11月30日(金)
渋谷A店を覗く。先日店長が作っているミニコミを送ってもらったので、そのお礼がてら寄ったのだが本日は不在。店員のH君に、先日の買い取りの中から出てきたものということで、わんわん合唱団の「わんちゃんのジングルベル」のシングルをもらう。犬ものといっても、近年のジングルキャッツだの何だのというのとは違い、'55年に出た音源。私の持っている日本盤とは違う、'80年の再発ジャケットのもの。
渋谷H店に、昨夜ネットでオーダーしたA&Mのクリスマス・コンピレーションを取りに行く。67年に出た、タイヤのディーラー会社の取り扱い用に作られたアルバム。以前から何度も見かけていたのだが、またこの次と思って、そのまま買わずにいた1枚である。
池袋で行なわれる恒例のレコード・CD市が始まったので、とりあえず初日を覗きに行く。例によって、この時期はクリスマスコーナーが設けられているが、手持ちの資金が乏しかったこともあり、今日はこの1枚だけにする。ホンキートンクピアノの名手、ビッグ・タイニイ・リトルのクリスマスアルバム。オリジナルはCoralの'61年盤だが、これはおそらくその1、2年後に出た日本盤。なかなか状態のよいペラジャケである。
そして家に帰ると、ジョージの訃報が届いていた。淋しい。
<本日の収穫>
LP:"ビッグ" タイニイ・リトル 『楽しいクリスマス』
V.A. “Something Festive!”
シングル:わんわん合唱団 「わんちゃんのジングル・ベル/オー・スザンナ」
※11月の収穫は、CD23枚、CDシングル4枚、シングル3枚、LP3枚、以上。
11月28日(水)
会社帰りに池袋P店に寄る。クリスマス用に並べられたCDの中に、持っていない旧譜の輸入盤があったが、それはとりあえず来月にまわして、今日はベンチャーズのクリスマスアルバムを買う。'65年録音のあの有名なやつではなく、今年新録音したものである。とはいえタイトルに「60'sロッキン〜」とあるのだから、多分以前のアレンジを基本的に踏襲しているのだと思われる。ここのところ、その手の再録音アルバムが何枚か出てるし。ただ、あのアルバムに収録された演奏というのは、実はかなり凄いレベルのものである。あれを再現出来るのか(あるいはコピーしきれるのかという書き方の方が正しいのかもしれないが)、それを考えるとちょっと不安である。
<本日の収穫>
CD:ベンチャーズ 『60's ロッキン・クリスマス』
11月26日(月)
ようやく、というかついに買う決心がついたというか、昼休みに大型店Tで氷川きよし改めKIYOSHIの「きよしこの夜」を買う。オマケとして特製クリスマスカードもついてきた。これだけじゃちょっと淋しいので、今年デビューした女性3人のカントリー・グループ、3・オブ・ハーツのシングルも買う。これはシングルオンリーの音源で、C/Wとしてデビュー・アルバムから3曲抜粋して編集されたものが入っているよう。
<本日の収穫>
CDシングル:Kiyoshi 「きよしこの夜」
3 of Hearts “The Christmas Shoes”
11月24日(土)
家に帰るとアメリカからCDが届いていた。先日発売されたケリー・プライス、ディーナ・カーター、今年の夏頃に出たらしいマルチホーン奏者ジム・ホーンのクリスマスアルバム。ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツとステイシー・オリコという女性歌手のクリスマス・ミニアルバム、以上5枚である。
<本日の収穫>
CD:Kelly Price “One Family - A Christmas Album”
Deana Carter “Father Christmas”
Jim Horn “Christmas with Jim Horn”
They Might Be Giants “Holidayland”※ミニアルバム
Stacie Orrico “Christmas Wish”※ミニアルバム
11月21日(水)
氷川きよしの限定クリスマスシングルが発売されたので、昼休みに会社近くのH店に覗きに行く。限定と言われるとどうしようかなというところだが、明後日からT店でダブルスタンプセールが始まるし、向うのポイントが貯まってきていることもあり悩む。結局、今日は買わないことにする。
