Record Hunting Diary



12月30日(木)

 21世紀を迎えるにあたって、どうも世間も昨年のミレ二アムほど騒いでいないようだ。海外では昨年予算を使いすぎたので、盛り上がろうにも盛り上がれないところもあるらしい。こっちもどうも今ひとつ高揚感に欠けるというか、まあ単に疲れが取れてないだけかも知れないが。

 新宿U店のJAZZフロアを覗く。アナログは特に見つからなかったが、CDで今年出たクリスマスものを1枚発見。スイスの女性JAZZシンガー、アン・マルコムのCD。COJAZZというピアノ・トリオとの名義になっている。全く知らない人だったが、多分これが今年最後の収穫かと思い、買うことにする。

 <本日の収穫>
  CD:Ann Malcolm and COJAZZ “Scenes Of Christmas”



12月27日(水)

 昼休みにT店を覗いてみたが、流石に各フロアともクリスマスの欠片もありゃしない。一部のCDは、そのアーティストのコーナーに残っているが、見て回る気がしない。というか、25日の夕方からガクッと疲れが出てきたのだ。10月に入ってからは1日だけ抜かして連日更新だったし、その前は例のブルコメ関連の件で、9月半ばからずっと手を取られていたし、殆ど休みなしみたいなもんである。

 家に帰るとカナダのH店から、CDが1枚届いていた。今年Rhinoから出た女性ジャズ・ヴォーカルのクリスマス・コンピレーションで、実はこれがどうしても欲しくなったのが海外通販を始めたような理由なんだが、肝心のこのCDが在庫切れで、1番最後になってしまっていたのである。来年になるのかとばかり思ってたら、ちゃんと年内に着いたじゃないの。このCDの目玉は、パール・ベイリーの'59年のシングル、「ジングル・ベル・チャ・チャ・チャ」である。おそらくCD初収録なんじゃないだろうか。という訳で、これが今期開幕の1枚である。

 <本日の収穫>
  CD:V.A. “intimate portrait: christmas bells”



12月25日(月)

 いよいよ今日でレコ屋のコーナーも片付けられてしまう。年中探している身としては、だからといってどうってこともないのだが、それでも一抹の寂しさはある。

 いつものように昼休みに新宿T店に行く。先日見かけたRUPAULのクリスマスCDが、通販サイトでは見つからなかったので、割高だが買うことにしたのである。身長2mのドラッグ・クイーンであるが、これは'97年にRhinoから出たもの。

 マライアのこんなマキシシングルが23日発売で出ていた。「恋人たちのクリスマス2000〜ミレ二アム・リミックス」。おいおいと言いたくなるが、今年のLive音源である「O Holy Night」なんてのも入っており、むしろこちらがチェック要かも。

 という訳で、まだ12月は終わっていないが、昨年12月26日からの1年で考えれば、今期のトータル収穫は、CD103枚、CDシングル28枚、アナログがシングル41枚、EP12枚、LP53枚、10インチLP1枚、SP1枚、12インチシングル4枚、ソノシート4枚、そしてカセット16本。以上、計263点でありました。よくやった。これで今シーズン終り。ごくろうさん、俺。

 <本日の収穫>
  CDシングル:マライア・キャリー
          「恋人たちのクリスマス2000〜ミレ二アム・リミックス」
  CD:RUPAUL “Ho Ho Ho”



12月23日(土)

 レコ屋のクリスマスコーナーもあと3日だけなので、今日は中央線方面を回ることにしたが、その前に原宿で買い物があったので、すっかり疲れてしまった。人が多すぎる。結局時間もそれなりにかかってしまい、レコ屋は阿佐ヶ谷のG店とT店だけにする。

 G店の方は壁にクリスマスもののCDが数点並んでいたが、これはというものがない。早々に引き上げてT店に向かう。2ヶ月前にここで買い物をしたときに、菅原洋一のクリスマスEPを見つけ、買おうと思ってたのに、他の買い物に気をとられて忘れちゃったのだが、まだ残ってるだろうか。・・・あった。そりゃそうだよな。普通気にしないだろう。かなり以前に他の店で見かけたときの数分の一のお値段だったので、ありがたく買わせていただく。他には、エルトン・ジョンのクリスマスシングル日本盤があったので、これもついでに買う。この「ロックン・ロールで大騒ぎ」というシングルが、"Step Into Christmas"の邦題だったというのは、今年までずっと気が付いていなかったのだ。

