰りにちらっとレコ屋を覗いていたがさしたる収穫なし。もっともあまり気合を入れて探していたとは言えなかったが、そろそろ収穫の一つもないというのもヤバいので久々に渋谷に出かける。

 渋谷A店は店長がいなかったが、年末に貸していたDVDが置いてあり、そのお礼ということでCDが1枚。60年代末から活動していたアメリカのバンド、スウィートウォーターのリプリーズ時代の編集盤。ライノのハンドメイド・シリーズとして'99年に出たものである。この中に1曲だけ、未発表音源だったというクリスマスキャロルが入っていた。

 後は例によってH店を覗く。サイトの新入荷を確認する限りでは、クリスマス関連はほぼ出尽くしたようだが、何となく端の棚の方から見ていると、サイモン・シスターズのLPが出てきた。カーリー・サイモンとルーシー・サイモンの姉妹である。カーリー・サイモンはソロ・デビュー前に、このサイモン・シスターズで60年代後半から約5年活動していた訳だが、これはオリジナルが'69年に作られた子供向けのアルバムで、カーリーのソロ成功後に再発されたもの。ルイス・キャロルやロバート・バーンズ、それにマザーグースといった有名な詩が曲目として並んでおり、これが朗読なのか歌になっているのか(曲はルーシーが書いたとある)未聴なので分らないが、中にワーズワースの「クリスマスの鐘が」も入っている。

 この渋い収穫2点で、遅まきながら2003年始動である。

  CD:Sweetwater “Cycles:The Reprise Collection”
            
※「God Rest Ye Merry Gentlemen」収録
  LP:“The Simon Sisters Sings For Children”
            
※「I Heard The Bells On Christmas Day」収録



【Record Hunting Diary】
2004 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2003 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2002 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2001 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC
2000 JAN-MAR/APR-JUN/JUL-SEP/OCT/NOV/DEC

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