帰宅すると、リンクさせていただいている「Christmas Time Is Here」主宰の南澤氏より、CDサンプラーが届いていた。南澤氏はクリスマス好きの作曲家+プレイヤー+アレンジャーである。先日「ジングル・ベル」の日本語詞のことで問合せを受け、それは結局あまりお役には立てなかったのだけれど、そのお礼として氏が関わったクリスマス音源のサンプルCDを送って下さったのである。
もう1つCDが届いていて、これはアメリカに頼んでいたジャッキー・ヴェラスケスのクリスマスCDのスペイン語盤。ジャケットの基本デザインは同じだが、色のトーンが違うのと、タイトルも「Christmas」ではなく「Navidad」になっている。
<本日の収穫>
CD:南澤大介 『Christmas Time Is Here 2001』※サンプラー
Jaci Velasquez “Navidad”
11月20日(火)
渋谷H店にクリスマスものが出ていないか覗きに行く。アメリカでの買い付け品が店頭にも並び始めているが、まだ表に出していなかったキャンド・ヒートのクリスマスシングルを見せてくれる。先日ここでUK盤のシングルを買ったが、これはUS盤。ちゃんと「チップマンク・ソング」とカップリングになっているやつである。当然買わせていただく。
たまたま店の中ではクリスマスレコードが流れていて、それがなかなか良かったので、誰のレコードか聞くとゴールド・ディガースだという。「あのディーン・マーチンの?」、これは「ゴールド・ディガースって、TVの『ディーン・マーチン・ショー』に出ていたあのお姉ちゃんたちのグループのこと?」という意味の質問を、私が思いっきり省略したものだが、流石にあっさりと「そう」という返事。へー、こんなだったんだあ。このLP持ってるけど、未だにちゃんと聴いたことがなかったのだ。想像していたより、ずっとちゃんとした作りじゃないの。そういえば、まだリストにもアップしていなかったような気がする。そろそろリストも更新せねば。
家に帰るとH店でネット購入したCDが届いていた。先日同じくネット通販のAというところでオーダーしたところ、生産中止らしく在庫切れという返答だったのだ。他に検索出来たのがH店だったので、在庫センターに残っていればラッキーと思い、オーダーしたのだが、こちらは無事残っていてくれたよう。
届いたのは、'96年に出た森岡純という人のクリスマスCDで、みな日本語詞で歌っているのだが、「ホワイト・クリスマス」は山下達郎の訳詞で、このCDで初めて歌われたとのこと。他にも漣健児の詞による「ジングル・ベル」(他の人のヴァージョンを聴いたことがない)などが入っており、先日ひょんなことからこのCDの存在を知り、聴いてみたくなったのだ。
<本日の収穫>
CD:森岡純 『サンタを信じる子供たちへ』
シングル:Canned Heat & The Chipmunks
“Christmas Blues/The Chipmunk Song”
11月19日(月)
そろそろA&Mから出た『クリスマス・エイド5』の輸入盤が入荷してもよさそうな頃だと思い、昼休みに大型店Tへ。入荷していた、が・・・しかし高い。あと数百円は安く店頭に出ると思ったので、海外から買うのは止めてたのに。大体このシリーズは、アーティストのメンツの割に中身が薄い。特にこの前のライブ盤(「4」ね)など無残なものだった。とてもこの値段で買う気はしなかったので止める。
会社帰りに池袋P店に寄る。クリスマスCDがディスプレイされていて、その中央に例の『クリスマス・エイド5』が。値段を見ると、ほーら、T店より600円も安いじゃないの。この値段なら買ってもいいや、ということでキープ。他にヴォーカルものを見ていると、フォー・フレシュメンのクリスマスCDがあった。裏のクレジットを見ると'92年となっている。アナログが出ていたと聞いたことがなかったので、この年に出したCDだったのだろうか。とりあえずこれも買い。
クラシックのコーナーをちょっと覗く。最近テレビとかで取り上げられた、アルパというハープ奏者の上松美香が「クリスマス・イブ」のシングルを出したと聞いたので、それをチェック。ふーん、「あげまつ(上松)」って読むのね。「うえまつ」だとばかり思ってた。う〜ん、これも買おうっと。他にフルート奏者の4人組女性グループのリンクスというのも、今年クリスマスアルバムを出してたのだが、こっちはもう少し調査してからということにする。
<本日の収穫>
CD:The Four Freshmen “Freshmas!”