 <本日の収穫>
  シングル:エルトン・ジョン
         「ロックン・ロールで大騒ぎ/ホー・ホー・ホー(七面鳥は誰?)」
  EP:菅原洋一 『MERRY X'MAS』



12月22日(金)

 ケーキを買って帰り、下の郵便受けを見ると山下達郎FCの会報が届いていた。実は今年になってFCに入ったのだが、毎年暮れに発行される号にはFCオンリーの非売品CDがプレゼントとして付いているのである。今年収録されたのは、達郎のメッセージの後に、『シーズンス・グリーティングス』にオーケストラ・ヴァージョンで入った「It's All In The Game」、クリスマスソングではないが、このトミー・エドワーズが歌った曲の'93年12月Liveヴァージョンである。

 部屋に入ると、今年最後の海外通販注文分がアメリカのT店から届いていた。CDがシナトラ、ジョー・パス、トリーシャ・イヤーウッド、チャック・リーヴェル、ウルトラ・ラウンジもののPart2、以上5枚。あとシナトラのカセットが1本。カナダのH店からは、オーダーした内の1枚だけがまだ入荷せず(他は到着済み)、クリスマスに間に合わないがキャンセルしなくていいか?とのメールが届く。実はこの1枚が一番のお目当てだったのだが、ノープロブレム、来年で構わんから送ってくれと返事を出す。他にもプレゼントが届いていたりと、昨日の夜聞いたニュースでやや落ち込み気味だったのが、何とか乗り切れそうである。

 19日に亡くなったカースティ・マッコールだが、休暇中のメキシコで2人の息子と泳いでいたとき、進入禁止のモーターボートが区域内に入ってきて彼女に衝突したのだそうだ。子供たちはたまたまその時潜っていて怪我はなかったらしい。あとほんの少しで21世紀を迎えられたはずなのに。

 80年代最高のクリスマスソングは、誰が何と言おうと、ポーグスとカースティ・マッコールが歌った「ニューヨークの夢」と、ダン・フォーゲルバーグの「懐しき恋人の歌」、この2曲である。「ラスト・クリスマス」でもないし、もちろんあの愚鈍なチャリティ・ソングであろうはずがない。歌詞が長いクリスマスソングにろくなものはない。これは私の持論である。いまどき単純なクリスマスの夢など歌っても商売にならない、これもまた事実だが、そうした殆どの曲はだらだらとした歌詞が綴られることによって、その世界感を極めて狭いものにしている。そのような曲は、ヒットという結果は残せても、普遍性を獲得することなんか出来やしない。

 しかし、先に上げた2曲は歌詞の長さにこそ意味を持つ、秀逸な例外だった。前者は年老いたアイルランド移民の夫婦が、会話形式の早口の掛け合いで歌い、クリスマスに相手を罵りながら、しかしお互いを必要としているという曲。後者はイヴの夜に偶然再会した恋人たちの心の動きを、ディテイル細かな描写で、鮮やかにその情景を浮かびあがらせるという曲。どちらもストレートなクリスマスソングではないが、どうしてもそれだけの詞の分量が必要な曲だった。

 「ニューヨークの夢」は歌の背景を知らないと、その内容が充分には伝わりにくいかもしれないが、ポーグスの日本盤CDにはピーター・バラカン氏の分かりやすい解説が付いていたので、それを読みながら聴くといい。古いポピュラー・ヴォーカルに詳しい人なら、ビング・クロスビーがこの曲の歌詞に登場する"Galway Bay"を歌っていた事なども思い出すはずだ。

 <本日の収穫>
  CD:Frank Sinatra “Christmas Songs by Sinatra”
     Joe Pass “Six-String Santa”
     Trisha Yearwood “The Sweetest Gift”
     Chuck Leavell “What's In The Bag”
     V.A. “Christmas Cocktails Part Two”
  CDシングル:山下達郎 「It's All In The Game(Live)」※FC非売品
  カセット:Frank Sinatra “A Jolly Christmas”



12月21日(木)

 昼休みにT店に行って何か買い洩れはないかどうか探す。ポイントもたまってるし、これで買えばいいやと思っていると、こういうときに限って買いたいものがあまり見つからない。先月末に青島幸男が出したクリスマス・シングルがあったのでまずこれを選ぶ。あとクリスマスコーナーで残数が少なくなっていたジャクソン5のクリスマスCD。これは単独CDとしては持ってなかったのだ。先日海外通販で買おうとしたら、バックオーダーだというので止めてしまった。値段も安かったので、この2枚をポイントで買う。