V.A. “A Very Special Christmas 5”※『クリスマス・エイド』のことね
CDシングル:上松美香 「クリスマス・イブ/クリスマス・メドレー」
11月17日(土)
今日はレコ屋に行けなかったので、ネットでまた新譜情報を探る。先日、弊サイトの雑誌掲載についてメールをくれた方に、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツがクリスマスシングルが出たという情報をもらい、昨日CD店でチェックしたら確かに出ていた。しかし、その値段が旧譜アルバム並みに高い。これなら送料を入れても海外から購入した方が安いと思ったので、まずそれをオーダー。
他にはケリー・プライスとカントリーのディーナ・カーターの今月下旬発売のクリスマスアルバムを先行予約。あと、夏場にすでに出ていたらしいジム・ホーン、今年出たナンシー・ウィルソンのクリスマス新譜の値段が結構安かったので、これらを併せてオーダーする。
11月14日(水)
昨日の夜、ネットで今年発売のクリスマスCDをチェックしていたら、キャンディ・ステイトンも出しているのが分かった。海外のCDショップの値段もそれほど安くなかったので、こちらで探してみることにする。
まず会社帰りに近くの大型店Hに行くと、キャンディ・ステイトンのコーナーはあったが、このCDはなし。ということでもう一つの大型店Tに移動。ブラックもののフロアを探すと・・・あった。他に何かないかと見ていると、テンプテーションズのクリスマスCDが出ていた。もちろんモータウンで2枚出ているクリスマスアルバムの編集盤だが、手に取ってみると、ぐえっ、1曲未発表音源が入っている。しかし、この1曲のためにというのもなあ。
ふと思い出してモータウンのクリスマス・コンピレーションを探す。今年出た1枚で、妙な選曲のものがあったのである。『A Motown Christmas Vol.2』というのがそれで、ありきたりのタイトルだが、中身は没テイクとかミックス違いのオンパレード。7、8年前にもモータウンからいきなりこの手のCDが出て驚いたことがあるが、文字通り有名な正規音源が並んでいた『Vol.1』の続きで、こんな内容のものを出してもいいのかという気がしないでもない。テンプスは今度にして今日はこの2枚。
<本日の収穫>
CD:Candi Staton “Christmas In My Heart”
V.A. “A Motown Christmas Volume 2”
11月13日(火)
昼休みに会社近くの大型店Tを覗くと、ユーミンのベストが出ていて、収録曲の殆どは持っているのだが、ボーナストラック入りの初回盤なので何となく買ってしまう。Disc2に「Happy New Year」と「ロッヂで待つクリスマス」が入っていたので、ここに無理矢理載せてしまおう。
家に帰ると、アメリカのT店から2枚CDが届いていた。今日のは新譜ではなく、以前買いそびれていたクリスマスCD。イーディ・ゴーメとトリオ・ロス・パンチョスの'66年のアルバム、ジョニー・ティロットソンの同じく'66年のアルバムである。
<本日の収穫>
CD:松任谷由実 『sweet, bitter sweet』
※2CDベスト盤「Happy New Year」「ロッヂで待つクリスマス」収録
Eydie Gorme y Los Pachos “Blanca Navidad”
Johnny Tillotson “The Christmas Touch”
11月12日(月)
CD店に行くと、B.B.キングのクリスマスCDの日本盤が出ていた。海外のCDサイトでオーダーしてしまったので、まだ届いてないのだがつい試聴してしまう。なかなかイイ。が、途中でインストが何曲か入るのが、何だか休憩タイムのような感じで、あまりギターが前に出てきてないような気がする。とか何とか言いながら、結局全部聴いてしまう。
日本のヒップホップ・グループである、KICK THE CAN CREWが出した「クリスマス・イブRap」のマキシシングルを買って帰る。でも、まだ消化しきれてないように聴こえるな〜、これ。原曲自体が少々のことじゃびくともしない強さを持ってるから、何とかそれなりの形にはなってるけど。
<本日の収穫>
CDシングル:KICK THE CAN CREW 「クリスマス・イブRap」
11月9日(金)
雨の中、家に帰ってくるとアメリカからCDが届いていた。ライノから出たジャズ・コンピレーションの『Swingin' Christmas』、ニュー・クリスティ・ミンストレルズ、オリビア・ニュートン・ジョン、メルバ・ムーア、アサイラム・ストリート・スパンカーズ、この5枚。
<本日の収穫>
CD:V.A. “Swingin' Christmas”
“Christmas with The New Christy Minstrels:Complete!”