 夜は神保町まで行き、まずF店をチェックするが、クリスマスものが全然ない。がっかりしてO店に行く事にした。途中でG店に寄ろうかとも思ったが、時間もないし今度でいいかとO店に直行。壁のシングルが何割か変わっているが、高いものは流石に残っている。端の方にティファナ・ブラスの日本盤クリスマス・シングルがあったのでこれを買うことにする。「ジングル・ベル・ロック」と「ウィンター・ワンダーランド」という、アメリカとは全く違うカップリングだが、A&Mのクリスマス・アルバムからのカットという意味合いのよう。

 <本日の収穫>
  CD:“Jackson 5 Christmas Album”
  CDシングル:青島幸男 「ヤシの木陰のクリスマス」
  シングル:ハーブ・アルパートとティファナ・ブラス
         「ジングル・ベル・ロック/ウィンター・ワンダーランド」



12月20日(水)

 渋谷A店にクリスマス前のご挨拶。オーナー他3人分のお土産をH君に渡す。じゃあこっちもとカウンターの下からH君が取り出したのは、あいざき進也のLP『ロックン・ロール・ホリデーII』と杉山清貴シングル「最後のHoly Night」。ぐはは、どっちも持ってない〜。そうだよ、杉山清貴ってCDもいまだに買ってないんだよな。あいざき進也は「ホリデー」とはいっても、別にクリスマス・アルバムというのではなく、「涙のクリスマス・パーティー」という曲が入っているのである。

 近くのR店に入るが余り目ぼしいものがなく、もう少し先にあるS店を覗く。クリスマスものが結構ある。再発が多かったが、'91年のオージェイズのLPがあったので抜く。CDは持っていたが、このアルバムはイイ出来である。あとサンドッグスというケイジャン・バンドの、昨年出たクリスマスCDを一緒に買う。1曲だけマリア・マルダーが参加している。神保町の方も行きたかったが、天気が今ひとつなのでこのまま帰宅。

 <本日の収穫>
  CD:The Sundogs “Bon Temps Noel”
  LP:The O'Jays “Home For Christmas”
     あいざき進也 『ロックン・ロール・ホリデーII』
  シングル:杉山清貴 「最後のHoly Night/奪われた倦怠」



12月19日(火)

 このところ通販ばかりだったので、会社近くのT店とかH店はすっかりご無沙汰だったのだが、久しぶりに覗いてみる。さすがにチェック洩れの盤はないようだ。雑誌のフロアに行って、米Goldmine誌を購入。全部チェックすると目が疲れるのだが、一応見ておかないと。ついでにFMfan誌を見ると、<20世紀のクリスマス名盤・・・>と見出しにあったので購入。

 しかしこのFMfan、帰りの電車の中で見ていたが、何じゃこりゃ。特集の最初の見開きの右ページ、ウソばっかじゃん。ビング・クロスビーのDecca盤を紹介するのに、年代がずっと後のCapitol盤のジャケット載っけてどうするんだよ。おまけに1945年ってどういう事?この時点では10インチLPすら出ていないし、「ホワイトクリスマス」の発表年でもない。まさかSPアルバムの発売年だからこの年にするの?何を表したいのか分らん。エルヴィスについても2枚のLPのうち最初の方と書いておきながら、ジャケットは2枚目の方で、紹介しているCDの型番は今年出た編集盤のものだし。パット・ブーン、ナット・キング・コール、何とフィル・スペクターの発売年まで間違い。左ページの文章を書いたかまち潤氏は多分こっちの内容(少なくとも最終校正)には関わっていないのだと思うが、それにしても酷すぎる。数ページ後の[レアアイテム大集合]というのがまた酷い。文章もそうだが、JBのクリスマスをCD発売の'93年だと平気で書いてある事でも、このライターがそもそも音楽好きじゃないのが分る。駅のごみ箱に捨ててこようかとも思ったが、この酷さは記録に残しておかねばいかんと思い、持って帰ってきた次第。で、結局今日の収穫はなし。



12月18日(月)

 海外通販で頼んだCDやカセットがまた届いた。カナダのH店とアメリカのC店からのもの。CDがデヴィッド・ボウイ&ビング・クロスビーのエンハンスド・シングルCD、輸入盤が全然入ってこなかったダン・フォーゲルバーグの昨年のクリスマスもの、ブレンダ・リーのDeccaでのクリスマス音源のコンプリート盤、以上3枚。カセットがマリー・ケイト&アシュレー、ブレンダ・リー、テンプテーションズ、ATCOの『ソウル・クリスマス』の4本。あともう1件とバックオーダー待ちがあるのだが、年内に着くだろうか。

 <本日の収穫>
  CD:Dan Fogelberg “The First Christmas Morning”
     Brenda Lee “Rockin' Around The Christmas Tree”
  CDシングル:David Bowie & Bing Crosby
          “Peace On Earth/Little Drummer Boy”
  カセット:“Mary-Kate & Ashley's Cool Yule”
        Brenda Lee “Rockin' Around The Christmas Tree”
        “The Temptations Christmas Card”
        V.A. “the original Soul Christmas”



12月17日(日)

 買い物のために池袋に出たついでに久々にD店を覗く。あまり目ぼしいのが見つからないので、帰ろうかなとドアに向かう途中で、未チェックのバーゲンものの箱があったので何枚か確認したところ、フェランテとタイシャーのクリスマス・アルバムを見つける。1枚ウィンター・アルバムというか準クリスマスもののようなLPは持っていたが、これはその後'66年に出たもの。今年ようやくCD化されたアルバムだったので、これは買い。

 <本日の収穫>
  LP:Ferrante & Teicher
     “We Wish You A Merry Christmas”



12月15日(金)

 先週のオーダーしたクリスマスものがまた届いた。これはカナダのH店からのもの。カセットがクリスティーナ・アギレラ、トニー・ベネット、エラ・フィッツジェラルドのVerve音源の方、ヴィンス・ガラルディ、以上4本。CDがアン・マレーとLOWの2枚。他にCD2枚オーダーしてるのだが、それは入荷待ちとのこと。いかん、この買い方クセになりそうだ。

 <本日の収穫>
  CD:Ann Murray “Best Of The Season”
     Low “Christmas”
  カセット:Christina Aguilera “My Kind Of Christmas”
        Vince Guaraldi “A Charlie Brown Christmas”
        Ella Fitzgerald
          “Ella Wishes You A Swinging Christmas”
        Tony Bennett
          “Snowfall−The Tony Bennett Christmas Album”



12月14日(木)

 渋谷J店にシャンタル・ゴヤのピクチャーシングルを取りに行く。'83年のUKプレスらしいが、シングル用のセンター穴が開いたピクチャーというのは珍しい。曲はフレンチ定番の「プチ・パパ・ノエル」だが、初出がはっきりしない。しかし初めて見たものなので、ありがたく買わせていただく。

 A店を覗くと、今年のクリスマスプレゼントとして、ヘンなクリスマスCDをいただく。UKのものらしいが、EL VEZというラテン系なのか何なのかよく分らないリーゼントの兄ちゃんが歌うCDで、今年出たものらしい。「他の店で見かけたら買っちゃうんじゃないかと思って、メールしました」との事。よーく分ってらっしゃる。あと'89年にビクターから出たクレプスキュールのクリスマス・コンピレーションが、あまりにも日本盤ジャケットが酷いので、良かったらあげますと言われる。UK盤はなかなかのジャケットだったのだが、見せてもらうと一時期出ていたジャズもののクリスマスCDのような外箱はともかく、中を見ると・・・確かにこりゃ酷い。なんちゅうイラストジャケットだ。しかし、ありがたくいただく。

 <本日の収穫>
  CD:El Vez “NOELVEZSI/El Vez A Christmas Album”
     V.A. 『クリスマス・ソングス』
        
※クレプスキュールの“Ghosts Of Christmas Past”
  シングル:Chantal Goya “Petit Papa Noel/Pere Noel, Pere Noel”



12月13日(水)

 先週の木曜にオーダーしたクリスマスものが早くもアメリカから届いた。T店からのもので、まずカセットがジェームス・ブラウン、ブラディ・バンチ、アル・グリーン、エラ・フィッツジェラルドのこれはキャピトル音源の方、以上4本。CDがペギー・リー、ブラディ・バンチ、ミルス・ブラザース、アンドリュ-ス・シスターズの4枚。来年はみなこのパターンにしようかな。