Olivia Newton-John “The Christmas Collection”
Melba Moore “A Very Special Christmas Gift”
The Asylum Street Spankers “A Christmas Spanking”
11月7日(水)
風邪にやられて咳が止まらず、おかげで身体中が痛い。何だか去年の今頃も同じようなことを書いてたような気がするが、咳をする時というのは、本当に身体に物凄い力がかかっているのである。
会社帰りに久々に池袋P店へ。何かオールディーズ関連でヘンな再発がないかと思ったが、それらしいものは見当たらず。帰ろうかと思ったら、アナログコーナーにスヌーピーのジャケットのLPが立ててあり、例のヴィンス・ガラルディがFantasyから出した、私も持っている'71年のアルバムだった。結構安かったので、もう1枚ストックしておこうかとも思ったが、CD代がかさむ時期なので止めておくことにする。
台の方に「スヌーピー」と書かれた仕切り板があったので、何となく見るとグエッ、ロイヤル・ガーズメンの'67年オリジナルLaurie盤LP。まさかっ、と思って裏を見ると・・・ない。そうだろなぁ。例のクリスマス音源が入ったオリジナルLPだが、裏にスヌーピーのクリスマス柄のポスターが貼り付けられて、ピンナップとして切り取れるようになっているのである。これがあるとお値段も5〜10$違ってくるのだが、これはすでに切り取られたやつ。でも欲しかった1枚なので買う。
その横にクリフ・リチャードのアナログコーナーがあって、結構な枚数があったので見ていると、'90年に出たクリスマスシングルの、限定特殊スリーブ仕様のものが出てきた。通常のPS盤と5枚のポートレートを赤いクリスマススリーブでパックしたものである。これも当然買い。
<本日の収穫>
LP:The Royal Guardsmen “Snoopy And His Friends”
シングル:Cliff Richard “Saviour's Song/Oh Boy Medley”
11月3日(土)
昨日の更新後、また海外のCDサイトを見ていると、レオン・ラッセルのクリスマスCDなんてのが今年の新譜で出ているのを見つけ、これは買わねばなるまいとオーダー。その他に都内の大型店ではやたら高かった、キャンベル・ブラザースのクリスマスCD。これも今年出たものだが、教会で演奏するスティール・ギターのことをセイクレッド・スティールなんて言い、そのグループのクリスマスCDである。以前ゴスペルのライブCDでこのグループの曲を聴いたことがあるが、それはもう強烈なものだった。あとはB.B.キングの11月発売のクリスマスCD、昨年のレイナード・スキナードに影響された訳でもないだろうが、今年いきなり出た38スペシャルのクリスマスCD、そしてBlink 182のクリスマスソングが収録されたシングルCD、これらも合わせてオーダーする。
11月2日(金)
昨日、会社帰りに久々にビデオをレンタルしたところ、ポイントがたまったので、今日はそれを使ってCDを買おうと昼休みに新宿Y店へ。昨夜もちょっとチェックしたのだが、バーブラ・ストライザンドの新作クリスマスCDが他の大型店より安かったので、これをポイントを使って買う。この値段なら、海外からネットで買うより得である。
<本日の収穫>
CD:Barbra Streisand “Christmas Memmories”
11月1日(木)
この時期になると、クリスマスCDを海外からネットで買おうか、それとも手近な店で済ませるかの計算が面倒である。1枚当たりの単価は、よほどブロックバスター的な値段でも付けられてない限り、向うの方が安いのは当り前だが、送料を入れると殆ど変らなくなってしまうものもある。ましてやこんな世の中だから、納期も昨年のようにすんなり送られてくるかどうか。
ということで、今日は邦盤。小林桂のクリスマスCDを買う。昨年オムニバス盤に1、2曲収録されていたと思うが、今年はフルアルバム。ちょっと試聴したが、・・・悪くない。悪くないんだが、だんだん聴いているうちに、ちょっと違和感のようなものもあり。その辺、やはりじっくり聴かないと分からないと思ったのだ。家に帰ってから、またネットでクリスマス新譜をチェックするも、気分がノラなかったので、別サイトの廃盤ディスカウントセール(何と70%オフ)で、昭和40年代の和もの中心にお買い物をしてしまう。
<本日の収穫>
CD:小林桂 『ワンダーランド』
【Record Hunting Diary】
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