 <本日の収穫>
  CD:Peggy Lee “Christmas”
     The Mills Brothers “Merry Christmas”
     Andrews Sisters “Christmas”
     “Christmas With The Brady Bunch”
  カセット:James Brown “Christmas”
        Al Green “Christmas”
        “Christmas With Ella Fitzgerald”
        “Christmas With The Brady Bunch”



12月12日(火)

 神保町から少し歩いたところにあるO店を覗く。雑誌の告知では、今年は比較的地味なラインアップなのかなと思いつつ店に入ると、どえ〜っ!おーてぃすう〜!ずっと探していたオーティス・レディングの「ホワイト・クリスマス」日本盤シングルがある〜。'69年に出たもので初めて見た。これはすかさず壁から外してキープ。もう1枚位買おうかと思って壁を見ると、ポール・アンカのABCパラマウント録音の日本盤シングルがあった。ジャケがなかなか良かったのでこれを買う。

 渋谷J店から、シャンタル・ゴヤのクリスマス・ピクチャー・シングルが入ったとの連絡があり、このあと取りに行くつもりだったが、財布の中身が淋しくなったので電話を入れて、明日以降に引取りに行くことにする。

 <本日の収穫>
  シングル:オーティス・レディング
          「ホワイト・クリスマス/メリー・クリスマス・ベイビー」
        ポール・アンカ 「ジングル・ベル/ホワイト・クリスマス」



12月9日(土)

 今日は会社で会議があったのだが、昼休みに近くの楽器屋さんを覗くと、「エレキ・ギター・ブック」というのがあって、GSのギタリスト特集をやっている。2000円、ちょっと高いなあと思ってパラパラ見てたら、GSのギター・スコアが載っている。う〜どうしようと思って、更に見ていくと、ベンチャーズのクリスマス・インスト・スコアが4曲載っている!即買い。

 会議が終わってから、神保町のF店の祭事を見に行く。クリスマスものではSP盤が少し出ていたが、今日のところは特になし。祭事が終わってクリスマスコーナー設置が出来た頃に、再度チェック要。このままR店、T店と流れるが、コレはというものはなし。

 少し歩いてG店へ。おお〜、壁にクリスマスシングルのジャケットが飾ってある(コピーだが)。ぐえっ!コニー・フランシス「ファースト・クリスマス」の日本語盤が。そうだよな、コレ日本語で歌ってるヴァージョン、CDに入ってるもんな。いや〜初めて見た。いいもん見せていただきました。カウンター前のクリスマス箱をチェック。ベッツイ&クリスのクリスマスシングル。これは持ってるのだが、ジャケ違いがあるなんて知らなかった。持っているジャケットの方もあったので確認すると、'70年に出たのがオリジナル(持ってる方)で、この別ジャケは翌'71年に出た、同番号の再発シングル。・・・深い、って普通の人にとってはどうでもイイ事だ。あとソノシートで橋幸夫の「ジングルベル」!住友銀行大阪駅前支店の販促用に作られたものらしい。以前佐藤時計店の販促用ソノシートは入手したが、年代がはっきりしなかったので、これには書いてあるかなと中を見ると'63年!そうか、やっぱり思った通りだ。吉永小百合(同じビクターで'63年)と同じスコアだもんな。あとCDの方を見ると・・・この前製造中止で入手できなかった飯島愛のシングルCDが。しかし、これホントにクリスマスものなのか?という事でこの3点。

 この後S店を覗くも目ぼしいものなし。ちょっと遠いO店はまだコーナーが出来ていないようで、多分月曜日からだと思われるが、今日はここまで。

 <本日の収穫>
  シングル:べッツイ&クリス 「ホワイト・クリスマス/きよしこの夜」
  ソノシート:橋幸夫 「ジングルベル」
※住友銀行販促品
  シングルCD:飯島愛 「“愛”のクリスマス・メモリー〜新・激愛〜」


12月8日(金)

 くそお〜、とうとう買ってしまったよ、イーグルスの4CDボックス。Disc4が昨年大晦日にやったLIVE盤になっていて、そこでシングルのみで出した「ふたりだけのクリスマス」と、B面の「ファンキー・ニュー・イヤー」をやってるのが欲しかっただけなんだが。国内盤は輸入盤に対訳ブックレットを付属しただけで、新たな書き下ろし等は特にないようなので、輸入盤でも充分だと思い、一番安いR店で買ってしまったのだ。海外オーダーも考えたが、こっちの方は手数料を考えるとさほど大きな違いはないと踏んだ。輸入盤といったって、高い店と今日買った店では1500円位の差があるんだから。

 そろそろ中古店でもアナログのクリスマスコーナーが出来ているので、明日位からチェックを始めないといかん。あ、それよりもCD Reviewも何とかしないと。とか考えながら、今日は最後に120cmのツリーを買って帰宅。

 <本日の収穫>
  CD:EAGLES “Selected Works 1972-1999”(4CD)
     
※Disc4に「ふたりだけのクリスマス」「ファンキー・ニュー・イヤー」
        のLIVE音源含む


12月7日(木)

 これだけネットをやっていながら、海外通販は殆ど手をつけていなかったのだが、やっぱり日本で見ないクリスマスものがいっぱいあるもんだ。特にカセットなんてのは、アメリカとかにこの時期行ったことがある音楽好きなら知ってると思うが、CD店でも山ほどあるんだよな。いくら日本じゃMDが流行ってるといっても、テープの需要はまだ根強いし。でまた入ってこないんだ、日本に。

 という訳で、CDだけじゃなくカセットもネット通販でオーダーしてしまったのだ。まずH店ではエラ・フィッツジェラルド、トニー・ベネット、クリスティーナ・アギレラのカセット。未だに入荷されない、10月に出たRhinoの女性ボーカルのクリスマス・コンピレーション、他CDを数枚。別のT店では、JB、ブラディ・バンチ、アル・グリーン等のカセットと、ペギー・リー、アンドリュース・シスターズ、ミルス・ブラザース等のCDをオーダー。しかし、いくら通常のカタログではないとはいえ、ミルスとかアンドリュースがちゃんと正規音源でCD化されてるんだもんな〜。早くCD化しろなんて言ってたのにバカみたいだ。さ〜て、いつ届くかな。


12月6日(水)

 何だかまだ咳が出たりするので、会社から真っ直ぐ帰ろうかと思ったら、確か今日クリスマスシングルが何枚か出てたのを思い出し、またまたT店を覗く。

 ああ、これだったか。平井堅の期間限定のマキシシングル。J-WAVEのクリスマスソングに使われるという「GREEN CHRISTMAS」がC/Wになっている。買ってもしばらくは封も切らないようなイヤな予感もするが、限定ということでとりあえず買うことにする。そういえばということで思い出したのが、F.O.Hのマキシシングル。ドリカムの吉田美和が参加しているやつだが、これも初回限定パッケージ。まだ残っていたので、これも買うことにする。

 レジに向かう途中で見つけたのが、モスバーガーが今年の夏に募集したというクリスマスソング、そのグランプリと準グランプリをCD化したというマキシシングル。その名もX'masではなく『X'mos with Smile』。ネーミングがくだらなくて良かったので、ついこれも買ってしまう。

 <本日の収穫>
  シングルCD:平井堅 “even if/Green Christmas”
          F.O.H “Wishing A Special Christmas To You”
          “X'mos with Smile”(モスバーガー募集ソング)


12月5日(火)

 いかん、風邪っぽくなってきた。この忙しい時期だというのに。くそ〜とおもいつつ、昼休みにまたT店を覗く。ローズマリー・クルーニーが'96年にCONCORDで録音したクリスマスCDがあったので、これを買うことにする。何かジャケットのところに、水入りというのか、スノードーム風というのか、薄いパックみたいなものが挟まっている。キレイといえばキレイなんだろうが、水漏れして盤やジャケットを濡らすのが怖いし、こういうのは早々に取り去るのに限る。そういえば、この人の親戚がジョージ・クルーニーなんだそうで、『ER』にローズマリー・クルーニーが出ていたのはその関係らしい。

 アカペラ・グループのロッカペラが今年出したCDもあったので、これも一緒に買うことにする。前に別の店で見たときは、レーベルのせいか、やけに高かったのだが、今日見つけた値段はまあ普通だったので。それに今ならこの店、輸入盤10%オフだし。

 <本日の収穫>
  CD:Rockapella “Christmas”
     Rosemary Clooney “White Christmas”


12月4日(月)

 まずい。またCD Reviewがたまってきている。すでに5〜6枚あるんじゃなかろうか、って分らなくなっているのがまた怖い。この1週間で何とか終わらせないといかん。それにしてもやっぱり30枚近くなってきてる。

 この前渋谷A店で、NRBQのCDをせっかく予約・取り置きしてあったのに、持って帰るのをすっかり忘れていたので引き取る。今から5年前に1000枚限定プレスでCD化されたが、未入手のままだった。元々7曲入りのミニアルバムなので、前回のときのボーナス5曲に、今回のボーナス5曲を更に加えられているが、それでも収録時間27分強というコンパクトさというか、潔さである。でもこういうのは長さじゃないのよ、長さじゃ。

 <本日の収穫>
  CD:NRBQ 『NRBQのクリスマス・ウィッシュ(デラックス・エディション)』


12月3日(日)

 何だかいろいろ忙しくなってきて、リンクのお話とか掲載のお話とかを頂いてるのに紹介しきれずにいる。この期間だけの限定リンクとかもあるので、近いうちにどこかにまとめようと思うので見てね。

 今日の収穫は池袋T店で買った、Linda Ederのクリスマス新譜。日本盤出てないと思うので表記がわからない。ミュージカルとかに出ている人みたいなのだが、あまり取り上げられることもないだろうし、乗馬をやっているのか、馬の前でニコッと笑っているジャケットに不安を覚えつつ、買うことにしたのである。

 <本日の収穫>
  CD:Linda Eder “Christmas Stays The Same”


12月2日(土)

 渋谷A店を覗きに行く。というかこの前メールで、シングル1枚ありますよとの連絡をもらったので寄ったのだ。大沢逸美のシングルで、「まるはだかON THE BEACH」。何というタイトルかと思うが、B面が「メリー・クリスマス」というのだ。この季節感の脈絡のなさたるや、どういうこと?と思うが、A面の歌詞を見ると夏も終わった秋頃の詞なのだが、B面はホントにクリスマス時期の歌である。調べてみると'85年9月21日発売のものらしい。これからするとA面の内容は別に変じゃないが、どうにもこうにもB面の意図が不明である。しかし、ありがたく頂いてしまう私であった。

 池袋で昨日から祭事が行なわれているのだが、混み合う初日はどうも行く気がせず、今日寄ってみた。この時期の祭事なのでクリスマスコーナーがあるのだが、あまり目ぼしいものはなし。1枚だけ、おニャン子クラブのクリスマスシングルがあったので抜く。'86年に出たLPのタイトル曲だが、これはプロモオンリーでしか出ていないワンサイドのシングルである。以前見たときには結構高値だったのだが、それに比べるとかなり安い価格だったので、つい手が出てしまった。

 家に帰ると、先日ブルコメボックスのお仕事でお世話になったN氏から、これも氏が監修された、日本の60年代音源によるクリスマス・コンピレーションCD「クリスマス・ア・ゴーゴー」が送られてきていた。このCD、権利関係はどうなってるのかよく分らない位、あちこちの音源が詰め込まれており、収録時間も約73分というボリュームである。来年パート2出ないかなあ。

 <本日の収穫>
  シングル:大沢逸美 「まるはだかON THE BEACH/メリー・クリスマス」
        河合その子,国生さゆり,城之内早苗,渡辺美奈代,渡辺満理奈
               「MERRY X'MAS FOR YOU」
※ワンサイドシングル
  CD:V.A. 『クリスマス・ア・ゴーゴー』


12月1日(金)

 昨日家に帰ったら、『La Buche/ブッシュ・ド・ノエル』の配給であるロサ映画社から、プログラム等の資料が送られてきていた。劇場でも観ようと思っていながら、なかなか足を運べずにいる。というより、今年は全然映画館に行ってない。春頃までは10本位観てたのに、その後は1、2本だもんな。いやいやマジでこのままだと月1本ペースになってしまう。情けない。

 Rhinoから出たはずのマーク・マザーズボーのクリスマスCDが見当たらない。大型店Tのクリスマスコーナーを見てもどこにもないので、まさかDevoのコーナーに置いてある訳でもなし、と思って探すもやっぱりなし。まさかと思ってマーク本人の「M」の段で探すと、・・・あるじゃないの。これクリスマスCDなんだけどなあ。ジャケットとかタイトルを見て、何にも感じないのかしらん。どう考えても結構前からあったんだよな、コレ。もっと早く見ればよかった。

 <本日の収穫>
  CD:Mark Mothersbaugh “Joyeux Mutato”


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